Krush 12.18 後楽園ホール:スーパー・フェザー級王者・中島千博、THE MATCH以来の試合は西元也史との初防衛戦。山本直樹×野田哲司、森坂陸×稲垣澪、杉本仁×星龍之介ほか決定
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Krush.144(12月18日(日)後楽園ホール)の第一弾カード発表記者会見が11月4日に東京で行われた。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
スーパー・フェザー級王者・中島千博が初防衛戦で挑戦者・西元也史と対戦!「今日の会見で改めてしっかりしないといけないと気づかされた」(中島)vs「今日の会見で自分の方がチャンピオンに相応しいと思った」(西元)
中島千博が今年6月の「THE MATCH 2022」以来に復帰。西元也史を挑戦者に迎えるKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチが決定した。
中島は今年1月の「Krush.133」で行なわれた第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントを制し、王座を戴冠。しかし6月の「THE MATCH 2022」での負傷が尾を引き、9月の第5代K-1
スーパー・フェザー級王座決定トーナメントへの出場は果たせなかった。約半年の沈黙を破り、今年最後のKrushのリングで復帰を果たす。
対する西元は14勝のうち12勝がKO勝ちというK-1 JAPAN GROUPきってのハードヒッター。直近2試合は判定勝利が続くも、9月の第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントではリザーブファイトに出場し山本直樹を撃破し、初の王座挑戦のチャンスを引き寄せた。悲願のタイトル挑戦のチャンスをつかんだ西元は「何度も中途半端なところでコケて遠回りをしてきた。3分3R倒す気で全力で挑めば結果はついてくる」と王座奪取に自信。
KOマシーンの異名を持ちながらも直近2試合は判定勝利に終わっているが「最後の1秒まで倒しにいく気持ちがあったからああいう勝ち方になった。最後の1秒まで目を離さずに楽しみにしていてください。壊し合いを見せたいと思います」と、判定勝利という経験を得たからこそ磨かれた倒す姿勢を見せた。
今年1月に獲得したタイトルの初防衛戦を12月に迎えることとなった中島は、ケガで参戦できなかった9月のK-1のトーナメントを振り返り「自分が出ていたらどうなっていたんだろうという気持ちはある。悔しさがほとんどなので、しっかりその分をこの試合にぶつける」と、たまった鬱憤を荒らす腹づもりの模様。その一方で自身のキャリアを上回る西元に対して「胸を借りるつもりじゃないですけど、しっかり倒しにいきたい」とリスペクトの姿勢を見せた。
これを受けた西元は「胸を借りるとかチャンピオンに言って欲しくなかった」と中島のスタンスをバッサリと切り捨て「自分の方がチャンピオンにふさわしい」と先制攻撃。一本取られた形となった中島は「胸を借りるなんていっていたら飲まれてしまうので、先ほどのコメントは訂正で。しっかり練習して当日を迎えたい」と改めて初防衛への意欲を見せた。
再浮上に燃える山本直樹と野田哲司が激突!「今年最後の試合で圧倒してKOで勝つ」(山本)vs「ボコボコにどつき合って、人間サンドバッグにしてやります」(野田)
本大会で王者・中島千博vs挑戦者・西元也史のタイトルマッチが行なわれるスーパー・フェザー級のワンマッチが決定。再浮上に燃える山本直樹と野田哲司が今大会で激突する。
今年2月よりK-1ジム五反田チームキングスへ移籍した山本。9月のK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントのリザーブファイトでは西元に敗れており、今回はそれからの再起戦になる。山本は西元との一戦を振り返り「もっとできたなと思っています。変わったな、強くなったなという自信はあるんですけど、以前の感覚が残っていて試合中悩んでいたのが自分でも分かりました」と、スタイル改造の過程だからこその悩みに直面していたという。
一方でチームキングスでの練習を通じて新しい感覚を自分のものにできているという山本は「12月は(練習の成果を)出せると思います」と進化に自信あり。「面白い試合はもちろんなんですけど、勝たないと先がない。今年最後の試合で圧倒して、全てで上回ってKOで勝ちたいと思います」と2022年をKO勝利で締めくくると豪語した。
対する野田も昨年夏にPURGE TOKYOに移籍。その初戦となった今年1月の斎藤祐斗戦ではKO負けを喫したが、6月の松本涼雅戦では延長判定で勝利を収めた。今回から所属が「ARROWS GYM(アローズジム)」に変更となったが、引き続き矢口哲雄トレーナーのもとで練習を積み「ジムの場所が変わって移動が長くなった分、格闘技に向き合う時間が増えて、日々の練習の課題をじっくり考えられるようになりました」と充実した練習ができているという。
再浮上をかけて練習環境を変えたという面で共通点のある山本に対して「お互いに(移籍して)変わったところを12月の試合で見せつつ、最終的に僕がKOで勝ちたいと思っています」と、山本の良さを引き出した上で勝利すると自信を見せた。
フェザー級戦線で勝ち上がるのはどちらだ?森坂陸「僕にとって勝たないといけない試合。森坂ワールドで勝つ」vs稲垣澪「今までの相手よりも格上の選手。なんとしてでも勝ちたい」
新たな展開に注目が集まるフェザー級において、森坂陸と稲垣澪のワンマッチが決定した。森坂は2020年に行なわれた第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントでは決勝進出を果たすも、新美貴士に敗れて惜しくも戴冠を逃した。その後はK-1のリングで勝てない時期もあったが、今年はKrushで勝利を重ねて9月のK-1横浜アリーナ大会では西京春馬を撃破。無傷の3連勝を果たし、フェザー級で確固たる存在感を示した。
森坂はかねてよりKrush王座への挑戦が目標であると明言。「来年一発目でも挑戦できるくらいの位置にいたいなと思っています」と理想を掲げる。ベルト奪取の目的は、過去2度の敗北を喫した現K-1フェザー級王者・軍司泰斗へのリベンジだ。
「僕には2回負けているリベンジしたい人がいる。(そのためにも)Krushのベルトを獲ってからK-1にたくさん出る」というロードマップの実現に向け「僕にとって勝たないといけない試合。来年に繋げなきゃいけない試合なので、何が何でも落とせない。僕に求められているのはKO」と圧倒的な勝利を誓った。
一方の稲垣はプロデビューから5戦5勝の快進撃を続けていたが、今年5月に寺田匠に敗れプロ初黒星。しかし直後の8月には岡嶋形徒を2RKOで下し、完全復活の狼煙を上げた。
稲垣は森坂を「今まで戦ってきた選手よりもすごく格上。手数が多くてトリッキーで戦いづらい」と高く評価。一方で「K-1でも勝ってる選手なので、この一戦でしっかり勝てばK-1上位にいる選手ともどんどん試合を組んでもらえる」と、この一戦をK-1へのパスポートと捉えた。
選手層の厚いフェザー級でのし上がるには、インパクトのある勝利が必要。稲垣は「しっかりやってきたことを試合で発揮する先にKOがある。パンチと蹴りの両方を使ってしっかり倒す」と、格上の森坂を撃破しK-1への殴り込みを果たす構えを見せた。
対戦カード
Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
中島千博(POWER OF DREAM/王者、極真会館全日本ウェイト制2017軽重量級優勝)※初防衛戦
西元也史[なりふみ](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
野田哲司(ARROWS GYM)※PURGE TOKYOから所属変更
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
森坂 陸(エスジム)
稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン/Bigbangフェザー級王者)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
星龍之介(POWER OF DREAM)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
鈴木翔也(OGUNI-GYM/元NJKFライト級&スーパーフェザー級王者)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
林 勇汰(FLYSKY GYM)
銀次(VAINQUEUR GYM/KPKB&TENKAICHIフェザー級王者、大和KICK -57.5kg王者)
女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
芳美(OGUNI-GYM)
櫻井梨華子(優弥道場)
概要
大会名 Krush.144
日時 2022年12月18日(日)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席:7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/