YA-MAN、RIZINのファイトマネーを全額寄付「きつい思いをしている子供達に夢や希望を与えたい」
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【RISEからのプレスリリース】
◆YA-MANがRIZINのファイトマネーを全額ピースプロジェクトに寄付
「家庭環境が厳しくても道は開ける。いまきつい思いをしている子供達に夢や希望を与えたい」(YA-MAN)
1月11日、ピースプロジェクトの加藤勉代表を訪ねたYA-MANは、昨年12月31日のRIZIN.33で実現した皇治戦のファイトマネーの全額を寄付した。
ピースブロジェクトとは2002年4月に認定NPO法人AAR Japan(難民を助ける会)と協力してスタートした『世界中の子どもたちの目を輝かせる』を目指した社会貢献プロジェクト。2011年に東日本大震災の発生に伴いNPO法人化。どんなイデオロギーにも左右されず、世界の困難な状況にある人々、特に子供など弱い立場にある人々の支援活動を続けている。
2021年からは東京都足立区西新井のモツ鍋屋を借りる形でピース食道を継続して開催している。この食堂には著名な格闘家がボランティア参加し、格闘技教室を行なっている。新春第1弾として行なわれた1月9日のピース食堂には、第5代&第7代WBO女子世界スーパーフライ級王者・吉田実代が参加。現地の子供を相手にボクシング教室を行なった。
加藤代表から寄付した理由について尋ねられると、YA-MANは父親が幼少期に違法薬物で逮捕されるなど自らの過酷な生い立ちを引き合いに出しながら「家庭環境が悪くても道は開ける。僕の場合、キックボクシングを通して道を切り開きました」「夢を追うことは大切。いまきつい思いをしている子供たちに夢や希望を与えたい」と語った。さらに埼玉県で「下から5番目(本人談)」という高校に進みながら、母親がガンで倒れると「死んだりしたら、頼れる身内がいなくなる」と奮起。1日15時間の猛勉強を続け、大学に進学したという秘話も明かした。
また、先日現地の子供に「YA-MAN選手は来ないんですか?」という質問を受けた加藤代表は、本人に「協力してくれないか」と直談判。するとYA-MANもこの申し入れを快く受け入れ、ピース食堂に初めてゲスト参加することが決まった。これからも YA-MAN の動向から目が離せない。(記事・写真 スポーツライター 布施鋼治)