Krush 6.30 後楽園ホール:トリプルタイトルマッチ 郷州征宜×島野浩太朗、軍司泰斗×金子晃大、松下えみ×443 前日会見で気合のコメント
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
Krush.89(6月30日(土) 後楽園ホール)の公式計量が29日13時より行われ、全選手が規定の体重をクリアした(ヘビー級は参考計量)。K-1 JAPAN GROUPから届いた計量後の会見のコメントのうち、トリプルタイトルマッチのものをお届けする。(写真 (C)Good Loser)
スーパー・フェザー級王者・郷州征宜、頭は冷静にKrushらしいバチバチの試合で勝つ!
挑戦者・島野浩太朗「Krushの空気に自分の全てを乗せて、完全決着で必ず倒します」
明日のトリプルメインイベント第3試合で初防衛戦を迎えるスーパー・フェザー級王者の郷州征宜。3月の「K’FESTA.1」の第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準決勝で武尊に敗れて以来の試合で、初防衛戦という形になった。
会見の冒頭で郷州は「明日は初めての防衛戦ですけど、前回のK-1で武尊選手に負けてしまったので、今回は復帰戦という気持ちが非常に大きいです」と挨拶すると「明日はKrushのメインイベントらしいバチバチの試合をやりましょう。でも絶対に勝つのは私です」と力強く勝利を宣言する。
続く質疑応答では「武尊選手より全てにおいて実力がなかっただけですけど、冷静さを欠いていたのが一番かなと。なので冷静さを保つ練習をしてきました。でも明日はKrushのタイトルマッチなのでKrushらしいバチバチの試合をします」と頭はクールに保ちつついつも通りの激しいファイトを約束。
明日は3大タイトルマッチの大トリとなるが「3大タイトルマッチで後輩の軍司(泰斗)も出るので、3つの中で一番目立つ試合をしないと軍司が調子に乗っちゃいます(笑)。軍司に調子に乗らせないように、しっかりと3大タイトルマッチのメインらしくバチバチに打ち勝って、私が最後にベルトを巻いて一番目立ちたいと思っています」と同門の後輩・軍司にも対抗心を燃やした。
一方、挑戦者の島野浩太朗は3月に山本直樹との挑戦者決定戦に勝利してタイトルマッチの切符を掴み、王者の郷州とは過去に決定していた試合が流れた因縁もある。島野は「沢山の方にサポートしていただき絶好調、体調万全で迎えることが出来ました。あと1日準備を整えて決戦に臨む覚悟でいます」と虎視眈々と闘志を燃やす。
2014年の卜部弘嵩戦以来のタイトルマッチを前に「4年間にあった沢山の出来事、その中で自分が感じてきたこと、明日に全てをぶつけて最高の1日にしたいと思っています。チャンピオンとの戦いをイメージして、その反復を日々準備してきました」と島野。「自分はKrushは本当に生きているリングだと思っています。明日はトリプルメインイベント最後の試合になるので、Krushの空気に自分の全てを乗せて、完全決着で必ず倒します。最高の1日にします」とKOでのベルト奪取を誓った。
試合前から激闘の予感漂うスーパー・フェザー級のタイトルマッチ、バチバチの打ち合いを制してベルトを腰に巻くのは王者・郷州か? それとも挑戦者・島野か?
バンタム級王者・軍司泰斗と無敗の挑戦者・金子晃大、どちらもKO勝利を予告!
「KOは当たり前。一番輝いて一番目立つ」(軍司)
「KOにこだわってベルトを獲る」(金子)
トリプルメインイベントの第2試合は王者・軍司泰斗vs挑戦者・金子晃大のバンタム級タイトルマッチだ。昨年9月に第2代バンタム級(-53kg)王座に就き、その後はK-1のスーパー・バンタム級(-55kg)戦線で2連勝を収めている軍司。
今回はタイトルを獲って以来のバンタム級戦で「減量がきつくなると思っていたので、いつもより早めに減量を始めました。ちゃんと減量には成功したと思う」。練習面でも「-55kgと-53kgはスピードが違うのでそこは意識して練習してきました。KOは当たり前のことで、自分はパンチじゃなくても蹴りでも倒せる。1Rから倒しに行こうかなと思っています」と身体・技術ともにバンタム級仕様に仕上げてきた。
軍司にとって防衛戦という形の試合は初めて。「緊張している部分もある」というものの「明日は同じジムから郷州(征宜)さんが出て防衛戦があって、僕が先に戦うことになったので、僕が勝って郷州さんにつなげたいというのがあります」と先輩・郷州を気遣う余裕も見せる。そのうえで「自分はこの階級のチャンピオンとして一番目立って、3大タイトルマッチでも一番輝いて、KOにこだわって勝ちます」と王者らしく語った。
また以前から現K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹との対戦を熱望している軍司は「ここで負けるわけにはいかない。しっかり勝って、チャンピオンらしい勝ち方をしないと武居選手とは戦えないので、そういう試合を見せる」と王座防衛の先に武居との対戦を見据えた。
挑戦者の金子はプロ戦績5戦5勝(3KO)とプロ無敗のまま、タイトルマッチに辿り着いたK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフのホープだ。
会見で金子は「今、軍司選手はK-1でスーパー・バンタム級(-55kg)で試合をしていて、今回はバンタム級(-53kg)まで体重を落としてくれて感謝しています。今回絶対にベルトを獲ろうと思っています」と挨拶すると「いつもより倒せるパンチと蹴りを磨いてきたので、今回はKOにこだわっていこうと思っています」とKOでの王座奪取を予告。
「僕は軍司選手と違って、同じジムからは僕以外誰も出ていないので、僕は自分の試合だけに集中して、KOにこだわってベルトを獲りたいと思います」「明日はベルトを獲るって決めています。KOにこだわってベルトを獲ります」と“KO”へのこだわりを何度も口にした。
ただ勝つだけではなく、倒して勝つことに強いこだわりを見せた王者・軍司と挑戦者・金子。その言葉通りに倒して勝って、Krushバンタム級のベルトを巻いているのはどちらだ!?
女子アトム級王者・松下えみ「明日の夜も私がベルトを巻いていると確信している」
挑戦者・443(よしみ)「ベルトが自分のものになると思うとワクワクして眠れない」
トリプルメインイベント第1試合(第7試合)は女子アトム級王者・松下えみに挑戦者443(よしみ)が挑む女子アトム級タイトルマッチ。両者は前日会見から激しい火花を散らした。
会見の冒頭で挑戦者の443が「このベルトが明日の夜には自分のものになると思うとワクワクして眠れそうにないです」とベルト奪取を宣言すると、王者・松下も「初の防衛戦で緊張もしてますけど、とてもリラックスして良いコンディションの中で明日は臨めます。明日の夜も自分がベルトを巻いてると確信しているので、王者として君臨できるように必ず倒します」と譲らず。
「自分が弱かったフィジカルを磨いて、松下選手の突進力にも負けないようなフィジカルを作り上げられたと思います」とフィジカル強化に手応えを感じている443に対し、松下も「フィジカルはもちろん完全に仕上げてきたので、あとは今まで出せなかった自分の本来のファイトスタイルをしっかり試合で出すことに集中してます」と仕上がりにも自信をのぞかせる。
対戦カード発表会見や公開練習で松下のファイトスタイルを「チャンピオンにふさわしくない」と話していた443。この日の会見でもこの発言について質問を受け「そこをピックアップされ過ぎて戸惑ってはいるんですけど…(苦笑)」と前置きしつつ「Krushのルールで頭を付けて押し相撲のような試合をしてしまうのはどうかと思っている。しっかり分かりやすく相手にダメージを負わせているという試合が出来る人がチャンピオンふさわしい」と松下にきつい言葉を浴びせる。
この発言を受けた松下は「私も自分の距離で戦いたいし、明日の試合をしっかり見ていただきたい。私が考えるチャンピオン像というのは人にあーだこーだ言うのではなく、しっかりと自分の信念を持って相手にも敬意を持っている人」と真っ向から反論した。
「3大タイトルマッチの中で一番注目度が少ないタイトルマッチかもしれませんが、ある意味予想を裏切って、しっかり良い試合にして殴り倒したい」(443)、「3大タイトルマッチというこで女子でも男子に引けを取らないバチバチの試合をして、最高の試合にしたいと思ってます」(松下)とそれぞれタイトルマッチに想いを語った両者。
松下が持ち前のフィジカルを活かした本来のファイトスタイルで初防衛を果たすのか? それとも443が強打を発揮してベルトを奪取するのか?
対戦カード
第9試合 トリプルメイン(3) Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/王者/60.0kg)
島野浩太朗(菅原道場/挑戦者/60.0kg)
第8試合 トリプルメイン(2) Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/王者/53.0kg)
金子晃大(K-1ジム・シルバーウルフ/挑戦者/53.0kg)
第7試合 トリプルメイン(1) Krush女子アトム級(45kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
松下えみ(T-KIX GYM/王者、J-GIRLSピン級(45.36kg)王者/44.9kg)
443(NEXT LEVEL渋谷/挑戦者、KOSピン級王者、J-GIRLSピン級4位/44.7kg)
~休憩(10分間予定)~
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元王者/59.8kg)※TRY HARD GYMから所属変更
覇家斗(K-1ジム・ウルフ/59.8kg)
第5試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI ONO KREST/54.9kg)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/55.0kg)
第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
小倉尚也(スクランブル渋谷/54.8kg)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者/55.0kg)※K3Bから所属変更
第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN/元Bigbangスーパーバンタム級王者/52.9kg)
隼也ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/WPMF日本バンタム級王者/53.0kg)
第2試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジムFUKUOKA/95.0kg)
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/WMC日本ヘビー級王者/100.0kg)
第1試合 スーパー・フェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI ONO KREST/K-1甲子園’16 -60kg優勝/59.9kg)
横山 巧(リーブルロア/K-1甲子園’16 -60kg準優勝/59.8kg)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
眞暢(TEAM ONE LINK/64.7kg)
蓮實 光 [はすみ ひかる](パラエストラ栃木/64.6kg)
プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R
晃貴(K-1 GYM SAGAMI ONO KREST/53.0kg)
桑田裕太(Ωmega/53.0kg)
プレリミナリーファイト第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R
久保田悠俉(A-BLAZE×KICKGYM/52.8kg)
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス/第16回K-1アマチュア チャレンジAクラス-55kg優勝/52.6kg)
概要
日時 2018年6月30日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(生中継 18:00~22:00)
チケット料金 SRS席15,000円(前売分完売) RS席9,000円(完売) S席7,000円(前売分完売) A席5,000円(前売分完売) スタンディング・一般 3,500円(前売分完売) ※当日座席券は各500円アップ ※当日はRS席以外をPM4:00より「後楽園ホール1F・当日券売場」にて若干枚ずつ販売 ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 K-1.SHOP チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/