K-1 9.20 横浜アリーナ:村越優汰「目指すはK-1とゴルフの二刀流です」メンタル&体幹強化、手堅く勝ちに行くスタイル磨きに効果
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で西元也史と対戦する村越優汰が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP ゴルフ写真:(C)K-1)
最近は練習の拠点になっているK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフで公開練習を行うことが多かった村越だが、この日、スタッフが村越に呼ばれた場所は、千葉県房総半島の海辺に近い場所にあるゴルフ場「カレドニアン・ゴルフクラブ」。村越はここでジムワークを行うのではなく、“真剣に”ゴルフをやるというのだ。
「元々、自分の親がゴルフをやっていて、5年前に連れて行かれる感じで僕もやっていたのですが、やるうちにはまっていき、ここ2~3年は週に1~2回は(ゴルフ場に)行っています。前回は試合前1カ月を切ってもゴルフに行っていたし、自分的にはキックとゴルフは共通する部分があると思っていて、ゴルフもキックのトレーニングの一環としてやっています」と、格闘技と共通点がないように見えるゴルフも練習メニューの一つとして考えているという。
ゴルフ=メンタルスポーツとして捉えている村越は「ゴルフはメンタルのズレでプレーにも影響が出てくるところが面白い。例えば1つのコースを周るのにダメなホール(コース上の特定の競技エリア。1コースは18ホールある)があって、そこで気持ちが落ちてしまうと、その後のプレーにも影響していいパフォーマンスが出来なくなります。だから気持ちが落ちる場面でも、メンタルを強く持つ。それが出来るとちゃんとプレーも良くなるんです。“試合中にダメだと思うと試合に出る”というのはキックに似ていると思います」とメンタル面の強化にもつながっているとした。
またゴルフのフォームに関しても「腰を振って身体全体を使うところも、ゴルフの打つ動きと蹴りの動きで似ている部分はある。ゴルフをやることで格闘技における体幹の強化につながっている」と力説する。
さらに「ゴルフでどういうプレーをするかはファイトスタイルとダブる」という村越。「自分は試合で手堅く勝ちに行くスタイルで、ゴルフでも一発を狙わず、手堅く、安定したショットで攻めていくんです。これがもしパンチャータイプの選手だったら、ゴルフでも一発を狙って最初から飛ばしてやろうというタイプになると思います」とゴルフを通して気づくことは多い。
試合が近づいていもゴルフに力を入れていることで非難を集めそうだが「僕はフェザー級(-57.5kg)からスーパー・フェザー級(-60.0kg)に上げて初戦(武尊戦)、2戦目(レオナ・ペタス)と負けて、そこからゴルフをやる頻度を増して試合でもいい感じで勝てるようになった」とゴルフの頻度が2連勝の要因にもなっていると語った。
ちなみに村越のベストスコアを聞くと「76を出したこといがあります。普通にやっている人のレベルでは、これはなかなかうまいレベルなんです。ゴルフは100を切ればうまいと言われていて、最初は僕もなかなか100の壁は切れないところがあって、かなり苦労しました。K-1ファイターでゴルフをやっている人は何人かいますが、K-1内では僕はもちろんチャンピオンだと思いますよ(笑)。卜部弘嵩君もゴルフをやっていて、『村越君、うまいよね?』と言われたことがあります」とゴルフのスコアにも自信を見せた。
本題となる試合に向けての意気込みを聞くと、“KO勝率100%の男”西元については「一発があって怖い部分がある選手」と警戒をしつつ「僕には当たらない。あっちは倒しにかかってくると思うので、自分はどれだけいつも通りの試合をできるかが重要です。相手に倒したいと思わせる試合をして、そこで熱くなってくれたら、やりやすくなる」と余裕の構え。
西元は以前に対戦している武尊と同門選手だけに対策は十分に練ってくると思われるが「僕は武尊とやっていても危ないシーンはなく、自分がイメージしている戦い方ができました。僕の戦い方はあまり研究されない戦い方ですし、相手の思うような動きをさせないのが僕の戦い方でもあります」と問題にはしていない。
西元戦後に見据えているものはやはり武尊へのリベンジだ。「武尊がいる限りは、もう一回武尊とやることを常に頭に置きながら、戦っています。すぐにでもやりたいし、次やったら勝てる自信はあります。そのためにも目の前の試合でしっかり勝たないと次につながらないのでしっかり勝ってアピールしたい」とリベンジの機会を狙う。
そして最後に、ゴルファーとしての目標を聞くと意外な答えが返ってきた。
「目指すはK-1とゴルフの二刀流です。最初は楽しみながらいいスコアが出ればいいなという感覚でゴルフをやっていましたが、結構いいスコアが出始めて、真剣にやればいけるんじゃないかと思い始めたんです。自分である程度のスコアを決めて、そこにいったら、プロゴルファーを目指そうと思っているぐらい真剣にやっているし、周りからも『プロを目指せば?』と言われています。今、本業で格闘家をやりつつ、暇を見つけてゴルフをやっていていいスコアを出しているところですが、これでもっと真剣にやればもっといけるんじゃないかなと思っています」
K-1ファイター・村越がプロゴルファーとしても活躍する日は訪れるのか。K-1とゴルフの二刀流を目指しながら進化を続ける村越の横浜アリーナでの戦いに注目が集まる。
対戦カード
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
寧仁太・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushウェルター級王者)
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)※team ALL-WINから所属表記変更
アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ/FIGHT DRAGON&GOLD RUSH -67kg王者)
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級王者)
マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT総合ヘビー級王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
ヘビー級(100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム京太郎/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※フリーから所属表記変更
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/元WBCムエタイ日本&全日本スーパーウェルター級王者、元全日本ウェルター級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1 WORLD GPライト級王者)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushスーパー・ライト級王者、元Krushライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
谷山俊樹(谷山ジム/WKA&WBKF世界スーパーライト級王者、元Bigbang同級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王者)※PURGE TOKYOから所属変更
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級王者)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)
MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル・同日本・NJKFフェザー級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級(57.5kg)王者)
國枝悠太(二刃会)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/Krushフェザー級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
佑典(月心会チーム侍)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
女子53kg契約 3分3R(延長1R)
壽美(NEXT LEVEL渋谷/Krush女子フライ級(52kg)王者)
櫻井梨華子(優弥道場)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~
日時 2021年9月20日(月/祝) 開場・12:30 開始・13:00
会場 横浜アリーナ
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(9月22日(水)18:00~25:00)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 センターSRS席 60,000円 センターRS席 35,000円 センターS席 18,000円(前売り完売) アリーナS席 18,000円 アリーナA席 10,000円(前売り完売) 2階スタンドA席 10,000円 ※センターはアリーナ相当、アリーナは1階スタンド相当 ※当日500円増し
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス ディスクガレージ K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/