K-1 12.8 エディオンアリーナ大阪:ライト級世界最強決定トーナメント 初参戦外国人3選手インタビュー
K-1 12月8日(土) エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場大会では「K-1 WORLD GP 2018ライト級(62.5kg)世界最強決定トーナメント」が開催される。出場8選手のうち、未知の要素の多いニコラス・ギャフィー(スペイン)、インディゴ・ボイド(オーストラリア)、リュウ・ウェイ(中国)の3外国人選手のK-1公式インタビューをお届けする。(写真:(C)M-1 Sports Media)
ニコラス・ギャフィー、観客が求めるエキサイティングな試合をして勝つ!
「俺のパンチはどんな相手にも効く。林は技術が高い選手だけど、気になる相手じゃない」
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――K-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。
「最初にオファーを受けた時は何のことか信じられなかった。K-1を見て育った自分にとって、K-1のリングは憧れの舞台だ。その夢見ていたK-1に出場出来るなんて本当に嬉しいよ」
――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?
「K-1は世界で最も価値のある舞台であり、自分の階級で戦うトップレベルの選手が集まる場所だと思う」
――ギャフィー選手が格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。
「自分はずっとサッカーをやっていたんだけど、偶然、今のジムのコーチと知り合って『格闘技をやってみないか?』と誘われたんだ。それがきっかけでジムに入った。だから今の自分がいるのはコーチのおかげと言っても過言ではない」
――今の練習環境・状況を教えてもらえますか?
「家族とも言える仲間と厳しいトレーニングを積んでいる。皆それぞれ刺激し合い、切磋琢磨してお互い学び合っている。有名な選手と練習はしていないけど、自分にとってはジムのコーチや仲間たちが全てで、彼らから色んなことを学んでいるんだ。自分には昔スペインでファイターとして活躍した2人のコーチがいて、2人とも凄く厳しいけれど、全て自分の為にやってくれている。全力でぶつかってくれるし、どんな時でも必ず力になってくれる。大きなトレーナーと仲間と共にこれからも自分はまだまだ成長し続けるよ」
――これまでどんな国・大会で試合をしてきたのですか?
「スペインを中心に試合をしていて、アブダビ、ベルギー、ポルトガル、モロッコ等で試合したことがある]
――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか?
「俺はパンチも蹴りも全てのバランスがとれているファイターだと思う。だからどんな相手だろうと、その相手に合わせた戦略で戦い、そして必ず勝つ。自分がライト級のトップファイターだと言うことをK-1ファンに見てもらいたい」
――その中でも自信を持っている武器はなんですか?
「直近の試合も左のカウンターでKOしているし、俺のパンチはどんな相手にも効くと思う」
――ギャフィー選手の現地でのニックネームがあれば教えてください。
「地元では “The Tasmanian Devil”(タスマニアデビル=オーストラリアに住む肉食動物)と呼ばれている。理由は、自分は常に動いていて誰も捕まえられないからだ」
――ギャフィー選手は22歳で50戦も経験していますが、どのくらいの頻度で試合をしているのですか?
「その年にもよるけど、普段は毎月試合をしていて、間隔が空いても2カ月に1回は試合している。基本的に出来るだけ多く試合を組むようにしている」
――対戦相手の林健太選手の印象を教えてください。
「健太は動きが機敏でパンチ・蹴りともに技術が高いと思う。でも正直言って全く気になる相手じゃない。自分の方がテクニック、パワー共に上回っていると思う」
――林選手との一回戦はどんな試合になると思いますか?
「観客が求めているようなタフでエキサイティングな試合になるのは間違いないと思う。だが、自分は勝つことしか考えていない」
――トーナメントで対戦したい選手・興味がある選手はいますか?
「怪我で欠場してしまったけど、K-1チャンピオンの卜部功也選手と戦いたいね」
――トーナメントで優勝するために必要なものは何だと思いますか?
「常に思っていることは試合は50%の気持ちと50%のパワー・フィジカルで決まるということ。トーナメントで大事なのは出来るだけ少ないダメージで決勝に上がることで、俺はリングに立ったら気持ちでは誰にでも負けない」
――K-1・日本で戦う上での目標を教えてください。
「勝利、そしてファンの記憶に残ることだ」
――それでは日本のファンにメッセージをお願いします。
「日本のK-1ファンの皆、ぜひ会場で会おう。 スペインから来たニコラス・ギャフィーが一体何者なのか、その目に焼き付けてくれ!」
インディゴ・ボイド、一回戦からフルスロットルで飛ばしていく!
「恭士郎はガンガン前に出て来るタフな選手だが、それが逆に命取りになるだろう。彼に反撃の隙を与えるつもりはない」
――K-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。
「K-1は自分にとって一番大好きな団体で、そのK-1への出場が決まったときは嬉しくて興奮したよ」
――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?
「自分は小さい頃からK-1を見ていて、出場する選手は皆とてもレベルの高い選手ばかりだった。K-1は素晴らしい試合の多い最高のリングだと思う」
――格闘技を始めたきっかけを教えてもらえますか?
「子供の頃はジュニアリーグでサッカーをやっていて、父親の影響でフリースタイル空手を始めた。それからは空手の試合にも出るようになって、どんどん格闘技にのめり込んでいった」
――今の練習環境・状況を教えて下さい。
「今はムエタイ・キックボクシングのジムでトレーニングしていて、トレーナーのジョンはタフでとても熱い人物で、自分含め選手との限界を引き上げるために毎日厳しい練習で追い込まれている」
――これまでどんな国・大会で試合をしてきたのですか?
「今まではオーストラリア国内での試合が中心で、たくさんのベルトを巻いてきた」
――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか?
「K-1のファンには俺の爆発力と攻撃の破壊力に注目してほしい。俺は飛び技が好きで、全身のエネルギーを相手にぶつけるスーパーマンパンチ(ジャンプしながら打つパンチ)が得意技だ。会場を盛り上げる事を約束しよう」
――ボイド選手は「The Beast Kid」と呼ばれているそうですが、その由来を教えてください。
「俺が所属しているジムが『Beast Fight Club』(ビーストファイトクラブ)で、俺は童顔で年齢よりも若く見られがちなんだ。それで『ビーストファイトクラブの子供』という意味で“Beast kid”と呼ばれる様になった」
――ボイド選手はムエタイルールの試合が主だと思いますが、K-1ルールの試合についてはいかがですか?
「確かにオーストラリアではK-1ルールの試合がほとんどなくて、ムエタイルールで試合をせざるを得ない。でも個人的にはK-1ルールの方が好きだし、自分に合っていると思う」
――対戦相手の恭士郎選手にはどんな印象を持っていますか?
「ガンガン前に出て来るタフな選手という印象だが、それが逆に命取りになるだろう」
――恭士郎選手とはどんな試合になると予想していますか?
「試合が始まったらKOでぶっ倒すつもりで行くし、恭士郎に反撃の隙を与えるつもりはない。手に汗握るハラハラした試合になるはずだ」
――トーナメントで対戦したい選手・興味がある選手はいますか?
「俺の目標はK-1のチャンピオンになることだ。その道を阻む相手は誰だろうと戦って倒す」
――トーナメントで優勝するために必要なものは何だと思いますか?
「集中力、そしてゲームプランをしっかり守ること。トーナメントを優勝するために必要なことは全てやっている」
――K-1と日本で戦う上での目標を教えてください。
「今やるべき事はライト級世界最強決定トーナメントで優勝することだ」
――それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします
「日本のファンのみんな、俺は最初からフルスロットルでいく! スピーディーで激しい試合になるから瞬きせずに見ててくれ。必ず俺が優勝する!」
リュウ・ウェイ、中国のKOマシーンがK-1ライト級の頂点を狙う!
「私の試合は燃え盛る炎のようにアグレッシブで見応えがある。難攻不落の大沢選手をKOで倒す」
――K-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。
「子供のころからK-1を見ていて、ずっとK-1の世界チャンピオンになることを夢見ていた。今回トーナメントに出場が決まり、とてもうれしいよ」
――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?
「K-1は世界に向けて発信する格闘技の最高峰のリングだと思いっていり。全世界がK-1に関心を寄せ、また多くのファンを獲得しています。私はこのK-1ルールとエキサイティングな試合が大好きだ。特にK-1は煽りVなどビジュアルアピールがとてもカッコ良いと思う」
――格闘技を始めたきっかけを教えてもらえますか?
「小さい頃はよく病気をする体質で、父親から格闘技を習うよう薦められた。その時最初に習ったのはテコンドーだった。今は中国広東省深圳にある英雄伝説ジムでトレーニングをしていて、トレーナーの1人であるカン・エン先生は中国人で初めてプロキックボクシングに出場し、中国人初のWBCムエタイ王者になった現役のトップファイターで、K-1にも参戦経験がある。またタイでトレーニングする際にはアテネ五輪ボクシングの金メダリストのManus Boonjumnong先生にも師事している」
――これまでどんな国・大会で試合をしてきたのですか?
「中国では英雄伝説、武林風、EMレジェンドなどに出場経験がある。日本では2011年にKrushに出場したこともある。Krushでは梶原龍児さん、中国ではゲーオ・ウィラサクレックとも拳を交えた。7年前に梶原さんと戦った時から経験も試合数も豊富になったから、ぜひ成長したリュウ・ウェイを見てほしい」
――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか?
「私の試合は燃え盛る炎のようにアグレッシブで見応えがある。日本のファンの皆さんにはそこを見て欲しい。あと私のパンチはムダがなく堅牢でスピードもある。瞬発力もあるのから見応えがあるはずだ。試合ではヒザ蹴りやストレートでKOすることが多いから、そこも見ていてほしいね」
――現地でのニックネームがあれば教えてください。
「試合でのKO率が高いことから『KO小天王』と呼ばれています。でもみなさんには『リュウ・ウェイ!』と呼んでもらえるのが一番嬉しい(笑)」
――対戦相手の大沢文也選手の印象を教えてください。
「大沢選手はステップが巧みで、パンチテクニックがあり、とても速い。私たち二人の試合はきっとかみ合う試合になるだろう」
――大沢選手は非常にパンチ上手い選手ですが、彼のパンチをどう思いますか?
「大沢選手のパンチが上手いことは認めている。恐るべきスピードを持っているが、パワーが少し不足している」
――大沢選手との一回戦はどんな試合になると思いますか?
「私の目的はこのトーナメントで優勝して、ライト級のタイトルマッチに挑むこと。難攻不落の大沢文也選手が相手だけど、ここはきっちりとKOで倒して次に駒を進めたい」
――トーナメントで対戦したい選手・興味がある選手はいますか?
「今回のトーナメントに出場する全ての選手のことを理解しているが、特にどの選手と戦いたいと言うのはない。一試合一試合を全力で大事にファイトしたい、それだけだ」
――トーナメントで優勝するために必要なものは何だと思いますか?
「実力と忍耐力が重要だ。そしてその2つはそのまま自分の強みでもある」
――K-1と日本で戦う上での目標を教えてください?
「もちろんK-1ライト級のチャンピオンベルトを獲ることだ」
――それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
「12月8日はぜひ私を応援してください。私の名前リュウ・ウェイを覚えてくださいね!
皆さん日本で会いましょう!再見!!」
対戦カード
【K-1 WORLD GP 2018ライト級(62.5kg)世界最強決定トーナメント】
第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
川崎真一朗(月心会ラスカルジム)
第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーライト級王者)
ニコラス・ギャフィー[Nicolas Gaffie](スペイン/マーベラ・ファイト・スクール)
第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/Krushライト級(62.5kg)王者)
第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
恭士郎(士魂村上塾/元Bigbangスーパーライト級王者)
インディゴ・ボイド[Indigo Boyd](オーストラリア/ビースト・ファイト・クラブ)
第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
リュウ・ウェイ(中国/2015年中国英雄伝説-64kg級アジア王者)
第8試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
第9試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
第13試合 決勝 3分3R(延長1R)
(表彰式・閉会式は第14試合終了後)
【スーパーファイト】
第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元バンタム級&フェザー級王者)※初防衛戦
皇治(TEAM ONE/挑戦者、ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
第12試合 スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者)
ヨーブアデーン・フェアテックス [Yodbuadaeng Fairtex](タイ/元ラジャダムナン認定ミニフライ級王者・現バンタム級)
第11試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM EBISU FREE HAWK/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)
第10試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級&スーパー・ライト級王者)
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
第7試合 スーパー・フェザー級 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元Krush王者)
朝久泰央(朝久道場)
第6試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
【プレリミナリーファイト】
第3試合 フェザー級 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
TETSU(月心会チーム侍)
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
SEIYA(MAD MAX GYM/DEEP☆KICK -63kg級1位)
鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)
第1試合 スーパー・バンタム級 3分3R
蒼士(昇龍會)
黒田勇斗(隆拳塾)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~
日時 2018年12月8日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 本戦開始・15:00 (第7試合 安保vs朝久 終了後に休憩。10分予定)
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(生放送・13:30~21:00)
チケット料金 アリーナSRS席 50,000円 アリーナRS席 30,000円 アリーナS席 12,000円 スタンドS席 12,000円 アリーナA席 8,000円 スタンドA席 8,000円 スタンドB席 6,000円 ※チケット完売
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/