K-1 2.27 東京体育館:スーパーバンタム級王座決定トーナメント公開練習(1)/金子晃大「テーマは『見えるんだけど、見えない』」×黒田勇斗「結果を出して見返してやりたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム
中野駅徒歩9分。本場のムエタイ、教えます。まずは見学・体験を!
K-1 2月27日(土)東京体育館大会での「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント」一回戦第1試合で対戦する金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)と黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真提供:(C)K-1)
金子晃大、宿命の相手・玖村将史にリベンジしてK-1のベルトを獲る!「ベルトを獲る時にいかに価値があるかが大事。インパクトある勝ち方でベルトを獲る」
都内・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]で黒田勇斗と対戦する金子晃大が公開練習を行なった。
金子は2016年にKrushでデビュー以来9連勝を飾っていたが、2020年3月「K’FESTA.3」さいたまスーパーアリーナ大会で、今回同じトーナメントにエントリーされている玖村将史に敗北。その後、1年間欠場していたが、昨年3月「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会で復帰すると鬼山桃太朗、9月K-1横浜アリーナ大会では晃貴に2連続KO勝利を収め、絶賛巻き返し中だ。
復帰後は好結果が続いていることについて、「やってきたことの積み重ねが一つ結果として出たのかなと思います」と金子。特別な練習をしているわけでもないというが、「一つずつ意識を持ってやって、それが試合に出た感じですね」と、意識改革が現在の好調ぶりに繋がっているようだ。
約2年前のプロ初黒星をきっかけに「練習1回1回に対しての意識は変わりましたね」と、練習に取り組む姿勢が変わった。今回のトーナメントに向けても「スタミナのトレーニングやスパーリングの数だったり、そういうのを増やして。まあ、けど、いつも通りしっかりやってきたっていう感じですね」と、普段の練習に意識を持って取り組むことで備えているという。公開練習では蹴りのミット打ちを披露し、切れ味鋭い左右の蹴りを繰り出し続けた。
一回戦の相手は黒田勇斗になったが、「まあいい選手だなっていう印象ですね」と、素っ気ないコメントをした金子。このように掴みどころのないキャラクターだが、K-1アマチュア出身で、K-1 JAPAN GROUPでキャリアを積んできたことから、「自分はデビューから全部K-1なんで、一つの形としてK-1のベルトをこのトーナメントで巻きたい」と、K-1のベルトへの意欲は持っている。
そして、やり返さなければいけない相手もいる。キャリアで唯一黒星をつけられた将史だ。将史とはトーナメントの組み合わせ上、お互いに決勝に勝ち上がらないと対戦出来ないが、「トーナメントなんで誰が来てもいいような感じで練習してますけど、一度玖村選手には負けているんで、そこに勝つことが出来ればいい形でリベンジが果たせる」と、最終決戦でのリベンジを思い描いている。
さらに金子は「ベルトを獲ってから価値を残すことも大事だけど、ベルトを獲る時にいかに価値があるかだと思う。『さらっと勝ちました。ベルト獲りました』じゃ『ああ…そうなんだ』で終わるし、注目されるトーナメントでインパクトある勝ち方をして、ここ一番のところでベルトを獲れば価値があると思う」と勝ち方へのこだわりも口にした。
最後に今回のトーナメントのテーマについて、「『見えるんだけど、見えない』ってことですかね」と答えた金子。「トーナメントを見れば分かります」と、真意をはぐらかしていたが相変わらず掴みどころがない。しかし、トーナメント制覇に必要なものは、「自分がどういう状況になってもやり抜く気合いですかね」と返答するなど、金子なりに静かに闘志を燃やしている様子だった。
黒田勇斗、トーナメントで予想を覆す!「勝負の場面で覚悟を決めて前に出られるかどうか。過去最高の状態に仕上げて挑む」
大阪・K-1ジム心斎橋にて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R]で金子晃大と対戦する黒田勇斗が公開練習を行なった。
「この試合に向けてずっと練習をしているので、いい感じに追い込めていると思います」と話す黒田。この日は2分1Rのミット打ちを行い、パンチからローやミドルのコンビネーションを披露。言葉のとおりコンディションの良さをアピールすると「ここから対策も練って、試合当日までに最高の準備をしていきたい」と、ここからさらに試合に向けて己を磨き続ける。
2021年はKrushを主戦場に戦ってきた黒田は「去年は結構試合に出させてもらったんですけど、勝率としては低くて(4戦1勝3敗)とにかく悔しい1年でした。一番悔しかったのは5月の晃貴選手との試合。あと一歩のところで届かなかったというのがとても悔しかったです」と昨年を振り返る。
10月の第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは一回戦で小巻海斗を下すも、準決勝でトーナメント覇者の璃明武に敗れた。「序盤は結構いい感じで距離感も詰められていたんですけど、ヒザ蹴りをもらってダウンしてしまって。ポイントを取り返すために、もう少し前に出て玉砕覚悟でいきたかったです」。
2021年の戦績こそ振るわなかったが、外国人選手の来日困難によって舞い込んできたトーナメント参戦のチャンスを前に「前回の試合で負けてしまったので自分が選ばれることはないと思っていました。でもこういう形でチャンスをいただいてありがたく思ってます」と黒田。
「最初は不安もありましたけど、自分がプロになったきっかけはプロでどこまで通用するのか試したいと思ったから。今回も自分の実力がどれだけ通用するのか楽しみもあったし、チャンスをいただいたからには優勝を目指してやっていきたい。この階級のトップから順に選ばているんじゃないかと思うメンバーなので、王座決定トーナメントに相応しいと思います。ここで勝つことで周りの評価も変わると思うので、しっかり結果を出して見返してやりたい」と闘志を燃やす。
1回戦の対戦相手は元Krushバンタム級王者で、トーナメントの優勝候補の一角にもあげられる金子晃大。黒田は「パワー、スピード、テクニックもあって全ての能力が高いので強いと思う」と金子を強敵だと認めつつ「自分の戦いをすれば勝ちは見えてくる。一番は気持ちだと思うので、勝負の場面で覚悟を決めて前に出られるかどうか。これからさらに追い込んで過去最高の状態に仕上げて挑む」と心技体を揃えて金子との対戦に臨む。
「スーパーファイトでのK-1参戦は初めてだし、見ている人の予想を覆すような、会場が爆発するようなインパクトのある試合をしたい」と話す黒田。K-1の大舞台での番狂わせ・名誉挽回を虎視眈々と狙う。
対戦カード
第20試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第19試合 スペシャルエキシビションマッチ
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、元同フェザー級&スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
第18試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
第17試合 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者、元Krush同級王者)
RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
第16試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush同級王者、元Krushライト級王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
松下大紀(BELIEVE MAN)
~休憩~
第14試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王座)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、元ISKA世界スーパーライト級王者)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者、WMAF世界同級王者)
第12試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第11試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第9試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Krush&Bigbangウェルター級王者)
中野滉太(POWER OF DREAM)
第8試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元RISEウェルター級王者、元ホーストカップ&HEATミドル級王者、元ISKA世界スーパーウェルター級王者)
~休憩~
第7試合 サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
第4試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
内田 晶[しょう](チーム・タイガーホーク)
第3試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
第2試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/Krush同級王者)
一航(新興ムエタイジム/WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、元NJKF&WMC日本同級王者)
第1試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
~開会式~
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
愛瑠斗[えると](健成會)
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
下村泰平(TOP STAR GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
プレリミナリーファイト第1試合 52kg契約 3分3R
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシングバンタム級王者)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
日時 2022年2月27日(土)開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・12:00 本戦開始・13:00
会場 東京体育館(JR総武線「千駄ケ谷」または都営地下鉄大江戸線「国立競技場」徒歩1分)
中継 ABEMA 格闘チャンネル(生放送)、GAORA(3月1日(火)17:00~25:00/再放送あり)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円 2階スタンドS 15,000円 3階スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/