第12回WINDY Super Fightアマチュア大会 8.25 大森ゴールドジム レポ。ジュニア王者6人誕生
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WINDY事務局「第12回WINDY Super Fightアマチュア大会」
2019年8月25日(日)東京・大森ゴールドジム
記事提供:鈴木雄一郎
ムエタイ系のジュニア団体として2009年12月6日に旗揚げし、今年で10年目を迎える。現存するジュニア団体の中でも古株的存在であり、令和となって初めての大会が開催された。幼稚園の部から幕を開け、全58試合で白熱した試合が展開された。今大会では「空手」ルールの試合が組み込まれる新たな試みがあり、WINDYの変革期が垣間見えた。空手ルールを導入したことについて、これは空手特有の打ち合いを通じて、アグレッシブさを引き出すことにあるという。
◆ WINDY KICK 23kg
決勝
×秋山 虎士郎(パワーオブドリーム)
vs
○神谷 琉蒼(力道場静岡)
判定1-2(29-28、28-29、28-29) ※神谷が王者に就く。
序盤から互いに右ミドルの応酬となり、その後パンチとミドルが入り混じりながらの打ち合いが続いていく。2Rになると、秋山が接近戦に持ち込むも、神谷がうまく距離をとって右ミドル。パンチからの右ミドルの応酬が続き、残り10秒のところで神谷が右ミドルを連打。3Rになると、秋山がパンチを連打しながら突っ込み、神谷をコーナーへと詰めていく。互いにパンチを打ちながら手を止めず、一進一退の展開に。残り10秒でロープ際でパンチを打ち合ってゴング。判定の結果、神谷が勝利し、WINDY初王座獲得を果たした。
準決勝
×小林 縁空(力道場静岡)
vs
○秋山 虎士郎(パワーオブドリーム)
※秋山が決勝戦進出
序盤から互いにワンツーと右ローの打ち合いがなされ、手数が止まらず前半はこの展開が続いていく。秋山がワンツーと右ローから前蹴りを追撃し、小林をロープ際に詰めていく。右前蹴りと左右ミドルを打ち分け、秋山が判定で勝利し決勝戦進出を決めた。
○神谷 琉蒼(力道場静岡)
vs
×藤井 侠道(パワーオブドリーム)
神谷はワンツーから右ロー、藤井は右ローと右ミドルで応戦。
神谷は右ミドルを打ちながら藤井をロープに詰めるが、藤井は左ミドルを返す。神谷の手数に押され、後半は藤井が下がる場面が目立ち、判定の結果、神谷が勝利し決勝戦進出を決めた。
◆ WINDY MUAYTHAI 36kg
決勝
○曽我 昂史(鍛錬会)
vs
×鈴木 愛虎(HIDE GYM)
判定3-0 ※三者共に49-48 ※曽我が王座に就く。
1Rは互いに右ローを打ち、出方を見る展開に。2Rになると鈴木が踏み込んで右ローを打つと曽我は回り込んで右ローを返す。残り10秒で曽我の右ストレートがヒットし首相撲へと持ち掛ける。3Rは鈴木の右ローから始まり、曽我は首相撲から左ミドル。4Rは曽我が右ローを打ち、距離をとって右ローを2連打。更に距離をとって左ミドル。右ミドルを打とうとしたところを鈴木がキャッチし首相撲からヒザ。5Rは鈴木が前に出て右ロー。そこへ右ストレートを合わせ首相撲へと持ち込む曽我。終盤は首相撲からヒザが続きゴング。
準決勝
○曽我 昂史(鍛錬会)
vs
×渋谷 奏太(TSKjapan)
※曽我が決勝戦進出を決めた。
互いに右ローを打ちながら様子を見る展開が続いていく。曽我が右ミドルから首相撲を仕掛けると、渋谷は左ストレートを返し、回りながら右ローを打ち首相撲で曽我を回していく。曽我は右ミドルと右ハイを打ち首相撲で崩しにかかる。判定の結果、曽我が勝利し決勝戦進出を決めた。
×川間 奏楽(尚武会)
vs
○鈴木 愛虎(HIDE GYM)
TKO 1R0:42
鈴木の左ミドルが冴え渡り、コーナー際で鈴木が畳みかけたところでレフェリーが試合をストップ。鈴木が決勝戦進出を決めた。
◆ WINDY KICK 26kg
決勝
○林 兼士(パワーオブドリーム)
vs
×駒木根 稔和(TSKjapan)
判定3-0(29-28、30-29、29-28) ※林が王者に就く。
サウスポーの林にオーソドックスの駒木根。左ローと左ミドルを打つ林に対し、ワンツーと右ミドルを打つ駒木根。林が左ミドルを打ったところに、駒木根は突っ込んで強引にワンツーをねじ込む。距離取りながら左ミドルと左ストレートを打つ林に、駒木根は左前蹴りと右ストレート。前半に林に押され気味となるも、後半は駒木根が追い上げを見せ、互いの声援が飛び交い場内がヒートアップ。判定の結果、林が勝利し王座に就いた。
準決勝
×小林 蒼空(力道場静岡)
vs
○林 兼士(パワーオブドリーム)
TKO2R 0:57
林が左ミドルとヒザ、左右フックで手数で圧倒。2度のダウンを奪って林が勝利し決勝戦進出を決めた。
○駒木根 稔和(TSKjapan)
vs
×今村 優我(KIZUNA田川本部道場)
判定3-0 ※駒木根が決勝戦進出
今村が前に出ながらワンツーを打つが、駒木根も負けじとワンツーを打ち互いにパンチ連打の応酬が続いていく。駒木根の右前蹴りに今村がカウンターで右ストレートをヒットさせる場面があったが、判定で駒木根が勝利し決勝戦進出を決めた。
◆ WINDY MUAYTHAI 32kg
決勝
×田中 瑛流(HIDE GYM)
vs
○大久保世璃(K-1 GYM WOLF)
判定0-3(48-49、47-49、48-49) ※大久保が王座に就く。
パンチの大久保に、田中は首相撲からヒザ、残り30秒のところで大久保が田中をロープに詰めてパンチのラッシュからの右ミドル。2Rからは大久保がワンツーから右ロー、右ミドルとコンビネーションを決めていく。更に大久保は左フックから右ミドル。田中は首相撲で応戦。距離をとって右ロー、ジャブから右ローとうまくコンビネーションを使った大久保が勝利し王座に就いた。
準決勝
×松岡 剣心(Weed GYM)
vs
○田中 瑛流(HIDE GYM)
1Rは互いに様子見の状態が続くが、2Rになると松岡が首相撲からヒザを仕掛け、田中は右前蹴りと右ストレートで応戦。中盤以降は田中が首相撲からヒザで優位に進め、田中が決勝戦進出を決めた。
×田中 康友(KIZUNA 田川本部道場)
vs
○大久保世璃(K-1 GYM WOLF)
大久保がプレッシャーをかけながら右ストレートを打ち、田中は右ミドルを打つが、大久保はこれをキャッチ。田中が首相撲を仕掛けようとしたところを大久保は組ませようとせず判定で大久保が勝利し決勝戦進出を決めた。
◆ WINDY KICK 30kg
決勝
×長本 将秀(萬田道場)
vs
○杉山 海瑠(HEAT)
延長判定1-2 ※杉山が王者に就く。
序盤から互いにパンチの打ち合いがなされ、徐々に長本の手数が増えてくる。杉山は回りなながら間合いを取ってワンツーを打ち、ヒットアンドアウェーをとっていく。長本は前に出て杉山を追いながらワンツーを打ち込んでいく。本戦は三者三様のドローとなり延長戦へ。
延長戦に入り、判定で杉山が勝利。新王座に就いた。
準決勝
×横田 リオ(パワーオブドリーム)
vs
○長本 将秀(萬田道場)
※長本が決勝戦進出
長本が前に出ながらワンツーと右ミドルを打っていくのに対し、横田も左右フックと左ミドルで応戦。横田の前蹴りが長本の顔面にクリーンヒットする場面がみられるも、ワンツーと右ミドルを打ちながら前に出る姿勢を崩さず、判定で長本が勝利し決勝戦進出を決めた。
×小関 莱翔(Weed GYM)
vs
○杉山 海瑠(HEAT)
TKO 1R0:58
杉山がパンチを打ちながら前に突っ込み、パンチラッシュでダウンを奪うと、立て続けにパンチラッシュでレフェリーが試合をストップ。杉山が決勝戦進出を決めた。
◆ WINDY MUAYTHAI 40kg
決勝
×志賀野 真人(TSKjapan)
vs
○高野 瀬名(PAL -GYM)
判定 0-3(48-49、47-50、47-49) ※高野が王者に就く。
1Rは互いに様子見の状態で2Rは高野が左ミドルから首相撲、志賀野は右ミドル。残り30秒で首相撲。3Rは志賀野が右ミドルを打ったところに高野がこれをキャッチしてコカす。4Rは高野がやや手数が上回り、5Rは高野が志賀野をロープに詰めて左ミドルと左右フック、首相撲で捕まえ試合終了のゴング。判定の結果、高野が勝利し王座に就いた。