Krush 2.24 後楽園ホール:2階級王座戦インタビュー ライト級 里見柚己「KOで倒して、止まった時間を動かす」×伊藤健人「今までの勝ちも負けも全て必然」|スーパー・フェザー級 髙橋直輝「“当てる魔力”に注意する」×横山朋哉「地元の群馬で世界一になれると証明したい」
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Krush.158(2月24日(土) 後楽園ホール)のライト級、スーパー・フェザー級タイトルマッチに出場する4選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第8試合 ダブルメインイベント2 Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA/王者)※初防衛戦
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ/挑戦者)
里見は23年1月に大沢文也の持つKrushライト級王座に挑戦したが、大沢の反則によりノーコンテストに。6月に行われた同一カードでの再戦で判定勝ちし王者となった。9月のK-1横浜大会での伊藤健人戦では。里見が1R、終盤に左ストレートで伊藤をのけぞらせ先手を取ったものの、2R終盤に伊藤が右フックでダウンを奪い、さらにパンチの連打で里見を棒立ちにしKO勝ちした。(上動画)
伊藤は14年2月にKrushに初参戦し、一時は負けが込んでいたが、鈴木翔也・堀井翼・ティントーン・里見相手に4連勝中だ。里見は大沢との2連戦に続き伊藤との2連戦となる。
第7試合 ダブルメインイベント1 Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
髙橋直輝(若獅子会館/王者、元ACCELバンタム級王者)※初防衛戦
横山朋哉(リーブルロア/挑戦者)
髙橋は21年7月に寺田匠に判定負けしたが、22年5月の試合からスーパー・フェザー級に階級を上げて以降、遠藤信玄、友尊、斎藤祐斗、西元也史相手に4連勝し、23年9月に中島千博のKrush同級王座に挑戦すると、判定0-2の僅差ながらも勝利し、ベルト獲得に成功した。
横山は21年10月からの同王座決定トーナメントで松本涼雅と山本直樹をKOしたが、決勝で中島に判定負けした。しかしその後は22年9月のK-1同級王座決定トーナメント準決勝で朝久裕貴にKO負けした以外、5試合で勝利している。23年はペットサムイ・シムラ、大岩龍矢、そして元K-1フェザー級王者・江川優生相手に3戦全勝しており、髙橋以上の実績を残している。
里見柚己「KOで倒して、止まった時間をまた動かす」
―― 今回の伊藤戦は、昨年9月の試合の再戦ということになります。あの試合を今振り返ると?
里見 チャンピオンになって最初の試合で、絶対に負けちゃいけなかったですし、地元の横浜ということもあって、必ず盛り上げて勝ちたいと思ってたんですけど、そこで落としてしまって。あの日からスイッチが入って、今はすごくいい状態で来れてます。
―― では、負けて落ち込んだというよりも、火がついた?
里見 そうですね。終わった瞬間、すぐにベルトを懸けて伊藤選手とやりたい気持ちが出たので、落ち込みとかはあんまりなかったですね。
―― 敗因はどう分析していますか?
里見 キレイに倒しに行きすぎたというか……最初から倒すつもりだったんですけど、どんどん攻めていって倒すというより、カウンターで一発を狙って、一瞬で斬り落とすような倒し方に気持ちが行きすぎてしまってましたね。それで逆にそれ以上の攻撃を自分がもらってやられた感じでした。
―― 伊藤選手の過去の試合の中でも特に鮮やかなKOでした。あの攻撃はどうでしたか?
里見 攻撃については、正直そんなに強くないと思ったんですね。それに、来たタイミングで合わせようと思っていたんですが、カウンターのカウンターみたいなのをもらって、それ一発で倒されて。見えてなかった攻撃なので、それで効いちゃった感じでしたね。伊藤選手はKOもそこまで多くなかったので、そもそも倒されることは想定してなかったんですよ。一つのミスで全部変わってしまうのが格闘技ですけど、そのミスをやっちゃったなと。
―― それを踏まえて、今回の試合に関してはどう考えていますか?
里見 ダイレクト・リマッチでタイトルを懸けて、リベンジマッチということにもなるんですけど、逆にここで自分がKrushらしいKOの仕方を見せれば、いいドラマができるなと思ってます。チャンピオンだから守らなきゃとかは一切思ってなくて、しっかりリベンジしたいです。
―― 前回に関しては自分のミスという部分が大きいという認識ですか?
里見 そうですね。相手が強かったというよりは、自分の動きの中のミスが相手のドンピシャにハマっちゃったという感じですね。あれから対策も練って、どんな形でも倒せるという準備はしているので、次は絶対大丈夫かなと思ってます。
―― 最後は倒して勝つと。
里見 やっぱりKrushという舞台ですし、自分は倒して盛り上げる選手にならないといけないので、必ず倒して最後を締めくくりたいです。
―― 前回の試合が行われた9月の横浜アリーナは、K-1が再スタートを切った大会でした。そこで勝って次に……という目論見があったのでは?
里見 ありましたね。あの大きな舞台でキッチリ勝って、Krushのベルトの価値を上げながら世界とかもっといろんな強い選手とやっていきたいと思ってましたけど、あそこで1回時間が止まっちゃったなという感じですね。今回KOで倒して、また動き出していかないといけないと思ってます。
―― 同じ大会では、ライト級で「大岩龍矢vs弘輝」という、挑戦者候補が決まりそうな試合も組まれています。そこはどうですか?
里見 弘輝選手とは1回戦ってるんですけど、パッとした勝ち方でもなかったですし、大岩選手は一つ下の階級でずっとトップでやってきた選手なので、注目度も高いと思います。KOで決まったら勝った方の選手とやるんじゃないかと思っているので、一番は自分の試合ですけど、終わったらちゃんと見ておこうと思ってます。
―― 弘輝選手は「タイトルマッチより自分の試合の方が盛り上がるし注目度も高い」と言ってましたが。
里見 盛り上げるのがうまい選手ですよね。でも当日も、その試合より盛り上がる試合に自分がしたいです。KOで勝てば間違いなくやることになると思うので、その時はキッチリ倒してやります。
―― 試合順が発表されて、ダブルメインイベント第2試合、興行の大トリになりました。
里見 はい。やっぱり大会の最後ということは、しっかり倒して盛り上げて締めないといけないと思うので、そこは気合いが入りますね。最高の勝ち方をお客さんに見せないとなと思います。
―― 今年1月4日には、大好きだという新日本プロレスの内藤哲也選手が東京ドームでチャンピオンに返り咲きました。しかも24日は、里見選手と同じ日に初防衛戦が行われます。さぞかし気合いが入っているのでは?
里見 そうなんですよ! ずっと見てる選手で、自分が小学校高学年ぐらいから好きな選手なので、いつも刺激をもらってます。同じ日で、ダイレクト・リマッチという部分も一緒なので、一緒に勝ちたいなと勝手に思ってます。内藤選手はドームのメインでやるようなスター選手で、いつもカッコいい背中を見せてもらっているので。こっちも後楽園のチケットが完売になったということなので、僕は後楽園を思いっきり爆発させたいです。
―― では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
里見 一応、形としては初防衛戦ということになるんですけど、守るというよりは、一度倒された相手にやり返す舞台を作ってもらったと思っているので、ここでしっかり、リスクを背負ってでも倒し返して……それでアイコだと思っているので、必ず思いっきり倒します。3回目があるか分からないですけど、自分はどんどん駆け上がって手の届かない存在になっていきたいと思っているので、ここでチャンピオンとしてスタートして、世界に行きたいと思います。
伊藤健人「今までの勝ちも負けも全て必然だった」
―― 里見選手にKO勝ちした前回の試合を今振り返ると?
伊藤 今はもう、あの試合も「過去」という感じなので、あの試合について何かということはないです。今回のための試合だったと思うので、今回もキッチリ勝つだけという感じです。
―― KO勝ちは2022年6月の南雲大輝戦以来でした。そのKOがあの大舞台で出せた理由は?
伊藤 やってきたことが形になってきたというのと、リングで何をするかということを自分で理解して実現できた結果だったので、自信にもなりましたし、自分のやることがさらに明確になった試合だったと思います。
―― 自分のスタイルや戦い方が変わってきた?
伊藤 それは大きくあると思います。試合への向き合い方だったり、試合の中での自分の出し方というところは変わったと思います。
―― その変化はジムが変わったことと関係ありますか?
伊藤 そうですね。パンチ一つから、自分が試合で何をすべきかというところまで一つずつ、ジム代表の太田東玖先生に教わって、先生やジムの仲間と話し合って練習しながらやってる状態なので。まだまだ途中ですけど、前回の試合はそれが一つの形になってきた証だと思います。
―― 前回の試合を踏まえて、今回の再戦に向けては何を重視して練習してきましたか?
伊藤 「お客さんに見せる価値のある試合とは?」と考えながら、一発一発の質を上げることを考えてきました。倒すか倒されるかという緊張感を持って、質の高いところで全力を出し合うというところに重点を置いてます。
―― そういう意識というのは、今まではそこまでなかったですか?
伊藤 もちろんお客さんが盛り上がるような試合をとは思っていましたけど、それができてたかどうかというと全然違いますし。あと、思ってたとしても見え方が違うというか、視点が変わった感じですね。
―― では、前回勝っているということは、有利に働くわけではない?
伊藤 そうですね。自分としてはまた初戦のつもりで戦えればと思ってます。ただ、相手は「やり返そう」という気持ちが強いと思うので、そこに対しては前回よりも強い相手を想定して練習しています。
―― タイトルマッチということについてはどうですか?
伊藤 これまでの格闘技生活はチャンピオンベルトというものに対してまっすぐに、その中で勝ちも負けも繰り返しながら進んできたので、何が何でも獲るべきものだと思いますし、自分が獲るものともう決めています。ただここがゴールではないので、獲って次に向かいたいです。
―― どういう試合をして、どう勝ちたいですか?
伊藤 本当に全身と全霊で戦って、息つくヒマがないほどの試合展開の中で相手を倒して、本当にKrushのベルトを巻くべき人間であることを証明したいですね。
―― それを実現するにあたって、里見選手の一番警戒すべき部分とは?
伊藤 里見選手がやることに関しては、特にどこを警戒というのはないです。全部で自分が上回るだけなので。自分のやるべきことをやるだけです。
―― 勝てばチャンピオンですが、その心構えはできている?
伊藤 はい。練習している時もずっと思ってますし、ベルトを巻くべき人間でないと巻けないと思っているので、ここでしっかりと巻きたいと思います。
―― ベルトを巻いている姿は想像していますか?
伊藤 毎日してます。明確にイメージできてますね。あとはこのイメージを当日、現実にするだけなので、そこまでは集中を切らさないようにしています。
―― 31戦目で初のタイトルマッチということになります。ここまで来てみて、回り道をした、遠かったという思いがあったりはしますか?
伊藤 いえ、なるべくしてなったんだなと思っています。今までの勝ちも負けも全て、その時の自分の必然だったんだなと。簡単に来れた道ではないというのは自分でも分かりますし、周りからもそう思われているとは思いますけど。
―― では、周りの方々の期待もすごいんじゃないですか?
伊藤 そうですね。期待というか、思いがあるので。さっきはここまでの10年を僕だけの視点で振り返りましたけど、応援してくれる人たちの年数もあるので、僕だけのものじゃないなという気持ちはあります。その思いも力にしていきたいです。
―― では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
伊藤 格闘技生活9年目にして初のタイトルマッチですし、ただのタイトルマッチじゃないということは試合を見ていただければ分かると思います。必ず自分がチャンピオンになる姿を見せるので、ぜひ注目してほしいですね。
髙橋直輝「“当てる魔力”に注意する」
―― 挑戦者の横山朋哉選手と記者会見で顔を合わせて、感じたことは?
髙橋 やりたかった選手だったので、うれしさはありましたね。けっこう前からK-1で見ていて、江川優生選手とか大岩龍矢選手とかにも勝っていたので、自分がチャンピオンになった時に「次のステップは横山選手やろな」と思っていたので。
―― では、戦い方についてはよく分かっているという感じですか。
髙橋 まあ、ある程度は。相手によって戦い方を変えてくる、頭よく戦う選手やなと思ってます。特にあの左ストレートは警戒ですね。「当てる魔力」があるというか、そこは注意したいと思います。
―― それを食らわないためには?
髙橋 自分の動きをして、相手が打ちにくい状況を作っていくのがキモになってきますかね。「自分の動きをする」というのが一番のテーマですね。
―― その「自分の動き」について、最近の試合ではどういう手応えがありますか?
髙橋 最近は落ち着いて動けてるなと思います。試合経験を重ねてるのもありますし、あとは糖質じゃないですかね。
―― 糖質?
髙橋 スーパー・フェザー級に上げて、削らなくてよくなった糖質が効いてると思います(笑)。以前は減量が結構キツくて、練習の動きにも影響が出ていたので。階級を上げてからはもちろん体力もつきましたし、しっかり追い込めるようになりました。動きのキレもよくなりましたし、筋肉もグッとつきましたし。全部調子はよくなりました。絶好調です!
―― いいことずくめなんですね。
髙橋 はい。練習では(※ここから2分間ほど練習の内容について説明)。
―― それは鬼ですね! それだけの練習が勝利の秘訣になっていると。
髙橋 あ、今の話、具体的なことは書かんといてくださいね。
―― えーっ! すごいエピソードなのに、もったいないですよ。
髙橋 いや、自慢話みたいになってしまうんで。
―― 分かりました……。前回、タイトルを獲った中島千博戦が9月だったので、5ヵ月空きました。この間はどうしていたんですか?
髙橋 ●●●●の時に●●●●してたんですよ。それで9月の中島戦が●●●で●●●だったのでやるしかないとなって試合したんですけど、終わってから●●●で●●●●してたので、●●●●●してて。
―― ではどんな練習を?
髙橋 ●●●と●●●●を強化してました。あとはタイミングの練習なんかをやってましたね。特に●●●はけっこう得意になったので、これは狙っていきたいと思ってます。あ、これも書かんといてくださいよ。
―― え、これもですか! 具体的なことがほとんどないじゃないですか!
髙橋 申し訳ないですけど、今回は相手にもノーヒントということで(笑)。
―― では、どんな勝ち方をしたいかも……。
髙橋 あ、それは言うときますわ。絶対にKOで勝ちます!
―― あ、そこは断言なんですね。これまでもKO勝ちできなかったことを反省されていましたよね。
髙橋 倒す・倒さないということよりも、倒せる時に倒せてなかったことが引っかかってますね。自分の試合映像を見ても、「ここで倒せたやろ」というところで倒しにいけてなかったというのがけっこうあったりして、悔しかったりしたので。試合中も、「ここでいかないと!」と思う場面で「いや、でも……」って考えてしまうこともありますし。絶対いけるというタイミングで、ちゃんといっとかなアカンよねというのは、特に自分の映像を見て思います。
―― そこでいけない理由とは?
髙橋 自分自身が怖がりだからですね。そことも戦っていかなアカンと思ってます。そこも克服できるように練習してきたので、今回はKOと断言させてもらいます。
―― その練習というのは、意識の面ですか?
髙橋 いや、やっぱり技術じゃないですか。例えば、合わせられる場所に体を置く頭しかなかったからいけなかったですし、入り方とかをもっと工夫すれば、もっとやれたよねと思いますし。そういうところを克服してきたので、今回は倒します。
―― この5ヵ月はチャンピオンとして過ごしてきたと思いますが、何か以前との変化は?
髙橋 練習で「もっともっと」と思う気持ちが、もっと強くなった感じですかね。
―― 周囲からの反応に変化は?
髙橋 そういうのはないですねえ……。それも「もっともっと」ほしいです(笑)。SNS、特にインスタのフォロワーももっとほしいですし。フォローお願いします(笑)。
―― では最後に、この試合に向けての“決意”を改めて教えていただけますか?
髙橋 見て面白いと思える試合をして勝ちます! “絶好調”で倒します!
横山朋哉「地元の群馬で世界一になれるというのを証明したい」
―― 記者会見でチャンピオンの髙橋選手と顔を合わせましたが、その時に感じたことは?
横山 チャンピオンと対面したことで気が引き締まったというか、相手がベルトを持っていて、「やっとここまで来たか」という感慨みたいなものはありました。
―― 改めて、髙橋選手の印象は?
横山 謎というか、やりたいことをやる、我が道を行くファイターだなと思います。ただ、それに対して対策をするというよりは自分の問題というか、相手どうこうより自分がやりたいことをやれば、自然と勝てるのかなと思ってます。
―― 「自分がやりたいこと」について、ここ最近の試合ではできているという感覚ですか?
横山 最近の試合では、勝ちにいく試合が多かったなと思ってます。だから今回は倒しにいく試合を見せたいです。
―― 倒すために必要なものとは?
横山 やってきたことを出せば相手が自然に倒れる練習をしてきたので、それを信じてやるだけかなという感じですね。
―― 勝てばチャンピオンです。そのプレッシャーは?
横山 それはほとんどないですね。あくまで髙橋選手を倒して、それにチャンピオンベルトがオマケでついてくるというイメージでいます。だからプレッシャーどうこうというよりは、楽しみという気持ちが強いです。
―― 勝ってベルトを巻いている姿を想像したりはしていますか?
横山 もちろん想像しますし、「こういうチャンピオンになりたい」というイメージを思い描いたりもしています。それはけっこう昔から考えてきました。
―― 昨年後半からK-1・Krushがいろいろと変わってきて、チャンピオンの道もいろいろと開けそうな状況ですが、そこについては?
横山 そんなに意識はしてなかったですけど、僕自身、「一番強くなりたい」という目的で格闘技をやっているので、強い選手とできるんだったらいくらでもやりたいし、その道が開けるのならいいなと思います。
―― 所属ジムではK-1グループのチャンピオンは初めてになるかと思いますが。
横山 そうですね。ジムもそうだし、群馬という地方にいてもベルトを獲れるんだぞというところを未来の選手である子供たちに証明したいなというのが一番デカいですね。地元でK-1、Krushの大会をやりたいとずっと思っているし、それにはチャンピオンになって強くならないといけないので、今回はその一歩ですね。
―― 横山選手自身も、都内のジムに移籍するとかではなく、地元で頑張ってきたわけですよね。
横山 上京しようかと思ったりした時期もあったんですけど、やっぱり地元の群馬で世界一になれるというのを証明したいなという気持ちは強いですね。今は週1~2回、東京のジムに出稽古に行っていて、それはそれでいい刺激になっています。
―― 群馬とか北関東って、都心とは近くて遠いというか、遠くて近いというか。
横山 そうなんですよ。だからこそ大会が開けるようになりたいんですけど、やっぱり僕1人ではできないと思うので、北関東から強い選手がどんどん出てきて、やれるようになったらいいですし、その先頭で引っ張っていけるのが僕だと思っているので、そこは頑張っていきたいです。
―― では最後に、今回の試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
横山 髙橋選手も最近調子よく勝ち上がってきていて“絶好調”だと思うし、僕自身も最高の状態に仕上げてきているので、当日はどちらが強いかというのを見せて、最終的に勝ちたいと思います。
対戦カード
第8試合 ダブルメインイベント2 Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA/王者)※初防衛戦
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ/挑戦者)
第7試合 ダブルメインイベント1 Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
髙橋直輝(若獅子会館/王者、元ACCELバンタム級王者)※初防衛戦
横山朋哉(リーブルロア/挑戦者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangライト級王者)
弘輝(WORLD TREE GYM)
※弘輝が前日公式計量950gオーバー。1R減点1、ファイトマネー20%減額。大岩8オンス、弘輝10オンスのグローブハンデ
・島野浩太朗(菅原道場/第7代Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、Krush-60kg WIRDRUSH League 2014優勝、元WMAF世界&MA日本スーパーフェザー級王者)引退セレモニー
第5試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
竹内将生(エイワスポーツジム/元BOM・Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者)
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg優勝)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
SEIYA(POWER OF DREAM)
三宅祐弥(Hacker GYM)
第2試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
川島康佑(HALEO TOP TEAM)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
直也(米子ジム/WMAF世界スーパーフェザー級王者、WMCI-1-58kg級アジア王者、西日本フェザー級王者)
寺島 想[こころ](AX GYM/K-1カレッジ2020 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
瑠唯[るい](リーブルロア)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
天河[てんが](健成會)
関口功誠(ALONZA ABLAZE)
プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
佐生光一(K-1ジム五反田チームキングス)
石川 慶(team NOVA)
概要
大会名 Krush.158
日時 2024年2月24日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) A席 7,000円(完売) スタンディング(立見)4,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/