Bigbang 9.29 後楽園ホール(レポ):良星、内田晶との接戦制しスーパーバンタム級王座返り咲き。野村太一、FUMIYAを12秒右フックでKOしウェルター級王者に。竹添翔太、駿太を肘で切り裂き判定勝ち
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Bigbang・統一への道 其の50
2024年9月29日(日)東京・後楽園ホール
記事提供:Bigbangプロモーション
メインイベント第2試合(第13試合) Bigbangスーパーバンタム級王座決定戦 ビッグバンルール 3分3R
○良星(=らすた/KSRジム/第4代Bigbangスーパーバンタム級王者)
×内田 晶(チームタイガーホーク)
判定2-0 ※30-30、30-29、30-28
当初、Bigbangスーパーバンタム級王者・一航(新興ムエタイジム)が内田を挑戦者に迎えて3度目の防衛戦を行う予定だったが、一航が怪我で欠場し王座を返上したことを受け、代替選手として良星が出場することとなった。
2016年9月に大野貴志に勝利し第4代Bigbangスーパーバンタム級王者に輝いた良星は3度の防衛に成功して以降、現在RISEを主戦場に。9月8日のRISEで彪司に勝利、3週間のショートスパンで今回の試合に臨むこととなる。対する内田はK-1グループを主戦場とし、Bigbang初参戦。
1R、どっしり構える内田に対し、良星は動き回ってローを散らす。内田は左ミドルを返すが、スピードのある良星は高速コンビネーションを次々に当てていきペースを掴む。
2Rも、ロー、ミドルと速い攻撃の良星に、内田は左ミドル、ボディブローと随所で攻撃を返していく。良星は疲れが見えてきたか、手が出なくなった。打ち合いの中で、内田は左まぶたをカットし流血。
3Rには良星がひたすら動き続きながら多彩な攻め。内田は接近戦で左ミドル、パンチを当てていく。最後まで手数を出し続ける良星が接戦を制した。
王座返り咲きの良星は「僕は人に恵まれています。これからも仲間たちと強くなって、仲間も強くしていきます。これからも応援よろしくお願いします」とあいさつした。
メインイベント第1試合(第12試合) Bigbangウェルター級王座決定戦 ビッグバンルール 3分3R延長1R
×FUMIYA(E×F)
○野村太一(K.Bスポーツジム)
KO 1R12秒
K-1グループを主戦場とするFUMIYAは勝った試合全てがKOという驚異的な戦績を誇るハードパンチャー。Bigbangでは初代ウェルター級王者・山際和希を2度KO、第5代王者・小川健晴にもKOでリベンジを果たしている。今回初戴冠なるか。対する野村は11戦7勝(1KO)4敗の戦績を持ち、ほぼBigbangで戦績を重ねてきた。前戦となった2月のRISEでは麻火佑太郎に判定負けを喫し、今回、再起戦を迎える。
1R開始早々、FUMIYAの右ローに、野村が右フックをクリーンヒット。この一発でぐらつくFUMIYAに、野村は一気にラッシュを仕掛けて追撃の右フックを当てると、FUMIYAは豪快にダウン! 秒殺KOで野村が念願のBigbang王座を獲得した。
第11試合 フェザー級 ビッグバンキックルール 3分3R ※ヒジあり
×駿太(谷山ジム/第3代Bigbangスーパーフェザー級王者)
○竹添翔太(インスパイヤードモーション/第7代Bigbangフェザー級王者)
判定0-2 ※29-29、28-29、28-29
70戦42勝(12KO)24敗4分のキャリアを誇る42歳の駿太は昨年12月のSuper Bigbangで2年4カ月ぶりに復帰し、元NJKFスーパーバンタム級王者のTAKAYUKIに判定勝利を収めた。対する竹添は今年3月のBigbangで久保一馬とのフェザー級王座決定戦を制して新王者に輝いた23歳。今回、ベテランファイターにヒジありでの一戦に臨む。
1R、右ロー、左インローと速い攻撃の竹添に、駿太は右ミドル。組みの展開では互角の展開に。2R、右ミドルを当てて距離を取りたい竹添に、駿太はしつこく組み付いて首相撲からのヒザ・ヒジでペースを掴む。
3R、竹添も首相撲の展開を仕掛けてヒジを見舞うと、駿太は左まぶたをカットし流血も。駿太は負けじと首相撲からのヒジ、ヒザを返していくが時間切れ。
僅差の判定で勝利した竹添は「今回後楽園ホールで初のヒジありでしたが、12月1日のSuper Bigbangでの防衛戦ではバチバチに打ち合いたいです」とアピールした。
第10試合 67.5kg契約 ビッグバンルール 3分3R
△山際和希(谷山ジム/初代Bigbangウェルター級王者、第7代Krushウェルター級王者)
△水上陽生(ポゴナ・クラブジム)
ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、30-30
前回6月大会で昇也に判定負けを喫した山際が再起戦。対する水上はWCLtuch ウェルター級王者・狂介に2RKO勝利し、戦績は9戦2勝(2KO)6敗1分。ベテラン狩りに挑む。
1R、パンチで前進する水上に、山際は右ミドルで距離を取る慎重な攻め。2Rも、パンチでKO狙いの水上だが、山際はパンチを返しつつミドルを当てていく。3R、水上のパンチラッシュを凌いだ山際はロー、ミドルをこつこつ当てていくが攻めあぐねる。お互いに決定打はなく、ドローに終わった。
第9試合 70kg契約 ビッグバンルール 3分3R
×山崎陽一(KIKUCHI GYM/第3代Bigbangスーパーウェルター級王者)
○松下大紀 (BELIEVE MAN)
判定0-2 ※28-28、28-29、28-29
2018年に一度引退した山崎が復帰戦。対する松下は11勝のうち8つのKOを持つ強打者だが、前回6月大会の久々の試合ではKONZISIBADBOYに僅差の判定勝ちを収めた。
1R、松下がパンチラッシュを仕掛けて右ストレートでダウンを奪う。その後のラッシュを耐えた山崎がミドルを返すなど反撃。2R、接近戦での打ち合いとなり、山崎はヒザを当てて松下を削っていく。
3R、お互いに額をつけながらの打ち合いで、山崎はボディから左右フック、松下も右ストレートを返す。最後まで激しい打ち合いとなり、松下が判定勝ちした。
第8試合 スーパーフェザー級 ビッグバンルール 3分3R
○龍斗(RAUSU GYM)
×紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONライト級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-28
1R、右のミドルを随所で当ててリードする龍斗。2Rにはマルちゃんが左右フックで前に出るも、龍斗は手数で応戦し一歩も譲らない。3R、パンチ連打のマルちゃんに、龍斗は左ストレート、右の三日月蹴りで削っていく。龍斗が判定勝ち。
第7試合 スーパーフェザー級 ビッグバンルール 3分3R
○田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
×内野々竜一(都城大叶ジム)
TKO 3R1分37秒 ※レフェリーストップ
元ボクシング日本ランカーの内野々に、田中は1Rから右ローを集中打。2R、ローを効かせられながらもパンチ勝負の内野々に、田中は徹底したロー攻めとハイキックも当てていく。3R、田中のローキック連打で内野々は防戦一方となったところで、レフェリーがストップ。田中のTKO勝ち。
第6試合 フェザー級 ビッグバンルール 3分3R
×修羅斗(谷山ジム)
○湯本剣二郎(team NEO))
判定0-3 ※28-29、27-29、27-29
第5試合 フライ級 ビッグバンルール 3分3R
×小林拓斗(T.G.Y)
○元太郎(IDEAL GYM)
判定0-3 ※28-30、27-30、28-30
第4試合 スーパーフェザー級 ビッグバンルール 3分3R
△夏気(VRKGYM)
△岡田響也(真樹ジムAICHI)
ドロー 判定1-0 ※29-27、28-28、28-28
第3試合 65kg契約 ビッグバンルール 3分3R
△寛樹(谷山ジム)
△ヤンマイケル(ルーマニア/ウェストスポーツジム)
ドロー 判定0-1 ※28-30、29-29、29-29
第2試合 フライ級 ビッグバンルール 3分3R
△西槇隼汰(POWER OF DREAM)
△坂本侑生(ファイティングアカデミー ドラゴンテイルジム)
ドロー 判定0-1 ※28-28、27-28、28-28
第1試合 フェザー級 ビッグバンルール 3分3R
×深谷 匠(T.G.Y)※デビュー戦
○勇人(NUMBER NINE)
KO 2R1分6秒