新日本キック 2.19 後楽園ホール:重森陽太、藤原敏男氏&梅野源治の巻いたラジャダムナン認定ライト級王座に挑戦
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
格闘技医学会
現場で役立つ格闘技医学を研究/公開/実践中!
新日本キック「MAGNUM 57」(2月19日(日)後楽園ホール)で重森陽太がジョーム・パランチャイの持つラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座に挑戦することになった。1978年3月18日に藤原敏男氏が日本人として初めてムエタイ2大王座(ラジャダムナン、ルンピニー)を獲得したが、その時の階級は今回の重森と同じライト級だった。16年には梅野源治もラジャのライト級王座を獲得している。重森が今回王者となれば日本人としては10人目のラジャ王者となる(ルンピニー王者となった日本人は吉成名高のみ)。20年のコロナ禍突入以降、ムエタイ2大王座への日本人の挑戦は途絶えていたが、日本のキック界の本流とも言えるこの挑戦がようやく戻ってきた。
重森は27歳。12年1月にプロデビューし50戦近く戦ってきたが、ムエタイ2大王座への挑戦は今回が初となる。これまで新日本キックで日本バンタム級、日本フェザー級、WKBA世界ライト級の3本のベルトを獲得し、並行参戦しているKNOCK OUTでも21年7月にはラジャの元ランカーでもあるスアレック・ルークカムイに判定勝ちしKNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王座を獲得している。
昨年は新日本キックのメインイベンターを務め続け、3月に大谷翔司に判定勝ちし、、5月に元タイ7ch.スーパーフェザー級王者・テーパブットとドロー、7月に真吾YAMATOに肘で切られTKO負けと2連続で勝ち星から遠ざかったものの、10月には過去に梅野源治と1勝1敗のキヨソンセン・フライスカイジムに判定勝ちしている。戦績では順風満帆とはいかなかった1年だったが、これらの経験は今回の大一番にも活きるだろう。
重森はTwitterに「決して裕福な家庭ではありませんでしたが、小学2年生から毎年タイに練習や試合の遠征費を出してくれた母に対して最大の親孝行をしたいです。そして私がラジャのチャンピオンになり新日本キックを完全に復活させます」との意気込みを記している。
下動画の青の選手が、今回重森が対戦する王者・ジョーム・パランチャイ。昨年6月に王者となった時の試合。
対戦カード
第12試合 スペシャルメインイベント ラジャダムナンスタジアム認定ライト級タイトルマッチ 3分5R(延長なし)
ジョーム・パランチャイ[Jom Paranchai](タイ/王者)
重森陽太(伊原道場稲城支部/10位、WKBA世界&KNOCK OUT-REDライト級王者)
第11試合 メインイベント WKBA世界62kg王座決定戦 3分5R(延長1R)
髙橋亨汰(伊原道場本部/新日本ライト級王者)
ラット(タイ/シッムンチャイジム/元ルンピニー認定フェザー級6位)
第10試合 WKBA日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R
佐野佑馬(創心會/王者、WMC日本6位)
志賀将大(エスジム/挑戦者、NJKF王者)
第9試合 57kg契約 3分3R
木下竜輔(伊原道場本部)
湯本剣二郎(Kick Life)
第8試合 58.5kg契約 3分3R
ジョニー・オリベイラ (ブラジル/トーエルジム)
国崇(拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)
第7試合 58.5kg契約 3分3R
仁琉丸(富山ウルブズスクワッド道場)
小林勇人(伊原道場本部)
第6試合 78kg契約 3分3R
マルコ(伊原道場本部)
江原陸人(GOD SIDE GYM)
第5試合 スーパーライト級(肘無し) 3分2R
勇生(富山ウルブズスクワッド道場)
山田青空(GOD SIDE GYM)
第4試合 女子51kg契約(肘無し) 2分3R
オンドラム(伊原道場本部)
青木 繭(SHINE沖縄)
第3試合 フェザー級 3分2R
呉 嘉浩[ゴ ガコウ](伊原道場本部)
古山和樹(エスジム)
第2試合 アマチュア 女子34kg契約 1分30秒2R
西田永愛(伊原道場本部)
菊池柚葉(笹羅ジム)
第1試合 52kg契約 3分2R
渡邊匠成(伊原道場本部)
今吉勇樹(K-style GYM)
概要
大会名 新日本キック:MAGNUM 57
日時 2023年2月19日(日) 開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS 20,000円 RS 15,000円 S 10,000円 A 7,000円 B 5,000円
チケット販売 後楽園ホール、出場選手・所属ジム
お問い合わせ 新日本キック 03-3780-1338 http://www.shinnihonkickboxing.com/