UFC 5.19 チリ:近藤朱里、ブラジルの新鋭に33秒TKO負け。MMA 7戦目で初黒星
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UFC Fight Night 129 : Maia vs. Usman
2018年5月19日(土/現地時間)チリ・サンティアゴ:モビスター・アリーナ
レポート:井原芳徳 Photo by Buda Mendes/Zuffa LLC/Zuffa LLC
第5試合 女子ストロー級 5分3R
○ポリアナ・ボテーリョ [Poliana Botelho](ブラジル)
×近藤朱里(ボスジム/パンクラス女子王者、元Krush女子王者)
1R 0’33” TKO (レフェリーストップ:左ミドル→グラウンドパンチ)
朱里は昨年5月にパンクラス女子ストロー級王座を獲得。9月のUFCさいたま大会でUFCに初参戦し、ジョン・チャンミに判定2-1で勝利した。
ボテーリョは名門ノヴァ・ウニオン所属の29歳。朱里も同じく29歳・UFC 2戦目で、朱里がMMA 6勝(1KO)0敗、ボテーリョがプロデビューし5勝(5KO)1敗と、試合経験面でも似通う。ボテーリョは14~15年にフロリダのXtreme Fighting Championships を主戦場とし、15年9月の女子フライ級王座を獲得。昨年10月のUFC 216でのUFC初戦ではストロー級に階級を落とし、パール・ゴンザレスに判定勝ちしている。身長は朱里が162cm、ボテーリョが172cmで、10cmもの差があり、そのフィジカル差が如実に出る結果に。
朱里はアウェイながら、チリの観客も歓声。入場時には時折笑顔を浮かべ、オクタゴンに入る時とコールをされる時に「オス」と叫ぶ。
1R、長い手を活かして圧力をかけるボテーリョに対し、朱里も回りながら右ローを当てたが、ボテーリョは出続けると、一瞬サウスポーにスイッチするフェイントを織り交ぜながら、伸びのある左ミドルを放つ。すると朱里の腹からレバーにかけてクリーンヒット。朱里が顔をしかめてうずくまりながら真っ直ぐ下がると、ボテーリョは右ストレートを当て、朱里は金網際で座り込むようにして倒れ、ボテーリョが右のパウンドを連打して朱里の動きが止まったところでレフェリーがストップした。
朱里はMMA初黒星。Krush、シュートボクシング等のキック系のルールでも14戦13勝1敗で、中国のK-1で1度判定負けしたのみで、プロ格闘技キャリアでKO負けはこれが初となる。小学生時代から空手を習っており、得意の打撃での完敗はショックも大きいだろう。UFCのTwitterによると33秒でのフィニッシュはUFCストロー級では最短記録だという。
The body kicks SET IT UP! @PoliBotelho #UFCChile pic.twitter.com/RcuvBr7D2T
— UFC (@ufc) 2018年5月20日
WHAT. JUST. HAPPENED!? #UFCChile pic.twitter.com/wLFWsJqwaU
— UFC (@ufc) 2018年5月20日
Fastest finish in UFC women's strawweight history!@PoliBotelho #UFCChile pic.twitter.com/fMocG5BMXo
— UFC (@ufc) 2018年5月20日
第13試合 メインイベント ウェルター級 5分5R
×デミアン・マイア(5位)
○カマル・ウスマン(7位)
判定0-3 (45-50/46-49/46-49)
第12試合 女子ストロー級 5分3R
×アレクサ・グラッソ(9位)
○タティアナ・スアレス(12位)
1R 2’44” 裸絞め
第11試合 ライトヘビー級 5分3R
×ジャレッド・キャノニア
○ドミニク・レイエス
1R 2’55” KO (左アッパー)
第10試合 バンタム級 5分3R
×ディエゴ・リバス
○グイド・カネッティ
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
第9試合 女子フライ級 5分3R
×ヴェロニカ・マセド
○アンドレア・リー
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
THESE KNEES!
The rookie came to FIGHT! #UFCChile pic.twitter.com/moZ9P9wIu2
— UFC (@ufc) 2018年5月20日
第8試合 ウェルター級 5分3R
○ビセンテ・ルーケ
×チャド・ラプリーズ
1R 4’16” KO
第7試合 ウェルター級 5分3R
×ザック・カミングス
○ミシェル・プラゼレス [Michel Prazeres]
判定1-2 (29-28/28-29/28-29)
第6試合 フライ級 5分3R
×ブランドン・モレノ(7位)
○アレクサンドル・パントーハ [Alexandre Pantoja](12位)
判定0-3 (26-30/26-30/27-30)
第4試合 フェザー級 5分3R
○ガブリエル・ベニテス
×ウンベルト・バンデナイ [Humberto Bandenay]
1R 0’39” KO
第3試合 フェザー級 5分3R
○エンリケ・バルソラ
×ブランドン・デイビス
判定3-0 (30-27/30-26/30-26)
第2試合 バンタム級 5分3R
×エンリー・ブリオネス [Henry Briones]
○フランキー・サエンツ
判定0-3 (27-30/27-30/26-30)
第1試合 ライト級 5分3R
○クラウディオ・プエレス [Claudio Puelles]
×フェリペ・シウバ
3R 2’23” 膝十字固め