Krush 12.18 後楽園ホール:フェザー級・新美貴士×篠塚辰樹、クルーザー級・サッタリ×ANIMAL☆KOJIのダブル王座戦決定。バンタム級で橋本実生×野田蒼、松谷桐×峯大樹。与座優貴、KREST移籍初戦
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム
中野駅徒歩9分。本場のムエタイ、教えます。まずは見学・体験を!
Krush.132(12月18日(土)後楽園ホール)の第1弾決定カードが10月18日に発表された。フェザー級王者の新美貴士は篠塚辰樹を相手に3度目の防衛戦。サッタリ・ウィラサクレック改めマハムード・サッタリは、ANIMAL☆KOJIを相手にクルーザー級王座の初防衛戦を行う。篠塚とANIMALはK-1シリーズには上がっていたが、Krushには初登場でベルトに挑戦する。
新美は昨年末のフェザー級王座決定トーナメントを制すと、2月に斗麗に判定勝ち、6月に岡嶋形徒に1R KO勝ちし2度の防衛に成功。9月のK-1横浜大会では軍司泰斗と対戦し、激しい打ち合いを繰り広げるも判定負けに終わっている。
篠塚はRISEで活躍後、3月からK-1に上がり、元Krushフェザー級王者の小澤海斗に延長判定勝ち。9月のK-1での斗麗戦は自身の怪我により欠場したが、小澤戦での勝利が評価され王座挑戦となった。
サッタリは昨年10月からK-1・Krushに上がり、谷川聖哉、加藤久輝をKO。7月のKrushでのクルーザー級王座決定トーナメントでもRUIと谷川をKOし、圧倒的な強さを見せつけベルトを巻いた。今回から所属先をウィラサクレック・フェアテックス・イランからŌTAジムに変え、リングネームも本名にして戦う。
ANIMALはDEEP、ONE Championship等で戦って来たMMA選手。昨年11月のK-1初戦ではRUIをKOし、3月の武道館では愛鷹亮に判定勝ちしている。
K-1 JAPAN GROUPから18日の東京での記者会見のレポートが届いている。(写真:(C)K-1)
フェザー級王者・新美貴士、3度目の防衛戦の相手は篠塚辰樹!「華がある・ないはどっちでもいい。僕は強さを突き詰める」(新美)vs「新美選手は華がない。華がある自分が王者になった方がいい」(篠塚)
現在のK-1も含めたK-1 JAPAN GROUPで激戦区と呼ばれる階級の一つがフェザー級だが、今大会でもKrushフェザー級のタイトルマッチが決定。王者の新美貴士が篠塚辰樹を挑戦者に迎え、3度目の防衛戦を行なうことが発表された。
挑戦者の篠塚は今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」東京ガーデンシアター大会でK-1 JAPAN GROUP初参戦。同大会では第2代Krushフェザー級王者の小澤海斗に勝利し、9月のK-1横浜アリーナ大会では斗麗とスーパーファイトで対戦する予定だったが、怪我により欠場。今回は復帰戦となるが、小澤戦の勝利が評価されて、Krush王座への挑戦が決まった。
「凄え楽しみっすね」とタイトルマッチが決まった心境を語った篠塚。王者の新美については「体力があって、ずっと打ってくるけど華がないチャンピオン。なんで、やっぱ華がある自分みたいなのがチャンピオになったほうがいいと思うんで頑張ります」と挑発的なコメントも飛び出した。
さらに篠塚は「新美選手と軍司がやった試合を見ても自分だったら倒せるなと思った」と、vs新美に関して自信たっぷり。チャンピオンベルトについては「とりあえず巻きたかったん」と思っていたそうだが、見据えているのはさらにその先だ。「K-1のベルトを獲るためにもとりあえずKrushのベルトも獲っておこうかなって感じです」と、今回のタイトルマッチを踏み台にして、K-1のベルト奪取も目論んでいる。
王者の新美は昨年開催された第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントで優勝して王座戴冠。今年に入ってからは斗麗、岡嶋形徒というかつて自身が敗れた選手を挑戦者に迎えて防衛戦を行ない、いずれも返り討ちにしている。しかし9月のK-1横浜アリーナ大会では軍司泰斗に敗北。今回は捲土重来を期して、Krushのリングに戻って防衛戦を行なうことになった。
「軍司戦の負けはいつもの負けと違って、自分にとって凄く意味のある負けだと思っているん。改めて課題を克服して、もっともっと強くなれるチャンスだと思っているので、そこをしっかり練習していきたいと思っています」と、軍司戦の敗北を糧にさらに進化しようという意欲を見せる。
篠塚から「華がない」というコメントもあったが、新美は「華がある・ないは僕はどっちでもいい。僕は強さを求めてるんで、もっと強さを突き詰めていきたい」と意に介していない。プロボクシングでも実績を残してきた篠塚のパンチに関しても、「そんなにクリーンヒットとかはしないと思っているんで、そこは大丈夫かなと思っています」と強気な姿勢を見せる。
「圧倒的に勝ってベルトを防衛するので応援よろしくお願いします」と、チャンピオンとしての貫禄を見せて、2021年を締めくくる腹積もりだ。
王者らしく静かに試合への意気込みを語る新美に対し、篠塚は会見の最後に音楽活動のイベントを告知。個性もキャラクターも全く異なる2人がKrushのベルトをかけて争う。
◆新美貴士
「篠塚選手と防衛戦が決まって、凄い噛み合う試合になると思うんで、絶対に勝って防衛したいと思います。(軍司戦を振り返って、防衛戦に向けてはどんな練習をしていきたい?)軍司戦の負けはいつもの負けと違って、自分にとって凄く意味のある負けだと思っています。改めて課題を克服して、もっともっと強くなれるチャンスだと思っているんで、そこをしっかり練習していきたいと思っています。(Krushのタイトルマッチとしてどんな試合をしたい?)倒して勝ちたいですね。やっぱり倒し合いが面白いと思うので。
(お互いのファイターとしての印象は?)パンチのテクニックとかあって、結構巧い選手かなって。スピードもあって、上手な選手かなという印象です。(華がないと言われたがそれについては?)篠塚選手は凄く面白い選手で注目度のある選手なんで、そこに勝てば僕もさらに注目されるのかなと思います。華があるないは僕はどっちでもいいんで。僕は強さを求めてるんで、もっと強さを突き詰めていきたいと思っているんで、そこは何も気にしないです。
(3度目の防衛戦だが、心境的にはこれまでとは変わる?)あまり3回目とか気にしてないんですけど、定期的に試合を組んでもらえることが本当にありがたくて。Krushでチャンピオンは必ず防衛戦なので、僕は定期的に試合を組んでもらえて、そのたびに強くなっていく姿を見せていければと思っています。
(篠塚選手のボクシング対策は?)Krushはパンチだけのルールじゃないんで。もちろんボクシングテクニックも大事なんですけど、僕もそんなにクリーンヒットとかはしないと思っているんで、そこは大丈夫かなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)圧倒的に勝ってベルトを防衛するので応援よろしくお願いします」
◆篠塚辰樹
「9月のK-1の試合、怪我で流れてしまってすいませんでした。その復帰戦でKrushのタイトルマッチのオファーをもらったんで、とりあえずKrushのベルトを巻こうかなと思って試合を決めました。応援よろしくお願いします。(タイトルマッチに挑む心境は?)初めてのタイトルマッチなんで、凄え楽しみっていうのはあるっすね。
(新美選手の突進ファイトを攻略するイメージは?)ジムで色々練習してるんですけど、そこでみんなと話して対策も考えてきているんで、今回はいい感じで行けると思います。(Krushのタイトルマッチとしてどんな試合をしたい?)自分はとりあえずっていうか、倒して勝ちたいのでって感じですね。(お互いのファイターとしての印象は?)印象は体力があって、ずっと打ってくるけど、華がないチャンピオン。なんで、やっぱ華がある自分みたいなのがチャンピオになったほうがいいと思うんで頑張ります。
(チャンピオンは3分3Rフルに打ち続けるスタミナがあるが、自分のスタミナについては?)新美選手みたいに体力があるわけじゃないんで、最初から倒しに行こうかなと思っています。3分3Rを戦うつもりはないです。(独特な戦い方についてはどう思う?)いや、いいんじゃないですかね? 頑張ってるな、みたいな。特に何も思わないです。
(初めてのタイトルマッチだが、ベルトに対する欲は今までもあった?)ベルトはとりあえず巻きたかったんで。K-1のベルトを獲るためにもとりあえずKrushのベルトも獲っておこうかなって感じです。(パンチ対策はされてくると思うが、それ以上の武器はある?)対策してもしきれないと思うんで。この前の軍司との試合を見ても自分だったら倒せるなと思ったんで。(ファンの皆さんへのメッセージは?)とりあえずKrushのベルトを巻こうと思っているんで応援お願いします」
クルーザー級王者サッタリが初防衛戦でANIMAL☆KOJIを迎え撃つ!「全力を尽くしてベルトを守ることに集中している」(サッタリ)vs「俺が最強だということを証明する」(ANIMAL)
K-1 JAPAN GROUPのクルーザー級戦線において、ニューカーマーでありながら試合でインパクトを残してきたサッタリ・ウィラサクレック改めマハムード・サッタリとANIMAL☆KOJIがKrushクルーザー級タイトルマッチで激突する。
サッタリは昨年Krushに初参戦すると、今年7月の「Krush.127」で第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントを制し、第2代王座を戴冠した。しかもトーナメントを含めて、Krush・K-1合わせて合計4戦・全てKO勝利という結果を残して、圧倒的な強さを見せつけている。今回から所属ジムが変わり、本名のマハムード・サッタリとしてリングに立つ。
このサッタリに挑むANIMALは昨年11月のK-1福岡大会でK-1 JAPAN GROUP初参戦。K-1のリングでもRUI・愛鷹亮とクルーザー級戦線のトップファイター相手に2連勝を収めている。また、そのキャラクターの強烈さもあり、注目を集めているファイターの一人だ。
現在はスパーリングパートナーを求めてアメリカに練習に行っており、会見は欠席となったが、「俺がしっかり最強だということを世に証明します」という力強いコメントを送ってきている。
しかし、これに動じないのがサッタリだ。初防衛戦を迎えるにあたっても「心境としてはいつもと同じで戦うだけ」と気負うことなく試合に向かうことを宣言。今回も事前に対戦相手の試合は「自分がやるべきことに集中するために、いつも見ないようにしています」とのことで、ひたすら自身の実力アップに時間を割いているという。
そのためANIMALがアメリカで修行中という情報を聞いても、「どんな相手と戦おうと、その相手がどこでトレーニングをしようと全く気にしないし、問題ない。自分がベストを尽くすことだけに集中している」と意に介していない。
しかし、ANIMALのパワーフードがバナナだということを聞くと笑顔で反応。日本語で「ダイスキ!」と答えると、「自分はバナナだけではなく、いろいろなフルーツが好き。私はバナナ以外にもいろいろなフルーツを食べるので、私のほうがANIMALよりも強い」と冗談を飛ばす一面も見せていた。
また、「日本に来たのはK-1のベルトを獲得するため」と、最終的な目標はK-1王座にあることを明かしたサッタリ。「今の時点ではこのベルトを守ることに集中したい。その目標が達成できたら次の目標も見えてくると思う」とまずはKrush王座の防衛に集中する。「自分は試合に集中してベストを尽くすだけ。絶対に勝ちたい」と最後まで力強く防衛を誓っていた。
◆マハムード・サッタリ
「こんにちは、マハムード・サッタリです。試合に向けて準備万端です。よろしくお願いします。(初防衛戦が決まった時の心境は?)初防衛戦ということだが、心境としてはいつもと同じで、戦うだけ。毎回の試合と同じようにトレーニングを積んで、自分のベストを見せられるように頑張っていく。本当に自分を前に出して全力を尽くすだけ、戦うだけ、本当にそれだけです。
(ANIMAL選手の印象は?)いつも言っているように、誰と戦うことになっても自分としては同じ。自分ができる最高のパフォーマンスを出すだけ。昨日の自分より今日の自分がより強くなっていくようにトレーニングを積むだけだ。いろいろなスタイルに挑戦して、皆さんに見応えのある試合を見せられたらと思っている。
(K-1・Krushでは全試合KO勝ちだが、次はどんなKOを見せたい?)一言で言うと、良いパフォーマンスを見せられたらと思っている。相手の出方にもよるし、どのように勝つことができるのか、どのような結果を出せるのか、KOできるのかどうなのかということはその試合の時に対応していきたいと思う。本当に見ごたえのある試合ができるように頑張りたい。
(チャンピオンとしてのこれからの目標は?)日本に来たのはK-1のベルトを獲得するため。もちろんそれが最終ゴールではあるけども、今の時点ではこのベルトを守ることに集中したい。その目標が達成できたら次の目標も見えてくるのではないかと思っている。K-1のベルトが最終ゴールではあるけれど、今は目の前のベルトを守ることに集中したい。
(ANIMAL選手の試合を見て、何が強いと思っている?)実はANIMALの試合は見ていない。なぜなら自分がやるべきことに集中するために、いつも見ないようにしているからだ。コーチは相手の試合映像を見て分析して、どのように戦ったらいいかという助言をもらっているが、自分自身は相手の映像は見ない。自分の試合に集中して自分がやらなければならないことを見極めて、自分を前に出すということに集中したいからだ。
(ジムを移籍したことによってスタイルやテクニックは変わった?)ジムを変わったのは、スパーリングパートナーやトレーニングのスタイルを変えてより強くなりたいと思ったからだ。今の環境にはとても満足していて良い練習ができていると思う。(ANIMAL選手はバナナが好きですが、サッタリ選手は?)ダイスキ! バナナももちろん好きだし、バナナだけではなく、いろいろなフルーツが好きだ。(ANIMAL選手はバナナがパワーフードと言っているが?)ダイジョウブデス(笑)。私はいろいろなフルーツを食べるので、私のほうが強いと思う。
(ANIMAL選手がアメリカで修行していることについては?)どんな相手と戦おうと、その相手がどこでトレーニングをしようと全く気にしないし、問題ない。自分がベストを尽くすことだけに集中している。(ファンの皆さんへのメッセージは?)ファンの皆さん、家族の皆さん、チームの皆さん、本当にいつも支えてくれてありがとうございます。いろいろなサポートをしてくれることが本当に心強いと思っています。自分は試合に集中してベストを尽くすだけです。絶対に勝ちたいと思います」
◆ANIMAL☆KOJI
「自分で言うのもなんですが、このタイトルマッチはとても面白いカードだと思います。サッタリとANIMAL、最強の矛と盾がKrushのタイトルマッチで戦います。この試合は“矛盾”の戦いになるでしょう。I’ll never die.俺がしっかり最強だということを世に証明します。勝利はもちろんKOだ!」
感情爆発のバンタム級戦線で橋本実生と野田蒼が危険な一騎打ち!「野田の印象? 根性がない。調子に乗ってるんでぶっ倒す」(橋本)vs「いつか絶対にしばきたいと思っていた」(野田)
今年K-1でも日本最強決定トーナメントが開催されるなど、盛り上がりを見せているバンタム級戦線で、またも注目カードが実現することになった。橋本実生vs野田蒼のKrushバンタム級ワンマッチだ。
今回の会見には野田も出席予定だったが新幹線の人身事故の影響で欠席。そのためコメントだけ送られてきたのだが、それが一人出席していた橋本を大いに挑発する内容だった。
「橋本選手は知名度だけ先行して、ここぞという時に勝てない印象」、「ヤンキーキャラの橋本くんを年下の僕がしばきます」とコメントの中で言いたい放題の野田。これには黙って聞いていた橋本も、「2試合連続でこんなにおちょくられているし、(野田のことは)あんま好きじゃないし、とりあえずぶっ倒します」とあまり表情には出さなかったが怒り心頭の様子だった。
そもそも橋本は5月のK-1横浜武道館大会で行なわれたK-1バンタム級日本最強決定トーナメントの会見で鵜澤悠也に挑発され、9月の「Krush.129」で決着戦を行った経緯がある。鵜澤戦では2度のダウンを奪って勝利したものの、今度は野田から挑発を受けた形だ。
野田も鵜澤同様にK-1バンタム級日本最強決定トーナメントの会見で対戦したい相手として橋本の名前をあげ、この日の会見でも「喧嘩して倒そうと思います」とコメント。すると橋本は「絶対喧嘩してこうへんですね。絶対逃げます、あいつは。根性ないんで」とバッサリ切り捨てた。
バンタム級日本最強決定トーナメントを欠場してしまった橋本は、出遅れを取り戻すのに躍起だ。現在のバンタム級戦線においては、同トーナメントに優勝してトップに躍り出た黒田斗真と、その黒田と決勝を争い、12.4K-1大阪大会での再戦が決まった現Krushバンタム級王者の壬生狼一輝の背中を追いかける立場だ。
「2人に先を走られているし、とりあえずこの試合でぶっ倒して、来年中にあの2人のどっちかとやりたいと思っています」と橋本。「『次は実生があの2人とやるんちゃう?』っていう試合をするんで、それで来年中にあの2人と必ずやって近いうちにチャンピオンになります」と、トップ戦線浮上のためにも今回の野田との試合に必勝を誓う。
◆橋本実生
「まずこの前の試合で最高のパフォーマンスができず、しょうもない試合をしてしまって本当に申し訳ないと思っています。2試合連続でこんなにおちょくられているし、(野田のことは)あんま好きじゃないし、とりあえずぶっ倒します。
(前回の鵜澤戦を振り返って、良かったところと悪かったところは?)良かったところはそんなにないです。悪かったところは減量があまりうまいこといかなかったことですね。(野田選手の印象は?)根性がない。(鵜澤同様に野田選手も橋本選手と戦いたいとアピールしていたが)別にそれは何も思わないです。(今回は自分のどんなところを見せたい?)なんか調子に乗ったことを言われているし、ぶっ倒したいです。
(KO勝ちが求められるが?)12月のK-1大阪に2人(黒田斗真と壬生狼一輝)が出て、僕はKrushでやることになって。2人に先を走られているし、とりあえずこの試合でぶっ倒して、来年中にあの2人のどっちかとやりたいと思っています。(野田選手から『喧嘩して倒そうと思います』というコメントがあったが?)絶対喧嘩してこうへんですね。絶対逃げます、あいつは。根性ないんで。
(月心会独特の足を使って戦う戦い方については?)いや別に何も思わないですけど、見ていて面白くはないですね。(捕まえきれる自信は?)自分で喧嘩とか言うんなら来てほしいですね。(前回の試合を踏まえて改善してきた、またはしたいところは?)改善とかは特になくて、とりあえず減量ですね。減量を頑張ります。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)さっきも言った通り、2人(黒田・壬生狼)に先を走られているんで、この試合でとりあえずぶっ倒していい勝ち方をして、『次は実生があの2人とやるんちゃう?』っていう試合をするんで、それで来年中にあの2人と必ずやって近いうちにチャンピオンになります。応援よろしくお願いします」
◆野田蒼
「今日の会見でお話ししたいことが沢山あったのですが、新幹線が止まってしまい、運転再開まで粘りましたが、最終的に会見にいく事が出来ず本当に申し訳なく残念です。
橋本選手は2年前から狙っていて、いつか絶対にしばきたいと思っていた相手なんで、試合が決まって嬉しかったです。橋本選手は知名度だけ先行して、ここぞという時に勝てない印象です。
よく橋本選手は試合前に喧嘩喧嘩と言っていて、僕は喧嘩したことないですが、この試合は喧嘩して倒そうと思います。ヤンキーキャラの橋本くんを年下の僕がしばきます」
Krush2戦目の松谷桐と峯大樹が激突!「今回はしっかり倒しに行く試合をする」(松谷)vs「松谷選手のテクニックをパワーと気持ちでねじ伏せる」(峯)
9.24「Krush.129」後楽園ホール大会でKrush初参戦を果たした松谷桐が、再びKrushのリングに登場。今回は峯大樹とのKrushバンタム級ワンマッチに挑むことになった。
他団体で実績を残し、鳴り物入りでK-1 JAPAN GROUPのリングに飛び込んできた松谷。Krushデビュー戦となった「Krush.129」では豊田優輝に判定勝ちを収めてその実力を見せつけたが、本人は不満な様子。「蹴り足をキャッチとかしちゃう癖があったんで、そういう癖を直したりとか、みんなからは倒すところを注目されていると思うんで、相手を倒せるような戦い方を練習しています」と、現在は豊田戦で見つかった課題の克服に取り組んでいるという。
その9.24「Krush.129」ではバンタム級の試合が3試合組まれていた。いずれもアグレッシブで激しい試合だったものの、中村拓己プロデューサーはKOがなかったことを取り上げ「KOを見せてほしい」とファイターたちに要望。これは松谷本人も意識しているところで「自分でもすごく倒したかったんで倒せなかったことは悔しかった。見ている側からしても判定だったらつまらないと思うので、今回はしっかり倒しに行く試合をしに行こうかなと思います」と、峯との試合ではKOを狙うことを宣言した。
対戦相手の峯は新幹線の人身事故の影響により会見に間に合わずに欠席。「K-1ルールだったら僕のほうが経験があるので、僕がK-1ルールの難しさを教えてやります。松谷選手のテクニックをパワーと気持ちでねじ伏せるので楽しみにしていてください」という力強いコメントを送ってきている。
その峯について「そんな怖い攻撃があったりはないんですけど、気持ちが強い選手なんで気持ちでも自分も負けないようにやりたい」と語った松谷。「前回の試合で派手な技とか全然出せてないところがあったんで、やっぱなんでもできるっていうところをみんなに見てもらいたいです」と、全開の自分を見せることに意気込みを示していた。
◆松谷桐
「前回は倒せなかった分、今回しっかり倒して年内最後の試合を盛り上げようと思います。(前回のKrushデビュー戦を振り返って、良かったところと悪かったところは?)良かったところはあんまりないんですけど、悪かったところはKrushのルールにまだ慣れてなかったというのがあるんで、あと2カ月そこはしっかり練習して、直していきたいなと思います。
(今回の試合に向けてはどんな練習をしていこうと考えている?)やっぱり蹴り足をキャッチしちゃう癖があったんで、そういう癖を直したりとか、みんなからは倒すところを注目されていると思うんで、相手を倒せるような戦い方を練習しています。
(峯選手の印象は?)そんな怖い攻撃があったりはないんですけど、気持ちが強い選手なんで気持ちでも自分も負けないようにやりたいなと思います。(今回は自分のどんなところを見せたい?)前回の試合で派手な技とか全然出せてないところがあったんで、やっぱなんでもできるっていうところをみんなに見てもらいたいです。
(中村PからもKOを見せてほしいというコメントがあったが?)やっぱり自分でも倒したかったんで倒せなかったのは悔しかったです。見ている側からしても判定だったらつまらないと思うので、今回はしっかり倒しに行く試合をしに行こうかなと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)今年最後の試合しっかり倒して盛り上げようと思うので、応援よろしくお願いします」
◆峯大樹
「ファンのみなさん、関係者のみなさん、本日は新幹線が止まってしまい、記者会見にできずに申し訳ありません。今年あと1試合したいと思っていたので、相手どうこうより試合が決まったことが嬉しかったです。松谷選手は他団体のベルトを持っているので強いと思いますが、K-1ルールだったら僕の方が経験があるので、僕がK-1ルールの難しさを教えてやります。松谷選手のテクニックをパワーと気持ちでねじ伏せせるので、楽しみにしていてください」
与座優貴がKrush初参戦!激闘派・蓮實光が迎え撃つ「K-1 JAPAN GROUPでは通用しないよという試合をしたい」(蓮實)vs「K-1ルールでの自分の実力を見せるために、蓮實選手を実験台にする」(与座)
9.24「Krush.129」で第6代Krushライト級王座決定トーナメントが行なわれ、新王者が誕生したばかりのKrushライト級にまた新たな選手の参戦が決定。空手・他団体で活躍してきた与座優貴が今大会に参戦し、蓮實光とKrushライト級ワンマッチを戦うことになった。
これがKrush初参戦となる与座だが、まずは「自分はK-1のチャンピオンになるためにK-1 JAPAN GROUPに来ました。ライト級は本当に層が厚い階級で強い選手がたくさんいるんですけど、用意された相手を一人ずつ倒して、必ず僕がK-1でチャンピオンになりたいと思います」と自信たっぷりに挨拶。
対戦相手の蓮實に関しても、「パンチ力があって体も強くて凄く強い選手だと思います」と評価したものの、「K-1のライト級のトップ選手たちと熱い試合をしてて強い選手だなと思うんですけど、自分は熱い試合にする気は全くなくて、一方的に圧倒的に倒して、K-1ルールでの自分の今の実力を見せて、実験台にしたいなと思っています」と自信満々に言い放ってみせた。
初めてのK-1ルールに対しても「元々自分がやっていた空手のルールに近いところもあるんで、最初は戸惑ったんですけど、今は自分に逆に結構自分に合っているなと思うんで、空手時代のスタイルをK-1ルールではやっていけるのかなっていうふうに思っています」と臆するところはない。
しばらく試合期間が空いたが、「やっと強くなった自分の姿を見せられると思うと自分自身楽しみです」と初めてのKrushのリングで暴れることを心待ちにしているようだ。
対する蓮實は現在3連敗中だが、その対戦相手は現K-1ライト級王者の朝久泰央、元K-1ライト級王者の卜部功也、K-1甲子園王者の龍華と、いずれもライト級戦線のトップクラスの選手たちばかり。
K-1 JAPAN GROUPの王者クラスの選手たちと激闘を繰り広げてきた自信もあってか、「相手選手が他団体から来た選手ということで、K-1 JAPAN GROUPでは全然通用しないよという差を見せつけたいと思います」と、今年最後の試合に気合いが入りまくっている。
与座からは「実験台にしたい」という言葉を浴びせられたが、「是非実験台にしてもらいたいですね。逆に俺が実験台にしてやるぐらいに何もさせないぐらいに、蓮實光っていう試合を見せたいと思います」と力強く返り討ちを誓う。
空手ベースの朝久との対戦経験もあり、「今回は同じ空手家ということで対策もできているんで、しっかり当てて倒します」と自慢のパンチでのKO宣言も飛び出した。K-1 JAPAN GROUPに参戦して約3年半。「他団体選手がポッと来て、Krushの本戦とかK-1出たいという言葉を口に出せないぐらい、自分が全部封じてやろうかなと思っています」と、ニューカマーを熱いファイトで黙らせることに燃えている。
◆与座優貴
「まず初めにK-1 JAPAN GROUPで試合をさせてもらうことになって、K-1関係者をはじめありがとうございます。あとは試合が空いている期間、自分をサポートしてくれたスポンサーの皆様、そして両親、ありがとうございます。自分はK-1のチャンピオンになるためにK-1 JAPAN GROUPに来ました。ライト級は本当に層が厚い階級で強い選手がたくさんいるんですけど、用意された相手を一人ずつ倒して、必ず僕がK-1でチャンピオンになりたいと思います。
(所属をKRESTに変えてKrush初参戦になったが、所属を変えた理由は?)いろいろ候補のジムもあったんですけど、強くなるにはKRESTかなと。チャンピオンもいっぱいいますし、トップ選手もいるんで。そんな感じです。(Krushを見ていて、どんな印象を持っている?)自分の階級で言えばこの前ライト級のトーナメントがあったんですけど、全然行けるなっていう感じです。
(蓮實選手の印象は?)パンチ力があって体も強くて凄く強い選手だと思います。K-1のライト級のトップ選手たちと熱い試合をしてて強い選手だなと思うんですけど、自分は熱い試合にする気は全くなくて、一方的に圧倒的に倒して、K-1ルールでの自分の今の実力を見せて、実験台にしたいなと思っています。
(初参戦でどういうところをアピールしたい?)前までのキックでのスタイルというのはサウスポーで距離とって、自分の得意な蹴りを当てていくっていうようなスタイルだったんですけど、K-1ルールはまずリズムとかテンポが全然違くて、早いというか見合う展開があまりないのかなと思っているので、そこは逆に元々自分がやっていた空手のルールに近いところもあるんで、最初は戸惑ったんですけど、今は自分に逆に結構自分に合っているなと思うんで、空手時代のスタイルをK-1ルールではやっていけるのかなと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)しばらく試合が空いてしまったんですけど、その間にもたくさんの人に試合を早く見たいと言われていたので、やっと強くなった自分の姿を見せられると思うと自分自身楽しみです。強くなった姿を必ず見せるので応援よろしくお願いします」
◆蓮實光
「連敗が続いているんですけども、今回今年最後のチャンスをいただいてありがとうございます。感謝しています。相手選手が他団体の選手ということで、K-1 JAPAN GROUPでは全然通用しないよという差を見せつけたいと思います。
(『実験台にしたい』という言葉も出たが、空手や他団体で活躍してきた与座選手をどのような心境で迎え撃つ?)是非実験台にしてもらいたいですね。逆に俺が実験台にしてやるぐらいに何もさせないぐらいに、蓮實光っていう試合を見せたいと思います。
(K-1・Krushの厳しさを教えたいという気持ちは強い?)逆に自分もK-1 JAPAN GROUPに参戦させてもらって強い選手ばかりですし、自信を持って上がったリングで差をつけられて倒されたこともあったんで、他団体選手がポッと来て、Krushの本戦とかK-1出たいという言葉を口に出せないぐらい、自分が全部封じてやろうかなと思っています。
(空手出身の選手と対戦することについては?)現K-1王者の朝久選手とも対戦して、空手選手は経験しましたけど、やはり足技が多いと言いますかキックが多くて、手数が多い。そしてちょっとトリッキーな動きが多いっていう感じなんですけど、前回チャンピオンとやって経験もしているんで、今回は同じ空手家ということで対策もできているんで、しっかり当てて倒します。(ファンの皆さんへのメッセージは?)今年最後、KOで締めくくりたいと思います。応援よろしくお願いします」
寺田匠「勝ち方次第ではトップ戦線にいけると思う」vs松山勇汰「無敗で勝ち続けられるように頑張りたい」
今大会では新美貴士vs篠塚辰樹のKrushフェザー級タイトルマッチが組まれているが、このトップ戦線に加わろうという野心を持つ2人の若者、寺田匠と松山勇汰の注目カードが決まった。
現在20歳の寺田は昨年KHAOSのリングでプロデビューしたばかりだが、ここまで3戦して3勝の無敗。宮崎県出身で、地元・九州で開催された7月のK-1福岡大会ではK-1スーパーファイト初登場を果たして勝利を収めている。寺田は試合に飢えていたようで、「相手は誰でも良かったんですけど、年内にあと1試合できて良かったなという感じです」と、プロ4戦目のこの試合に向けて待ってましたとばかりの意気込みを見せる。
Krushには今回が初参戦となるが「過去最高に体を仕上げて、試合に挑みたいと思います」とモチベーションも高いようだ。だが、目指しているのはK-1のチャンピオン。「今回勝って多分トップ戦線に行くと思うんで、勝ち方次第では」と自信たっぷりに語ると、「自分が目指しているのはKrushじゃなくてK-1のチャンピオンなんでそこまで突き進みます」と大きな目標も口にしていた。
一方の松山は現在18歳で昨年のK-1甲子園王者。昨年12月のK-1両国国技館大会のプレリミナリーファイトでデビューし、2戦して2KO勝利と寺田と同様、こちらもプロ無敗だ。本来なら8月の「Krush.128」に出場予定だったが欠場となってしまい、今回が仕切り直しのKrushデビュー戦となる。
「プロ3戦目もしっかり倒して勝って、無敗で勝ち続けられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った松山。寺田とは無敗対決となるが、「自分はそこまで気にしてなくて、普通に一つの試合として全力で頑張りたいと思っています」と謙虚に語っている。しかし、目標はKrushのチャンピオン。「この試合に勝ったらまずはKrushのチャンピオンを目指して試合をしていきたいと思っています」と、寺田とは対照的にまずは目先のKrush王者に向けて必勝を誓う。
◆寺田匠
「あとちょうど2カ月なんで、過去最高に体を仕上げて、試合に挑みたいと思います。(今回の試合が決まった時の心境は?)年内にあと1試合したかったんで、相手は誰でも良かったんですけど、年内にあと1試合できて良かったなという感じです。(対戦相手の印象は?)試合を見たんですけど、ちょっとしか動画もないし分からないんですけど、強いんじゃないですか?(お互いプロ無敗だが、無敗対決は意識している?)自分のことしか考えてないんで、自分が勝って無敗で行こうと思っています。(この試合をクリアしたあとの目標は?)勝ち方次第では、ここからトップ戦線に行くと思うんで。自分が目指しているのはKrushじゃなくてK-1のチャンピオンなんでそこまで突き進みます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)あと2カ月ちょっと、仕上げるんで皆さん応援よろしくお願いします」
◆松山勇汰
「まずはじめに前回の試合はあのような形になってしまい申し訳ありませんでした。そしてすぐに試合を組んでくださって本当に感謝しています。プロ3戦目もしっかり倒して勝って、無敗で勝ち続けられるように頑張りたいと思います。(今回の試合が決まった時の心境は?)前回の試合が流れてしまって、3月から9カ月ぶりの試合で、ずっと試合をしたかったので、試合が決まって嬉しいなっていう感じです。(対戦相手の印象は?)フェザー級の中ではトップクラスでパワーのある選手だと思っています。(お互いプロ無敗だが、無敗対決は意識している?)自分はそこまで気にしてなくて、普通に一つの試合として全力で頑張りたいと思っています。(この試合をクリアしたあとの目標は?)この試合に勝ったら、まずはKrushのチャンピオンを目指して試合をしていきたいと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)長い間が空いてしまったんですけどやっと試合できるので、9カ月ぶりに成長した姿を見せられるように頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」
対戦カード
Krushフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/王者)※3度目の防衛戦
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND/挑戦者)
Krushクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
マハムード・サッタリ[Mahmoud Sattari](イラン/ŌTAジム/王者、M-1世界ヘビー級王者)※サッタリ・ウィラサクレック 改め。ウィラサクレック・フェアテックス・イランから所属変更。初防衛戦
ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM/ALIVE/挑戦者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
野田 蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg優勝)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
松谷 桐(ALONZA ABLAZE/元NJKFフライ級王者)
峯 大樹(若獅子会館/RKSバンタム級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制選手権2017軽量級優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
概要
大会名 Krush.132
日時 2021年12月18日(土)開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/