Krush 10.31 後楽園ホール(一夜明け会見):新スーパー・フェザー級王者・璃明武「Krushのベルトの価値を高めて、K-1のベルトも獲りにいく」
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11月1日(月)都内にて、昨日開催された「Krush.130」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行われた。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(会見写真:(C)K-1)
Krush 10.31 後楽園ホール(レポ):璃明武、決勝で鬼山桃太朗をKOしスーパー・バンタム級王者に。スーパー・フェザー級王座決定T準決勝は中島千博×友尊、山本直樹×横山朋哉に
昨日の第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝・決勝を制してベルトを巻いた璃明武。準決勝では黒田勇斗からヒザ蹴りでダウンを奪って判定勝利。決勝では内田晶を判定で破って勝ち上がってきた鬼山桃太朗と対戦。2Rにボディへのヒザ蹴りからの連打でダウンを奪うと、立て続けにダウンを重ねてKO勝利による優勝を飾った。
会見には獲ったばかりのKrushスーパー・バンタム級のベルトを肩にかけて登場した璃明武。「決勝で勝って中村プロデューサーにベルトを巻いてもらった時に初めてベルトを触ったというか自分の手で触れたので、こんなにも重いんだなと。重さもなんですけどいろいろこのベルトに向けてやっていたので、凄く思い入れを感じて、本当に良かったなと思っています」と感慨深げに語った。
大会前から優勝候補と言われ、下馬評通りに王者になった璃明武だが「ゆっくり落ち着いてから試合映像を何回か見直したんですけど、まだ伸びしろというか成長は出来ると思うので、その隙きをもっとなくして、自分のレベルをドンドン上げていきたいと思っています」と、王者として胡座をかくことなくさらなる成長を目指す。
その視線の先には、現在空位となっているK-1スーパー・バンタム級王座も捉えている。「K-1の王座が今は空位だし、スーパー・バンタム級は盛り上がっていると思うので、自分はその盛り上がっている中心に昨日の内容を見てもらえればいると思うので、来年トーナメントをやってもらえるんだったら、そこでしっかりK-1のベルトも獲りたいと思っています」と、貪欲にさらなる高みへの上昇を目指す。
◆璃明武
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。2試合しっかりといい勝ち方でこうしてベルトを獲ってチャンピオンになれたので、本当に嬉しく思っています。(今ベルトが手元にある心境は?)決勝で勝って中村プロデューサーにベルトを巻いてもらった時に初めてベルトを触ったというか自分の手で触れたので、こんなにも重いんだなと。重さもなんですけどいろいろこのベルトに向けてやっていたので、凄く思い入れを感じて、本当に良かったなと思っています。(チャンピオンになって周囲の反応は?)反響もいつもよりも凄く大きくて、連絡も朝までずっと返していたんですけど、まだ返しきれてないぐらいなので、本当に反響も大きいのかなと思いますね。
(Krush王者としての今後の目標は?)今後の目標はこのベルトの価値を自分が高めていきたいんで、Krushのスーパー・バンタム級チャンピオンとしてベルトの価値を高めるのと、あとは昨日もマイクで言ったんですけど、K-1の王座が今は空位だし、スーパー・バンタム級は盛り上がっていると思います。昨日の試合内容を見てもらえれば、自分はその盛り上がっている中心にいると思うので、来年トーナメントをやってもらえるんだったら、そこでしっかりK-1のベルトも獲りたいと思っています。
(昨日は左ジャブの使い方が良かったが?)元々、ジャブは基本だと思うんですけど、その基本を大事にしているんで磨いていましたね。(昨日の2試合で良かった点、悪かった点は?)1試合目はちょっと動きが悪かったんですけど、あのヒザ蹴りも試合中は狙ってなかったんですけど、練習で代表の(梶原)龍児さんとやっている技だったので、それが自然と出て良かったかなと思ってます。2試合目もそんなにいい動きではなかったんですけど、逆に決勝は1試合目の反省を生かして、完璧な内容で決められたので良かったかなと思っています。
(技術的に今後はどういうところを伸ばしていきたい?)昨日、家に着いて、ゆっくり落ち着いてから試合映像を何回か見直したんですけど、まだ伸びしろというか成長は出来ると思うので、その隙きをもっとなくして、自分のレベルをドンドン上げていきたいと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日もたくさんの応援ありがとうございました。Krushのチャンピオンになったので、しっかりチャンピオンとして、これから仕事をしてきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」
林勇汰、約2年ぶりの復帰戦で激勝!「怪我で流れた軍司戦・新美戦をもう一度実現できるように活躍していきたい」
第5試合でKrushフェザー級ワンマッチを水津空良と戦った林勇汰は、これが2019年11月「Krush.108」以来、約2年ぶりのリング。網膜剥離で長期欠場を強いられていたが、1Rから積極的に攻め立てて左フックでダウンを奪うと、もう一度ロープ際で左フックを叩き込み、1R2分50秒でKO勝利を飾った。
復帰戦をKO勝利で飾るという最高の復活劇を見せた林。約2年ぶりの試合だったが、「早く復帰して試合をずっとしたかったんですけど、会場に着いたらもっと緊張するのかなと思ってたらどんな感じか忘れちゃってて、逆にいい感じで行けたので体も動きが良くて、勝ててホッとしています」と、長いブランクが逆に功を奏したと自分で感じたようだ。
欠場前の最後の試合は玖村将史とのKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチだったが、今回からは階級を上げてフェザー級での試合だった。「写真で見ると前の階級でやってる時より体が少し大きくなっているのは自分で感じました」とパワーアップの成功も実感した。今後の活動に関しては、「長い間休んじゃったんで、その分を取り返せるようにガンガン試合をして活躍していきたいです」と意気込む林。この2年の間に網膜剥離を発症し、2度試合が流れた。
そのときに対戦する予定だった軍司泰斗は12月8日のK-1大阪大会でK-1フェザー級王座に挑戦し、もう一人の新美貴士は林が欠場した王座決定トーナメントを制して、現Krushフェザー級王者になっている。「2試合流れちゃった相手の選手が2人とも凄い活躍しちゃって、ベルトを獲ったり次にタイトルマッチが決まってたりしているんで、流れちゃった試合をもう一度実現できるぐらい、それに近づけるように活躍していきたいです」と、今回の復帰戦をきっかけに再び上昇気流に乗ることを目指す。
◆林勇汰
「昨日は2年ぶりの復帰戦で凄く緊張したんですけど、KOで勝ててホッとしました。応援ありがとうございました。(2年ぶりに勝利を味わって、一夜明けてどんな気持ち?)まず早く復帰して試合をしたかったんですけど、会場に着いたらもっと緊張するのかなと思ってたら、どんな感じか忘れちゃってて、逆にいい感じで行けたので体も動きが良くて、勝ててホッとしています。
(いい勝ち方だったが、試合の中で得たものは?)もっと蹴って散らしてパンチで当てたかったんですけど、いつもは最初は緊張で硬かったりするのにプレスかけてガンガン前に行けたんで、そこは良かったと思います。(2年ぶりの試合で自分が成長できたなと思う部分は?)いつもよりは落ち着いて試合が出来たかなと思うんですけど、最初に足を蹴ってパンチが当たったんで、そのまま熱くなってパンチで行っちゃったんですけど、結果的に倒せて勝てたので良かったです。
(パワーアップできた部分は?)階級を1階級上げたので写真で見ると前の階級でやってる時より体が少し大きくなっているのは自分で感じました。(今後はどのように活動していきたい?)2年間、長い間休んじゃったんで、その分を取り返せるようにガンガン試合をして活躍していきたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)僕の怪我で2試合流れちゃったんですけど、2試合流れちゃった相手の選手が二人とも凄い活躍しちゃって、ベルトを獲ったり次にタイトルマッチが決まってたりしているんで、流れちゃった試合をもう一度実現できるぐらい、それに近づけるように活躍していきたいです。応援よろしくお願いします」
18歳・松谷綺がKrushデビュー戦で鮮やかな勝利!次の狙いはKrush女子アトム級のベルト「もっともっと練習して強くなって、すぐにチャンピオンベルトを獲りたいです」
第4試合にはKrush初参戦の松谷綺がKrush女子アトム級ワンマッチで森川侑凜と対戦。1Rから積極果敢に攻め込み、2Rには膝蹴りからの左フックでダウンを奪取。3Rも森川の反撃を許さずに攻め立てて、KOこそ出来なかったものの、3-0で判定勝利し、その高い技術力でインパクトを残した。
学校帰りで制服姿のまま会見に登場した松谷。Krushデビュー戦は自身にとっても1年ぶりの試合で緊張していた部分もあったというが、「ダウンを獲って勝つことが出来て、とりあえず今はホッとしています。練習も凄いつらくて、不安な部分もたくさんあったんで開放感が今は凄いです」と安堵の表情を見せた。
また、「倒しきれなかったのは悔しいんですけど、面白い試合をして盛り上げようって気持ちでしたし、初めてパンチでダウンを獲って勝てたので、それが自信にも繋がったんで次はKOして勝ちたいなという気持ちです」と、試合の中で成長していることも実感できたという。
11月20日(土)「Krush.131」では王者・菅原美優と挑戦者MIOがKrush女子アトム級のタイトルマッチを戦う。同じ階級の松谷も、「もう上しか見てないので、もっともっと練習して強くなって、すぐにチャンピオンベルトを獲りたいです」と、二人が争うチャンピオンベルトに照準は定まっている。弱冠18歳の現役高校生だが、「もっと練習して強くなって、しっかり倒しきれる選手になって、すぐにチャンピオンベルトを巻きたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」と、盛り上がっている女子アトム級戦線の台風の目のような存在になりそうだ。
◆松谷綺
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。1年ぶりの試合でちょっと緊張してたんですけど、ダウンを獲って勝つことが出来て、とりあえず今はホッとしています。(Krushデビューを勝利で飾って一夜明けた現在の心境は?)練習も凄いつらくて、不安な部分もたくさんあったんで開放感が今は凄いです。(昨日いい勝ち方だったと思うが、その試合で得たものは?)倒しきれなかったのは悔しいんですけど、面白い試合をして盛り上げようって気持ちでしたし、初めてパンチでダウンを獲って勝てたので、それが自信にも繋がったんで次はKOして勝ちたいなという気持ちです。
(ベルトは現時点で見据えている?)もう上しか見てないので、もっともっと練習して強くなって、すぐにチャンピオンベルトを獲りたいです。(試合後に卜部功也選手が話すと言っていたが、どんなことを言われた?)ダウンを獲った後の詰め方だったりまだ甘いところはあるというのと、練習していたボディとか蹴り技を出せたのは良かったと言ってもらえました。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当に応援ありがとうございました。もっと練習して強くなって、しっかり倒しきれる選手になって、すぐにチャンピオンベルトを巻きたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」