DEEP 3.17 大阪 錦秀会住吉区民センター(レポ):松田亜莉紗、地元凱旋試合はギロチンのピンチ乗り越え1R TKO勝ち「最強やなと言われる選手になりたい」。栗山葵は1R左フックKO勝ち
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
DEEP OSAKA IMPACT 2024 1st ROUND
2024年3月17日(日)大阪・錦秀会 住吉区民センター大ホール
レポート&写真:井原芳徳
第9試合 メインイベント DEEP JEWELS ストロー級 5分3R
○松田亜莉紗(BLOWS/DEEP JEWELSストロー級暫定王者)
×マドンナ・ザ・ロケット(タイ/フリー)
1R 2’28” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
昨年11月に万智に判定勝ちしDEEP JEWELSストロー級暫定王者となった松田亜莉紗が、地元大阪で凱旋試合を行った。
前日計量で松田は52.35kgと、52.7kgのリミットに近い体重だったが、マドンナは50.3kgと大きく下回っていた。ケージで向き合った際も、両者の体格差がはっきりしている。試合は松田が短時間で仕留めたが、小柄なマドンナも印象を残す内容となる。
1R、松田が左インローを放つと、マドンナは左フックをカウンターで当て、さらに右手で松田の蹴り足をすくいながら、右のインローを連打する。松田はあまり逆らわずに倒れ、上にいるマドンナの腕をつかむが、マドンナはすかさずサイドに回り、立とうとした松田の首を抱えて、ギロチンチョークを仕掛けながら引き込む。松田はセコンドの声を聞きながら落ち着いてギロチンを防御しつつ、ハーフガードからのパスガードを狙う。松田はサイドに移り、ニーオンザベリーやマウントも伺う右回りの動きを続けていると、中盤、マドンナはギロチンを解かざるをえなくなる。松田はハーフに戻るが、上体を上げて空間を作り、右の重みのあるパウンドを当て続け、最後は抵抗できなくなったマドンナを見て、鶴和レフェリーがストップした。
チャンピオンベルトを肩にかけつつマイクを持った松田は「イメージ通りじゃなかったですけど勝てて良かったです。もっと強くなって、最強やなと言われる選手になりたいので、今後も応援していただけたらうれしいです」とアピールした。
第8試合 セミファイナル DEEP JEWELS フライ級 5分2R
○栗山 葵(SMOKER GYM)
×MANA(blooM)
1R 1’28” TKO (レフェリーストップ:左フック)
松田同様、栗山も地元大阪での試合で完勝する。1R、栗山はサウスポーで構えながらじりじりプレッシャーをかけ、左インローを当てると、2発目でMANAはスリップし、早くも効き目を発揮する。栗山はMANAを金網近くまで下がらせて、左ミドルと左フックの連打を決める。さらに栗山は左のオーバーハンドフック、インローと上下に散らすと、最後は左フックを2連打し、MANAの意識が飛んで前のめりでフラついたところでレフェリーがストップした。
マイクを持った栗山は、大歓声を送った地元大阪の応援団に感謝の言葉を述べつつ、23日のRIZIN神戸大会での試合を控えた萩原京平らSMOKER GYM勢への応援を呼びかけた。
第7試合 フェザー級 5分2R
×瀧口脩生(STYLE)
○銀・グラップリングシュートボクサーズ(GSB大須MACS)
判定1-2 (島村19-19○/加納19-19○/杉村○19-19)
第6試合 ウェルター級 5分2R
×鈴木琢仁(ボンサイ柔術)
○角野晃平(TEAM FAUST)
2R 3’44” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第5試合 バンタム級 5分2R
○上田直毅(パラエストラ東京/インプルーブ株式会社)
×MG眞介(reversal gym osaka anne)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)
第4試合 バンタム級 5分2R
×内山拓真(ボンサイ柔術)
○山﨑鼓大(BLOWS)
1R 2’50” KO (左ハイキック)
第3試合 メガトン級 5分2R
×ステファン“スマッシュ”(チーム怪獣キラー)
○竹内龍吾(キングジム神戸)
2R 0’35” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第2試合 DEEP JEWELS 45.5kg契約 5分2R
×古林礼名(GSB多治見)
○上瀬あかり(毛利道場)
1R 4’18” 腕ひしぎ十字固め
第1試合 DEEP JEWELS ミクロ級 5分2R
○ジャカ季美香(SONIC SQUAD)
×こゆき(Kyoto SEIKENKAI)
1R 3’57” 腕ひしぎ十字固め
第14試合 フライ級 5分2R
×綿谷 誠(BLOWS)
○上谷 章(パンクラス大阪稲垣組)
判定0-3 (18-20/19-19○/18-20)
第13試合 フェザー級 5分2R
○延命そら(TEAM FAUST)
×藤田宇宙(パンクラス大阪稲垣組)
1R 0’18” TKO (レフェリーストップ:右フック)
第12試合 フライ級 5分2R
×井上暉也(パラエストラ加古川)
○飴山聖也(ENCOUNTER)
1R 1’35” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※井上が計量1.2kgオーバーで減点2
第11試合 バンタム級 5分2R
×江田“塾長”こうすけ(MIBURO)
○千種純平(パンクラス大阪稲垣組)
判定0-3 (19-19○/18-20/18-20)
第10試合 バンタム級 5分2R
○田中壱季(ENCOUNTER)
×キャプテン禎(修斗GYMS直心会)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)
第18試合 DEEP JEWELS アマチュアSPルール フライ級 3分2R
○山口 恵(BLOWS)
×中本飛鳥(TEAM AGENT)
1R 1’11” TKO
第17試合 DEEP JEWELS アマチュアSルール 54kg契約 3分2R
○橋本 葵(SMOKER GYM)
×高橋沙羅(毛利道場)
1R 1’28” KO
第16試合 DEEP JEWELS アマチュアSルール アトム級 3分2R
×セアリ(キングジム神戸)
○SAAYA(VICTORY GYM)
判定0-3