KNOCK OUTのレギュラー番組がTOKYO MXで10.1(土)21時からスタート。ぱんちゃん璃奈「番組を見て好きになってもらいたい」、鈴木千裕「何でもできるんでイジってください」

　KNOCK OUTは8月24日に東京で記者会見を行い、東京ローカルの地上波局・TOKYO MXにて10月1日から土曜日21:00～21:30のレギュラー番組「KNOCK OUT STYLE」の放送をスタートすると発表した。ブシロードが親会社だった20年6月まで同局でレギュラー番組「キックボクシングKNOCK OUT！」が放送されており、約2年ぶりにMXにKNOCK OUTが戻ってくる。MXでは6月のTHE MATCH 2022東京ドーム大会を7月に放送していた。KNOCK OUTの新番組ではフジテレビ出身で現在はフリーのプロデューサー・マイアミ啓太（萩原啓太）氏が総合演出を手がける。

番組メインスポンサーのMAROOMS（マルームズ）のバランスボールチェアに座っての記念撮影。前列左からぱんちゃん璃奈、鈴木千裕、重森陽太。後列左から番組総合演出のマイアミ啓太氏、KNOCK OUTの宮田充プロデューサー

　新番組「KNOCK OUT STYLE」は試合の映像の放送はもちろん、ドキュメンタリー番組やバラエティ番組的な要素も取り入れたものになるという。マイアミ氏は「番組では選手の密着ドキュメンタリーを撮りながら、選手の魅力をより引き出すバラエティ企画も考えています。私自身『笑っていいとも！』や『とんねるずのみなさんのおかげでした』といった番組を担当していましたので、総合バラエティの企画要素を取り入れながら、選手の魅力を引き出したいです。KNOCK OUTにはイケメンや美女の選手が多く、彼らをどんどんスターにしていきたいです」とコメントした。

　KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者・ぱんちゃん璃奈は「私はTOKYO MXさんの（パンクラスの）番組の企画がきっかけで3年半前にデビューしましたが、普段格闘技を見ないけど番組で私を知って今も応援してくれているファンの方が多くいます。色んな人の目につく機会があるのはありがたいです。KNOCK OUTにはたくさん素敵な選手がいるので、番組を見て好きになってもらいたいです」と新番組への期待を語り、「美容関係のスポンサーさん（※SEVEN BEAUTY、ミラクルバスト）が番組についているので、キレイにしてもらえたらうれしいです」と笑顔でコメントした。

　KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕は「格闘技的な面ですと、強さを全面に撮ってほしいですね。KNOCK OUTの選手はマジ強いですけど、メディア露出の差の影響で、他団体に比べて大したことが無いと思われているのが悔しいです。バラエティ面では何でもできるんでイジってください。NGは会長が決めてくれると思うんで」とコメント。

　KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太は「KNOCK OUTの選手は個性的な選手が多いので、魅力を引き出す内容にできればと思います。特に子供たちに届けたいですね。格闘技はいじめや暴力に近いと思われがちですが、感動を呼ぶものだということを伝えたいです。バラエティ面ではバンジージャンプは飛べるかもしれないです」と話した。なお、この流れでバンジー挑戦を提案されたぱんちゃんは「私のYouTubeでやっていないのは怖いことをやりたくないからです。格闘技以外で体を張りたくない。飛ぶのは怖いです。応援係でお願いします」と苦笑しながらコメントした。

　また、この会見後の9月23日・後楽園ホール大会の会見に登場した選手たちも、MXの新番組についてコメント。強面キャラの良太郎（上写真）は「以前のKNOCK OUTの番組の時に、スーツ着て毛皮着て大通り通って職質受けるっていう訳のわかんない企画をやっていたんで、マジもんのコンプライアンスに引っ掛かるぐらいのことも全然やりますんで。バンジーぐらい1秒で飛びます」と話して出席者を笑わせており、多様なキャラクターをどのように番組が活かすか見ものだ。

KNOCK OUT 9.23 後楽園ホール：RIZINから凱旋の龍聖、TRY HARD GYM離れ初戦は小笠原裕典と。小笠原瑛作×TAKERU、良太郎×渡部太基も抱負