K-1 AWARDS 2021 最優秀選手賞は野杁正明。ベストバウトは武尊×レオナ・ペタス。M-1王者・錦鯉さんがプレゼンターに
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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1月26日(水)都内にて「K-1 AWARDS 2021」が行われた。「K-1 AWARDS 2021」はK-1 JAPAN GROUPが2021年に開催したプロイベント(K-1・Krush)とK-1アマチュアの全ての大会を対象にした年間表彰式で、昨年は無観客での開催だったが、今年は感染拡大防止に十分配慮した上で、2年ぶりの有観客での開催となった。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP イベント写真:(C)K-1)
今年はフリーアナウンサーの宇垣美里さんと、K-1のリングアナを務める高橋大輔さんが司会を務め、全17部門での表彰が行われ、各賞には各界から様々な人々がプレゼンターを務めた。栄えある最優秀選手賞(MVP)にはK-1ウェルター級王者の野杁正明、最高試合賞(ベストバウト)には武尊vsレオナ・ペタス(3.28K-1武道館)が輝き、マハムード・サッタリがKO賞に選出された。各章の受賞者&コメントは以下の通り。
☆最優秀選手賞(MVP)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
「たくさん選手がいる中で最優秀選手賞に選んでいただいてありがとうございます。去年頑張ったかいがありました。今までMVPを2年連続で獲った選手はいなかったと思うので、今年もしっかり結果を出して次のMVPも受賞したいと思います。次はエキシビションマッチが明後日決まってますが、なかなか試合が決まってなくて、6月に武尊君対天心の試合が決まって、僕もぜひK-1代表として出たいと思っています。全然出るかも決まっていませんが、6月は暇なのでぜひ出させてほしいと思います。これからの僕に期待して下さい」
☆最高試合賞
武尊vsレオナ・ペタス(2021年3月28日、日本武道館)
「年間最高試合賞をいただいて凄く嬉しいです。僕はこの賞をもらうのは3回目なんですけど、毎回会見などで最高の試合をすると絶対に言うのですが、このタイトルの通り、最高の試合に選んでいただけて凄く嬉しく思います。これからも最高の試合を目指して、毎試合やっていきます。6月に那須川天心選手との試合があるので、その試合でも最高の試合をして最高の勝ち方で必ず勝ちます。僕は勝手に今日ここにいるK-1ファイターたちのみんなの気持ちを背負って、K-1を信じて付いてきてくれたたくさんのファンの人たちとK-1のみんなの気持ちを背負って僕はこの試合に挑もうと思うので、K-1が最強であることを必ず6月に証明するので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」(武尊)
「いい試合に選んでいただけましたが、負けてしまった試合なので次は勝っていい試合に選んでもらえるように頑張りたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」(レオナ)
(ノミネート:K-Jee vsシナ・カリミアン、林健太vs佐々木大蔵、野杁正明vs安保瑠輝也、木村“フィリップ”ミノルvs和島大海)
☆技能賞
和島大海(月心会チーム侍)
「技能賞という素晴らしい賞をいただいてありがとうございます。70kgの日本人選手は少なくいので、6月にぜひ日本人最強を証明したいので出させて下さい。よろしくお願いします」
(ノミネート:安保瑠輝也、黒田斗真、佐々木大蔵、野杁正明)
☆敢闘賞
椿原龍矢(月心会チーム侍)
「本日はこのような凄い会場に呼んでいただき、こういう凄い賞も受賞できて凄く嬉しく思います。敢闘賞って何だろうと思って調べてみたら、凄く頑張った人に贈られる賞とあったので、今年もこの賞の名前に負けへんように頑張りたいと思います。今年も1年よろしくお願いします。押忍!」
シナ・カリミアン(POWER OF DREAM)
「まず、2018年に自分の夢を実現する機会を与えてくれたK-1に感謝したいと思います。そして自分を応援してくれる世界中のファンの皆さん、特に来日してからの4年間いつも近くでサポートし、応援してくれる日本のファンの皆さんには本当に感謝しています。今回の受賞はこれまで頑張ってきた結果でもあり、その自分自身も褒めたいと思います。母国語で感謝を伝えたいと思います。今回、栄誉あるK-1の敢闘賞を受賞することができました。これも皆さんのサポートと応援があってのことだと思っています。本当にありがとうございます」
(ノミネート:新美貴士、林健太、龍華)
☆殊勲賞
朝久泰央(朝久道場)
「いつも応援して下さるファンの皆さん、そしてK-1を運営して下さっている皆さん、選手のみんな、あとラウンドガールの皆さん、表には出てこない影で支えて下さっているスタッフの皆さん、ありがとうございます。これからK-1をもっと大きくしていくために全力で戦い、俺は誰が相手でもどんなルールでも戦う準備はできています。これからもずっと勝ち続けるので応援よろしくお願いします。ありがとうございました。押忍!」
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
「この賞をいただいて本当にありがとうございます。僕はK-1アマチュアから出始めてK-1甲子園、Krushの王者になって、去年12月にK-1チャンピオンになって、こういう形でチャンピオンになれて良かったと思います。これからの若い世代の選手はいっぱいいます。僕以上に活躍してくる選手はいっぱいいると思うので僕も負けないように、今年の2月に向けてしっかり頑張ろうと思います。応援よろしくお願いします」
(ノミネート:瓦田脩二、K-Jee、松岡力)
☆ベストKO賞
マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)
「今回このような素晴らしい賞を受賞できて本当に嬉しく思います。そして次の試合に向けて素晴らしいモチベーションになりました。また皆さんに最高のパフォーマンスをお見せできるように、練習に励みたいと思います。そのためには皆さんの応援が不可欠ですので、これからも引き続き応援よろしくお願いします」
(ノミネート:黒田斗真、実方宏介、玖村修平、与座優貴)
☆Krush最優秀選手賞
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
「KrushのMVPをいただいてめちゃくちゃ嬉しいです。Krushチャンピオンは他にも素晴らしい選手がたくさんいて、僕はまだまだだと思うのですが、これからもK-1、Krushをもっともっと盛り上げて熱い試合をたくさんしていきたいと思います。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします」
☆Krush最高試合賞
瓦田脩二vs里見柚己(2021年9月24日、後楽園ホール)
「何も聞いてなかったので、本当に(受賞することを)言ってくれないんだなと(笑)。何も用意していなかったのですが、このような賞をいただけて本当に嬉しく思います。自分たちの代表である梶原代表が昔Krushのベルトを巻いていた時のように、まだまだ自分は足元に及ばないぐらいの試合しかできていません。龍児代表を超えるような試合ができるように、Krushのリングで暴れる試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」(瓦田)
「試合には負けてしまいましたが、こういう素晴らしい賞をいただけて嬉しく思います。来年は倒されても倒しにいく、全試合でKO決着ができるようにK-1らしいKrushらしい試合ができるように、これからK-1を引っ張っていけるような存在になりたいと思うのでこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」(里見)
(ノミネート:加藤虎於奈vs松岡力、小倉尚也vs小巻海斗、菅原美優vsMIO、新美貴士vs篠塚辰樹)
☆ベスト・オブ・記者会見賞(ファンが選ぶ賞)
壬生狼一輝(力道場静岡)
「(プレゼンターの大仁田厚さんに『俺と電流爆破やろう!』と言われ)お願いします!1・2・3……ファイヤー!」
☆功労賞
牧平圭太
「HALEO TOP TEAM、牧平圭太です。まずですね、僕は明後日、Krushのリングで世界最強の強さを肌で味わわせていただきます。野杁選手、よろしくお願いします」
山内佑太郞
「HALEO TOP TEAM、山内佑太郞です。僕はちょっと、だいぶ長い時間、格闘家としてファイターをやらせていただいておりました。22年間、やらせていただいたんですけど、後半、Krushのリングを主戦場にしてからは、Krushのベルトがどうしてもほしくて、絶対獲るぞという気持ちで格闘技をずっとやってきました。ただ、僕はここで受賞されてるような選手の皆さんのように、才能がすごくあるとか、身体能力が高いとか、カリスマ性があるとか、そういうことは一切なかったんですけど、22年間もやり続けて来れたというのは、弱い僕がどうやったら試合に勝てるかとか、どうやったら見てくれる人に喜んでもらえるかとか必死に考え、必死に毎日毎日練習してきたからというのと、様々な形で応援サポートしてくれる仲間の皆さんのおかげで、戦ってくることができました。
そんな僕を、昨年9月によこはまつりという大きな舞台で引退試合もさせていただき、こんな華々しい舞台で功労賞という賞もいただけて本当に光栄ですし、不器用ながら一生懸命必死でやってきた格闘技人生を評価してもらったような気がして、本当にうれしく思います。K-1 JAPANのリングに上がって来れてよかったし、K-1 JAPANのリングでグローブを置けて、本当によかったと思います。本当にありがとうございました。で、長らく、ずーっと一緒にファイターとして、後輩でもありライバルでもあり、仲間でもある牧平圭太と一緒に子の舞台で表彰していただけるというのは、本当にうれしく思います。本当に選手として素晴らしい終わり方ができて、本当に感謝しています。ありがとうございました」
☆ABEMA賞
菅原美優
「押忍。K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフの菅原美優です。ビックリしました。ABEMAさん、ありがとうございます。昨年は負けて勝って、最後はしっかり笑顔で終われて、少しは格闘家として認めてもらえたかなって思っています。普段は美容師をしながら格闘技をしているんですけど、去年はそれにプラスして写真集だったりメディアのお仕事もたくさんさせていただいて、すごく頑張ったなって想ってます。今年は美容師もメディアの方も一生懸命頑張るのと、格闘技の方でも、K-1に45kgの階級を作っていただけるように、そこで一番が取れるように頑張るので、中村さん、お願いします。最後に去年、芦澤さんがこの賞をいただいて番組をやってるので、釣りでも何でも、よかったらお願いします! 北野さん、番組お願いします! ……失礼しました。今日はありがとうございました。押忍」
☆ベストガールズ賞
チャナナ沙梨奈(Krushガールズ)
「ほとんどの方が私のことを知らないと思います。Krushガールズで2年間活動させていただきました。まさか選ばれると思ってなかったので、コメントを考えていなかったのでビックリしています。ミスコンとか頑張ってきたことで、これからもっともっと芸能活動を頑張っていきたいと思います。そしてK-1の応援もよろしくお願いします」
☆新人賞
寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
「本日はこのような賞をいただき、ありがとうございます。僕が欲しいのはMVPなのでこれからも勝ち続けてチャンピオンになるので、これからもよろしくお願いします」
(ノミネート:稲垣澪、愛瑠斗、松山勇汰)
☆ベストトレーナー賞
中根康行(月心会チーム侍)
「今回ベストトレーナー賞をいただけるということで誠にありがとうございます。去年の1年間、月心会としてK-1のベルトを2本獲得できて最高の1年でした。今年もこの舞台に戻ってこれるように、チーム一丸となって頑張ってまいりたいと思います。どうぞ皆さんよろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました」
☆ベストGYM賞プロ部門
K-1ジム総本部チームペガサス
「実は2021年の前にちょっと悩んでいたことがあって、俺が指導者じゃない方がいいと思って本当に覚悟を持った1年でした。自分も7月から8月にかけてヒジを壊しまして手術をしたりとめちゃくちゃな上半期だったのですが、後半に選手たちの頑張りもあって戦績も上がり、ベルトも3つ獲得することができました。これも全部、本当に選手のおかげだと思っています。みんなで強くなれればいいなと思います。最後になりますが、世界中の指導者、トレーナーの皆さん、めちゃくちゃ身体を使って頭を使ってプレッシャーのあるのがこの仕事だと思います。どうぞご自愛下さい。ありがとうございました」(梶原龍児代表)
☆ベストGYM賞アマチュア部門
K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
「アマチュア部門のMVPをまさかもらうとは思っていなかったのです。うちのスタッフがアマチュア部門を担当していて、みんな頑張っているので結果を残しています。今期も精進したいと思います。ありがとうございます」(渡辺雅和代表)
☆アマチュア最優秀選手賞
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
「去年はK-1甲子園、K-1アマチュアAクラス、Bクラスの全てのトーナメントを負けないで優勝して、このような賞をいただけたことを大変嬉しく思います。今年の目標は高校生のうちにKrushのチャンピオンになることが目標です。そのためにも日々練習をします。もし良かったらKrushのフライ級のトーナメントを開催していただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」
吉崎生(K-1ジム大宮チームレオン)
「今回はこのような賞をいただけて凄く嬉しく思っています。ジムの代表、トレーナー、先輩方のおかげです、ありがとうございます。2月8日にKrushでデビューします。これからはプロとして、青森県出身初の女子K-1ファイターとしてもっともっと活躍できるように頑張ります。ありがとうございました」
第17代M-1王者・錦鯉さんも登場!各界の豪華ゲストが「K-1 AWARDS 2021」プレゼンターで式に華を添える
野杁正明が獲得したMVPのプレゼンターは、昨年末に第17代M-1王者となった錦鯉さんの2人。登場するや「では発表します!」とフライングな長谷川雅紀さんに、渡辺隆さんが頭をはたいてツッコむおなじみの展開で盛り上げると、野杁についてコメント。長谷川さんが「野杁選手は本当に強くて、試合したら、たぶん負けるんじゃないかと」と言えば、渡辺さんは「すごく圧が強くて、画面から感じた圧が、初めて上沼恵美子さんと会った時と一緒でした」と笑わせた。
最高試合賞(ベストバウト)のプレゼンターとして登場したのは、ゆうちゃみさん。昨年12月、K-1大阪大会でスペシャルラウンドガールも務めたゆうちゃみさんは、3月の対戦でベストバウトを獲得した武尊とレオナ・ペタスに「お2方ともすごいイケメン」と、“らしい”祝福の挨拶。
またK-1ガールズ、Krushガールズの中から選ばれた「ベストガールズ賞」のプレゼンターを務めたのは、昨年9月にやはりスペシャルラウンドガールを務めた小林幸子さん。その際に関係者に「なぜ自分が?」と聞いたら「最年長です」と答えたというエピソードを明かした。
スペシャルラウンドガールからはもう一人、熊田曜子さんも「ベストKO賞」で登場。こちらはKrush中継の解説も務めているだけに、短時間決着続きでいまだ3Rを迎えていないマハムード・サッタリに「3R目の表情や姿も見てみたい」と“通”なお願いをする場面も。
そして最も異彩を放ったのが、ファン選出の「ベスト・オブ・記者会見賞」のプレゼンターとして登場したプロレスラーの“邪道”大仁田厚さん。この賞を受賞したのが、常々記者会見で自分のモノマネをしている壬生狼一輝とあって、「お前がK-1で上り詰めたら、俺とK-1のリングで電流爆破をやろう!」と仰天提案。「お願いします!」と大仁田さんの要求をあっさり呑んだ壬生狼に「こうやってK-1に言うんじゃ! 練習じゃ!」と、K-1へのアピールを練習させる。最後は2人揃って「1・2・3・ファイヤー!」で締めた。
昨年以上にバラエティーに富んだプレゼンターが揃い、授賞式を盛り上げた今年の「K-1 AWARDS 2021」。選手たちは各界の有名人たちの激励に、さらなる飛躍を誓っていた。各賞プレゼンターのコメントは以下の通り。
☆最優秀選手賞(MVP)
野杁正明
錦鯉
「試合をいつも見させていただいてまして、本当に勇気と感動をいただいて、本当に野杁選手は強くて。たぶん、たぶんですけど、試合したら、僕、負けるんじゃないかなと」(長谷川)
「(長谷川の頭をはたいて)絶対負けるよ、バカヤロー! ホントすみません! 僕も試合を見させていただきまして、野杁選手は技術もさることながら、僕は圧がすごいなと思いまして。画面上から感じる圧がですね、僕が初めて上沼恵美子さんと会った時と一緒でした(笑)」(渡辺)
☆最高試合賞(ベストバウト)
武尊vsレオナ・ペタス
ゆうちゃみ
「こんにちは、ゆうちゃみと申します。よろしくお願いします。2人の試合を見させていただいたんですけど、すごくカッコよくて、圧倒されました。2人ともすごいパンチの戦いで、私もビックリしたんですけど、私はK-1選手すごいカッコいいなとずっと思ってて、お2方ともすごいイケメンだなと思ってます。おめでとうございます」
☆技能賞
和島大海
K-1公式サポーター 関根勤
「和島選手、受賞おめでとうございます。僕は3年前か4年前に新宿FACEで、初めて若かりし頃の和島選手を見ましてね、その時にものすごい蹴りを出して見事にKOしていたんですよね。その時、その印象が鮮烈に残りまして、いずれこの選手は出てくるんじゃないかと思いましたら、やっぱり出てきまして、特に去年の活躍は素晴らしかった。木村”フィリップ”ミノル選手は連勝連勝、KOの山を築いていた強敵のパンチをかいくぐって、あのプレッシャーに耐えられるスタミナと、技術、そしてミドルキック。これだけキックの強い日本人選手はなかなかいないんですよね。そういう意味では僕はキックの得意な選手が大好きなので、和島選手、これからも応援していきたいと思います。そしてスーパー・ウェルター級というと、今まで外国勢が圧倒的に強かったんですよね。その外国勢と五分に渡り合える日本人のチャンピオンが出てきたってことで、本当にこれからも楽しみです。頑張ってください」
☆敢闘賞
シナ・カリミアン/椿原龍矢
久松郁実
「本日は椿原選手、シナ・カリミアン選手、受賞おめでとうございます。椿原選手はチャンピオンになってから、もちろんすごくいい試合をたくさん見せていただいたんですけど、リング以外でも選手としての風格とか一気にグッと成長した過程を見れて、すごくよかったなと思います。そしてシナ・カリミアン選手は、何と言っても去年はクルーザー級のカードもすごく多かったんですけど、その中でもK-Jee選手との対戦が、私はすごくすごく印象的でした。これからのお2人の活躍と、K-1と格闘技の盛り上がりを楽しみにしております。本日はおめでとうございます」
☆殊勲賞
朝久泰央/軍司泰斗
バッドボーイズ 佐田正樹
「ご紹介におあずかりしました、バッドボーイズの佐田正樹と申します。K-1さんとはですね、ABEMAの事前番組の方で、司会をやらせてもらってるんですけども、福岡出身ということもあり、朝久選手が福岡出身でチャンピオンになられまして、同郷としてうれしい所存でございます。そして軍司選手もおめでとうございます。同郷ではないんですけども、すごく応援しております。本当に2人とも強い選手でございますので、これからも応援の方をよろしくお願いします。このたびは本当におめでとうございました」
☆ベストKO賞
マハムード・サッタリ
熊田曜子
「こんばんは、熊田曜子です。昨年、ラウンドガール、Krushの解説、そして今回プレゼンターとして呼んでいただき、とても幸せです。ありがとうございます。サッタリ選手、ベストKO賞受賞、おめでとうございます。2020年にサッタリ選手がK-1 JAPAN GROUPに参戦して、5戦全てKO勝ち、しかも圧倒的な破壊力で相手をリングに沈み込ませるという、誰もが納得のベストKO賞受賞だと思います。このご時世、なかなか外国人選手を日本に呼べない中、サッタリ選手は格闘技界全体にいい刺激を与えてくれる、とても貴重な選手だと思います。サッタリ選手は今後もKrushの舞台で圧倒的な存在感を見せつけてくださると思いますが、きっと次の試合もあっさり1RKOしてしまうと思うので、ちょっと意地悪を言わせてもらうと、3R目のサッタリ選手の表情や姿も見てみたいです。これからも応援しています。おめでとうございます!」
☆Krush最優秀選手賞(MVP)
新美貴士
Krush Evangelist 石川直生
「新美選手は所属が名古屋JKファクトリーという名門のジムなんですけど、今、K-1ジムではプロ練と言われていて、プロの選手が昼間、ガッツリと練習する時間があったり、ボクシングの練習とかフィジカルの練習はそれぞれ別に分けていたりします。でも新美選手はジムの会長とのマンツーマンの練習ひと筋なんですよね。これは新美選手の先輩の佐藤嘉洋さんの時から一緒なんですけど、K-1 JAPAN GROUP、K-1が進化する中でもですね、小森会長の指導が進化していて、それについていっているという、その信頼関係も僕は素晴らしいなと思ってます。新美選手は去年、Krushのベルトを3回防衛したんですけど、唯一K-1のリングで、軍司選手に敗れてしまいました。このフェザー級戦線はものすごく選手の競争率が高いんですけど、お互いにベルトを守り続けて、機が熟したタイミングで、2人の再戦を僕は楽しみにしています」
☆Krush最高試合賞(ベストバウト)
瓦田脩二vs里見柚己
Krush Evangelist 石川直生
「この試合はKrushライト級王座決定トーナメントの決勝戦、お互いにダウンを奪い合う素晴らしい激戦でですね、毎回、大会ごとに選ばせてもらってるMVP、『This is Krush』賞をこの試合の勝者の瓦田選手に贈らせてもらったんですけど、本当に試合終了のゴングが鳴るまでどっちに転ぶか分からない、Krushを象徴する素晴らしい試合でした。この先、瓦田選手がどこまで行ってくれるか、非常に期待してます。あとは里見選手も今、自分でチームを独立して、背負うものも大きくなって、顔つきもどんどんどんどんカッコよくなっています。里見選手の今年の活躍も期待しています」
☆ベスト・オブ・記者会見賞(ファンが選ぶ賞)
壬生狼一輝
大仁田厚
「僕は壬生狼選手とは同じ九州で、同県人じゃありませんけど、同じ九州で。やっぱり何て言うのかな、(壬生狼に)変なとこがあるよな。そうやろ? すみません。大仁田厚、電流爆破男がこうやってK-1のステージに立つとは、何十年か前には考えられませんでした。本当に、いいことだよ。お前がK-1で上り詰めて上り詰めて、武尊選手みたいに上り詰めたら、俺と電流爆破やろう! この若い力がK-1を引っ張っていくことを願います! よろしくお願いします! それでは、頑張れ壬生狼! 1・2・3……ファイヤー!」
☆功労賞
山内佑太郎/牧平圭太
K-1プロデューサー 中村拓己
「牧平選手と山内選手はずっと我々のK-1 JAPAN GROUPのリングで戦ってきて、このたびリングを降りることになったんですけども、僕はずっとこの2人の試合を見てきてm今、このK-1 JAPAN GROUPには若くてレベルの高い選手、技術や戦術がすごい選手、レベルの高い選手がたくさんいるんですけど、僕はこの山内選手と牧平選手は、それよりも大事な戦う気持ち、ハートというものを持ってリングに上がって戦い続けてきた選手だと思います。ぜひ、この2人がリングの上で見せてきた熱い戦い、その魂というものを、これからの若い選手もぜひ見習ってほしいと思いますし、これまで熱い戦いを見せてきてくれた2人は、本当にお疲れ様でした」
☆ABEMA賞
菅原美優
演出家 マッコイ斉藤
「それでは1曲歌います。……あ、すみません、小林幸子さんの次だったんで、ちょっと緊張してます。いやホントに、僕みたいな者にこんな大役を預けていただきまして、ありがとうございます。菅原さんも本当におめでとうございます。いつもK-1選手の皆さんには僕の変な企画で、ハニートラップをかけたり、ケンカ旅やったり、武尊選手に突然蹴りを入れたりとか、いろいろご迷惑ばかりかけてすみません。さっき熊田さんに聞いたんですけど、菅原さん写真集、オーバーオールにすごい形のヤツが出てるって聞いたんで、さっそく買いたいと思います。キュンです(笑)。本当に今日はありがとうございました」
☆ベストガールズ賞
チャナナ沙梨奈
小林幸子
「ありがとうございます。ご紹介いただきました小林幸子です。今日はプレゼンターということで、もうホントに、皆さんご覧になって分かりますよね、ホントに皆さんキレイでございます。顔小さい、スタイルいい、いいなあ、素晴らしいなあと思います。ラウンドガールというのは、そういう意味で、真剣勝負の試合のところにフワーッと華が咲く、そんな素晴らしい、そういうお仕事だと思います。どんなに心を癒やしてくださるか、それぞれの華で心を和ませてくださってると思います。
私は昨年の9月に直接拝見いたしました。その時の緊張感というか、ものすごかったです。初めてだったということもありますが、何しろ迫力があって、素晴らしいものを見させていただきました。ホントに感動いたしました。出てきた瞬間に『ラスボス!』って言われたんですけども、『ありがとう!』って言ったら『戦って!』って言われたんです。『それはできない』と言ったんでございますけども、私もラウンドガールやらせていただきました(笑)。『どうして私に決めていただいたんですか?』と聞いたら『最年長です』と言われまして、何か分かりませんでしたけども、大変貴重な経験をさせていただきました。どうぞこれからも、皆さん素晴らしい笑顔と優しさで盛り上げていただきたいと思います。おめでとうございます!」
☆新人賞
寺田匠
沢口愛華
「このたびはこの席にお呼びいただき、ありがとうございます。私自身ですね、去年のK-1、Krushのゲスト解説を務めさせていただいてから、K-1の世界に興味を持つようになりました。なのでここに立つことをとてもうれしく思います。ありがとうございます。遅くはなりましたが、寺田選手、新人賞受賞おめでとうございます。これからK-1の世界に新しい風を吹き荒らして、頂点へ向かっていく姿を応援させていただきたいと、心強く想いました。本日はおめでとうございます」
☆ベストトレーナー賞
中根康行(月心会チーム侍代表)
K-1 WORLD MAX 2006・2007 日本代表決定トーナメント王者 佐藤嘉洋
「月心会の中根トレーナー、そして月心会の皆様、このたびは受賞おめでとうございます。以前から月心会の皆さんの雰囲気とかを見ていると、自分が現役の時にやっていたジムと似たようなアットホームな雰囲気があって、ものすごくいいジムなんだなと思っています。確かに、彼らの練習環境というのは100%ではないのかもしれないですけど、その分、人間関係とかトレーナーとの信頼関係とかものすごい厚いジムなんだなと思ってずっと応援をしています。今年も月心会の選手の皆さん一丸となって、また勝利に向かって頑張っていただきたいと思います。このたびはおめでとうございました」
☆ベストGYM賞(プロ部門)
K-1ジム総本部チームペガサス
K-1プロデューサー 中村拓己
「今回、このK-1ジムチームペガサスがベストGYM賞プロ部門に輝いたんですけど、本当に各個人の選手がいい結果を残したのもそうなんですけど、僕も試合を見ていて、ジム全体として、チーム一丸となって戦って、そこで結果を出したというところがこの賞につながったんじゃないかと思います。また過去、K-1 AWARDSをやってきて、K-1ジム総本部はアマチュア部門の賞も獲って、今回プロ部門の賞も獲ってということで、着実に選手が育って、このK-1を代表するジムになったんじゃないかなと思います。梶原代表、おめでとうございます」
☆ベストGYM賞(アマチュア部門)
K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
K-1アマチュア実行委員 卯月昇
「アマチュアはKRESTさんのおかげですごく大きくなってますので、今後ともアマチュアの方もよろしくお願いいたします。KrushやK-1を支える土台と思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。渡辺代表、おめでとうございます」
☆K-1アマチュア最優秀選手賞
大久保琉唯/吉崎生
K-1甲子園2021&K-1カレッジ2021応援サポーター 川口葵
「皆さん、こんにちは。2021年、K-1甲子園&K-1カレッジ応援サポーターをさせていただきました川口葵です。このたびは大久保選手、吉崎選手、おめでとうございます。昨年、予選から決勝までK-1甲子園とK-1カレッジを見させていただいて、どの会場でもすごい迫力で、刺激をいただきました。もともとK-1が好きで見させていただいていたので、このお仕事に携わることができて、本当にうれしかったです。2月に行われるデビュー戦をとても楽しみにしています。頑張ってください。ありがとうございました」
美川憲一さんが2.27(日)K-1東京体育館大会への登場を宣言!小林幸子さんは「憲ちゃん、どんな格好するんだろう?」
1月26日(水)都内にて、K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」が開催され、歌手の美川憲一さんからVTRメッセージが到着。美川さんは2月27日(日)に東京体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』に登場することを宣言した。
ことの発端はベストガールズ賞の発表時。昨年の大会を彩ってきたKrushガールズ、K-1ガールズが一堂に会する中、チャナナ沙梨奈さんがベストガールズ賞を授賞すると、そのスペシャルプレゼンターとして昨年9月の『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、御年67歳でラウンドガールに挑戦し、世間にインパクトを残した小林幸子さんが登場。
小林さんはチャナナさんに目録とトロフィーを贈ると、「みなさん綺麗でございます。顔が小さい、スタイルいい! ラウンドガールというのは真剣勝負のところにフワ~っと華が咲く、そんなすばらしいお仕事だと思います。それぞれの華で心をなごませてくださってると思います。私もラウンドガールをやらせていただきました、たいへん貴重な経験をさせていただきました。これからもみなさん、すばらしい笑顔と優しさで盛り上げていただきたいと思います」と挨拶。
続いてフォトセッションを終えると、司会者より「小林さんにあるかたからメッセージが届いております」と告げられ、会場内のビジョンには小林さんと縁の深い美川憲一さんが映し出される。
美川さんは「あら、さっちゃん。この前のK-1スペシャルラウンドガール姿、見たわよ。羽根にミニスカ、なかなかやるじゃないの。若々しくてよかった」と小林さんを称えるも、「アンタばかり華やかにリングに立っちゃって、ズルいじゃないのよ! 今度は私がやるわ。次の大会に登場するから、アンタたち楽しみにしてなさいよ。待ってなさいね!」と衝撃の登場を予告。
これに対し、小林さんは驚きの表情で「本当に知りませんでした! でも、憲ちゃん、ラウンド……ガール? 余計なこと言っちゃった、私? どんな格好するんだろう?」と困惑と期待の入り混じったリアクション。
すると中村拓己K-1プロデューサーも登壇し、美川さんについて「2月のK-1東京大会に登場いただきたいと思うんですが、いろいろ超越された方だと思うので、“K-1スペシャル●●●”というのを考えて、登場していただこうと思います」とコメント。
そして、最後は小林さんが美川さんに向けて、「どんなことがあっても“おだまり”って言わないようにお願いしたいと思います(笑)。憲ちゃん、たぶんすごい興奮すると思います。どうぞ興奮する試合を、ぜひよろしくお願いします」とアドバイスを送った。
果たして2月大会で美川さんはどのような肩書き、そして出で立ちでK-1の舞台に降臨するのか、大きな注目が集まる。
以下、小林さんの囲みインタビュー。
――「K-1 AWARDS 2021」にプレゼンターとして参加した感想は?
「いやあ、すごいですね。今回、私のプレゼンターは、ラウンドガールのかたの1位と発表ということで、彼女だけではなく、みなさんすばらしい! だから、捨てがたいんですけど、あなたが選ばれた、本当に綺麗ですね! 昨年の9月に試合を拝見したんです。そのときの緊張というか、すごいんですよ! もちろん、選手のかたも真剣ですからあたりまえのことですけど、すごい緊張感がずっとある中で、やっぱり美しいラウンドガール。あの人たちがいるから、華やかに盛り上げてくれるんだなあって感じました。とても大切なお仕事だと、私思いました」
――ラウンドガールをやってみて、あらためて小林さんのご感想は?
「最初、ラウンドガールってお話をもらったとき、『私でいいんですか?』って聞いたんですよ。『ぜひお願いします。華やかにやってください』って言われて、『どうしようかなあ』って、いままでのラウンドガールのかたの衣装とかも(見て)。『よし! ミニスカート履こう!』と思って、ミニスカートにニーハイ履いて(笑)。それだけだと恥ずかしいので、あとはそこからブワ~ッと広げるような、そんな衣装を作りました」
――本日の衣装も素敵ですが、ポイントは?
「お祝いということなんで、これはお祝いのときに締める帯なんですけど。やっぱり、おめでたいのがいいですよね。かわいい、みんな綺麗だし。顔小っちゃいし、背高いし、スタイルいいし。私、9月のときに龍華ちゃん、龍華くんに花束をお渡ししたんですけど、ああいう若い子たちががんばってほしいなって、心から思います。引っ張っていってもらいたいと思います」
――美川憲一さんのVTRをご覧になってどう思われましたか?
「本当に昨日、電話で話したんですよ。でも、全然、その話(をしてなくて)。もちろん、私がここにいるということも話してませんでしたから、全然知りませんでした。「ああ、いいな」って思います。彼はとっても……、彼?(笑)。憲ちゃんはどっちの部分も持ってる、そういう人です。たくましさも優しさも全部兼ね備えている。でもね、憲ちゃん、ラウンドガール、たぶん忘れて興奮しちゃうと思います。そんな気がします(笑)」
――何かアドバイスがありましたら。
「興奮しすぎないように、それがアドバイスです(笑)」
――小林さんと美川さんといえば紅白歌合戦の衣装対決が有名ですが、K-1の舞台で今後、新たな衣装対決が実現する可能性も?
「それはリクエストがあれば。リクエストしてください、考えますよ。どんな衣装対決になるんだろ(笑)。でも、対決するのは選手ですから。私たちではありませんので。その中で盛り上げるだけです」
――格闘技に挑戦するよりは、もう一回ラウンドガールをやりたい感じでしょうか?
「試合に出ませんよ、私! なんでもやるったって、私だって選びますよ(苦笑)。おもしろいことはドンドンやらせていただきます。ラウンドガールは楽しかったですね。歌を歌ってるときのお客さまと、やっぱり格闘技のファンは違いますからね」
――美川さんのどんな衣装が見たいですか?
「やっぱり憲ちゃんはヒラヒラした格好で出てきてほしいなって思います。ミニスカートは履かないと思いますよ(笑)」