UFC 1.11 ラスベガス(レポ):マッケンジー・ダーン、アマンダ・ヒバスに腕十字で一本勝ちし5年越しのリベンジ
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UFC Fight Night: Dern vs. Ribas 2
2025年1月11日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス:UFC APEX
レポート:井原芳徳
第14試合 メインイベント 女子ストロー級 5分5R
○マッケンジー・ダーン(6位)
×アマンダ・ヒバス(8位)
3R 4’56” 腕ひしぎ十字固め
ダーンはUFC参戦2年目・3戦目の19年10月、ヒバスに判定負けしている。最近のダーンはジェシカ・アンドラージ、アマンダ・レモスに連敗後、昨年8月にルーピー・ゴディネスに判定勝ちしている。ヒバスは勝ち負けを繰り返し、昨年3月にローズ・ナマユナスに判定負けしている。

LAS VEGAS, NEVADA – JANUARY 11: (L-R) Mackenzie Dern punches Amanda Ribas of Brazil in a strawweight fight during the UFC Fight Night event at UFC APEX on January 11, 2025 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Chris Unger/Zuffa LLC via Getty Images)
試合は柔術で世界の頂点に立ったダーンが持ち味を発揮することに。1R、ダーンが右カーフキックを連打すると、ヒバスはサウスポーに切り替えるように。中盤過ぎ、ダーンはタックルを仕掛けてテイクダウンを奪う。ダーンはトップキープするものの、ヒバスは下からしがみついてその先の攻めを許さないままラウンドが終わる。記者採点はダーン。ジャッジは割れ、2者がダーンにつけたが、1者はヒバスにつける。
2R、ダーンがタックルを仕掛けると、ヒバスは投げで応戦して倒して上になる。だがダーンは下から左肘を当て、ヒバスは右まぶたから出血する。ヒバスはトップキープするが、1Rとは逆にダーンが下からしがみついて攻めを封じる構図となる。すると残り1分、ダーンがオモプラッタを仕掛け、足で腕を極めつつ引っ繰り返すことに成功し、そのままトップキープして終える。記者採点はダーン。ジャッジは割れ、1者がダーンにつけたが、2者はヒバスにつける。
3Rも2R同様に、ダーンのタックルにヒバスが投げで応戦するが、ダーンは今度は対応し、そのまま押し込む。しかしヒバスは小手投げで倒して上になる。ヒバスはトップキープし鉄槌を当てるが、ダーンは肘を当てて応戦する。すると中盤過ぎ、ダーンは足を登らせて腕十字の体勢に入る。ヒバスは上から押さえつけて防御する。ダ-ンはしつこく狙い続けつつ、リバースに成功しサイドを取る。残り1分、ダーンは一旦腕十字狙いを解除しつつ、マウントポジションを奪うと、パウンドと肘を当ててから、残り15秒を切り一気に腕十字を仕掛け、クラッチを切って腕を伸ばすとヒバスがタップした。
第13試合 コーメインイベント ウェルター級 5分3R
○サンティアゴ・ポンジニビオ
×カールストン・ハリス
3R 3’13” TKO
第12試合 ミドル級 5分3R
○セザー・アウメイダ
×アブドゥル・ラザク・アルハサン
1R 4’16” KO
第11試合 ミドル級 5分3R
×クリス・カーティス
○ロマン・コプィロフ
3R 4’59” TKO
第10試合 フェザー級 5分3R
○クリスチャン・ロドリゲス
×オースティン・バシ
判定3-0 (29–28/29–28/29–28)
第9試合 ウェルター級 5分3R
○プナヘレ・ソリアーノ
×ウロシュ・メディチ
1R 0’31” KO
第8試合 フライ級 5分3R
×ホゼ・ジョンソン
○フェリペ・ブネス
1R 2’04” 腕ひしぎ十字固め
※ジョンソンが計量2.5ポンドオーバー。ファイトマネーの20%を対戦相手に譲渡
第7試合 ミドル級 5分3R
○マフコ・トゥリオ
×イーホル・ポチエリア
1R 3’04” TKO
※ポチエリアが計量2ポンドオーバー。ファイトマネーの25%を対戦相手に譲渡
第6試合 ライト級 5分3R
○チアゴ・モイゼス
×トレイ・オグデン
判定3-0 (29–28/29–28/29–28)
第5試合 ウェルター級 5分3R
×プレストン・パーソンズ
○ジャコビー・スミス
1R 1’13” KO
第4試合 女子フライ級 5分3R
○エルネスタ・カレツケイテ
×ニコーレ・カリアーリ
判定2-1 (29–28/28–29/29–28)
第3試合 ライトヘビー級 5分3R
×マゴメド・ガジヤスロフ
○ブルーノ・ロペス
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
第2試合 女子ストロー級 5分3R
○ファティマ・クライン
×ビクトリア・ドゥダコバ
2R 4’27” TKO
第1試合 ライト級 5分3R
○ヌルーロ・アリエフ
×ジョー・ソレッキ
判定3-0 (30–27/30–27/29–28)