新日本キック 11.11 新宿フェイス:石原將伍&永澤サムエル聖光、タイ人をKO。瀧澤博人は判定負け。馬渡亮太、ダウサヤームとドロー
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新日本キック 治政館ジム・ビクトリージム「KICK Insist 8」
2018年11月11日(日)新宿フェイス
レポート&写真:井原芳徳
2部
第8試合 メインイベント 59kg契約 3分5R
○石原將伍(ビクトリージム/日本フェザー級王者)
×ヨードゲン・ルークプラパーツ(タイ/元タイ・ムエサイアム中部地区フェザー級1位)
1R 0’54” KO (右ボディストレート)
ヨードゲンは今年1月まで上記ランキングに入っていた選手。1R、ヨードゲンが開始早々からスピードのある左ミドルを当てるが、石原がすぐ右インローを返すと、ヨードゲンは早くもバランスを崩す。さらに石原が右ボディを当てると、ヨードゲンの表情が変わり、石原陣営からも「効いたぞ」という声が飛ぶ。石原が再び右ボディストレートを当てると、ヨードゲンはダウン。10カウント以内に立てず、石原が1分以内にKO勝ちを果たした。
場内の石原の応援団が総立ちになる中、マイクを持った石原は「前回・前々回と(タイ人相手に)大した試合ができなかったんですけど、今回は勝てて良かったです。1月6日にまた試合があります。今回以上の試合をしたいです」とアピールした。
第7試合 セミファイナル 62kg契約 3分5R
○永澤サムエル聖光(ビクトリージム/日本ライト級2位)
×マイ・ルークプラパーツ(タイ/元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者)
3R 2’10” KO (左フック)
1R、マイが左右のミドルを中盤まで着実に当ててやや優勢だったが、永澤が左ボディを一発当てると、マイの表情が曇り、永澤は左ボディを主体にしつつ、右ロー、右フックのヒットも増やし、ダウン寸前まで追い込む。
2R、前に出るマイをかわしつつ、永澤が左右のパンチをボディと顔面に当て、ローも当ててヒット数で上回る。マイも肘を振るい、蹴り足をすくって膝を出したりと、危険なムードを残す。
3Rもマイはしばらく永澤のパンチに耐えていたが、永澤の右肘で左眉から出血。中盤過ぎ、永澤がフック、アッパーをまとめて下がらせると、最後は左フックで豪快にマットに沈めた。
第6試合 フライ級 3分3R
○細田昇吾(ビクトリージム/日本3位)
×多根嘉輝(直心会/INNOVATION 6位)
判定2-1 (少30-29/櫻井29-30/宮沢30-29)
嘉輝(よしき)はKNOCK OUTで活躍するタネヨシホの兄。セコンドにはヨシホがつく。1R、嘉輝がじわじわ前に詰めるが、細田が回ってかわしながら、左右のローを着実に当てる。だがまだ攻撃は少なく差ははっきりしない状態。2R、同じ構図ながらも、お互い攻撃を増やすが、まだ均衡は崩れない。
3Rも差は大きくないものの、細田が左右のフック、ミドルを当てて離れてを続け、やや優勢。嘉輝はスリップや崩される場面も多く、やや印象が悪い。
ジャッジは割れたが、2者が細田を順当に支持し判定勝ち。嘉輝は来年1月14日のROAD TO KNOCK OUTの大崎孔稀戦を前に、僅差ながらも黒星を喫してしまった。
第5試合 54kg契約 3分3R
○幸太(ビクトリージム/日本フライ級4位)
×阿部泰彦(JMN/日本バンタム級3位)
判定3-0 (30-25/30-26/30-26)
※1R、3Rに阿部に各1ダウン
第4試合 63kg契約 3分3R
×林 瑞紀(治政館ジム/日本ライト級8位)
○細野裕希(NEXT LEVEL渋谷feat MSJ/KING OF STRIKERSライト級王者)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)
第3試合 61.5kg契約 3分3R
△興之介(治政館ジム/日本ライト級9位)
△角谷祐介(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン&ルンピニー日本スーパーフェザー級1位)
判定1-1 (29-28/29-29/28-29)
第2試合 バンタム級 3分2R
○翼(ビクトリージム)
×一斗缶テツ(契明ジム)
2R 0’20” TKO
第1試合 フェザー級 3分2R
○睦雅(ビクトリージム)
×又吉淳哉(市原ジム)
判定3-0
1部
第8試合 メインイベント 56kg契約 3分3R
×瀧澤博人(ビクトリージム/元日本バンタム級王者)
○チャモアペット・ルークプラパーツ(タイ/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級2位)
判定0-3 (少27-30/仲27-30/櫻井27-30)
1R、お互い慎重だが、チャモアペットの右ミドルが的確で、瀧澤はほとんど攻撃が出せない。2R、序盤からチャモアペットが首相撲からの右肘でダウンを奪取。その後も組んでの右肘、膝、右ストレート等を当て続け、瀧澤を圧倒する。3R、ようやく瀧澤もパンチを積極的に出すようになるが、チャモアペットは再三組み付いて膝、肘を的確に当て続けて主導権を維持し完勝した。
第7試合 セミファイナル 55kg契約 3分3R
△馬渡亮太(治政館ジム/日本バンタム級2位、タイ・チェンマイスタジアム王者)
△ダウサヤーム・ノーナクシン(タイ/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級9位)
判定0-0 (宮沢29-29/椎名28-29/櫻井29-29)
9月15日にチェンマイでタイトルを取った馬渡が凱旋試合。ダウサヤームは藤原あらし、太田拓真、松崎公則、渡辺優太に勝っている選手だ。1R、馬渡は右のフェイントも駆使しながら、左のローをうまく当てるが、ダウサヤームは左ハイ、組んでの膝を突き刺し、馬渡を脅かす。
2R、馬渡が左の膝とパンチをボディに効かせてから、右ストレートをクリーンヒット。一瞬ダウサヤームの腰が落ちる。ダウサヤームはラッシュを耐え、終盤は持ち直す。
3R、ダウサヤームは序盤から崩しを度々決め、膝も効かせ、終盤にはパンチも当てて怒涛の反撃。中盤まで馬渡もパンチと肘で応戦していたが、終盤は攻め込まれ印象を悪くし、ポイントを五分に戻されドローに終わった。
第6試合 ミドル級 3分3R
○今野顕彰(市原ジム/日本ミドル級1位)
×ルンチャイ・ペットポートング(タイ)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
第5試合 63kg契約 3分3R
○直闘(治政館ジム/日本ライト級3位)
×マサ・オオヤ(八王子FSG)
2R 0’46” TKO
第4試合 55kg契約 3分3R
×田中亮平(市原ジム/日本バンタム級5位)
○高橋茂章(KIX)
2R 0’30” TKO
第2試合 ウェルター級 3分2R
○モトヤスック(治政館ジム)
×RYOTA(トーエルジム)
1R 1’36” TKO
第1試合 58kg契約 3分2R
×RYUICHI(トーエル)
○眞斗(KIX)
判定1-2 (19-20/20-19/19-20)