RISE 10.15 大田区総合体育館:那須川龍心「天心にはできない戦い方が僕にはできると思う。そういうところを今見つけている段階」
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RISE WORLD SERIES 2022 10月15日(日) 大田区総合体育館大会の第1試合で吉田亮汰朗(BKジム)と対戦する那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN)が公開練習を行った。その映像と選手のインタビュー談話がRISEから届いている。
那須川龍心『次は僕が盛り上げたい』
――今の公開練習見ていたら肩の揺らし方とかがますますお兄さんの那須川天心選手に似てきた気がするんですが、自分ではいかがですか?
龍心 似せてる感じはないですけど、だんだん似てきてるのかな? わからないです。
――別に意識してるわけじゃないんですね。
龍心 全然意識してるわけではないですね。
――お兄さんの天心選手がキックボクシングを卒業してもう4ヶ月経ちましたが、改めて今、兄の存在というのはどんな感じになっていますか?
龍心 THE MATCHの試合がYouTubeにアップされたじゃないですか。その試合とか見返してみるとやっぱり凄いことをやってる人なんだなっていうのも思いますし、それとやっぱりいなくなったことで「今まで天心が盛り上げてた部分を誰が盛り上げるか?」っていうところになってると思うんで。まだ僕はデビューしたばっかりなんですけど、僕が引っ張っていきたいっていう気持ちは全然あるので。次は僕が盛り上げたいなという気持ちはあります。
――2か月間隔で試合してますけど今回はどんな成長した那須川龍心を見せられると思いますか?
龍心 前回は倒せるチャンスもあったし、そこでちょっと力みすぎちゃったっていうのもあるんで、そういう場面でも力まずにいかに自分の打ち方、捕え方ができるかっていうのはやっぱり今の課題ですね。
――前回の試合の後リング上からRISEの伊藤隆代表に「大田区大会よろしくお願いします」ってリクエストしてその通りになりましたけど、改めて実際に大田区総合体育館のリングに上がれるっていうところはどうですか?
龍心 元々兄がデビューしたところが大田区っていうのもあって、自分も昔から見てきた場所なので出たいなって思いもあったんで、それが本当に出られるってなってすごく嬉しいです。
――今回の対戦相手の吉田選手はどんな存在に映りますか?
龍心 正直言うと次のステップっていうか踏み台にしか過ぎないと僕は思ってるんで。そう思っててもしっかり気を抜かずに戦うし、だからといって別にナメてる訳でもないので、しっかり気抜かずにしっかり勝って次のステップに進みたいなと思っています。
――もうすでにフィニッシュもイメージ出来てますか?
龍心 そうですね、何パターンか考えてますね。「こう来たらこうしよう」とかこう来た時の対処の仕方とかっていうのはやっぱり考えてます。
――吉田選手はサウスポーですけどサウスポーはどうですか?
龍心 そこに関しては全然大丈夫です、逆にサウスポーの方がやりやすいですね。
――それはお兄さんがサウスポーだったから?
龍心 それはあると思います。
――お兄さんと龍心選手が比べられる部分があると思いますが、そこではなく那須川龍心ならではのファイターとしてどのような選手として認識されたいですか?
龍心 僕と兄の違うところってサウスポーとオーソドックスだと思うんですよ。やっぱり構え方も違う分、天心にはできない戦い方が僕にはできると思っているんで。そういうところを今見つけている段階なので、正直まだ「ここを見て欲しい!」っていうのは明確にはないですけど、天心にできなくて僕にできる部分の違いを見てほしいです。
――今ご自身の頭の中にある中で「こういう戦い方ができると現時点で一番理想に近いな」と思う部分はどういうところですか?
龍心 それはやっぱり天心に少し似ちゃうんですけど、当てさせずに当てるっていう、そういう一方的な展開ができたらそれは理想ですね。
――一方的な展開を作るために那須川会長とのトレーニングとか何か練習で意識してやっていることってありますか?
龍心 今までもずっと縦の動きとか上下とかそういうのはできたんですけど、全然左右とかそういうところはまだ使えない部分もあるから、そういうところの練習をやってきましたし、朝とか会長とパーソナルとかもやってきてるんで、その成果が少しでも出せたらなとは思ってます。
――前回のKO勝利の場面は気持ちが出たようなファイトだったのかなって思うんですけど、ご自身ではいかがですか?
龍心 前回割と攻めてたんですけど、頭の中ではすごい冷静に戦えていたので、その考え方っていうか、行く中でも冷静に判断して戦えたのはやっぱり一つの成果です。だけど割と気持ちは出る方だと思います。
――冷静に熱くという戦い方を今後していきたいと?
龍心 そうですね。それをもっと磨けたらなと思ってます。
――前回の勝利の感触みたいな部分は何かパフォーマンスに影響を与えてたりしますか?
龍心 前回やっぱりちょっと距離が近すぎたっていうのもあるんですけど「こうしたら倒せるな」とか「こういうタイミングなら倒せるな」っていうのはやっててすごい思ったので。まだ僕にはそこまでパワーがないと思うので、今回はタイミングで倒したいと思います。
――そういう感覚というのはアマチュア時代とプロとでは違うものなんですか?
龍心 全然違いますね。アマチュアの頃は倒そうとか全く思ってなかったんで。やっぱりプロになったらグローブも小さいですし脛当てとかもないですし、そこの部分で倒せるチャンスも増えてきて、今まで倒そうと思ってなかったところも自分でも倒そう倒そうってすごい思って、この前の試合もすごい倒そうと思ってたんで。だからやっぱりそういう気持ちの部分の変化が出てきましたね。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
龍心 10月15日の試合しっかり倒して圧倒して勝って、その次のステップに進みたいと思うんで。応援お願いします。
対戦カード
第11試合 メインイベント RISEスーパーフライ級(53kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/王者、元WMC日本&ルンピニー日本フライ級王者)※初防衛戦
風音(TEAM TEPPEN/1位、RISE DoA -53kgトーナメント2021優勝)
第10試合 セミファイナル スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)1位・元王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEライト級(63kg)10位)
第9試合 62.5kg契約 3分3R(延長1R)
イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
中村 寛(BK GYM/RISEライト級(63kg)3位、元DEEP☆KICK -60kg王者)
第8試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
直樹(BRING IT ON パラエストラAKK/RISEライト級(63kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/WMCインターナショナル・WKA豪州・WBCムエタイクイーンズランド州・スーパーライト級王者)
第7試合 女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
ペットルークオン・サーリージム[Petloolaon Sarigym](タイ/サーリージム/タイ国イサーン地方女子45kg級王者、パタヤ・テーパシットスタジアム女子47kg級王者)
第6試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISEバンタム級1位、RISE -55kgトーナメント2020優勝、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEフェザー級(57.5kg)10位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo/RISEフェザー級6位)
安本晴翔(橋本道場/WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)※チームドラゴンから所属変更
奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull/RISEスーパーフェザー級7位)
第3試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級2位、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級12位、元ジャパンキック・バンタム級王者)
第2試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/RISEライト級5位、HOOST CUP日本スーパーライト級(63kg)王者、元WBCムエタイ日本統一&REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
KENTA(HAYATO GYM/RISEライト級8位)
第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN)
吉田亮汰朗(BKジム)
オープニングファイト2 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
星 拓海(IDEAL GYM)
伊藤琉之助(EX ARES)
オープニングファイト1 フェザー級(57.5kg) 3分3R
指田 烈(TEAM TEPPEN)
永松進之介(FJ KICK ASS)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022
日時 2022年10月15日(日) 開場・13:00 オープニングファイト開始・13:15 本戦開始・14:00 終了・20:00(予定)
会場 東京都大田区総合体育館
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 アリーナSRS 40,000円 アリーナRS 20,000円(完売) アリーナS 12,000円(完売) スタンドS 12,000円 スタンドA 7,000円 ※当日500円プラス。12時30分より販売 ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/