ホーストカップ 3.3 京都 KBSホール:辻出優翔が勝利、10カウントゴング無しの引退セレモニー。上杉文博・滉大・憂也・KING剛・タネ♡ヨシキが白星
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HOOST CUP KINGS KYOTO 5
2019年3月3日(日) 京都・KBSホール
記事提供:アーネストホーストジムJAPAN
※通常のホーストカップルールは肘無し、組み付き制限あり。EXルールは肘有りの通常のキックルール
第11試合 ダブルメインイベント 63kg契約 3分3R(延長1R)
○辻出優翔(京賀塾/元HOOST CUP日本ライト級王者)
×増井侑輝(真樹ジムAICHI/MA日本ライト級4位、J-NETWORK同級6位)
判定2-0 (29-29/30-29/30-29)
今回がラストとなる辻出は地元応援団の大きな声援を受け入場する。対する増井は尊敬するマキ・ピンサヤーム師匠とともに入場する。
1R序盤から辻出がテンポよく回転の早いコンビネーションをヒットし、左ミドル、左ローでけん制し、じっくり様子を見たい増井はやりにくい印象。早くも増井の顔面と右わき腹が紅くなる。サウスポー同士の組み合わせは辻出に分がある印象だ。
2Rに入り増井が気持ちを切り替えたように前に出て積極的に左ミドル、左ストレートを繰り出しヒットし始める。辻出は回転の速いコンビネーションで応戦。終盤増井の左ストレートがクリーンヒットし下がる辻出。一進一退の攻防でゴングがなる。
3R、辻出のパンチを見切り始めた増井が左ストレート、左ミドルをヒットさせるが、ベテランの試合巧者・辻出は合間で回転の速いコンビネーションを叩き込む。最終ゴングが鳴り前半の印象点で逃げ切った辻出の判定勝利が告げられる。
勝利者インタビュー後は辻出の引退セレモニーが行われ、辻出が過去にベルトを保持していたチャクリキ協会の辰野勇人理事長と、DEEP☆KICK 林裕人代表、過去に対戦した選手の中で一番印象の残っていたと辻出が明かした山口侑馬がリング上でねぎらい見守る中、拍手で見送られた。まだ25歳と若い辻出が復帰しやすいように10カウントゴングは鳴らされなかった。
第10試合 ダブルメインイベント 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
○上杉文博(究道会館/元HOOST CUP日本フェザー級王者)
×大樹(ARENA/NJKFフェザー級3位)
判定3-0 (30-27/30-28/30-28)
1Rから“バックギアなし”の上杉がプレッシャーをかけながら、左ストレート、右ローを繰り出し距離を詰めるが、大樹がステップワークで距離を保ち左ジャブ、右ロー、前蹴りで突き放す。しかしロープに詰めると上杉が左手で抑えて強烈な右アッパーを叩き込む。だが大樹も体を入れ替え、回転の速い左フック、右アッパーで対抗する。終盤、上杉の大きな右フックがクリーンヒットし、大樹の腰が落ちるが、持ちこたえゴングが鳴る。
2R、前進のとまらない上杉を大樹が左ミドル、前蹴りで突き放すが、左右のフック、ボディーと休まず繰り出し徐々にコーナーに詰める。強打を耐えきり、大きい振りのパンチにカウンターを合わせ、上杉をぐらつかせる大樹だが、やはりロープを背負う場面が増えてくる印象だ。
3R、距離をつかみ突進の止まない上杉に対し、大樹がロープを背負う場面が増えてくる。ロープを背負いながらも耐えきり反撃する大樹であったが、終了ゴングが鳴る。2R以降の印象点をつけた上杉の判定勝利となった。
第9試合 トリプルセミファイナル 53kg契約 3分3R(延長1R)
○滉大(及川道場/DEEP☆KICK 53kg級王者)
×國本真義(MEIBUKAI/元S-BATTLEバンタム級王者)
判定2-0 (30-29/29-29/29-28)
昨年12月名古屋大会引き分けの完全決着リマッチに、決意を秘めた両選手の入場。
1R、開始早々から気合の表情でスピードの乗った攻撃を繰り出す國本だが、前回の対戦で見切ったように、完全防御しカウンターをヒットさせる滉大。
2R、手数を増やし前進する國本だが、攻撃を見切りラリーの合間にヒット数を残しておく滉大の印象が若干上回る。
3R、さらに気合の表情で前進し積極的に攻撃を増やす國本だが、滉大が技を見切り最後にクリーンヒットを残していく印象。
判定の結果、技のブレなさとヒット数で上回った滉大が僅差の勝利。だが国内軽量級トップ同士のハイレベルな試合に場内から大きな拍手が贈られた。この結果により5月26日名古屋大会にて大崎孔稀と滉大のHOOST CUP日本Sフライ級タイトルマッチが決定し、両選手が熱い決意を会場に伝えた。
第8試合 トリプルセミファイナル 67kg契約 3分3R(延長1R)
○憂也(魁塾/DEEP☆KICK 65kg級王者)
×YUSUKE MTカッバンラオ(MTガッパンラオ/元HIGH SPEEDウェルター級王者、元REBELS-MUAYTHAIウェルター級7位)
2R 2’26” TKO (右ストレート)
開始早々、憂也が重い攻撃でYUSUKEを圧倒する。YUSUKEも下がりながら攻撃し活路を見出そうとするが、憂也の一階級上に感じる前進に潰されている印象だ。
2R、なおもやまぬ憂也の前進に対し、YUSUKEはカウンターを合わせ活路を見出そうとする。だが憂也の前進は止まらず、YUSUKEにロープを背負わせ、ワンツースリーフォーの右ストレートでダウンを奪う。足のおぼつかないYUSUKEをレフェリーがストップし憂也の勝利となった。
第7試合 トリプルセミファイナル 53kg契約 3分3R(延長1R)
○KING剛(ROYAL KINGS/MA日本バンタム級王者)
×林 佑哉(空修会館)
判定3-0 (30-27/30-28/30-27)
1R、林がしっかりとした構えでサウスポー対策を駆使し、カウンターの右ストレート、左フック、離れての右ミドル、右ローをクリーンヒットする。だが、ショートレンジの乱打戦になると剛のヒットが目立つ印象だ。
2R、綺麗に闘う林に対し、打ち終わりにヒットを置いてくる剛。一進一退の攻防が続きゴング。
3R序盤に剛が林からスリップ気味のダウンを奪う。林はノーダメージをアピールし、盤回せんと手数を増やすが、打ち合いになると頭を振らせられ、剛が上回る印象。林の追い上げに剛が前進で押し切り判定勝利を収める。
第6試合 61kg契約 3分3R
×伊仙町勇磨(BRA-FRAY/MA日本スーパーフェザー級6位)
○大原和也(大原道場)
判定3-0 (28-30/27-30/27-30)
第5試合 EXルール 51kg契約 3分3R
○タネ♡ヨシキ(直心会/INNOVATIONフライ級5位)
×KING TSUBASA(ROYAL KINGS)
3R 0’37” TKO (タオル投入)
※2R、タネにパンチで2ダウンあり。TSUBASAに1ダウンあり。3R TSUBASAにパンチでダウン2あり、セコンドタオル投入
第4試合 58kg契約 3分3R
×虎之助(誠輪ジム/NJKFフェザー級9位)
○勝村翔平(Maynish Kick Boxing)
判定3-0 (29-30/28-29/29-30)
第3試合 65kg契約 3分3R
△洋輔YAMATO(大和ジム)
△MASAKI(ROYAL KINGS)
判定1-0 (29-29/29-29/29-28)
第2試合 61kg契約 3分3R
×金山浩樹(REAL STYLE)
○拓磨(team Bonds)
2R 2’01” TKO (膝蹴り)
第1試合 ミネルヴァ提供試合 48.7kg契約 2分3R
○SASORI(テツジム/ミネルヴァ・ライトフライ級5位)
×花田麻衣(GROUND CORE)
判定2-0 (28-28/28-27/28-27)
※1R、花田にパンチで1ダウンあり。 2R、Sasoriにパンチで1ダウンあり
オープニングファイト プロ第3試合 54kg契約 3分3R
×山本恭太郎(888ジム)
○翔太YAMATO(大和ジム)
2R 2’22” TKO (3ダウン:パンチ)
オープニングファイト プロ第2試合 53.5kg契約 3分3R
○勇馬(山口道場)
×山川敏弘(Maynish Kick Boxing)
1R 2’49” TKO (パンチ連打)
オープニングファイト プロ第1試合 ミネルヴァ提供試合 53kg契約 2分3R
○TOODY NAOMI(月心会ラスカルジム)
×近藤m海(OISHI GYM)
判定2-1 (29-30/29-28/29-28)