Bigbang 3.9 後楽園ホール(レポ):野村太一、平山迅を2R KOしウェルター級王座防衛。石川直樹、駿太に競り勝つ。奥平将太、琢磨を1R KO
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Bigbang 統一への道 其の51
2025年3月9日(日)東京・後楽園ホール
記事提供:ビッグバンプロモーション
野村太一、平山迅を2R KOしウェルター級王座防衛
第13試合 メインイベント2 Bigbangウェルター級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○野村太一(K.Bスポーツジム/王者)
×平山 迅(TEAM ONE/挑戦者)
2R 1’36” TKO (3ダウン:パンチ連打)
※野村が初防衛
野村は24年9月にパンチの強打を持つFUMIYAとBigbangウェルター級王座を争い、 右フックがドンピシャで当たり、わずか12秒のKO勝利で同級王者となった。昨年12月はジャパンキックウェルター級王者の政斗(治政館)を判定で破っている。
平山はK-1、Krushを主戦場に戦っていたが、その後は皇治に師事してNARIAGARIなどで活躍。昨年4月のHEATでは、HEAT KICKミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーターとのタイトルマッチに挑んだ。昨年12月は水上陽生から判定勝ちを収めた。
1R、野村は右フックで攻撃。さらに左、右とフックを振り回して追い込んでいく。平山は下がりながらもカウンターの右のパンチ、ローキックで反撃。それでも野村は勢いを止めずに左右のフックをボディと顔面へ打ち分けた。
2R、ここでも野村は左右のフックで猛攻を仕掛ける。平山は蹴りを出すも野村を止めることはできず。野村は左右フックで追い込み、スタンディングダウンを奪う。再開すると、野村はフック連打で二度目のスタンディングダウンを奪う。最後も野村がパンチでラッシュをかけてTKO勝ちを奪った。
王座初防衛に成功した野村は「どうですか、ウェルター級王者は強くないですか?タイトルをとってから進化しています。これからも圧倒的にKOします。有名になります」と伝えた。
石川直樹、駿太に競り勝つ
第試合 メインイベント1 肘有り 56kg契約 3分3R
×駿太(谷山ジム/Bigbangキックルール・スーパーフェザー級王者、元WMAF世界&MA日本フェザー級王者)
○石川直樹(キックフルジム/ISKA K-1ルール世界フライ級王者、元新日本・ジャパンキック同級王者、元スック・ワンキントーン・スーパーフライ級王者)
判定0-2 (29-29/29-30/28-29)
ベテラン同士の対決。42歳の駿太は、これまでMA日本フェザー級、WMAF世界フェザー級、Bigbangスーパーフェザー級の3タイトルを獲得。23年12月に2年4カ月ぶりの再起戦でTAKAYUKIに勝利し、24年10月は竹添翔太と対戦して判定負け。
石川は、新日本キックフライ級王座、スックワンキントーン初代スーパーフライ級王座、初代JKAフライ級王座を獲得。首相撲からのヒジ打ち、ヒザ蹴りが得意で昨年8月に蒔・センチャイジム、9月は前田浩喜をそれぞれ判定勝ち。12月はISKA王座を獲得した。
1R、石川は前へ出るも、駿太は前手で距離を作り右のパンチで攻撃。パンチをもらった石川は、ニヤリと笑う場面も。その後、2人は首相撲へ。石川の得意な展開も、駿太も負けずにヒザ蹴りを出していった。
2R、駿太は石川の突進に対して、カウンターのヒジ打ちをヒット。さらに離れてのカーフキック、右フックと徹底した攻撃を組み立てていった。石川は組んでのヒザ、バックヒジも見せて反撃した。
3R、駿太は右ボディを打ち込むも、石川は組んでのヒザ蹴りに持ち込む。しばらく首相撲の攻防も、やや石川が上か。駿太のパンチが当たるも、石川もヒジ打ちをアゴの辺りへヒットさせた。出血する駿太。ドクターチェックも試合再開。大きな動きはなく、このまま判定となり、2-0で石川が僅差で勝利した。
奥平将太、琢磨を1R KO
第11試合 スーパーライト級 3分3R
×琢磨(OFA/Bigbangスーパーライト級王者)
○奥平将太(KSR GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)12位)
1R 2’19” KO (右ストレート)
WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者など3冠を獲得した琢磨。23年9月に加藤港を下し、Bigbangスーパーライト級王者となった。24年10月はRISEでTAKUにスプリットの判定負け。今回が再起戦となる。
RISEを主戦場に戦う奥平は、Bigbangアマチュア6階級王者にして元NJKF EXPLOSION-50kg級王者。昨年6月は原口アンドレイに判定勝利も、9月に細越竜之助にKO負けを喫した。
1R、琢磨は距離を詰めながら右のパンチをボディへ。奥平は前蹴りを出しながら、後ろ廻し蹴りで攻撃。それでも琢磨は前へ出てパンチを打っていく。奥平は上下に蹴りを散らしながら、距離の取り合い。琢磨が入ってきたところへ右ストレートのカウンターがヒット。倒れた琢磨はカウント9内に立ち上がれずにKO負けを喫した。
KO勝ちした奥平は「琢磨選手はチャンピオンなので、タイトルマッチはどうでしょう?みんな、僕がベルトを巻く姿を見たいと思います」とタイトル挑戦をアピールした。
第10試合 スーパーフェザー級 3分3R
○平澤優聖(team MIYABI/Bigbangスーパーフェザー級王者、MA日本ライト級王者)
×蘭丸(team AKATSUKI)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)
平澤は幼少期から学んでいた空手をベースに、リーチを活かしたコンビネーションを得意としている。23年12月のBigbangでポッシブルKにKO負け。24年4月にMAキックでちび太を1RKOで下した。昨年12月にBigbangスーパーフェザー級王座決定戦で龍斗を下し、同王座を獲得した。
蘭丸は昨年3月にKrush初参戦を果たし、山浦力也にKO負け。Krush初勝利を目指した10月は健介からダウンを奪いながらも延長判定負けを喫した。
1R、平澤は得意の右ハイキックで牽制し、左右のハイキック、ローキックと蹴りを散らしていく。蘭丸は飛び込んでの左右のフックで反撃も、平澤のミドルキックで押される場面があった。
2R、蘭丸は前へ出て左右のフック。平澤はヒザ蹴り、ローキック、ミドルキックと多彩な蹴りで対抗する。蘭丸のミドルキックがボディを叩き、右フックが平澤の顔面に入るシーンも飛び出した。
3R、平澤は前蹴りを軸に距離を作り、右ローキック、入ってきた時にヒザ蹴りを合わせていった。蘭丸は蹴りを受けながらも右のパンチを打っていき、ミドルキックでダメージを与えにいく。だが平澤は前蹴り、インローで巻き返し、判定勝ちを収めた。
第8試合終了後、谷山俊樹プロデューサーがリングに上がり、6月1日(日)東京・後楽園ホールで開催される『ビッグバン・統一への道 其の51』において、Bigbangスーパーバンタム級王者の良星と挑戦者・晃貴のタイトルマッチが行われることが発表された。2人は互いに決意を語り、健闘をたたえ合った。
第9試合 57.5kg契約 3分3R
○竹添翔太(インスパイヤードモーション/元Bigbangフェザー級王者)
×安 晟太(サクシードジム team EXCEED)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)
第8試合 スーパーウェルター級 3分3R
×松下大紀(BELIEVE MAN)
○高橋幸光(飯伏プロレス研究所/元BOMウェルター級王者、元WMC日本スーパーライト級王者、元MA日本&J-NETWORKライト級王者)
3R 1’18” TKO (レフェリーストップ:左ローキック)
第7試合 63kg契約 3分3R
○林 京平(湘南格闘クラブ/元Bigbangライト級王者)
×ポッシブルK(K’growth/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)1位)
判定3-0 (29-28/29-28/30-27)
第6試合 Bigbangウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝 延長1R
×水上陽生(ポゴナ・クラブジム)
○乾 秀人(BANG BANG GYM/KROSS×OVER KICK ウェルター級王者)
2R 1’48” TKO (レフェリーストップ:右ストレート)
第5試合 Bigbangウェルター級挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R
×宗方888[はちみつ](キングジム/NJKFウェルター級3位)
○哲志(K-1ジム五反田チームキングス)
2R 1’05” TKO (レフェリーストップ:右カーフキック)
第4試合 60kg契約 3分3R
△田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
△中澤良介(WIVERN)
判定1-0 (29-29/30-28/29-29)
第3試合 フェザー級 3分3R
○高田 優(湘南格闘クラブ)
×慎也(ZERO)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
第2試合 55.5kg契約 3分3R
○嶋津悠介(RIKIX)
×寛心(士魂村上塾)
判定3-0 (30-29/30-29/29-28)
第1試合 60kg契約 3分3R
○藤平琉矢(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
×相島珀斗(team OJ)
判定2-0 (29-29/29-28/29-28)