Krush 4.23 後楽園ホール:瑠久改め小嶋瑠久「今回から自分は別人になった」、34歳の斉藤雄太「年齢的にもラストチャンス。この勢いのままタイトルまで行きたい」
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Krush.124(4月23日(金)後楽園ホール)でスーパー・ライト級(65kg)で対戦する小嶋瑠久(PURGE TOKYO)と斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた(写真:(C)K-1)。なお、フェザー級・亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs. 秀樹(レンジャージム)が中止となった。秀樹が右前腕血行障害の疑いと診断されたためで、亀本の代替カードは組まれない。
瑠久が本名の小嶋瑠久として再出発!「格闘技に対する気持ちから全てがパワーアップしてます」
4月2日(金)都内・PURGE TOKYOにて、4月23日(金)東京・後楽園ホール「Krush.124」の[Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で斉藤雄太と対戦する小嶋瑠久が公開練習を行った。
今回の試合から、瑠久は木村“フィリップ”ミノルや芦澤竜誠がPURGE TOKYOに所属を変更。新しい練習環境では、「新しい自分を作ろうとしていて、意識から日頃の私生活から全部変えました。強くなるために、練習もそうですけど、すべては格闘技のために。それ以外の時間は準備だと思って、毎日毎日生活しています」と、意識を変えて格闘技に没頭している。
瑠久がこのような心境になったのも「このジムには周りに世界チャンピオンがいるじゃないですか。ミノル選手だったり、(久保)優太さんだったり、そういう選手を見て、『世界王者になる人って、こういうことから始めてるんだ。自分もそうしなきゃなれないんだ』と思いました。それで変えました」と、K-1のトップ選手たちに混じって練習することで刺激を受けたのが大きいようだ。
またリングネームも本名の「小嶋瑠久」に変更し「名字って代々決められているものじゃないですか? 自分は日本人だし、フルネームを使うべきなんじゃないかと思って。今回から自分は別人になったんで、リングネームを変えるいい機会でした」とリングネームはもちろん、生まれ変わったつもりで斉藤との試合に挑む。
以前は試合前は不安に駆られることが多かったが、現在は「今はもう自信がドンドンついてきて、全然違います。今はワクワクしています。早く試合をして、練習して強くなってきたところを見せたい」と、精神面での成長も強調。
試合の日が待ち遠しい様子で、対戦相手の斉藤に関しても、「今回は本当にデビュー戦だと思って準備してるんで、相手は関係ないですね。特に印象もないです」と、特別に意識することもない。「ここに来て、今までは何もできてなかったっていうのを知ったんで。全て間違ってるというか、構えからもそうですし、格闘技に対する気持ちから全てパワーアップしてますね」と、練習の成果も実感している。
目標もしっかりと定まっている。2019年11月のK-1横浜大会で敗れた、現K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃へのリベンジだ。「K-1チャンピオンの山崎選手を倒すという目標が第一にあって、そこしか見てないというか。そのためにも今回の試合は大事ですし、全て踏み台にして、必ずあそこまで辿り着いて、もう一度目の前に立って、ぶっ倒したいと思っています」と、打倒・山崎を誓う瑠久。「(山崎の前に)立つ頃には、立つだけで相手に恐怖を与えられる選手になっていると思うんで。そうなりたいし、そうなります」と、斉藤との試合を乗り越え、さらなる成長を約束していた。
斉藤雄太、狙うは3連勝でのタイトル挑戦!「年齢的にもラストチャンス。この勢いのままタイトルまで行きたい」
4月5日(月)K-1ジム五反田にて、4月23日(金)東京・後楽園ホール「Krush.124」の[Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で小嶋瑠久と対戦する斉藤雄太が公開練習を行った。
斉藤は昨年12月の「Krush.120」後楽園ホール大会で寺島輝と対戦。K-1 JAPAN GROUP期待の若手を相手に1R2分30秒でTKO勝ちという結果を残してみせた。2020年は2戦して2勝。ここまでKrushのリングで連勝はなかったが、「率直にK-1 JAPAN GROUPの選手は強いので、序盤は強い選手層に弾き返されていたというのは感じていて、本当に数年単位をかけながらいろいろ軌道修正したら、勝てるんだなっていうのは実感しましたね」と、地道に試合を重ねることで、Krushのリングにも適応してきた。
結果を出したことによる自信から、寺島戦後にはKrushのタイトル挑戦も口にするなど、現在34歳のベテランながら勢いに乗っている状態だ。自身でも「年齢的には選手の中ではキャリアの終盤だと思うんですけど、勢いは今乗っている時期ですね」と実感。公開練習では2分1Rのミット打ちを披露し「年齢的にもラストチャンスだと思うんで、この勢いのまま行きたいですね」と、目標とするタイトル挑戦まで一気に突っ走るつもりだ。
今回は小嶋瑠久とのKrushスーパー・ライト級ワンマッチに挑む斉藤は「ファイトスタイルはキャラクターと違って堅実ですよね。どちらかと言うと巧いし技巧派」と小嶋の印象を語る。前回の相手である寺島同様、小嶋もK-1 JAPAN GROUPの若手のホープだが「相手の年齢は正直関係ないですね。当てられた選手が若かったというだけで、別にいくつの相手だろうとどんなバックボーンの相手だろうと、試合に勝って結果を残すということでしか自分の先にはつながんないんで」と意に介するところはない。逆にここで勝てば3連勝。「与えられたチャンスをものにするのがどんな世界でも本物。ここでしっかり勝って、チャンスをいただきたいですね」と、小嶋戦を突破してのタイトル挑戦を見据えている。
また、斉藤と言えば、“戦うエステ社長”というキャッチフレーズ通り、経営者としての顔も持つことでも知られている。従業員や取引先の協力もありつつ、「スケジュール管理に尽きる」と工夫しながら練習時間をやりくりしているが、「負けて結果出てない神輿を担ぎたい奴はいないと思うんで、結果にはこだわりたいですね」と、会社を背負っているという気構えも強い。
K-1 JAPAN GROUPは若いチャンピオンが多い中で「僕がベルトを獲ったらかなり異色というか遅咲きというか。でも、見ているファン層は僕らと同世代が多いと思うんで、逆に親近感が湧いて希望を少しでも持ってもらえたらなと思います」と、同世代の希望の星になるためにも小嶋戦の必勝を誓う。
対戦カード
Krushウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/王者)※初防衛戦
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
第5代Krush女子フライ級(52kg)王座決定戦(王座決定トーナメント決勝) 3分3R(延長1R)
真優(月心会チーム侍)
壽美(NEXT LEVEL渋谷)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
小嶋瑠久(PURGE TOKYO) ※瑠久 改め、K-1 GYM横浜infinityから所属変更
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)※K-1 GYM横浜infinityから所属変更
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
幸輝(インタージム)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/元WMC日本ヘビー級王者)
中平卓見(北眞舘)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
迅也(北斗会館浅科道場)
昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
マーク・バード・ジェームス(イギリス/K-1五反田チームキングス)
概要
大会名 Krush.124
日時 2021年4月23日(金) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/