ベラトール 7.22 ワシントン(レポ):初参戦のトフィック・ムサエフ、ライト級1位のシドニー・アウトローを27秒KO
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
Bellator MMA 283
2022年7月22日(金/現地時間)米国ワシントン州タコマ:エメラルドクイーンカジノ
レポート:井原芳徳
コーメインイベント ライト級 5分3R
×シドニー・アウトロー(1位)
○トフィック・ムサエフ(RIZINライト級GP2019優勝)
1R 0’27” KO (右フック)
ベラトール・ライト級王者・パトリッキー・“ピットブル”・フレイレが1位のアウトローを相手に防衛戦を行う予定だったが、拳の怪我により欠場し、代わって急きょムサエフが出場し、1位のアウトローと戦い、最高の結果を残すことになった。ムサエフはもともと4月大会に出場予定だったが試合が中止となっていた。
ムサエフは19年のRIZINライト級GPで優勝し、大晦日の1日2試合目の決勝ではピッドブルに判定勝ちしている。ムサエフの試合は昨年6月のRIZIN東京ドーム大会でのホベルト・サトシ・ソウザとのRIZINライト級王座決定戦で1R一本負けして以来約1年ぶり。アウトローは19年末のベラトール日本大会でマイケル・チャンドラーに敗れたが、以降は2連勝中だった。
@Tofiq__Musayev stops @SidOutlaw in the 1st round of his Bellator debut! Was @PatrickyPitbull watching that one? #Bellator283 is LIVE on @SHOsports. pic.twitter.com/ZBQ9xtqBZd
— BellatorMMA (@BellatorMMA) July 23, 2022
試合は短時間決着に。アウトローは前に出てくるが、ムサエフは回りながら右フックをアゴにクリーンヒットする。それでもアウトローは前進するが、ムサエフが左のフックを軽めながらこめかみに当てると、アウトローは後ろにフラつく。ムサエフが詰めて右フックをアゴに当て、金網際でダウンさせたところで、すぐさまレフェリーがストップ。わずか27秒での完勝で、王座挑戦の可能性が大きく高まった。
王者のピットブルはこの試合直後、怪我が回復すれば、11月の大会でムサエフと戦いたいとツイート。ムサエフも大会後の会見で、ピットブルとの再戦を希望している。