K-1 9.20 横浜アリーナ:朝久裕貴「海外で結果を出してきた同士、他の選手にはできない試合を見せたい」×MOMOTARO「激しい打ち合いとは別に足技とかでも会場を沸かせられたら」
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K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~(9月20日(月/祝) 横浜アリーナ)の第16試合・スーパー・フェザー級(60kg)朝久裕貴(朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)vs. MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル・同日本・NJKFフェザー級王者)の両選手の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真:(C)K-1)
朝久裕貴、約10カ月ぶりの復帰戦に向けて河川敷で公開練習!「僕もMOMOTARO選手も海外で結果を出してきた選手。他の選手にはできない試合を見せたい」
福岡にて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]でMOMOTAROと対戦する朝久裕貴が公開練習を行なった。
昨年11月のK-1福岡大会以来、約10カ月ぶりの復帰戦となる朝久。試合間隔が空く形となってしまったが「個人的にはいつ試合が決まってもいいように準備をしていました。7月のK-1福岡大会への出場も考えていたのですが、弟の泰央のタイトルマッチが決まったので、福岡大会は回避して、その次の大会に照準を絞って練習をしていました。試合前の泰央ともしっかり練習していたので問題はないです」といつでも試合ができる状態をキープしていた。
朝久道場と言えば軽トラ押しや潜水など、変わった練習をすることでも知られているが、この日の朝久は道場近くの河川敷まで移動して、朝久篤館長を相手に対人式の練習を公開。朝久曰く「子供の時から公園やガレージ・車庫で練習することが多かったので、昼間に外が晴れていたら外で練習している」とのことで、「外で練習すると下が砂利や不安定な場所もあって、あえて滑りやすい靴を履いて練習することで体のバランスがよくなる」と練習の意図を明かした。
7月のK-1福岡大会では朝久泰央がゴンナパー・ウィラサクレックに勝ってK-1ライト級王座を獲得。セコンドとして泰央をバックアップしていた朝久は「セコンドとしてあの場に立ち会って、目の前で弟がK-1チャンピオンになって金テープを浴びている姿を見ると、自分もK-1のベルトを巻きたいと思いました」と刺激を受けた。
普段の練習でも「僕には僕の動きがあるし、弟の泰央には泰央の動きがあるんで、練習が終わったあとに『今日の動きどうだった?』と確認しあって、穴をなくして良いところを伸ばす練習をしてきました」と泰央をはじめ、朝久道場の面々と己を磨いている。
今大会ではムエタイルールで数々の実績を残し、ONE Championshipでも活躍してきたMOMOTAROと対戦する。「海外で戦ってきた選手で、名前と存在は知っていました」という朝久は「“トリックスター”という異名がついているので、色んな技を使ってくるのかなと思います。ただ僕は対戦相手の動画を見ないので、本番で向かい合ってみて相手の技を楽しみたい」とリングの上でMOMOTAROの技量を見極めるつもりだ。
MOMOTAROはK-1デビュー戦となった5月の横浜武道館大会で西元也史にKO負けを喫しているが、朝久は「あの試合は僕も一ファンとして見ていて、結果としてMOMOTARO選手がKO負けにはなってしまいましたけど、油断したところで一発をもらっちゃったのかなと思います。あの試合だけでMOMOTARO選手が強くないとは一切思わなかったです」とMOMOTAROの実力を高く評価している。
その一方で「僕は誰が相手でも、そこまで相手の対策はしない。対策練習ばかりしていると自分の強さが伸びないと思っています。テレビゲームで言うなら攻略本を読みながらクリアするのと一緒で、それは自分が強くなることとは別。だから僕は誰が相手になってもいいように、またこういうご時世なので対戦相手が直前で変わることもあるだろうし、自分の力を上げて自分の動きを磨く練習が必要だと思います」と自身の技を磨くことに集中してきた。
MOMOTAROと同様に、朝久も中国・武林風でキャリアを積み、武林風WLF -60kg級王者にまで上り詰めた。海を渡って海外の強豪と鎬を削ってきたもの同士、朝久にはほかのK-1ファイターとはレベル・毛色の違う試合をしたいという想いもある。
「初めて中国で試合をした時は『本場のおいしい中華料理が食べられる』と思って食材を何も持っていかなかったら、現地の料理が一切口に合わなくて何も食べられなかったんです。水を飲もうと思ってもスーパーまで買いに行かないと売っていなかったり。なのでその時は計量後にマクドナルドでハンバーガーとコーラでリカバリーして試合をしました(苦笑)。
そうやって万全な環境ではなくても勝つという火事場の馬鹿力のようなものは見についたと思います。僕は日本で結果を出す以上に海外で結果を出すことは難しいと思います。(MOMOTAROも)今のK-1 JAPAN GROUPにはいなかったタイプの選手だと思うし、海外で戦うことの厳しさも分かったうえで、MOMOTARO選手の精神力は他の選手と比べものにならないぐらい強いと思います。
僕もMOMOTARO選手も外国人選手と対戦経験が多い2人だと思うし、お互い戦い方もあまり他にいないタイプだと思う。僕は朝久流養我の動きをするし、MOMOTARO選手は世界各国で戦って自分のスタイルを身につけたと思うので、他の選手にはできない試合を見せたいです。前回は復帰戦で自分の身体を心配過ぎたのかなと思います。もう身体が大丈夫という確信が持てたので、練習通りの動きを出しつつ、練習以上のものを本番で出さないとMOMOTARO選手には勝てないと思います」
今回のMOMOTARO戦をクリアした先に「僕には戦いたい選手がいます。今大会でスーパー・フェザー級の試合がいくつか組まれていますが、そのなかで僕が一番強いと思っているので、それを試合で証明します。そして試合で勝ったあとに戦いたい相手の名前を出したいと思います」と意中の相手がいることを明かした朝久。試合はもちろん試合後のコメントにも注目だ。
MOMOTARO、パンチ強化で朝久裕貴に勝つ!「朝久選手は世界で戦っている選手。厳しい戦いになると思いますが、怖いというより楽しみです」
東京・OGUNIジムにて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で朝久裕貴と対戦するMOMOTAROが公開練習を行なった。
2019年からONE Championshipに参戦するなど、海外を主戦場にムエタイの強豪たちとの戦いで名前を売り、鳴り物入りでK-1 JAPAN GROUPと契約をしたMOMOTAROだったが、その初戦となる5月30日にK-1横浜武道館大会では西元也史にKO負けを喫してしまった。
「久々の日本のリングということもありましたし、初めてのK-1のリングということでいつも以上に緊張はしましたね。また、K-1ファンの皆さんにちょっといいところを見せたいという気持ちも強かったので、そこが逆にプレッシャーになってしまいました」と、初めてのK-1のリングは気負った状態での試合だったと語る。
試合後は「参戦会見まで開いていただいて、注目もしていただいたんですけども、ああいう負け方をしてしまって、恥ずかしいという想いもありましたし、自信があった分、凄く悔しくて複雑な気持ちになりましたね」と落ち込んだという。しかし、「こうやってまたチャンスをいただいたので、しっかりそのチャンスを掴みたいと思います」と、今は気持ちを次の試合に向けて切り替えた。
「自分はムエタイを得意としてやっていたので、組めない、キャッチできないという部分で、やってみて改めて難しさを感じた部分がある」と初のK-1ルールには戸惑いを感じたようだが、西元戦後からはよりK-1ルールに適応する練習に没頭しているという。この日の公開練習でもパンチだけのミット打ちを披露。
「新しい自分も見せたいなというのも少し込めて、パンチだけの練習をやりました」と、その意図を明かしたMOMOTARO。実際に「パンチだけのミットも増やしていますし、ボクシングの元日本チャンピオンの方とも一緒に練習させていただいて、パンチの打ち方だったり、ミットも実際に持ってもらったりして、その技術も教わっています」と、K-1ルールへの適応のためにパンチの練習に時間を割いている様子だ。「1発1発打つ練習もしているので、パワーもついてきたのかなと思っています」と手応えもバッチリのようで、「K-1ルールで戦えるように負けてからもずっと続けてきたので、その成果をしっかりと見せたいと思います」と意気込んでいた。
今回の対戦相手の朝久は空手をベースにMOMOTARO同様、蹴り技を得意とする選手だ。その朝久に関して、「何でもできる選手だなと。蹴り技が多彩ですし、穴もなかなかない選手だなというのがありまして、体も凄く丈夫ですし、凄くいい選手だと思っていました」と語る。
「厳しい戦いになると思うんですけど、怖いというよりは楽しみですね。世界で戦っている選手なんで、そういう選手と戦えるのは凄く楽しみです」と、朝久との対戦にモチベーションも上がっているようだ。テクニシャン対決で噛み合った試合になるのではないかという見方もあるが、「お互い足技が得意ですし、トリッキーな技も使うので、そういう激しい打ち合いとは別に足技とかでも会場を沸かせられたらなと思っています」と、望むところといった様子だった。
また、朝久は中国の武林風のタイトルも持っており、MOMOTAROとは海外で活躍しているという共通点もある。MOMOTARO曰く「食事も違いますし、調整の仕方で凄く苦労するので、そういうところを乗り越えていきますとメンタル的にも鍛えられるので、そういった面でも海外で活躍している選手は凄く魅力的ですね」。
MOMOTARO自身も「相手も分からない状態でタイに行って会場に着いて、その場でプロモーターに体格を見られて『君と君で1試合目やって』という試合を経験したこともあったので、海外遠征でメンタル的には凄く鍛えられました」と、何が起きるか分からない海外で培った経験を朝久とぶつけ合う。
今大会ではMOMOTAROと朝久の試合も含めて、スーパー・フェザー級の試合が3試合組まれている。スーパー・フェザー級はK-1屈指の激戦区だが、「スーパー・フェザー級が層の厚い階級というのは皆さんもご存知だと思いますし、相手の朝久選手は強敵なんですが、勝てば『MOMOTARO選手、これから上がってくるんじゃないか?』と思ってもらえると思うので、しっかりと勝ちたいと思います」とトップ戦線浮上のためにも必勝を誓う。
対戦カード
第21試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
第20試合 ヘビー級(100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※フリーから所属表記変更
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)王者)
第19試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1 WORLD GPライト級王者)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushスーパー・ライト級王者、元Krushライト級王者)
第18試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王者)※PURGE TOKYOから所属変更
第17試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級王者)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第16試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)
MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル・同日本・NJKFフェザー級王者)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/元WBCムエタイ日本&全日本スーパーウェルター級王者、元全日本ウェルター級王者)
~休憩~
第14試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT総合ヘビー級王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
第13試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
第12試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
第11試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級(57.5kg)王者)
國枝悠太(二刃会)
第10試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/Krushフェザー級王者)
第9試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
佑典[ゆうすけ](月心会チーム侍)
第8試合 女子53kg契約 3分3R(延長1R)
壽美(NEXT LEVEL渋谷/Krush女子フライ級(52kg)王者)
櫻井梨華子(優弥道場)
~休憩~
第7試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
谷山俊樹(谷山ジム/WKA&WBKF世界スーパーライト級王者、元Bigbang同級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
第4試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級王者)
マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)
第3試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)※team ALL-WINから所属表記変更
アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ/FIGHT DRAGON&GOLD RUSH -67kg王者)
第2試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
第1試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
寧仁太・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
~開会式~
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
ダルビッシュ黒木[くろぎ](KING EXCEED/2018年RISE WEST -63kg 九州最強決定トーナメント~Road to RIZIN~優勝)
大久和輝[だいく かずき](チーム上光) ※伊原道場本部から所属変更
プレリミナリーファイト ウェルター級(67.5kg) 3分3R
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~
日時 2021年9月20日(月/祝) 開場・12:30 プレリミナリーファイト開始・12:45 本戦開始・13:15
会場 横浜アリーナ
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(9月22日(水)18:00~25:00)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 センターSRS席 60,000円 センターRS席 35,000円 センターS席 18,000円(前売り完売) アリーナS席 18,000円 アリーナA席 10,000円(前売り完売) 2階スタンドA席 10,000円 ※センターはアリーナ相当、アリーナは1階スタンド相当 ※当日500円増し
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス ディスクガレージ K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
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