UFC 11.10 デンバー:UFC 25周年大会メインは劇的な幕切れ。ヤイール・ロドリゲス、5R4分59秒にジョン・チャンソンをKO
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
格闘技医学会
現場で役立つ格闘技医学を研究/公開/実践中!
UFC Fight Night 139 : Korean Zombie vs. Rodríguez
2018年11月10日(土)米国コロラド州デンバー:ペプシ・センター
記事提供:UFC日本広報
第12試合 メインイベント フェザー級 5分5R
×ジョン・チャンソン(10位)
○ヤイール・ロドリゲス(15位)
5R 4’49” KO (右肘打ち)
“コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソン(韓国 14勝4敗)とヤイール・ロドリゲス(メキシコ 11勝2敗)が対戦したメインイベントのフェザー級マッチは、両者が激しく打ち合う打撃戦の展開となり、UFC創設25周年記念イベントにふさわしい戦いぶりで観客を大いに沸わかせました。
ハイキックや回し蹴りなど派手なアクションで襲いかかるロドリゲスに対し、落ち着いた様子のチャンソンは的確にジャブを当てて有効打を稼ぎ、一進一退の超打撃戦は第5Rにもつれ込みます。
残り10秒、両者が最後の力を振り絞って打ち合いに挑み、数発の応戦を経てロドリゲスが頭を下げたところにチャンソンが前に出ると、ロドリゲスが下を向いたまま上げた右肘がチャンソンにクリーンヒットし、不到のコリアンゾンビもついに万事休す。失神したチャンソンはオクタゴンに沈み、レフェリーが試合を止めてロドリゲスのKO勝利が決まりました。5R4分59秒、劇的な幕切れで25周年の記念イベントは幕を閉じています。
1 second left… No better way to go out on the 25th Anniversary! pic.twitter.com/aGg1Z0bAeO
— FOX Sports: UFC (@UFCONFOX) 2018年11月11日
第11試合 セミメインイベント ウェルター級 5分3R
○ドナルド・セラーニ(12位)
×マイク・ペリー
1R 4’46” アームバー
また、セミメインイベントでは”カウボーイ”ことドナルド・セラーニ(アメリカ 33勝11敗1ノーコンテスト)がマイク・ペリー(アメリカ 12勝3敗)を迎え撃ち、1R一本勝ちを収めました。これでキャリア通算34勝目を挙げたセラーニはオクタゴン戦績を21勝とし、UFC最多勝利記録を達成すると同時に、UFC史上最多フィニッシュ(15回)も打ち立てています。
◆セラーニ
UFCの最多勝と最多フィニッシュを記録したことは歴史的勝ちのあることだ。正直、いつも通りに仕事をしただけなんだが、最高だな。俺は自分の仕事を気に入っている。すべてが大好きだ。トライアングル(三角絞め)を仕掛けたと思ったんだけど、アームバーだった。残り30秒だったのは分かっていたから、早めに仕留めないといけなかったんだ。155パウンド(ライト級)に戻りたい。誰でも構わないさ。いつやるのかだけ知りたい。ベルトを狙いに行くぜ、ハビブ。カウボーイが戻ってくるぞ。
第10試合 女子バンタム級 5分3R
×ラケル・ペニントン(4位)
○ジャーメイン・デ・ランダミー(5位)
判定0-3(27-30/27-30/27-30)
※ペニントンが計量2ポンドオーバー
第9試合 ライト級 5分3R
○ベニール・ダリウシュ
×ティアゴ・モイゼス[Thiago Moisés]
判定3-0(30-25/30-25/30-26)
第8試合 女子ストロー級 5分3R
○メイシー・バーバー[Maycee Barber]
×ハンナ・シファーズ[Hannah Cifers]
2R 2’01” TKO
第7試合 ライト級 5分3R
○マイケル・トリザーノ
×ルイス・ペーニャ
判定2-1(28-29/29-28/30-27)
第6試合 女子ストロー級 5分3R
○アシュリー・ヨーダー
×アマンダ・クーパー
判定2-1(29-28/29-28/27-30)
第5試合 フェザー級 5分3R
×チャス・スケリー
○ボビー・モフェット
2R 2’43” TKO
第4試合 ライト級 5分3R
○ダヴィ・ラモス[Davi Ramos]
×ジョン・ガンサー[John Gunther]
1R 1’57” 裸絞め
第3試合 ライト級 5分3R
○デボンテ・スミス[Devonte Smith]
×ジュリアン・エローサ
1R 0’46” KO
第2試合 フライ級 5分3R
×ジョセフ・モラレス
○エリック・シェルトン
判定1-2(28-29/30-27/27-30)
第1試合 バンタム級 5分3R
○マーク・デ・ラ・ロサ
×ジョビー・サンチェス
判定2-1(29-28/28-29/30-27)