INNOVATION BORDER-KICKBOXING 3.25 大阪・コミュニティプラザ平野:直也、TAROに逆転KO勝ちし西日本フェザー級王者に。タネヨシホの兄・多根嘉輝、2年ぶり復帰戦はKO勝ち
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T.K.プロモーション「BORDER-KICKBOXING」
2018年3月25日(日) 大阪・コミュニティプラザ平野
認定:JAPAN KICKBOXING INNOVATION
主管:KAKUMEI KICKBOXING
記事提供:T.K.プロモーション
第10試合 メインイベント 西日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
×TARO(月心会 チーム侍/王者)
○直也(VERSUS/挑戦者、INNOVATION 4位)
3R 1’53” TKO (3ダウン:右ストレート)
※直也が新王者
王者・TAROの4度目の防衛戦。過去3度の防衛戦は全て沖縄からの挑戦者であったが、今回は山陰在住者初のキックボクシング王者を目指す鳥取県米子市の直也が相手だ。昨年前半、上位ランカーを次々と撃破してブレイクした直也。後半は3連敗となったが期待を込めて挑戦者に選ばれた
1RからTAROが飛び膝、ハイキックを繰り出すが直也はしっかりとブロック。しかしラウンド後半、TAROの右ストレートが決まり、直也の腰が大きく落ちる。チャンスと見たTAROがパンチラッシュを見せるが、直也はガードを固めて何とかしのぐ。
2R、前に出る直也をTAROはステップでかわし、パンチ、ミドルを当てる。完全にTAROのペースだ。
3R、直也は左右のフックで前進して圧力を強くする。TAROがコーナーまで下がったところで放った右フックでダウンを奪う。立ち上がるもダメージの見えるTAROに、直也は接近して右肘で2度目のダウンを奪う。再び立ち上がったTAROに直也はとどめの右ストレート。直也が3ノックダウンでKO勝利となった。
第9試合 セミファイナル INNOVATIONスパーフェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
×久井淳平(多田ジム/INNOVATION 3位)
○元山佑希(武勇会/INNOVATION 5位)
判定0-2 (29-30/29-30/29-29)
※元山が王者挑戦権獲得
西日本統一スーパーフェザー級新王者になった久井が、INNOVATION王者を目指し次期挑戦者決定戦に挑む。久井は昨年6月、葵拳士郎 (マイウェイジム)との王座決定戦に挑むもあと一歩のところで敗退。挑戦権を得て王者・葵とのリベンジマッチに向かうために闘志を燃やす。元山は初のタイトルに絡む試合となる。地元・愛媛以外にも大阪、東京、岡山など全国各地で試合をこなして、今回のチャンスを掴んだ。
1R、サウスポーの久井の右足に、オーソドックスの元山が左右のローキックを小刻みに当てる。ローキックを当てた後は距離を取って回り久井に攻撃をさせない。
2Rも元山のローキックがヒットして、久井の右足は赤く腫れ、ダメージがうかがえる。
3R、元山が前に出るのを久井は組み止めて、離れ際に左ストレートや右フックを当てるも単発で、劣勢を挽回するに至らず。元山が久井を判定で下して、葵への挑戦権を得た。
第8試合 56.5kg契約 3分3R
△市村大斗(多田ジム/INNOVATIONバンタム級8位)
△ペットワット・ペトリアンチャイ(タイ/元タイ国北部王者)
判定1-1 (29-29/30-29/29-30)
市村が初のタイ人との闘いに挑む。12月の韓国王者・パク戦では追い込まれながらもバック肘で逆転KO勝利。ここ数戦は破壊力を増して高いKO率を発揮している。今回対戦するペトリアンチャイは25歳で元タイ北部王者である。
1R、パンチから自ら組む市村。ロープに何度も押し込むが、ペトリアンチャイは組み返していく。ペトリアンチャイの右ミドルに合わせ、市村のパンチが何度かヒットする。
2R、力強いボディパンチから組み付いて肘、膝を狙う市村だが、ペトリアンチャイが上手く組み返しいく。
3R、左右フックから組んで肘、膝を狙う市村だが、ペトリアンチャイが組み返して膝を当てる。市村も負けじと組んでいくが、ペトリアンチャイの膝のヒットが多くなる。判定は3者とも分かれてドローとなった。
第7試合 フライ級 3分3R
○多根嘉輝(直心会/INNOVATIONフライ級10位)
×一樹(フリー/DEEP☆KICK 53kg級5位)
3R 2’42” KO (回転肘打ち)
多根嘉輝が2年ぶりの復帰戦。2年前のBORDERでの田内戦での敗退後からリングを離れていたが再びチャンピオンを目指して始動。この2年間、弟のタネヨシホが活躍してWBCムエタイ日本統一王者となった。自身もベルト獲りを目指すための復帰だ。対する一樹はDEEP☆KICK 53kg級初代王座決定トーナメントで準決勝まで勝ち上がっている強豪。ブランク明けの嘉輝はついていくことができるか。
1R、互いに左右のローで探り合うなか、嘉輝の左ハイキックがヒットして試合が動く。両者ともパンチ、キックのコンビネーションを繰り出し互角の攻防。
2R、嘉輝の飛び膝で一樹がダウン。一樹もハイキックをヒットさせるがダウンを奪い返すには至らず。
3R、一樹の右ストレートが何度かヒットする。復帰戦でスタミナが切れたか動きが止まりかける嘉輝。しかし、嘉輝の狙いすましたパック肘が一樹にヒットしてダウンを奪う。立ち上がることができずに嘉輝が復帰戦をKO勝利で飾った。
第6試合 ライト級 3分3R
○ユウジ(拳鬼会)
×篤揶(team Bonds)
3R 2’57” TKO (タオル投入:バックブローでダウン後)
※1R篤揶、右ストレートで1ダウン
第5試合 61kg契約 3分3R
×大輝(ライジング己道会)
○佑典(MAD CLIB)
判定0-2 (28-29/29-30/30-30)
第4試合 フェザー級 3分3R
×ユウト(拳鬼会)
○TETSU(月心会チーム侍)
1R 0’20” KO (右フック)
第3試合 フェザー級 3分3R
○宋 民善 (直心会)
×竜生(NKジム)
3R 0’35” KO (右ストレート)
※竜生1R・2R、右ストレートでそれぞれ1ダウン
第2試合 ウェルター級 3分3R
×オッカム山際(M.K.H.G)
○伊藤友二(G-FREE)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
第1試合 64kg契約 3分3R
○マサキ(多田ジム)
×だいちゃ~ん(直心会)
判定2-1 (30-29/30-28/28-29)
※マサキ500g計量オーバーで罰金、契約体重を64kgに変更。
オープニングファイト KAKUMEIジュニアタイトルマッチ
50kg級王者決定戦 2分3R(延長1R)
○堤 俊(月心会チーム侍)
×紀之定健真(BLACK Jr)
4R 判定2-1 (10-9/10-9/9-10)
3R 判定1-0 (29-29/30-30/30-29)
※堤が新王者に
45kg級タイトルマッチ 2分3R
○松尾龍也 (月心会チーム侍/王者)
×矢追友唯(T.B.NATION/挑戦者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
※松尾が防衛
40kg級タイトルマッチ 2分3R
○豊川磨裟也(大成会館/王者)
×小谷進之介(月心会チーム侍/挑戦者)
判定2-0 (29-28/30-29/29-29)
※豊川が防衛
35kg級王者決定戦 2分3R(延長1R)
×沖井朔斗(月心会チーム侍)
○松永 空(若獅子会館)
判定0-2 (29-30/28-30/29-29)
※松永が新王者に
30kg級王者決定戦 2分3R(延長1R)
○中川小鉄(若獅子会館)
×中野翔葵(K-STYLE)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)
※中川が新王者に