空道 12.2 世界選手権に向け非情の日本代表査定試合。トップ選手も強化練習で悪戦苦闘
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11月30日(金)~12月2日(日)名古屋・愛知県体育館で開催される「第5回世界空道選手権」。その日本代表(確定選手+候補選手)の強化練習は、全国から都内体育館に選手を集め一泊二日の日程にて、6月から月に1回のペースで実施されている。2回目となった、7月21~22日の強化練習では、日本代表当落線上の選手たちによるプレーオフ戦が実施された。(記事・記事提供:朝岡秀樹)
-230クラス:○菊地逸斗vs近田充×
-240クラス:○田中洋輔vs巻礼史× ○田中洋輔vs曽山遼太× ○曽山遼太vs巻礼史×
-250クラス:○安富北斗vs飯田諭×
-260クラス:○押木英慶vs辻野浩平×
観衆もいない試合コートでの試合、4年に1度の舞台に立てるかどうかの明暗を分ける、主審のコールが静まり返った場内に、響き渡った。正式な日本代表、リザーバーの発表は、今回の試合のビデオ等での再確認等を経て、あらためて行われる予定とのこと。

巴戦で行われた-240クラスのプレーオフ。共に初戦で田中洋輔に敗れた曽山(右)と巻の試合は、本戦で旗判定3-3。延長で、あせりからか、巻が軽微な反則を犯してしまったことにより、曽山の勝利が自動確定。巻は4年前も、同様のプレーオフ戦で敗れ、世界選手権出場を逃していただけに、なんとも切ない空気が漂った…。
なお、強化練習では、稲垣拓一、加藤清尚、飯村健一といったかつての名王者たちが見守るなか、小川英樹、アレクセイ・コノネンコの両師範が、国際試合で勝つための戦略をレクチャー。フィジカルトレーニングもふんだんに行われ、-230クラス全日本連覇中(V4)の目黒雄太ら、現在のトップ選手たちも、畳の上で大の字になっていた。