初のRIZIN TRIGGERに榊原信行CEO「手応えを感じた」。11/30の大晦日第1弾会見ではバンタム級日本GP組み合わせを発表
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RIZIN TRIGGER 1st 11月28日 神戸ワールド記念ホール大会終了後、RIZINの榊原信行CEOが大会を総括する記者会見を行った。初のTRIGGERの感想はもちろん、来年のナンバーシリーズ、LANDMARKシリーズとの住み分けについても話している。
また、2日後の30日の正午から、RIZIN.33(12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見を行い、その中でバンタム級日本GPの組み合わせを発表することを明かした。武尊 vs. 那須川天心については「引き続きノーコメントで」としつつも「あきらめたら終わりですから。この大会をやりながらも調整は進めています。30日にもう少し突っ込んだところのお話ができればと思っています」と話している。
◆榊原信行CEOの大会後総括(要約)
今日はRIZINの3つ目のシリーズでした。1つ目のナンバーシリーズは来年も7大会ぐらい開催を考えています。2つ目の配信を中心にしたLANDMARKも第2回大会の準備を進めていて、来年は5大会ぐらい考えています。
大みそかに向け、今週の発表で具体名は言えないですけど、外国人の複数名の入国の準備を進めています。来年、コロナ前の状態に戻せれば、外国人が増えてきます。GPもジャパンGPじゃなくワールドGPという形で、世界のプロモーションの対抗戦的な形に戻したいです。
今日のメインの萩原京平は、コロナが生んだニュースターという感じで、コロナ禍が無ければナンバーシリーズでの出場機会を与えられなかった選手だと思います。外国人が入っていれば、京平はじめ(弥益)ドミネーター(聡志)選手も斎藤(裕)選手も、数多の日本人の出場機会が無かったかもしれません。コロナでRIZINの熱が消えるんじゃないかというところを、彼ら日本人が奮起したおかげで、今のRIZINの熱があります。今後、外国人が戻ってきた場合、日本人選手の出場機会が減るのを埋めるためを含め、TRIGGERを年5~6大会ぐらい開催できたらと思います。
今日のケージはRIZINのオリジナルのケージではないです。DEEPの佐伯(繁)代表に貸していただいた臨時のケージです。今、6角形のケージを製造中でして、部品調達に時間がかかり間に合いませんでした。次の2月の大会でお披露目になると思います。
その命運を占う今回のTRIGGERの旗揚げ興行でしたが、若手の躍動もあり、ストラッサーや萩原の再生もあり、今後、大会の理念に沿って開催できる手応えを感じました。京平選手と昇侍選手はメインらしい仕事を繰り広げてくれました。僕個人はリングが良くて、リングは捨てないですけど(苦笑)、選手は戦いやすそうだなと思いました。ケージ、リングで戦い方が変わることで、選手のレベルアップにつながると思いますし、2つの良さを表現できたらと思います。今年も残すところ大晦日1大会だけです。1年の総決算に向け、選手たちに背中を押される素晴らしい大会でした。
(ケージの試合で今後改良したい点は?)今日はケージをつかんで(踏みつけを続けての)失格がありました。僕は最初、レフェリーのストップが遅くて、故意じゃ無いと思いましたが、後で映像を見ると、めっちゃつかんでいてダメだと思いました。僕らはケージの大会の経験が足りないので、今大会を検証し、ケーススタディをしていくべきだと感じました。
(今後のLANDMARKの構想は?)LANDMARKはケージでやったりリングでやったりで考えていますし、国内を飛び出してもいいと思います。例えばアメリカで日本時間に合わせてやったとして、向こうで練習している選手や現地の外国人を上げたりする場合、ケージでやったほうがいいでしょう。どっちがベターか見極めたいです。
(大晦日のカード発表はバンタム級日本GPの組み合わせ発表も合わせて?)11月30日に第1弾のカード発表会見を開いて、GPの山組やチケット概要等の発表をします。
(那須川天心の試合は?)引き続きノーコメントで(苦笑)。(武尊戦は)あきらめたら終わりですから。この大会をやりながらも調整は進めています。30日にもう少し突っ込んだところのお話ができればと思っています。
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