K-1 12.4 エディオンアリーナ大阪:レオナ・ペタス、タイ人のチャーチャイ戦は「1Rはムエタイ的にコテンパンに。2R・3RでボコボコにしてKO」
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K-1 12月4日(土) エディオンアリーナ大阪第1競技場大会で対戦するレオナ・ペタスとマキ・チャーチャイの公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真 (C)K-1)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushスーパー・フェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者 元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
レオナ・ペタス、マキ・チャーチャイ戦は“秒殺”改め“圧勝”宣言!
「1Rは蹴り合いでコテンパンにして、2Rからボコボコにする。僕が武尊戦から進化したところを見せます」
東京・LARA TOKYO江古田にて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[スーパーファイト/K-1 -61・5kg契約/3分3R・延長1R]でマキ・チャーチャイと対戦するレオナ・ペタスが公開練習を行なった。
3月の「K’FESTA.4 Day.2」のメインイベントで武尊と激闘を繰り広げてから、9カ月ぶりの復帰戦となるレオナ。試合まで約1カ月だが、レオナはすでに戦闘モードに入っている。
「久々の試合モードで、残り1カ月くらいですけど結構、疲労は溜まってますね。試合が決まるといつも体重が落ちて、今も勝手に体重は落ちてきているんで、試合に向けて緊張感が高まってきてますね」
武尊戦までは長い道のりだった。本来なら昨年11月の福岡大会で実現のはずが、武尊の怪我でキャンセル。今年1月の代々木大会で仕切り直しになったが、新型コロナによる緊急事態宣言で大会自体が延期となり、今年3月の「K’FESTA.4」でようやく実現。対戦決定の発表から実際に拳を交えるまで実に半年間もの長い戦いだった。この間、レオナは精神的なプレッシャーと戦っていた。
「(2度の延期で)やる前は『キツいな』というのはあったんですけど、終わってみたら『貴重な経験をさせて貰ったな』と思います。自分にとってはプラスですね。あの試合を経験して、成長した実感もありますね」
試合後は1か月間の完全休養で、心身ともにリフレッシュした。
「結構、頭を打ったんでダメージもあったし、今後のことも考えないといけないんで、1カ月はボーっとしました。でも4月に弟(加藤虎於奈)も負けてしまって、Krush王者じゃなくなってしまったんで、ここは自分が引っ張っていかないとチーム全体がダメになると思ったんで、頑張っていこうと思いました」
再起戦に向けてレオナは「うるさいチャンピオンもいるし、黙らせたいヤツもいる」と「階級を上げてライト級で戦うこと」を決断。今回は61・5kg契約だが、来年はライト級での戦いに踏み出す。そのための準備としてレオナは体作りに取り組んでいる。
「今まではキックボクシングの練習と、あとはラントレだけしかやってこなかったんですけど、ちょっと体重を増やそうと思って筋トレをしていますね。『階級を上げよう』と決めてからやり始めて、今は『ちょっと下(スーパー・フェザー級)には落ちないな』っていう。強引に落とそうと思えば、まだ落ちるかもしれないですけど、もう(体が)上の階級(ライト級)になってきたのかなっていう感じがありますね」
対戦相手のマキ・チャーチャイはムエタイの強豪。とはいえ、K-1ルールでの試合となると未知数な部分が多いが、レオナは「問題ない」と言い切った。
「なんも問題ないですね。自分は前より強くなったと思っていて、まったく問題ないと思っています。あとは試合をやってみて『問題があったのか、なかったのか』というだけ。でも多分、問題なくスムーズに終わると思うんで、そこは信じて貰って、期待して貰っていいと思いますね」
公開練習でレオナは2分1Rのミット打ちを披露。力強いパンチを打ち込みながら、時折、ミットを持つ半澤代表が蹴りを入れ、レオナはスウェーで避けてからパンチを打ったり、蹴りをカットしてから蹴りを返した。これは自身初の「対ムエタイ戦士」を意識してのことで、チューチャイ戦に向けて、入念にシミュレーションを繰り返していることがうかがわれる。
「僕、負けず嫌いなんで、同じ土俵で1回戦ってから勝ちたいと思ってるんですよ。だから1Rはムエタイ的な感じでやってコテンパンにしてから、2R・3RでボコボコにしてKOしたいなって。会見で“秒殺”って言ったんですけど、ちょっと秒殺じゃなく、楽しくやりたいなって思ってます」
「秒殺」を撤回までして、蹴り合いを宣言するのは、レオナの自信の現れである。
「今まで僕は『パンチの選手』だと思われてると思うんですけど、蹴り合いも全然強いし、自信もあるんで『蹴り合いでも勝てるよ』っていうところを見せたい。『レオナは何でも出来るんだな、また進化したんだな』と、見ている人に今回の復帰戦で見て貰いたいと思ってます」
そして、こう付け加えた。
「自分が進化したのか、それとも壊されて打たれ弱くなったのか。ファンの人も、アンチの人もいると思うんで、それを12月の試合に見てくれればいいかなって思います」
武尊戦までの半年間で、レオナのメディア露出は増えて、知名度も上がったことを実感しているという。
「結構(知名度は)上がってて、普通に歩いてて話しかけられたりもするんで。嬉しいことで、ちょっとずつ見て貰うことも増えたなって。でも、僕は芸能人じゃないんで、試合で見せないといけない。もっと感銘を与えられるような試合をしたいと思います」
最後に、ファンへ向けてレオナはこんなメッセージを送った。
「この8カ月くらい、さぼらずにやってきたこと、進化してきたことを見せたいなって思ってるんで。ファンのみなさんに対して裏切らないで(練習を)やってきたんで、そこをしっかりと見て貰いたいなって思ってます。3月28日は、応援していただいてたんですけどKO負けしてしまったので、12月4日は必ず、前回の分まで期待に応えられるように頑張りますので、応援お願いします」
歴史に残る武尊との激闘から8カ月。進化したレオナ・ペタスがリングに立つ。
マキ・チャーチャイ、K-1のリングで大暴れする!「技術の攻防よりも気持ちを前に出す試合が好きだ。レオナのパンチで倒されることはないし、レオナに勝ってK-1のトップ選手の一人になる」
愛知・真樹ジムAICHIにて、12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」の[【サイクリー Presents】スーパーファイト/-61.5kg契約/3分3R・延長1R]でレオナ・ペタスと対戦するマキ・チャーチャイが公開練習を行なった。
チャーチャイはムエタイで200戦近い戦績を誇り、ONE Championshipで活躍中のロッタン・ジットムアンノンとも対戦している強豪。日本でも5戦4勝1分と無敗で、ISKAムエタイルールの世界タイトルを獲得した実績を持つ。
チャーチャイは12歳の時に「近所のお兄さんがムエタイをやっていたのを見て、自分もムエタイで相手KOしてみたいと思って」ムエタイ選手としてのキャリアをスタート。当時K-1MAXで活躍していたブアカーオにも憧れ「K-1で戦うブアカーオを見て、自分もブアカーオのようになりたいと思った。今回ブアカーオと同じK-1のリングに立てることを本当にうれしい」と語る。
そのK-1初参戦を前に「K-1の舞台に立つのは貴重なことだから、周りからも『頑張ってこい!』と激励されたよ」と語ったチャーチャイ。初挑戦のK-1ルールに向けて「K-1とムエタイは全く違うものだから、ひとまず自分のムエタイ時代のスタイルを封印して、K-1のためにスピード強化とパンチの練習を長くしている。この練習を続けて、K-1ルールに適応できるという手応えを感じている。一番の武器はテッサイ(左ミドル)だね。テッサイを駆使して勝ちたいと思う」とK-1仕様にファイトスタイルをモデルチェンジしている。
チャーチャイはムエタイ時代から試合中に雄たけびをあげるなど、感情をむき出しにして戦うファイター。「自分は技術の攻防よりも気持ちを前に出す試合が好き。気持ちでは他のK-1ファイターには絶対に負けない」とK-1のリングでもスタンスは変わらない。
「自分は技術の攻防よりも気持ちを前に出す試合が好きだ。パンチも蹴りも大事だが、最後は気持ちだ。気持ちでは他のK-1ファイターに絶対に負けることはない。リングに上がると相手に対する恐怖は一切感じない。自分を鼓舞して相手を倒すという気持ちを昂ぶらせるために叫ぶんだ。(テクニックより気持ち?)そうだね。相手と打ち合う方が好きだね。相手も強い相手なのでKOで倒すのは難しいと思うけど、自分はとにかく面白い試合をしたいと思う」
対戦相手のレオナに対しても「武尊とレオナがやった試合も見たけれど、レオナはパンチが速い。レオナのパンチをもらうこともあるだろう」とする一方「あのパンチで倒されることはない。、自分がレオナに負けることはない」と断言。「自分の目標はK-1という大きな舞台で戦い続け、いずれはK-1チャンピオンになることだ。ここでレオナに勝てば色んな事が大きく変わると思うし、K-1のトップ選手の一人になれると思う」とK-1王者を目標に掲げた。
対戦カード
【本戦】
木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/王者、K-1甲子園2017 -55kg優勝)※初防衛戦
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krushクルーザー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushスーパー・フェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者 元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1バンタム級日本最強決定トーナメント2021優勝)
壬生狼一輝(力道場静岡/Krushバンタム級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
石田勝希(RKS顕修塾/MA日本&RKSスーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg 3位)
66kg契約 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
弘輝(team ALL-WIN)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
美伶(WARRIOR OSAKA)
女子52.5kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1日本女子バンタム級王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
真優(月心会チーム侍)
73kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
EITO(Respect All Fear None)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
森坂 陸(エスジム)
【プレリミナリーファイト】
51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
大夢(WIZARDキックボクシングジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg優勝)※拳心會館から所属変更
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
セルヒオ・ハノ(ボリビア/ブラジリアン・タイ)
ライト級 3分3R
梨緒弥[りおや](若獅子会館MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
三宅祐弥(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN
日時 2021年12月4日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/