RISE 8.28 後楽園ホール:フェザー級王座戦・梅井泰成「DoAトーナメントを開催してもらって日本一になるのが今年の目標」×門口佳佑「RISE王者はRISEを盛り上げるのが重要」。政所仁、花岡竜戦は「RISEのレベルの高さを見せつけないと」
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RISE 161(8月28日(日)後楽園ホール)のメインイベント・RISEフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ、梅井泰成(王者)vs. 門口佳佑(3位)の両選手、ならびに花岡竜と対戦する政所仁(RISEスーパーフライ級2位)が公開練習を行った。その際の談話がRISEクリエーションから届いている。
第11試合 メインイベント RISEフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
梅井泰成(Mouton/王者)※TEAM TEPPENから所属変更 ※初防衛戦
門口佳佑(EX ARES/3位)
第9試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/RISEスーパーフライ級2位、WBKF世界同級王者、元J-NETWORKフライ級王者)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級3位、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
梅井泰成「DEAD OR ALIVEを開催してそこでチャンピオンになれば日本一。それが今年の目標」
――戴冠から5ヶ月で初防衛戦ということになりましたけど今の心境はどうですか?
梅井 ちょっと優しくないなとは思いました。一戦くらい楽しみたかったですね(笑)。でも気が引き締まっていい感じです。だから今回勝ったらチャンピオンとしての仕事が一個できると思うんで、そこで言いたいことを言わせてもらおうかなって。
――挑戦者の門口選手についてはどんな印象ですか?
梅井 地味強ですよね、地味強。
――どの辺が地味強というふうに感じますか?
梅井 粘り強いですよね。多分動画とかで見てたらあんまりわかんないと思うんですけど、実際やってみたらどんどんどんどん強いみたいな。徐々に強くなっていくみたいな。ラウンドを重ねて行けば強いのかな? みたいな印象ですね。
――梅井選手は京都出身で門口選手は関西在住で拠点を関東で活躍をしていますが、過去に接点とかありました?
梅井 あります。はい。一回だけ練習もしたことあるし、去年ウィザードキックボクシングジムの忘年会でも一緒に飯食ってます。
――まさかその翌年には戦うこととは夢にも思わず一緒に食事してたって感じですか?
梅井 いや、まぁやるでしょって話はしてたんで、やる時は思いっきりやりに行くよって、お互いやりに行こうぜっていう感じやったんで。僕、同じ階級の奴と別に仲良くする気はあんまりないですけど、そこは「もともと知ってたからしょうがないか」みたいな感じで。だからやりに行きますよ、今回は。
――明かせる範囲内で構わないのですが、どんな試合を現状ではイメージしてますか?
梅井 楽しみます。東京ディズニーランドみたいな感じですかね。
――それは戦いのディズニーランドという風に解釈してよろしいですか?
梅井 ディズニーランドのどこにまわって行っても楽しいみたいなイメージで行こうかなって。5ラウンドあるんで。5ラウンドってシビアに考えてしまうと、やっぱしんどくなるんですよね、多分。だけど「5ラウンドしかない」って、この5ラウンドをディズニーで言ったらどれだけ効率良く乗り物に乗れるかとかそういうところになってくると思い ます。
――5ラウンドを良いように解釈するということですね。
梅井 そうです。それで行けると思います。
――前回に続いての2度目の5ラウンド制の試合ですけど長丁場になることも覚悟した上での試合の調整になりますか?
梅井 それはもちろんですけど、極力5ラウンド戦うより1ラウンドとか2ラウンドとかで終わった方が楽だし、その分ノーダメージで次の日から楽しめるというか。だから早く終わらせそうだったら終わらせます。
――梅井選手といえば前回の試合後もMMAに挑戦したいと発言してましたが、現状でMMAの練習の方はいかがですか?
梅井 MMAは一応週2~3とかでやってはいるんですけど、今はキックボクシングだけにしています。MMA自体の試合を始動するのは早くて来年あたりになるのかなって。今年は正真正銘の日本一になりたいって目標はあるんで。
――それはキックボクサーとしての日本一になるっていう解釈でよろしいですか?
梅井 そうです。すみません(笑)。
――今の所属の「Mouton」っていうのはグループですか? ジムですか?
梅井 自分が勝手につけました。だからグループというかチームというか。
――今日の練習は渡辺理想さん(IDEAL GYM)のジムですが、今はそこが練習の拠点という感じですか?
梅井 今は渡辺代表のところでやらしていただいてて、また他にもスパーリングさせて頂いてたりとか、それこそTARGETとかBeWELLキックボクシングジム行ったりとかやらせて頂いています。
――今日の動きで何パーセントぐらいでしたか?
梅井 今日はでもまだまだですね。今日は6割ぐらいです。もっといつも過激です。もっと過激に行こうと思ったんですけど1分半じゃやっぱ足りなかったです(笑)
――加速しなかったってことですか?
梅井 やっぱアイテム取る時間が欲しかったです(笑)
――今回初防衛戦という形ですけど、通常の試合と心境の違う部分ってありますか?
梅井 特にないですね。
――よくタイトルは獲るより守る方が難しいって言われるじゃないですか。
梅井 自分は別に今回ベルト守るとかじゃなくて、もう1回あのベルトを獲りに行くっていうスタンスなんで、僕が今回も挑戦者です。その気持ちでいます。
――門口選手に関してはパワーと空手の蹴り技が目立つと思うんですけど、その辺の部分に関してはどう評価してますか?
梅井 パワーももちろんあるし空手なんで蹴り技もあると思うんですけど、そこに至っては僕も全然負けてないと思ってるんで。だから全然やり合いましょうっていうスタンスです。
――先程は夢の国に例えてましたけど、梅井選手は乗り物をいくつくらい用意してるんですか?
梅井 でも最近はコロナ禍で入場制限があるんで、僕毎回20個ぐらい乗るんですよ。20個くらい走り回って乗ります。
――あ、実際本当に好きなんですね?
梅井 大好きなんですよ。だから試合終わったら絶対にディズニーランド行くんですよ。それは決まってて。だから今回もちゃんとディズニーランドは予約してありますし、あとは勝ってディズニーランドに行くまでがセットなんで。
――今回はどんな乗り物のイメージで門口選手と戦いますか?
梅井 今回はそうですね…ディズニーランドで行くならやっぱスペースマウンテンで、ディズニーシーで行くならセンターオブジアースあたりで行こうと思います。
――あとMMAの練習は随分されてるということなんですが、MMAの練習がキックボクシングで活かせるっていうのはどういう部分ですか?
梅井 独特のタイミングとか距離感とかキックボクサーとやっぱり全然違うんですよ。だから向こうも攻撃貰ったり結構するんで。キックボクサーの方とはリズムが違うんですよね。だからそういう独特の間合いだったり距離感だったりとか、あとはフィジカルの当たりとか、そういうのはキックボクシングでも活かされるなって思いますね。
――今年は日本一を目指すと仰ってましたけど、これはどこがゴールなんですか?
梅井 ゴールっていうかRISEって唯一って言ったらおかしいですけど、他団体とか他の強いって言われてる選手とかを呼べる団体なんですよ、多分。わかんないですけど。だから「DEAD OR ALIVE」とか開催してそこでチャンピオンになれば日本一になれるんじゃないかな?って。僕はそれが今年の目標ですね。ていうか絶対開かせるって。もちろん今回勝ってこそですけど、それが今の自分のモチベーションでもあるし僕は今年獲るって決めてるんで勝手に。
――ということは今回相当インパクトのある勝ち方というのが求められると思うんですが、ご自分の中ではどういう勝ち方をする予定ですか?
梅井 圧倒です。圧倒します。
――最後にファンの皆様に向けてメッセージをお願いします。
梅井 いつも応援ありがとうございます。8月28日は勝手に主役は自分だと思ってるんで。1試合目からすごい面白いカードが今回揃ってるし、ほんまに後楽園で最初から最後まですごい豪華なマッチメイクだと思うんで、最後は自分がメインでしっかり勝って締めるんで、きっちり目を離さないで見ててください。絶対勝ちます。応援よろしくお願いします。
門口佳佑『RISEのチャンピオンとしてどうRISEを盛り上げていくかが重要。MMAとかそういう他を見るのは早い』
――もう今の動き見る限り明日にでも試合できそうな感じですね。(公開練習は2週間前の8月13日)
門口 そうですね、仕上がりは。もういつでも行ける状態にするっていうのはRISE参戦してからずっと続けてるんで、体重の調整さえあればどんなオファーでも受けるっていうので、もう参戦して4年間ずっとやってきてるのでそれは大丈夫ですね。
――でもいつにもまして動き、キレキレなんじゃないですか?
門口 今回試合が決まるの早かったので、お話いただいてたのが。その分早め早めに仕上げていってたんで、もう仕上がりは過去一番と言っても全然問題ないと思います。
――そのモチベーションの高さっていうのはやっぱりタイトルマッチだからっていうのはありますか?
門口 もちろんそれはあるんですけど、もう普段から試合を意識した練習っていうのはしてるので、あまりタイトルマッチだからどうっていうのはそこまで変わらないですね。
――チャンピオンの梅井選手っていうのは現時点でどんな風に映ってますか?
門口 もちろん強い選手だと思うんですけど、多分上位ランカー平野選手とはやってるんですけど、その他の上位ランカーとはまだやってないんで、多分今回の試合で一番彼の実力がわかるんじゃないかなと思ってます。
――今話に出た平野選手は門口選手もやってるじゃないですか。自分が戦った試合と梅井選手が戦った試合を比較対照して何か得たものってありますか?
門口 結構苦戦してたなっていうイメージなんで、もっとあっさり勝ってもいいんじゃないかなっていうのは思ってましたね。
――梅井選手サウスポーですけどそこの部分はいかがですか?
門口 空手の時から僕はオーソドックス・サウスポー両方使いますし、相手がサウスポーだからっていう意識はあんまりないですね。
――今回初めての5ラウンド延長無制限っていう試合形式になると思うんですけどそこはいかがですか?
門口 初めてこんな長いラウンドがある試合をするんですけど、空手の時は一日6試合7試合が平均だったんでその部分ではそんなに考えてはないですね。
――6月19日にあったTHE MATCHの前にRISEが強化合宿やった時に門口選手も参加したと思うんですけども、その強化合宿で得たものって何かありますか?
門口 やはりトップ選手とスパーリング、ミット、全てのメニューを一緒にやりましたけど、そういうTHE MATCHに出るようなトップ選手の練習を一緒に体感して学ぶべきものはもちろんありましたし、そこからやっぱり練習の意識も少し変えて、やることもちょっと変えてやってきたんで、それがどう出るかなっていうのが楽しみではありますね。
――やはり意識は変わったんですか?
門口 そうですね。やっぱり練習に対する(THE MATCHに出てる選手の)意識の高さとか、考えてることとかもお話しさせていただく時間も結構あったので、そういうのはもう生活の中で感じましたね。
――じゃあ見習うべき点が多々あったってことですね?
門口 やはり普段は大阪で自分たちの仲間と一緒に練習する機会しかないので、そういう外に出て、しかもRISEのトップ選手達と練習させて頂けて意識は少し変わりましたね。
――で、その合宿にも出ていた那須川天心選手がTHE MATCHでキックを卒業されました。門口選手はやっぱり那須川天心挑戦者決定トーナメントで優勝ということで表舞台に出てきたっていう印象がすごく強いんですけど、那須川選手が卒業されたこれからのキック界ってどのように捉えてますか?
門口 誰がRISEで言えばで天心選手、K-1で言えば武尊選手の次のスターになるかどうかっていうのが多分みんな狙ってるところではないかと思いますし、みんな気になっているところだと思うので。もちろんそこを目指すにはタイトルマッチでまずチャンピオンにならないと、チャンピオンとしてどうなっていくかが重要だと思うんで、とりあえず僕は目の前のベルトをしっかり獲りに行きたいと思います。
――このタイトルマッチまで紆余曲折あったと思うんですが、ご自分としては早かった遅かったというのはどう感じてますか?
門口 僕的にはちょっと遅かったなっていうのはあるんですけど、やっぱりでも勝ったり負けたりしてここまでやってきて、その負けた後っていうのはやっぱり自分に足りなかった部分っていうのをすごい悩みましたし、練習以外の部分でそういうメンタル的な部分でもすごく悩んですごい考えて、やっとここ1年から2年で足りなかった部分っていうのを見つけられたかなと思っています。
――より完璧な状態でタイトルマッチに挑めるという心境ですか?
門口 そうですね。もう自信を持って今の自分は強いよって言える状態に持ってきたんで、自信はあります。
――先程のミット打ちを見て思ったんですけど、やっぱりローキックがローキックというよりも下段回し蹴りという印象を受けたんですけども、やっぱり空手というものは門口選手の中で今も生きてるんですか?
門口 今僕あんまりキックボクシングをしてるっていう意識はないんで。空手を20年やってきてたんで空手を使いながら、僕のスタイルでただキックボクシングの試合をしてるっていうだけですね。
――じゃあ空手スタイルでRISEルールに挑んで戦ってるみたいな感じなんですね?
門口 僕はやっぱり空手がベースでそこはもう変えずに自分の得意な部分なので。そこでしっかり戦ってキックボクシングの試合で勝ちに行ってます。
――空手のこだわりっていうのはどこから来るんですか?
門口 こだわりっていうよりは自分が得意っていうだけなんで。もう20年もやってると体に染み込んでる部分もありますし、そこの得意な部分で戦ってるっていう感じです。
――梅井選手に関してはどこが手強いなって思いますか?
門口 ステップワークがやっぱりいいですし、スピード感もあってハイキックとかけっこう変則的なやり方もしてるなと思ったんで、そういう部分はちょっと注意しなければいけないなっていうのはありますね。
――先程の話を聞いてると、何かこう自分の方がチャンピオンにふさわしいみたいなそういう雰囲気を受けたんですけどどうですか?
門口 まあ(梅井が挑戦している)MMAとかももちろんいいと思いますし、自分の好きなことをやればいいと思うんですけど、やはりチャンピオンはRISEのチャンピオンとしてどうRISEを盛り上げていくかが僕は重要かなと思っているので、まだMMAとか他を見るのは早いんじゃないかなっていうのはちょっと思います。
――前王者の工藤選手のときからフェザー級が他の階級に比べてあんまり盛り上がってないんじゃないか? とちょっと言われたんですけど、それに関しては門口選手はどういう意見を持ってますか?
門口 盛り上がってないのはTHE MATCHでフェザー級の試合がなかったっていうのもあるので、そういう評価なのかなっていうのは感じてて。やっぱり他の階級が盛り上がるとフェザー級の選手みんな悔しいと思うし、盛り上げなきゃいけないなっていう部分もあるので、僕はチャンピオンになってどう盛り上げていくかが重要かなと思ってます。
――ではチャンピオンになってRISEのフェザー級を引っ張っていくという自信はありますか?
門口 そうですね、チャンピオンになって色んなまだ倒さなきゃいけない選手もいっぱいいますし、そういった中で盛り上げていかなきゃなっていう思いで、もちろん他の階級に負けない自信もあるので、僕がチャピオンになって盛り上げる。それだけですね。
――では最後にファンの皆様にメッセージの方をお願いいたします。
門口 これまでずっと応援してくださった皆様、サポートしてくださった皆様。僕はそういった色んなみんなの支えがあって、ここまでやってこれてるなっていうのもあるんで、今回の試合でしっかり恩返しできればと思ってますので、応援よろしくお願いします!
政所仁『RISEと僕を舐めないで欲しい』
――最高のフィニッシュをありがとうございました。花岡竜選手にもドロップキックは当たりそうですか?
政所 当たりそうですね。
――8月21日の大阪決戦を飛び越えて8月28日にRISE 161であの花岡竜選手とやるって試合が決まった時の心境ってのはいかがでした?
政所 僕、花岡選手の前の試合を会場で見てて、その時に強くてやりたいなと思ってたので、いつかは当たるのかなと思ったんですけど、結構早かったんで楽しみですね。
――花岡選手はニックネームが「令和の怪物」と言われてますけども、やっぱり怪物ぶりを感じるところがありますか?
政所 いや怪物かどうかはあんまりそこまで思ってないですね。強いなと思いましたけど、RISEルールで言ったら別に問題ないと思います。
――政所選手と花岡選手の共通項を探したら滉大選手とか石井一成選手と戦っているという共通項があったんですけれども、花岡選手の滉大選手とか石井選手との戦いぶりを見て何か感じるもの得るものってありましたか?
政所 上手かったですね。めっちゃ上手で相手の良さを潰す戦い方かなと思いました。
――その相手の光を潰す戦い方をどう凌駕しようと思っていますか?
政所 潰させずに倒したいですよね。早めに終わらせたいなと思ってます。
――じゃあ3ラウンド終了のゴングは聞くまでもなく、もっと前に試合が終わるって感じですか?
政所 やっぱりRISEのレベルの高さを見せつけないといけないと思うので、しっかりここで勝てばその上の風音とか大﨑(一貴)選手に繋がっていけると思うので、ここは絶対落とせないのでしっかり明確な差をつけて勝ちたいです。
――政所選手が所属している魁塾は“林塾長“という戦略家がいることで有名だと思いますが、花岡選手が所属している橋本道場も“橋本師範“というものすごい戦略家がいると思いますけど、この戦略家同士の戦いっていう部分ではどうだと思いますか?
政所 そこは林塾長の圧勝やと思います。
――そこは自信があるんですね。
政所 はい、そこは自信があります。
――今回は1試合に一回しか使えない“ライジングパンチ“という技を使うと風の噂で聞いたんですけども、このライジングパンチってどんなパンチなのかを触りだけでも教えていただけますか?
政所 どんなパンチか言ったら当たんなくなっちゃうので、まぁ言っても当たるんですけど、これを見てくれた方たちのためにも言わずにどんなパンチかな?っていうのを楽しみにしててほしいですね。でも見たらこれかって分かると思います。
――あと政所選手、明日からタイに行ってTEAM TEPPENのタイ強化合宿に合流するって話を聞いたんですけど、どんな目的で行かれるんですか?
政所 TEPPEN GYMの皆さんが行くっていうのと、あと花岡選手もムエタイベースなんで良い練習になるかなと思って参加させてもらえることになりました。
――タイに行ったらやっぱりTEPPENにいる盟友の風音選手と一緒に練習できるっていう部分も大きいですか?
政所 それもありますし、やっぱ本場の蹴りとか、(花岡選手は)蹴り技上手いんで、そういうのにも対応できるようになればいいかなと思って。
――タイで最終調整をして仕上げて日本に帰国してくるって感じになりますかね?
政所 タイでしっかり追い込んでって感じですね。で、最後戻ってきて魁塾で調整するって感じです。
――先ほど花岡選手がRISEルールだったら問題ないという発言されたじゃないですか。これは花岡選手がRISEルールにまだ慣れてないっていう意味なんですか?
政所 やっぱムエタイルールとRISEルールはまた全然違うと思うんで。今まで僕らが53kgのRISEルールでやってきたトーナメントとかもあったと思うんですけど、ここで僕が負けちゃったりしたら、そのトーナメントの価値自体も怪しくなってくるというか言われちゃうかもしれないので、そういう面でもきっちり差をつけて勝たないといけないなと思ってますね。
――前回の花岡選手の初参戦の試合を見てまだRISEルールにアジャストできてないなっていう部分は見えましたか?
政所 うまくは戦ってましたけど、その上手いままではやっぱり終わらせないつもりで行くんで、しっかりそこをつぶしていきたいですね。
――RISEはそんな甘くないぞという洗礼を浴びさせるみたいな感じですか?
政所 そうですね。今回はその気持ちが、RISEと僕を舐めないで欲しいなって感じですね。
――さっき上の大﨑選手と風音選手っておっしゃいましたけど、No.3という自覚はあるってことですよね?
政所 今はそういう感じになるかなと思うので、No.3じゃ終われないんでしっかりその上の二人も倒していきたいですね。
――やっぱりNo.3は嫌ですか?
政所 嫌ですね。No.3でもやっぱ何も変わらない。1位じゃないと何も意味ないんで、そこはしっかり一番になりたいですね。
――花岡選手をストップするっていうのはすごく大きいことだと思うんですけど、その後に見据えるものってどういう所ですか?
政所 ここをしっかり勝っていけばその上に2人しか多分いてないと思うんで、RISEのまたトーナメントでもいいですし、その上の人たちとやりたいですね。
――それじゃあここで謎かけなんですけど、花岡選手が「令和の怪物」だとしたら政所選手は「何の怪物」ですか?
政所 いや難しい…何の怪物…難しいですね。怪物が元々井上尚弥選手ですよね。難しいですね…妖怪とかでいいんじゃないですか?(笑)
――妖怪!?
政所 RISEの妖怪で良いと思います(笑)。
――最後にファンの皆様にメッセージの方をお願いします。
政所 魁塾の政所仁です。今回ちょっと久しぶりで期間が空いちゃったんですけど、やっと試合ができるってことでしっかり僕の存在証明もしていきたいなと思いますし、RISEの強さもしっかり見せつけて花岡選手を倒して勝とうと思っているので、応援よろしくお願いします!
対戦カード
第11試合 メインイベント RISEフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
梅井泰成(Mouton/王者)※TEAM TEPPENから所属変更 ※初防衛戦
門口佳佑(EX ARES/3位)
第10試合 セミファイナル ミドル級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON GYM/RISEミドル級王者、元同ライト級王者、WKN世界ウェルター級王者)
緑川 創(RIKIX/RISEミドル級5位、元WKBA世界スーパーウェルター王者、元新日本ウェルター級王者)
第9試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/RISEスーパーフライ級2位、WBKF世界同級王者、元J-NETWORKフライ級王者)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級3位、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
第8試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
実方拓海(TSK Japan/RISEスーパーライト級(65kg)2位、元WMC日本スーパーライト級王者)
中島将志(新潟誠道館/RISEウェルター級1位)
第7試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム/RISEミドル級10位、PRINCE REVOLUTION -70kg王者)
鈴木清照(ドージョー☆シャカリキ)
第6試合 85kg契約 3分3R(延長1R)
南原健太(極真会館/RISEヘビー級3位、極真会館・真正会 全日本体重別空手道選手権 男子軽重量級(90kg)優勝)
ジェット・ペットマニーイーグル[Jet Petchmanee Eagle](タイ/矢場町BASE/元MAXムエタイ72kg級王者)
第5試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
那須川龍心(TEAM TEPPEN)
平山龍馬(サクシードジム team EXCEED)
第4試合 ライト級(63kg) 3分3R
樋口知春(極真会館/極真会館全日本ウェイト制空手道選手権2018中量級優勝)
中元優成(team Bonds)
第3試合 ヘビー級 3分3R
針谷 耕(GOLDEN BROTHER’S)※EX7より所属名変更
ミヤギン(team Bonds)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
HAYATO(CRAZY WOLF)
白石 舜(TEAM TEPPEN)
第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
Novo(TARGET SHIBUYA)
弾丸風太(TEAM KAZE)
概要
大会名 RISE 161(ライズ ハンドレッドシックスティワン)
日時 2022年8月28日(日) 開場・17:00 本戦開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 7,000円 A席 5,000円 ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/