Krush 3.26 後楽園ホール:黒田斗真に連敗の壬生狼一輝、池田幸司とのKrush王座初防衛戦は「しっかり判定勝ちじゃ」。松谷桐×野田蒼、晃貴×小倉尚也、真優×鈴木万李弥も決定
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Krush.135(3月26日(土)後楽園ホール)の第1弾カード発表記者会見が1月12日に東京で行われた。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真 (C)K-1)
バンタム級王者・壬生狼一輝が初防衛戦で挑戦者・池田幸司と対戦!「ここを勝たんと話にならんのじゃ!」(壬生狼)vs「ここまで一直線ではなかった。ベルトを獲らないと意味がない」(池田)
Krushバンタム級タイトルマッチとして王者・壬生狼一輝vs池田幸司の一戦が発表された。壬生狼は昨年3月に吉岡ビギンを破り、プロ無敗でKrushバンタム級王座を戴冠。会見などではプロレスラーの大仁田厚さんになりきったキャラクターと、ふんどしなどの奇抜な衣装でインパクトを残し、昨年一躍ブレイクしたファイターだ。
しかし、Krush王者として出陣した昨年の5.30K-1横浜武道館大会で行なわれたバンタム級日本最強決定トーナメントでは決勝戦で黒田斗真にKO負け。リマッチとなった12.4K-1エディオンアリーナ大阪大会でも黒田に延長戦の末に判定負けを喫している。池田との初防衛戦は2連敗からの再起戦となる重要な試合だ。
今回は髪型はバッチリと決めて、服装も普通のままの壬生狼だったが、開口一番「花は桜木、男は一輝! やる気、元気、一輝ーッ!」とノリは変わらず。無敗記録も途切れて2連敗を喫したものの落ち込んでいる様子は見せなかった。しかし、本人なりに「もう判定でいい。ワシも2連敗してるから、ここを勝たんと話にならんからまずは判定で」と、連敗ストップに躍起になっているようだ。
対戦相手の池田に関しては、プロレスラーのラッシャー木村さんの真似をしながら、「オイ、池田、この野郎! まず戦う前に新年明けましておめでとうございます。池田の印象はデカい、細い、強い。以上だ、この野郎」と印象を語る壬生狼。
「最近調子良く倒しとるから、ワシも気を抜いて倒されんようにしっかり気をつけておくは。気をつけた上でしっかり判定勝ちじゃ」と、自分とは対照的に2連勝中と絶好調の池田への警戒感は持っている様子だった。当然、2連敗した相手である黒田へのリベンジも「ブラックパンサー黒田! あいつに挑戦して勝たんと。もうK-1バンタム級の顔はワシじゃないといかんじゃろう!」と頭にある。
その黒田にもう一度挑戦するためにも、今回の防衛戦の勝利は必須条件。「3.26『Krush.135』後楽園ホール大会、デカい花火ぶち上げるから、会場で待ってるぜ!」と意気込んでいた。
一方の池田は壬生狼と同じくK-1バンタム級日本最強決定トーナメントに出場したが、優勝した黒田に一回戦で敗退。しかし、その後はKrushのリングで峯大樹、藤田和希に2連勝し、上り調子でバンタム級戦線を盛り上げる立役者となっている。
2022年の目標としてタイトル挑戦をぶち上げていたが、早くも巡ってきたチャンスに「もう1戦ぐらいは挟まないといけないのかなと思っていたんですけど、すぐタイトルマッチが決まったので、それは素直に嬉しかったです。獲らないと意味がないのでしっかり獲りたいと思います」と燃える池田。
「判定でもいい勝つ」と言う壬生狼に対して、池田は「このタイトルマッチのキャッチコピーが『壊すバンタム級』だったので、僕はしっかり倒して勝ちたいと思います」と、KO勝利による王座奪取も宣言している。
また、壬生狼の会見オタクだと明した池田は今回も「小道具がなくて残念ですね」と語り、「本当に会見しか見たことがないんで、特にどんな戦い方するか分からないんですけど、今回は狼vs蜘蛛でしたっけ? そういうコンセプトだと思うんで、しっかりスパイダーキックで倒したいと思います」と、自身についている“反骨のスパイダー”というキャッチフレーズになぞらえ、スパイダーキックなる技でのKOも予告していた。
◆壬生狼一輝
「(立ち上がって前屈みの姿勢で)花は桜木、男は一輝! やる気、元気、一輝ーッ! オイ、池田、お前今、何されるかビビっとるじゃろ? 安心せい。今日は凄い飛び道具用意してきたから、まあ皆さん、楽しみにしといてくれ。(破竹の12連勝から2連敗だが、この間に得たものは?)得たものか? 負けじゃ。2連敗という負けじゃ!(その一方で日本最強決定トーナメント、黒田選手とのリマッチという形で挑戦するような試合が続いていたが、今回は王者として挑戦者を迎え撃つ立場。気持ちの変化は?)ちょっ、ちょっ、すいません。もう一回言ってくれ! 聞いてなかったわ。最初からよろしく頼む。(質問を聞き直して)別にない! まあ圧勝して、しっかりと判定で勝ちます。
(正念場の試合となると思うが、どんな勝ち方をしてどんな次の展開に繋げたい?)勝ち方はさっきも言った通り判定じゃ。もう判定でいい。ワシも2連敗してるから、ここを勝たんと話にならんからまずは判定で。あとはその先か? その先はそうじゃのう…ブラックパンサー黒田! あいつに挑戦して勝たんと。もうK-1バンタム級の顔はワシじゃないといかんじゃろう!(普段と雰囲気が違うが、今年はそのスタイルで行く?)別にそういうわけじゃないぞ。ちょっとな、成人式とかいろいろ重なってな、衣装を用意出来んかった。まあふんどしでも良かったんやけど、もう見飽きたじゃろ? だから、次の会見までにはしっかり用意しとくから、今日はすいません。皆さん、すいません。
(2連敗で心機一転というわけではなく、今年も大仁田スタイルは貫いていく?)それも分からんな。それはワシ次第じゃ。(池田の『壬生狼の会見オタク、小道具がなくて残念』という言葉を聞いて)すまんのう。俺のファンでありがとう。ワシも嬉しいわ。以上です。(池田のここ最近の試合の感想は?)そうじゃのう。最近調子良く倒しとるから、ワシも気を抜いて倒されんようにしっかり気をつけておくは。気をつけた上でしっかり判定勝ちじゃ。
(司会が会見を終わらせようとすると)オイ、ちょっと、相手の印象はないんか? 今回。(司会が仕方なさそうに聞くと、先に池田に答えられてしまうが、自分の順番が回ってくると立ち上がって手拍子をし始め)会見を見てるみんなも手拍子じゃ! 池田と言ったらデカい! デカいと言ったら馬場! 馬場と言ったらラッシャー(木村)! (ラッシャー木村の声さお真似をしながら)オイ、池田、この野郎! まず戦う前に新年明けましておめでとうございます。池田の印象はデカい、細い、強い。以上だ、この野郎。(ファンの皆さんへのメッセージは?)3.26『Krush.135』後楽園ホール大会、デカい花火ぶち上げるから、会場で待ってるぜ!」
◆池田幸司
「ReBORN経堂の池田です。自分はKrushのトーナメントで一回戦敗退だったりとか、K-1のトーナメントでも一回戦敗退だったりとかで、決してここまで一直線ではなかったので、やっとここまで来たかと、そういった気持ちです。(11月の試合の時に2022年の目標をタイトル挑戦と上げていたが、早くも決まった。この試合のオファーをもらった時の感想は?)もう1戦ぐらいは挟まないといけないのかなと思っていたんですけど、すぐタイトルマッチが決まったので、それは素直に嬉しかったです。獲らないと意味がないのでしっかり獲りたいと思います。
(タイトルマッチに繋がった理由として直近2連勝との好調さが上げられるが、その要因は?)倒そうという気持ちです。(この2連勝はダウン、KOとインパクトのある展開を続けている。王座奪取に向けて、どんな勝ち方を目指す?)壬生狼選手は判定って言ってるんですけど、このタイトルマッチのキャッチコピーが『壊すバンタム級』だったので、僕はしっかり倒して勝ちたいと思います。
(壬生狼の試合にはどんな感想がある?)僕、壬生狼選手の会見オタクなのであんまり試合は見たことがないんですけど、ちょっと今日は凄く会見を楽しみにしていたので、小道具がなくて残念ですね。(相手の印象は?)相手の印象っすねえ。本当に会見しか見たことがないんで、特にどんな戦い方するか分からないんですけど、今回は狼vs蜘蛛でしたっけ? そういうコンセプトだと思うんで、しっかりスパイダーキックで倒したいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)新チャンピオンになるので皆さん、ご注目ください。よろしくお願いします」
松谷桐vs野田蒼のバンタム級テクニシャン対決が実現!「自分らしい試合をして倒す」(松谷)vs「この試合で自分の殻を破る」(野田)
バンタム級屈指のテクニシャン対決が決まった。K-1 JAPAN GROUPに参戦以来2連勝中と波に乗る松谷桐と浮上を目論む野田蒼の一戦だ。
松谷はキックボクシングルールでタイトル獲得歴のある実力者。昨年9月にKrush初参戦を果たすと、ハイレベルな技巧で目下2連勝。戦国時代の様相を見せるバンタム級において台風の目としての存在感を示す。
一方の野田は幼少期から関西のアマチュア大会で活躍し、高校1年生でK-1アマチュア全日本大会で優勝。K-1甲子園2020-55kg王者になった若きテクニシャン。昨年5月のK-1横浜武道館大会で行われたK-1バンタム級日本最強決定トーナメントに参戦し、Krush王者・壬生狼一輝とスプリット判定にもつれ込む激闘を見せた。再起戦となるはずだった12月にKrushでは橋本実生の計量不参加・欠場による不戦勝となった。実質約10か月ぶりの試合は、松谷を迎える試練の一戦となった。
直近2連勝ながら、いずれも判定決着で本領を発揮できていないと自己評価する松谷は「倒す倒すといって倒せていない」と反省の弁。対戦相手の野田からの「悩んでいるように見える」という指摘に「悩んでいます(苦笑)」と素直に告白する場面を見せたが「悩んだり考えたりしていると(野田選手に)翻弄されちゃうので、何も考えずに自分らしくいきたい」と、悩みながらも無心で臨む構え。
同日に決定した王者・壬生狼一輝vs挑戦者・池田幸司のKrushバンタム級タイトルマッチについて聞かれると「自分らしい試合をしてチャンピオンに挑戦したい」と語った。
一方の野田は今回が約10か月ぶりの試合だが「ずっと練習を続けていて、自分でも自分がどんな動きをするのかわからない。自分の殻を破るというか、変わったところを見せられると思う」と期待に胸を躍らせる。松谷に対しては「自分がプロになる前からずっと勝っていて、僕もファンだった」と憧れの存在だったと告白しつつ「(同じ大会で行われるタイトルマッチ)挑戦者の池田選手もチャンピオンの壬生狼選手も、一番上の黒田選手にも勝てる。ここでしっかり倒してアピールしたい」と、上位陣との対戦に向け、憧れを乗り越える意気込みを見せた。
◆野田蒼
「前回(12月に)試合が出来なかった分、今回全部爆発させようと思うので応援お願いします。(相手の印象は?)いっぱい考えてたんですけど、壬生狼vs池田の会見で全部飛んでしまいました(笑)。印象はとにかく上手い。でもどこか行ききれてない感じがします。(昨年5月以来、10か月ぶりの試合だが?)9月に試合が決まって追い込んでいたのですが、コロナの影響で出られなくなってしまい、12月に試合が決まってそれに向けても追い込んでいたのに試合がなくなり…。自分でも今の自分が試合でどんな動きをするのかも分からないです。でも、この試合から自分の殻を破るというか、変わったところを見せられるんじゃないかと思います。
(他団体でも実績がある選手が相手だが、どんな姿、試合をファンに見せたい?)松谷選手はすごく上手くて、相手が何もできない感じですよね。素人の何も知らない人から見たら『(相手は)なんで行かんねん!』と思われるかもしれませんが、やっている人にしかわからない嫌なプレッシャーがあると思います。でもそんなの気にせずに自分らしくリングで遊べたらと思います。
(本大会でバンタム級のタイトルマッチが決定したが?)12月に僕が倒して勝ってマイクで挑戦するつもりだったんでした。でも挑戦者の池田選手もチャンピオンの壬生狼選手も、一番上にいる黒田選手もいつやっても勝てると思ってるので、ここで倒してしっかりアピールしたいと思います。
(松谷の印象を「行ききれてない」と話したが、それはいつから?)K-1 JAPAN GROUPに来てからの2戦ですね。それまではすごい僕もファンだったので。僕がプロになる前からずっと勝っていて、すごい選手だなとみていたので。この2戦は悩んでいるような試合だったと思います。
(ファンのみなさんへのメッセージ)いつも応援ありがとうございます。会見ではチャンピオンに負けるかもしれませんが、試合ではチャンピオンよりおもしろい試合をするので、ここ勝って絶対タイトルを獲るので、応援お願いします」
◆松谷桐
「今年は自分らしくしっかり倒せるように盛り上げるので応援お願いします。(対戦相手の印象は?)すごくテクニックがあって上手い選手だなと思います。(Krush参戦から2連勝だが本領を発揮し切れていない。今回はどんなテーマで試合に臨む?)倒す倒すといっておいて倒せていないのですが、今回も自分らしく倒しに行きたいと思います。(今回クリアすれば3連勝、どんなところをアピールしたい?)テクニックもそうですけど、自分らしい試合を出来ればいいなと。自分らしいところをみんなに見てもらいたいと思います。
(本大会でバンタム級のタイトルマッチが決定したが、ベルトに対してどんな意識がある?)意識はないですけど、自分らしい試合をして、しっかり倒していけばチャンピオンにも黒田選手にも近づけると思うので、今回も自分らしい試合をして、チャンピオンに挑戦したいと思います。
(野田からの「悩んでいる」という発言については?)悩んでいます(苦笑)。悩んでいるんですけど、野田選手は上手いので、そこで悩んだり考えたりしていると、テクニックで翻弄されちゃうと思っているので、何も考えずに自分らしく行こうと思っています。(ファンのみなさんへのメッセージ)今回はしっかり自分らしい試合をしてしっかり盛り上げられるようにがんばるので応援お願いします」
スーパー・バンタム級トップ戦線浮上を懸けたクラッシャー対決!晃貴「この大会を一番盛り上げて、一番沸かせて勝つ」vs小倉尚也「大会ベストバウトを狙って必ず勝ちます」
スーパー・バンタム級で晃貴vs小倉尚也の一戦が決まった。スーパー・バンタム級は昨年、Krushで王座決定トーナメントが行なわれ璃明武が優勝。第7代Krushスーパー・バンタム級王者となった。また、2月のK-1東京体育館大会では第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの開催も決定。短期間でトーナメントが2つ開催される層の厚い階級だ。その中で晃貴と小倉はトップ戦線への浮上を懸けたシビアな一戦を戦うことになった。
晃貴は昨年はKrushのリングで2連勝を飾っていたが、好調さを持続させながら臨んだ9月のK-1横浜アリーナ大会で金子晃大に敗戦。今回は再起戦となるが、「前回の試合からずっと試合がしたかったので楽しみです」とやる気満々。金子戦を経て、「自分は気持ちで前に攻めないといけないのに気持ちで負けちゃって攻められたので、気持ちで行かないとなと思いました」と改めて戦う上での気持ちの重要さも認識したようで、小倉相手に「1R目はお互いに殴り合って会場を盛り上げて、2R目に自分が仕留めます」とKOによる勝利を予告した。
Krush・K-1どちらの王座決定トーナメントにもエントリーされず、「自分は前回金子選手に負けたので何も言えないですけど、めちゃめちゃ悔しいです。めちゃめちゃ出たかったです」と悔しい想いもした。自分に勝った金子がK-1の王座決定トーナメントにエントリーされている分、その悔しさも強い。しかし、兄貴分である武尊が那須川天心との大一番が決まったことで刺激も受けている。「武尊くんが試合出るってなったら凄い盛り上がるじゃないですか? そういう選手にならないといけないなって身近にいて思うんで、自分も負けないように練習して、負けないぐらいトップに行きます」と、自身もトップ戦線への浮上を誓う。
対する小倉は昨年、第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場し、優勝候補の呼び声も高かったが、一回戦で内田晶に敗戦。その試合以来、約7カ月ぶりの再起戦を晃貴と戦う。内田戦に関して、「負けるとしたらあのパターンだと思っていたので、自分の実力のなさが出たかなって感じですね」と振り返った小倉。悔しい想いをしたのは晃貴と同じで、「自分がもしKrushのベルトを獲っていたらあそこにいたんだって思うと非常に悔しい想いがありますし、そういう想いもしているんで、今回は試合にぶつけられたらなと思いますね」と、K-1の王座決定トーナメントに出られなかった悔しさをこの試合にぶつける腹積もりだ。
晃貴に関しては、「ずっとやりたかった選手ではあったので、この一戦が組まれたことは非常に嬉しく思います。晃貴選手は非常にアグレッシブで、多分自分ともスタイルは噛み合うと思うので、そういう面でも楽しみにしていただければと思います」と、持ち味であるアグレッシブなファイトをぶつけ合うことを誓う。狙うは大会のベストバウト。「お互いに異名もクラッシャーがつく同士ですけど、必ず自分が勝ちますし、大会のベストバウトを狙えればなと思っていますので、そこらへんも期待していただければと思います」と、激闘派同士の一戦で、層の厚いスーパー・バンタム級戦線に風穴を空ける。
◆晃貴
「前回の試合からずっと試合がしたかったので楽しみです。(対戦相手の印象は?)小倉選手は手数が多くて気持ちでガンガン攻めてくる選手ですね。でも、自分も気持ちでは絶対負けないので勝ちます。(金子戦を経ての反省点や得たものは?)反省点は自分は気持ちで前に攻めないといけないのに気持ちで負けちゃって攻められたので、気持ちで行かないとなと思いました。(激闘派同士の対戦で、どんな試合プランでどんな勝ち方を見せたい?)願望は1R目はお互いに殴り合って会場を盛り上げて、2R目に自分が仕留めます。
(スーパー・バンタム級は動きが激しく、Krushでは璃明武が王者になった。王座決定トーナメントに関しての感想は?)あのKrushの大会を見て、出たかったという感想です。(2月にK-1で王座決定トーナメントがあるが、出場選手やタイミングなど思うところは?)自分は前回金子選手に負けたので何も言えないですけど、めちゃめちゃ悔しいです。めちゃめちゃ出たかったです、トーナメント。
(兄貴分の武尊の大一番が決まったが、身近にいて影響受ける部分もあると思うが、どう活かしたい?)前々から試合が決まる決まらないってずっと言ってて、ずっと追い込みしているのを見ていたので、あれに負けないぐらい自分も練習して、武尊くんが試合出るってなったら凄い盛り上がるじゃないですか? そういう選手にならないといけないなって身近にいて思うんで、自分も負けないように練習して、負けないぐらいトップに行きます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分たちが3月26日のKrushを一番盛り上げて、一番沸かせるので、皆さん、注目していてください。絶対勝ちます」
◆小倉尚也
「晃貴選手と試合が決まって、ずっとやりたかった選手ではあったので、この一戦が組まれたことは非常に嬉しく思います。(対戦相手の印象は?)晃貴選手は非常にアグレッシブで、多分自分ともスタイルは噛み合うと思うので、そういう面でも楽しみにしていただければと思います。(Krushの王座決定トーナメントで優勝候補と謳われながらまさかの一回戦敗退。改めてあの試合を経ての反省点と得たものは?)反省点は、負けるとしたらあのパターンだと思っていたので、自分の実力のなさが出たかなって感じですね。(どんな試合を見せて、どんな勝ち方を見せたい?)いつも通り、前回の試合みたいに作戦とか考えるよりも気持ち先行なら自分でやってて楽しい試合が出来ると思うので、試合が自分も楽しみですね。
(スーパー・バンタム級は動きが激しく、Krushでは璃明武が王者になった。王座決定トーナメントに関しての感想は?)自分は璃明武選手が獲るだろうなと思っていたので予想通りっちゃあ、予想通りですかね。もうちょっと盛り上がってほしかったなというのはありますけど。(2月にK-1で王座決定トーナメントがあるが、出場選手やタイミングなど思うところは?)自分がもしKrushのベルトを獲っていたらあそこにいたんだって思うと非常に悔しい想いがありますし、そういう想いもしているんで、今回は試合にぶつけられたらなと思いますね。ポスターがめちゃくちゃカッコ良かったっすね。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分も晃貴選手も武尊選手を尊敬しているので、お互いに異名もクラッシャーがつく同士ですけど、必ず自分が勝ちますし、大会のベストバウトを狙えればなと思っていますので、そこらへんも期待していただければと思います。応援よろしくお願いします」
女子フライ級に新たな実力者が参戦!真優がKrush初参戦・鈴木万李弥を迎え撃つ「自分が戦ってきた舞台の強さを見せる」(真優)vs「私は殴り合いが好き。ガツガツ行きます」(鈴木)
女子フライ級戦線に新たな強豪が参戦。アビラル・ヒマラヤン・チーターの同門で、HEATを主戦場に戦う鈴木万李弥がK-1 JAPAN GROUP初参戦。真優との対戦が決まった。
鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAのリングにも上がる二刀流ファイターとして活躍する。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、多くのファンからの人気を集めている。これまでは50kg台中盤から後半で試合を続けてきたが、K-1 JAPAN GROUPでは女子フライ級(-52kg)での参戦となった。
K-1 JAPAN GROUP参戦、そして階級変更の理由を「(K-1 JAPAN GROUPは)立ち技ではトップの団体だと思っています。私も階級を下げるんですけど、階級を下げた中で強い選手とやっていきたいと思っていて、ぜひ挑戦したいと思っていました。(階級を下げたのは)大きい階級になるとどうしても相手がいないので、52kgに下げてもっと多くの選手と戦いたいからです」と説明した鈴木。Krushのリングを「倒し合いがコンセプトの殴り合いが多い。私はそういう戦いが好きなので、ガツガツやっていきたい」と、新たな戦場に心を躍らせる様子を見せる。
キックボクシング、MMAと多くの戦いを積み重ねるも、未だタイトルマッチの経験がないという鈴木の目標はKANA・壽美が持つK-1 JAPAN GROUPのベルト。「やるからにはベルトは欲しいと思っています」と、控えめな言葉に強い意志を込めた鈴木は「爪痕を残せるようにがんばります」と、K-1 JAPAN GROUP初参戦でビッグインパクトを見せる構えを見せた。
対する真優は昨年1月にKrush女子フライ級王座を壽美と争い、惜しくも敗北。7月にRANを延長判定の大接戦の末に撃破し再起を果たした。前戦は12月のK-1大阪大会で、キック・ムエタイで三冠の実績を持つ☆SAHO☆と対戦。K-1初参戦の☆SAHO☆にダウンを奪われて判定負けを喫するも、闘志溢れるファイトで会場を沸かせた。
2戦連続で他団体からの参戦者を迎え撃つ真優は「フライ級の女子は少ないので、K-1、Krushの舞台に来てくれるのはうれしい」と鈴木の参戦を歓迎する姿勢。「自分がプロデビューしたときからずっとトップで戦っていた。すごくかわいい」と、選手として非常に高く評価する一方、「自分が戦ってきた舞台は強いんだぞというところを見せたい」と、K-1 JAPAN GROUPの洗礼を浴びせる構え。昨年12月に☆SAHO☆に喫した敗北を「意味のある負けにしたい。今年はやり返す年にする」と自信を見せた。
◆真優
「前回12月のK-1大阪大会で負けちゃったんですけど、しっかり意味のある負けにしたいので、次見てて下さい。(相手の印象は?)自分がプロデビューしたときからずっとトップで戦ってきていて、すごいかわいいなと思っていました。階級もすごい上やったので、試合では当たらんかなと思っていましたが、今回こうして試合オファーをもらってすごくうれしいです。
(前回に続いて外敵を迎える、K-1側として迎え撃つ気持ちは?)フライ級の女子は少ないと思うので、K-1・Krushの舞台に新しい選手が来てくれるのはすごくうれしいです。そういう選手ともやって、自分が戦ってきた舞台は強いんだぞというところを見せたいと思います。(前回から今回にかけて強化したポイントは?)鈴木選手はしっかり打ち合ってくる選手だと思うので、打ち合える体幹とスタミナをもう一回一から作り上げていこうと思います。
(成人式を迎えて、ファイターとして気持ちの変化は?)成人したのは去年だったけど、コロナで延期になってしまって。今年ユニバ(ユニバーサルスタジオジャパン)でやってくれるんですけど、20歳越えてそろそろ結果を残していかなあかんなと思っているので、今年はやり返す年にしたいと思っています。
(前回を意味のある負けにしたいという真意は?)前回打ち合ってダウンを取られて負けちゃったんですけど、次はそこを取り返せるように見せたいので、がんばります。(ファンのみなさんへのメッセージ)今年はやり返す年にしたいので、しっかり真優を見ていて下さい」
◆鈴木万李弥
「今回とてもいいオファーをいただいたので、爪痕を残して帰れるようにがんばりたいと思います。(相手の印象は?)名前は知っていました。とてもギラギラしている印象があって、次の試合楽しみです。
(K-1 JAPAN GROUP参戦の理由は?)立ち技ではトップの団体だと思っています。私も階級を下げるんですけど、下げた中で強い選手とやっていきたいと思っていて、ぜひ挑戦したいと思っていました。(自分のどんなポイントをアピールしたい?)Krushは倒し合いがコンセプトなのかと思うくらい殴り合いが多いので、私はそういう戦い方が好きなので、ガツガツとやっていきたいと思います。
(K-1ではKANA、Krushでは壽美が王者だが、ベルトは意識している?)実はまだタイトルマッチを経験したことがなくて、やっているからにはベルトは欲しいなと思っています。チャンスがあればという感じですね。
(どんな試合で爪痕を残したい?)女子でもおもしろい試合をできるぞというところを見せていきたいと思います。
(52kgに転向を決めたのはいつ頃?)ずっと重い階級でやってきたんですけど、去年から下げてやっていこうかなと思い始めて。大きい階級になると相手がいないし、かなりモンスター級が多くて。52kgに下げてもっと多くの選手とやりたいと思いました。(もう準備は万端?)昨日から減量にも入っていて、食事にも気をつけて準備はしています。
(ファンのみなさんへのメッセージ)Krush初参戦なので、皆さんに楽しみにしていただけていると思いますので、頑張って戦いたいと思います」
対戦カード
Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/王者) ※初防衛戦
池田幸司(ReBORN経堂/挑戦者、K-1カレッジ2019 -55kg優勝)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
松谷 桐(ALONZA ABLAZE/元NJKFフライ級王者)
野田 蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg優勝)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
真優(月心会チーム侍)
鈴木万李弥(志村道場)
概要
大会名 Krush.135
日時 2022年3月26日(土)開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席:7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/