PRO-KARATEDO達人 8.20 枚方メセナホール(レポ):OFG着用立ち技新ルール大会。11月の王座戦に祖父江泰司、甲斐元太郎、西田勝行が進出
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PRO-KARATEDO 達人 Neo 3
2023年8月20日(日)大阪・枚方市総合文化芸術センター別館メセナホール
記事提供:理心塾
「空手にもプロの世界を」をテーマに、今大会で3度目の開催となる「PRO-KARATEDO達人Neo」。今大会では、11月26日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第二競技場にて決勝戦が行われる「達人最強王者決定戦」トーナメントの準決勝として、フライ級2試合、フェザー級1試合が行われた。
フライ級では甲斐元太郎(理心塾)、西田勝行(極真西田道場)、フェザー級では祖父江泰司(理心塾)が勝ち上がり、タイトルマッチへと駒を進めた。
《「PRO-KARATEDO達人Neo」とは》
オリジナルOFGを着用し、上半身裸でパンツもプロ空手オリジナル道着を着用。肘打ち有、パウンド有のルール。パウンドはマウント、バックポジションからの場合は立ち状態からのみ、サイドポジションの場合は相手の胴体には片膝のみ、地面であれば両膝をついて打ち込むことも可能。道着を掴みながらの攻撃、パウンドもOK。膠着状態は5秒間でブレイクがかかるので、KOやダウンのシーンも多く選手も観客側も緊張感を感じるルールとなっている。
《次回大会》
PRO-KARATEDO達人Neo4
達人最強王者決定戦タイトルマッチ(NJKF提供試合 その他あり)
2023年11月26日(日)
大阪府立体育会館第二競技場
【決定カード】
フェザー級タイトルマッチ
祖父江泰司(理心塾) VS 松崎亮磨(大阪キックT.B.NATION)
フライ級タイトルマッチ
甲斐元太郎(理心塾) VS 西田勝行(極真西田道場)
《試合結果およびレポート》
第8試合 メインイベント
達人最強王者決定戦トーナメント フェザー級準決勝
○祖父江泰司(理心塾)
(判定3-0)
×虎之助(誠輪館)
※祖父江がタイトルマッチ出場決定
※フェザー級タイトルマッチが祖父江泰司(理心塾)VS松崎亮磨(大阪キックT.B.NATION)に決定
「9割KO決着」の異名をもつ祖父江は初のプロ空手ルールでもKOでの勝利を狙う。対する虎之助は「絶対KOされない男」としてその打たれ強さと鉄壁のガードで今まで一度もKOされたことはなく、その点でも注目の一戦。
1R、祖父江は空手で鍛えた得意の蹴り技を連発。耐える虎之助だったが祖父江の膝蹴りがクリーンヒット。その後の打ち合いでダウンを奪われる。1Rは祖父江の優勢状態で終了。
2Rに入ってからもKOを狙う祖父江はハイキックや後ろ蹴りなど攻めていくが虎之助は倒れない。2Rも祖父江優勢のまま、終了。
3Rに入っても祖父江の攻撃に虎之助は耐え続ける展開。ラスト10秒間際祖父江が虎之助をリングサイドに追い込み、顔面膝蹴りを連発し、打ち合いの末、虎之助が2度目のダウン。祖父江のKO勝利かと思われたが、ここでも虎之助は立ち上がり、再開後すぐにゴングが鳴り試合は終了。
判定結果は祖父江の圧勝であったが、「倒す男」VS「倒れない男」の勝負としては最後までリングに立ち続けた虎之助も男を魅せる試合となった。
祖父江はマイクパフォーマンスで「決勝では必ず倒す」と宣言。前回のトーナメントで勝ち抜いた松崎亮磨(大阪キックT.B.NATION)とのタイトルマッチが決定した。両者はNJKF2023west 1stにて一度対戦しておりその際は祖父江がTKO勝利を収めている。ルールの違うプロ空手の闘いではどんな結果になるのか、初代達人最強王者フェザー級のベルトはどちらが腰に巻くことになるのか。注目の一戦だ。
第7試合 セミファイナル
達人最強王者決定戦トーナメント フライ級準決勝
○甲斐元太郎(理心塾)
(2R0分47秒、TKO)※3ノックダウン
×武井大樹(勇輝道場)
※甲斐がタイトルマッチ出場決定
※フライ級タイトルマッチが甲斐元太郎(理心塾)VS西田勝行(極真西田道場)に決定
前大会では甲斐の怪我のため、今大会に延期となったフライ級トーナメント準決勝は武井が前日計量で700gオーバーにより減点1からのスタート。
1R、甲斐のインロー攻撃からスタート。すかさず武井もインローを返すが甲斐はそれを流し、肘打ちで攻め、倒れた武井にパウンドで攻撃。その後も甲斐の攻撃は止まらず武井をロープに追い込みスタンディングダウンを2回奪う。
2Rに入ってからも甲斐が優勢。甲斐のバックブローが武井に直撃しダウン。3ノックダウン制により、3回のダウンを奪った甲斐が2R 0分47秒でTKO勝利となり決勝戦タイトルマッチに駒を進めた。
第6試合
達人最強王者決定戦トーナメントフライ級準決勝
○西田勝行(極真西田道場)
(1R0分33秒、KO)
×水流添正太(道場373)
※西田がタイトルマッチ出場決定
※フライ級タイトルマッチが甲斐元太郎(理心塾)VS西田勝行(極真西田道場)に決定
西田は父であり師でもある極真西田道場代表 西田憲治が今大会の数日前に亡くなり悲しみの中での闘いとなった。対する水流添は旧達人王者である南一治の愛弟子であり、壮絶な生い立ち経験があるハングリーな選手で期待の新人だ。
1R、スタートから両者共にキレとスピードのある攻防が始まり、西田の上段前蹴りが水流添にクリーンヒット。そのまま倒れた水流添に西田は追いかけパウンドで1R 0分33秒でKO勝利。西田の父への思いが勝利を掴み取った。
第5試合 スペシャルメインイベント
NJKF提供試合 日泰国際戦スーパーファイト -60kg契約
○笹木一磨(理心塾)
(3R0分29秒、TKO)※肘によるカット
×テーパプット・シッオーブン(新興ムエタイジム)
テーパプットはムエタイ興行の中でも激闘が多いことで知られるテレビマッチの7ch王者。対する笹木一磨はNJKFフェザー級3位。次回11月のPRO-KARATEDO達人バンタム級タイトルマッチで決勝進出を決めている選手だ。
1R、テーパプットが笹木を首相撲で終始圧倒し余裕の表情。笹木は格上の選手に必死に食らいついてる印象のまま第1ラウンド終了。
2R、状況は変わらずテーパプットが首相撲で圧倒、テーパプットの肘打ちによる有効打で笹木の左眉辺りをカットしドクターチェックに。再開後もそのままテーパプット優勢のまま2Rを終えた。
3R、後がない笹木は諦めは見せず、アグレッシブに攻め込んでいくがテーパプットは余裕のディフェンス。しかしテーパプットが油断したところに起死回生の笹木のジャンピング肘打ちがテーパプットの左側頭部にヒット。そのまま出血が止まらないためにストップとなり、笹木の執念がまさかの逆転勝利を引き寄せた。
第4試合
達人スーパーファイト PKFルール -56kg契約 肘打ちなし
△佐藤浩輝(理心塾)
(ドロー)
△KEN-KEN(岡村道場姫路)
第3試合
NJKF提供試合 キックボクシング交流戦スーパーライト級(-63.50kg)肘打ちなし
×光井泰地(理心塾)
(判定0-3)
○寛弥(BOSSGYM)
第2試合
NJKF提供試合 キックボクシング交流戦 スーパーバンタム級(-55.34kg)首相撲、肘打ちなし
○安永真那斗(理心塾)
(2R2分14秒、TKO)
×彌元勇汰(極真西田道場)
第1試合
PKFキックボクシングルール バンタム級(-53.52kg)肘打ちなし
×糀 佑大(理心塾)
(1R3分05秒、TKO)
○伊東晃志郎(ALTジム高橋道場)
オープニングファイト第8試合
ACCEL提供試合 第26回格闘空手選手権大会決勝戦
○ダニエル・ゴメス(ブラジリアンタイ滋賀)
(一本勝ち)
×長谷場極(極真長谷場道場)
オープニングファイト第7試合
全日本グローブ空手道提供試合 -50kg以下
○坂口眞悠(立志會館)
(判定3-0)
×松田心温(理心塾)
オープニングファイト第5試合
レディースフルコンタクトKARATEマッチ 一般-55kg以下
○中園ひより(国際空手道 拳聖塾)
(判定 2-1)
×井上幸乃(輪道会 昇気館)
オープニングファイト第4試合
PKFアマチュアキックボクシング -46kg契約
○大部玄太郎(チームアクセル)
(判定3-0)
×糀敦志(理心塾)
オープニングファイト第3試合
PKFアマチュアキックボクシング-49kg契約
△太田陽斗(理心塾K’sGYM)
(ドロー)
△井上龍磨(TOPKING)
オープニングファイト第2試合
PKFアマチュアキックボクシング -40kg以下
×岩崎桜雅(理心塾K’sGYM)
(判定0-3)
○松田大将(WARRIOROSAKA)
オープニングファイト第1試合
PKFアマチュアキックボクシング -35kg以下
○岩崎飛斗(理心塾K’sGYM)
(判定2-1)
×松浦蒼空(NONAME)