NKB 2.9 後楽園ホール:髙橋三兄弟の三男・聖人、山浦俊一から2ダウン奪い判定勝ち。田村聖、森本一陽を1R KOしミドル級トーナメントに弾み
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NKB 日本キックボクシング連盟「NKB 2019 出陣シリーズ vol.1」
2019年2月9日(土)後楽園ホール
第12試合 メインイベント 59.5kg契約 3分5R
○髙橋聖人(真門ジム/NKBフェザー級王者)
×山浦俊一(新興ムエタイジム/NJKFスーパーフェザー級3位)
判定3-0 (50-46/50-46/50-46)
12月16日のINNOVATION岡山ジム主催興行での59kg賞金トーナメントで1日3試合戦い、惜しくも準優勝に終わった髙橋三兄弟の三男・聖人(きよと)が、2か月足らずの間隔でホームリングに帰還し、メインイベントに登場した。
1R、ムエタイ式の構えとリズムの山浦に対し、聖人も付き合うようにミドル主体の蹴りの攻防を繰り広げる。まだ大差は無い。
2Rも蹴りの応酬で、聖人が右ローのヒットを増やし、左ミドルを当てても蹴り足をつかませない。山浦は右ミドル主体だが、さっと入っての左の縦肘、遠い距離からの左ボディストレートも絡め、テクニカルな試合を繰り広げる。
3R、聖人は執拗に右ローを当て続けるが、山浦は少しずつパンチをタイミング良く合わせるように。だがお互いなかなか崩れない。
4R、聖人は右ロー主体を変えず、左ボディも随所で当てていると、山浦の攻撃が減り、聖人の右ローが増加する。中盤には聖人が右ハイ、右テンカオ、右ローを立て続けに当て、終盤も右ローを蹴り続けて好印象を残す。
5Rも聖人が右ロー、左ミドルを当てていると、効き目を発揮し、中盤、左ボディと右ローの連打で山浦の動きをついに止めると、左ボディでダウンを奪う。山浦はダメージが大きく、立ち上がったものの、聖人が再び右ローでダウンを奪取。最後は聖人の左の三日月蹴り、右ロー、左ボディの猛攻を、山浦が歯を食いしばって耐え続け終了。聖人の執拗なロー狙いが功を奏し、王者の威厳を保った。
第11試合 ミドル級 3分5R
○田村 聖(拳心館/NKB 1位・元王者)
×森本一陽(NEXT LEVEL渋谷/J-NETWORKスーパーウェルター級3位、元J-NETWORK&元Bigbang同級王者)
1R 2’21” KO (右膝蹴り)
森本のセコンドには大月晴明が付く。森本は低い姿勢から右ミドル、右フックを放つが、田村は蹴り足をつかんでパンチを当て、少しずつフェイントをかけながらの右ストレートのヒットを増やし、ダメージを着実に与える。そして終盤、右ストレートを効かせてコーナーに詰めると、体勢が崩れた森本の顔面に右の膝蹴りを連打しダウンを奪う。森本は立ち上がったもののダメージが大きく、レフェリーがストップした。
NKBでは次回4月13日の後楽園大会から、8選手参加のミドル級トーナメントをスタートする。田村は一回戦で元J-NETWORK王者の吉野健太郎と対戦する。田村は吉野について「ベテランで強い選手と聞いていますが、2か月しっかり練習して勝ちに行きたいです」と話し「絶対優勝するので応援お願いします」とアピールした。
第10試合 58.5kg契約 3分3R
○ひろあき(プラスα/NKBフェザー級1位)※SQUARE-UP道場から所属変更
×KEIGO(FLAT UP)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
1R、前に出てパンチを狙うひろあきに対し、KEIGOは回って距離を取りながらミドル、前蹴りを当てて主導権を握るが、まだダメージを与える攻撃は乏しい。2Rも同じ構図で、KEIGOは蹴り数と首相撲のコントロールでは優位だが、次第にひろあきのパンチのヒットが増加し、場内が沸く。3Rもその流れが変わらず、ひろあきが随所で左右のストレートを当ててKEIGOをのけぞらせ、ポイントを確実に取り、判定勝ちした。
第9試合 ライト級 3分3R
×角谷祐介(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン&ルンピニー日本スーパーフェザー級1位)
○藤野伸哉(RIKIX/WMC日本フェザー級4位)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)
NKBのリング上で、フリーのジム同士の試合が組まれ、NKB所属選手の試合を食うような好勝負となる。1R、両者ともミドル、ローを打ち合い、首相撲にも時折なるが、均衡状態が続く。両者とも眉のあたりをバッティングで切ったが、傷は浅い。
2R、序盤こそ角谷がタイミングよく右ストレート、肘、ロー等を当ててやや優位になってきたが、藤野も手数を上げるようになると、右ストレート、肘、左ハイ等を返し続ける。両者とも技が多彩で途切れず、見ごたえのある攻防となる。
3Rも中盤まで角谷が手数多く攻め、藤野が終盤に巻き返す展開。お互い最後まで技が途切れないまま終了。2Rも3Rも接戦だったが、藤野の巻き返しがジャッジに支持され、藤野の勝利となった。
第8試合 65kg契約 3分3R
○洋介(渡邉ジム)
×勝斬 平(Team S.A.C)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)
第7試合 フェザー級 3分3R
×鎌田政興(ケーアクティブ/NKB 5位)
○リョウタ(鷹虎ジム/J-NETWORKスーパーバンタム級5位)
判定0-2 (30-30/29-30/29-30)
※リョウタが計量3kgオーバー。鎌田6オンス、リョウタ8オンスで実施。ポイントハンデは鎌田が拒否
第6試合 ウェルター級 3分3R
○稲葉裕哉(大塚道場/NKB 2位)
×ゼットン(NKジム)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
第5試合 60kg契約 3分3R
×KAZUYA(JKKG)
○ウルフタツロウ(アントジム)
判定1-2 (29-30/30-29/28-30)
第4試合 ウェルター級 3分3R
○火人[ふぁいと](TEAM-KOK)
×ちさとKiss Me!(安曇野キックの会)
判定2-0 (30-30/30-29/30-28)
第3試合 フライ級 3分3R
○則武(テツジム)
×阿部秀虎(チーム・タイガーホーク)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
※3Rバックハンドブローで阿部に1ダウン
第2試合 フェザー級 3分3R
△平塚一郎(トーエルジム)
△山本太一(ケーアクティブ)
判定1-1 (30-29/29-30/29-29)
第1試合 バンタム級 3分3R
×裕亮(光ジム)
○會町tetsu(テツジム)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)