ONE 8.2 ルンピニー(レポ):リカルド・ブラボ、元WBCムエタイ世界王者のジャービスに攻め封じられONE 4戦目で初黒星
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ONE Friday Fights 73
2024年8月2日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)ONE Championship
第6試合 キックボクシング ライト級(77.1kg) 3分3R
×リカルド・ブラボ(アルゼンチン/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1世界スーパーウェルター級王者、元新日本ウェルター級王者)
○ジョージ・ジャービス[George Jarvis](英国/元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
判定0-3
ブラボは24歳。17歳の時にアルゼンチンから来日し伊原道場に加入し、新日本キックの主力として活躍。22年にウィラサクレックに移籍し、RISEで緑川創と引き分け、サーシャ・タダヨニを2R KOしたが、昨年5月の憂也戦の計量で失格となる。7月のNO KICK NO LIFEでは75kg契約でキム・テヒョンを1R KO。8月のONE Friday FightsでONEに初参戦すると、デンパノム・プラン26(ルンピニー認定ミドル級王者)を2R左ストレートでKO。11月の2戦目のオリバー・ハンセン戦は2ダウンを先に奪われるも、3ダウンを奪い返して最終3R終了1秒前に逆転KO勝ちした。今年2月にはケナン・バイラモフをわずか30秒でKO。35万バーツ(約150万円)のボーナスを3試合連続で獲得すると共に、10万ドル(約1500万円)でのONE本戦契約も獲得した。とはいえ今回の試合もフライデーファイツで、フライデーファイツ2戦1勝1敗の24歳・ジャービスと対戦した。
1R、お互いオーソドックスで構え、右ロー、左右のミドル主体の攻防が続き、時折右のパンチも絡める。中盤過ぎからブラボが圧力を強めてロープ際に詰め、左フックを振うが、ジャービスはブロックする。終盤、ジャービスはサウスポーにスイッチしつつ左ミドルを返す。僅差だが巧さではジャービスがやや上か。記者採点はジャービス。
2R、ジャービスは距離を取りつつ、スイッチを繰り返しながら、サウスポーになると左ミドルを当てる。ブラボは前に出続けるが、なかなかパンチを当てられず、空振りもあり印象が悪い。記者採点はジャービス。
3Rも基本的に同じ構図で、ジャービスがブラボの前進をかわし続け、随所で左ミドルや右ストレートを的確に当て、主導権をキープして終了する。記者採点はジャービス。合計27-30でジャービス。ジャッジ3者もジャービスを支持し、ジャービスが判定勝ちした。
第4試合 キックボクシング バンタム級 3分3R
○イラシェフ・ドストンベック(ウズベキスタン)
×米川たすく(米川道場)
3R 2’19” KO (左フック)
第3試合 キックボクシング 119ポンド(53.98kg)契約 3分3R
○ファジャラット・ソー・デチャパン(タイ)
×黒田直也(ハーデスワークアウトジム)
3R 0’43” KO (右フック)