Bigbang 7.26 後楽園ホール(レポ):野村太一、竹内皇貴に判定勝ちしウェルター級王座防衛。KORAKUEN JAMBULL控える髙岩拓、竹内将生を3R KO。惺也、山際和希を胴廻し回転蹴りで3R KO
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Bigbang 統一への道 其の57
2026年7月26日(日)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
野村太一、竹内皇貴に判定勝ちしウェルター級王座防衛
第13試合 Bigbangウェルター級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○野村太一(K.Bスポーツジム/王者、RISEスーパーライト級(65kg)9位)
×竹内皇貴(チームドラゴン/挑戦者)
判定3-0 (少30-28/和田30-28/松田30-28)
※野村が3度目の防衛
野村は29歳。24年9月、FUMIYAを12秒、右フック一撃でKOし、第7代Bigbangウェルター級王者となる。昨年3月に平山迅をKOし初防衛。11月の横浜武道館大会ではKROSS×OVER王者の乾秀人に判定勝ちし2度目の防衛。今年4月のRISEでは狂狼に判定勝ちし。24年2月にRISEで麻火佑太郎に判定負けして以降は6連勝中だ。
竹内は31歳。13年10月にBigbangでプロデビューし、RISEとDEEP☆KICKを主戦場とし、昨年10月のRISEでは琉樺に1R KO負け。5月、Bigbangに久々に参戦し、光生と引き分けている。
1R、野村が随所でサウスポーからの左ミドル、インローを当てる。まだ竹内はひるむほどにはならないが、攻撃をあまり返せず印象が悪い。記者採点は野村だがイーブンもありうる。
2R、野村が左ミドル、インローを当て続け、奥足狙いの左ローもヒット。中盤過ぎ、野村が左フックを効かせると、野村は竹内をロープやコーナーに詰め、ボディと顔面にパンチを度々当てて追い詰める。記者採点は野村。
3R、野村が前に出てフック、ボディ、アッパーといったパンチを当て続けつつ、右ロー、膝蹴り等も絡め、竹内を圧倒する。竹内も左ミドルやハイを返すが、最後まで野村の勢いは落ちないまま終わる。記者採点は野村。合計30-27で野村。ジャッジ3者とも30-28で野村を支持し、野村が判定勝ちで王座3度目の防衛を果たした。
チャンピオンベルトを腰に巻き、マイクを持った野村は「ニュースタイルでハイキックでKOすると言っていましたがダメでした。もっと強くなります。最多防衛数目指します」と話した。
KORAKUEN JAMBULL控える髙岩拓、竹内将生を3R KO
第12試合 60kg契約 3分3R
×竹内将生(エイワスポーツジム/元Bigbang&BOMフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者)
○髙岩 拓(TRY HARD GYM)
3R 1’00” TKO (レフェリーストップ:右ストレート)
竹内は31歳。3月大会で元Bigbangスーパーフェザー級王者の平澤優聖との60kg契約戦で判定勝ちしている。
髙岩は22歳。RISE、NEXUS等で試合を重ね、昨年10月にはONEフライデーファイツでアフガニスタンの選手を58秒KO。9月27日のKORAKUEN JAMBULLにBigbang代表として参戦予定だが、その2か月前にベテラン竹内との試合で経験を積むことになった。
1R、竹内が時折左ミドルを当てるが、髙岩は前に出続けていると、中盤過ぎから右ストレートのヒットを増やす。終盤、髙岩が右ストレートでひるませると、最後、カウンターの右ストレートをクリーンヒットしてダウンを奪う。
2R、髙岩が左ボディ、バックスピンキックで追い詰め、パンチを当てて度々竹内を倒す。竹内はダメージが溜まっており、軽めの当たりでも倒れる展開が繰り返される。椎名レフェリーはダウンを宣告しない状況が繰り返されるが、それでも髙岩はパンチの連打で2度ダウンを奪う。一般的なレフェリングなら、このラウンドで髙岩の3ダウンを奪ってのKO勝ちか、あるいは竹内のダメージを考慮してのレフェリーストップ勝ちとなっていただろう。
3R、髙岩が序盤から右ストレートでダウンを奪う。最後は軽めだが髙岩の右ストレートで竹内が倒れたところで、椎名レフェリーはようやくストップした。
マイクを渡された髙岩は「KORAKUEN JAMBULLでBigbang代表として恥ずかしくないよう、Bigbangが強いと見せたいです」と宣言した。
伊藤琉之助と柊真、バンタム級王座決定トーナメント決勝進出
第11試合 第3代Bigbangバンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×井上海山(POWER OF DREAM)
○柊真[しゅうま](ホライズンキックボクシングジム)
判定0-2 西村29-29/和田29-30/椎名28-29)
HIROYUKIの返上で空位となったBigbangバンタム級王座を懸けた4選手によるトーナメントが開幕する。決勝は9月20日の後楽園大会で行われる。
1R、井上は両足首から下を入念にテーピングしており、左足を痛めている模様で、ステップは細かいものの踏ん張りが弱く、柊真の前蹴りをもらうと序盤からスリップする。終盤にも同様にスリップする場面も。とはいえまだ柊真も井上を捕まえきれず、正味の攻撃で追い詰められない。記者採点はイーブンだが柊真につく可能性もある。
2R、柊真の前蹴りで井上は序盤から繰り返しスリップし、さすがに印象が悪い。井上はバックスピンキックを放つと、軸足の左足の踏ん張りが効かず、自らスリップする場面も。記者採点は柊真。
3R、井上が前に出続け、随所で左フック等のパンチを当てる。柊真はやや疲れて来たか?回って井上の前進をかわすので手一杯で、攻撃が返せない。記者採点は井上。合計29-29でイーブン。ジャッジは1者がイーブンとしたが、2者が柊真を支持し、柊真が判定勝ちし、決勝に進んだ。
第10試合 第3代Bigbangバンタム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×塚田 翔(TEAM EDEN)
○伊藤琉之助(EX ARES)
4R 判定1-2 (少10-9/椎名9-10/西村9-10)
3R 判定0-1 (少29-29/椎名28-29/西村29-29)
1R、塚田が前に出て、右のカーフキックを随所で当てる。伊藤は回って距離を取り、左ジャブ、ミドルを返す。ヒット数は伊藤がやや上だが、どちらもまだひるまず、差が乏しい。記者採点はイーブン。
2R、塚田が伊藤を詰める時間が変わらず長いが、伊藤も前に出るように。お互いスピードのある攻防を繰り広げる。ヒット数は伊藤がやや上だが、変わらず差がはっきりつかないまま進む。記者採点はイーブン。
3R、塚田が前に出続ける中で、右ストレート、テンカオを的確に当てるが、伊藤を追い詰めきれない。とはいえ伊藤はミドル等の攻撃を返してもブロックされたりかわされたりすることが多く、ヒット数で差をつけられてしまう。記者採点は塚田。合計30-29で塚田。ジャッジは1者が伊藤を支持し、2者がイーブンとし、延長へ。
延長R、塚田が前に出るが、伊藤が細かく攻撃を返し続ける。中盤、伊藤は蹴り足キャッチの反則で、松田レフェリーから警告を受ける。これまでのラウンドでも同じ反則があったため累積扱いか。終盤、伊藤は左ミドル、右アッパー等を的確に当て、若干好印象で終わる。記者採点は迷ったが伊藤。やはりジャッジは割れ、2者が伊藤に支持され、伊藤が判定勝ちし、決勝に駒を進めた。塚田は敗れたがほとんど差の無い内容だったため、王座決定後の挑戦者として浮上しそうだ。
これで9月20日の後楽園大会での決勝は伊藤琉之助×柊真となった。両者は23年5月のRISEで対戦し、伊藤が判定勝ちしている。
OISHI GYMの19歳 惺也、山際和希を胴廻し回転蹴りで3R KO
第9試合 67.5kg契約 3分3R
×山際和希(谷山ジム/元Bigbang&Krushウェルター級王者)
○惺也[せいや](OISHI GYM)
3R 0’47” KO (胴廻し回転蹴り)
山際は3月大会で“KONG”光生に判定勝ちし、5月大会では哲志に判定勝ちしている。
惺也は19歳。10戦7勝(5KO)3敗で最近では今年1月のRISEで和田哲平に延長判定負けしている。
1R、山際が距離を取り、随所でミドルを当てるが、まだ攻撃数が伸びない。惺也は前に出るが慎重で、最後、圧を強めて顔面への前蹴り等を当てるが、追い詰めきれず終わる。
2R、惺也が前に出てパンチ、ミドル、膝を時折当て、やや積極的に攻める。山際はクリンチが増え、和田レフェリーから注意を受け続け、終盤には警告が出される。すると惺也は一気に攻め込み、左ミドルを立て続けに当ててダウンを奪う。さらに惺也はコーナーに詰めてのボディと顔面へのパンチ連打でもダウンを奪う。
3R、惺也が左ボディを効かせて山際を下がらせると、胴廻し回転蹴りを首筋に当てて倒し、またもダウンを奪う。山際は立てず、惺也のKO勝ちとなった。
城戸康弘と晃貴が11.3 横浜武道館で防衛戦
第8試合終了後、Bigbangスーパーウェルター級王者の城戸康弘、同スーパーバンタム級王者の晃貴がリングに登場し、両選手が11月3日のSuper Bigbang横浜武道館大会で防衛戦を行うことが発表された。挑戦者は後日発表される。
晃貴は「先月KNOCK OUTのベルトを取りました。これからBigbang王座の価値を高めます」とアピールした。城戸は「これ勝ったら最年長防衛?44歳です。40代に元気を与える男、城戸康弘です。ありがとうございます。選挙演説みたいになりました。11月3日は横浜武道館に来てください」と話して観客を笑わせた。
第8試合 65kg契約 3分3R
△琢磨(OFA/元Bigbangスーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者、元NJKFフェザー級王者)
△哲志(K-1ジム五反田チームキングス)
判定1-1 (松田29-28/少29-30/和田29-29)
琢磨は昨年11月の横浜武道館大会でのスーパーライト級王座挑戦者決定戦で弘輝に判定負けして以来の試合。哲志は5月大会で山際和希に判定負けしている。
1R、長身の哲志がプレッシャーをかけ続け、琢磨は回って距離を取り続ける構図が続く。2R、哲志の左ボディ、ミドルが効き目を発揮し、最後、右の三日月蹴りで琢磨がうずくまって終わる。3Rは琢磨の右ストレート、ローが当たる場面もあったが、哲志が前に出続け終了。哲志ペースの試合だったが、琢磨も攻撃を返すことがあったためジャッジの採点は三者三様でドローとなった。
第7試合 スーパーフェザー級 3分3R
△貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
△田勢ジャイル(TOP LEAD GYM)
判定1-1 (和田29-30/西村30-29/松田29-29)
第6試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
○空龍[あろん](ホライズンキックボクシングジム)
×落合靖将(モテるジム)
判定2-0 (和田29-29/西村30-29/松田30-29)
第5試合 フェザー級 3分3R
×高田 優(湘南格闘クラブ)
○渡邉 陸(POWER OF DREAM)
1R 1’25” KO (右バックハンドブロー)
第4試合 スーパーライト級 3分3R
×関龍之亮(team MIYABI)
○光弥(POWER OF DREAM)
判定0-3 (28-29/28-29/28-30)
第3試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
×瑛輝(谷山ジム)
○松延聖希(フリー)
判定0-3 (27-30/27-29/27-30)
第2試合 60kg契約 3分3R
×夏気(VRK GYM)
○相島珀斗(team OJ)
判定0-3
第1試合 53kg契約 3分3R
○小寺雄太(谷山ジム)
×ARUTO(GRAB)
判定2-0






















