ラウェイ×アンビータブル 7.10 富山 クロスランドおやべ(レポ):東修平、地元の吉瀧光に頭突きと膝の連打で4R TKO勝ち
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ファーストオンステージ「LETHWEI×UNBEATABLE 北陸大会」
2022年7月10日(日)富山・クロスランドおやべ
レポート:井原芳徳 写真提供:ファーストオンステージ
3月の大阪大会に続く、ファーストオンステージによるLETHWEI×UNBEATABLE全国普及プロジェクトの第2弾。ファーストオンステージが昨年、東京から北陸の石川に移転し、北陸を拠点に活動している選手の試合機会を増やすため富山で初開催され、今後も継続開催するという。そのため今回はラウェイルール、OFG着用のアンビータブルルールだけでなく、通常のボクシンググローブ着用のキックボクシングルールの試合も組まれた。
第9試合 ラウェイルール 65kg契約 3分5R
○東 修平(AACC)
×吉瀧 光(KING LEO)
4R 1’42” TKO (コーナーストップ)
メインイベントには2月のRISEのオープンフィンガーグローブマッチ大会で山口裕人とも戦った東修平が登場。対する吉瀧はキック、MMAの試合経験があり、3月の大阪大会での福田泰暉戦は無効試合に終わっている。今回、地元富山で2度目のラウェイに臨む。
試合は吉瀧の奮闘も光ったが、東が本場ミャンマーも含めたラウェイ経験の差を示す内容に。東はオーソドックス、吉瀧はサウスポーで構え、両者パンチや蹴りを放ってから、クリンチで膠着し、ブレイクがかかる展開が何度も繰り返される。接近戦では頭突きの応酬も。2R終盤に吉瀧がパンチをまとめるが、東はすぐ持ち直し、均衡は崩れない。
とはいえお互い少しずつダメージが溜まってくると、ルール慣れした東が有利か? 3R、少しずつ吉瀧の疲れが見えだし、中盤試合が動く。東が左と右のストレートを当てから、組んでの右膝蹴りをヒットすると、ダメージを負った吉瀧は膝立ちになる。レフェリーがブレイクに入る前、東が膝を連打してしまうが、すぐ続行する。その後も東はパンチ、膝、頭突きで吉瀧を追い詰め、頭突きと右膝蹴りの連打でダウンを奪う。すると吉瀧陣営はラウェイルール特有の「タイム」を要請し、2分間のインターバルが設けられる。残り16秒だったため、4Rは3分16秒で実施されることに。
4R、吉瀧はパンチを振って前に出て逆転を狙う。だが東に組み倒され続け、両者ロープの外に落下するアクシデントが発生する。落下した際の床への当たり所は不明だが、ここでも回復の時間は設けられず、両者リングに戻るとすぐに試合は続行する。
すると東が頭突きからの右膝蹴りでまたもダウンを奪う。吉瀧は立ち上がるが、既に止めてもいいダメージを負っており、吉瀧陣営がタオルを投入し、東のTKO勝ちとなった。勝った東も吉瀧の手を上げ吉瀧の健闘を称えると、場内は拍手で包まれた。
第8試合 キックボクシングルール(肘無し) 63kg契約 3分3R
×チャナペット(GTジム)
○廣野孝文(KING LEO)
判定1-2
第7試合 アンビータブルルール 無差別級 5分2R
×半田勝也(猛者連八幡支部)
○安ジェス(LION GYM)
判定0-3
第6試合 アンビータブルルール 63kg契約 5分2R
×弘胤[ひろつぐ](小浜道場)
○小清水涼太(KING LEO)
判定0-3
エキシビションマッチ 2分2R
―昇也(士魂村上塾)
―稲積佐門(KING LEO/富山県氷見市議会議員)
勝敗無し
第5試合 アンビータブルルール 61kg契約 5分2R
○RYUYA(KICK-DIET吉野町)
×タッキー(和術慧舟會SPO富山支部)
1R 4’31” TKO
第4試合 アンビータブルルール 70kg契約 5分2R
○笠島竜二(GTジム)
×新家 翔(猛者連)
1R 4’44” TKO
第3試合 キックボクシングルール(肘無し) 63kg契約 3分3R
○高尾瑛直(Team AXES)
×平綿由政(KICK-DIET吉野町)
判定2-1
第2試合 アンビータブルルール 74kg契約 5分2R
×モリシマン(Style Plus Gym)
○中村アレクサンダー(フリー)
判定0-3
第1試合 アンビータブルルール 70kg契約 5分2R
×大和(BLOW GYM)
○羅民[ラミン](KICK-DIET吉野町)
2R 3’44” TKO