パンクラス 5.20 新木場スタジオコースト:上田将勝40歳、ハファエル・シウバとの再戦間近「この試合が最後のつもり。格闘技人生の集大成、勝って終わりたい」
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skyticket presents PANCRASE 296(5月20日(日) 新木場スタジオコースト)のメインイベント、パンクラス・バンタム級暫定王座決定戦でハファエル・シウバ(ブラジル/アストラ・ファイト・チーム/2位)と対戦する上田将勝(パラエストラ東京/1位、元修斗フェザー級(60kg)世界王者)が11日、東京・中野のゴールドジムで公開練習を行った。
バンタム級では石渡伸太郎が11年12月3日に第2代王者となってから、昨年5月のハファエル戦まで5度防衛している。その後、石渡はRIZINのバンタム級トーナメントに参戦。10月15日、12月29日、大晦日で計4試合戦い抜き、決勝では堀口恭司の右フックでマットに沈んだ。石渡は溜まったダメージの回復のためしばらく休養し、その間に暫定王座決定戦が行われる。
上田は12年1月に修斗で堀口に判定勝ちしている。過去に堀口にMMAで勝った選手は上田と現UFCフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンの2人だけだ。その後、上田はONEでの王座戦線を経て、15年からパンクラスに参戦。4連勝後、16年7月大会でハファエルと戦ったが、グラウンドでの激しいポジション争いの末、判定3-0で敗れている。
上田はその後、福島秀和、ビクター・ヘンリー、TSUNE、アラン・“ヒロ”・ヤマニハといったランカーを退け1位の座をキープ。昨年12月21日で40歳になったが、歳を感じさせない切れ味鋭いタックルとスタミナを毎試合見せ続けている。石渡とは中野のゴールドジムを拠点とする「チームOTOKOGI」での練習仲間でもある。
ハファエルは13年のベラトールの4人トーナメントを制し、上田戦はパンクラス2戦目だった。続くヘンリー戦でも勝利して王座挑戦権を獲得したが、昨年5月の石渡戦では5R終了1分を切るまでわからない接戦を繰り広げ、惜しくも敗れた。試合はそれ以来1年ぶりだ。
今回の公開練習で上田は3分4R、新井誠介打撃コーチの持つミットめがけて、ジャブ、ストレート、オーバーハンドフック、ミドル等を多彩なシチュエーションを想定しつつ叩き込む。途中には得意のタックルの動きも織り交ぜる。「覚悟を決めて」臨む試合まであと9日、追い込みも終盤で、仕上がりも上々といった様子だ。
◆上田
(今回の試合のオファーを聞いた時の感想は?)廣田(瑞人)選手のUFCの試合(2月10日・オーストラリア)のセコンドから帰って来た時に聞いて、びっくりしましたけど、すぐにでもやりたいと思いました。
(それからどんなことを課題に練習に取り組んできましたか?)…この試合が最後のつもりで、覚悟を決めてやりたいと思いました。最近は怪我が多く、思うようば練習ができなくなっていて、去年ぐらいから次が最後と思うようになりました。最後のビッグチャンスなので勝ちたいです。
(ハファエル対策は?)パワーがあって、手堅く勝とうとしてくる選手で、前回のようにやると負けちゃうので、全力でタックル切って、ずっと動き続けたいです。寝技になってからが思ったよりもうまかったですね。僕も手堅く行こうと思います。1、2Rが危ないですけど、5R動き回って全部取るつもりでスタミナをつけています。
(去年の石渡とハファエルの試合を見た感想は?)3Rの途中までヤバイと思いましたけど、あそこから取り返したのは石渡君の強い気持ちがあったからだと思うので、僕も見習って頑張りたいです。石渡君からは寝技なった時のアドバイスをもらいました。石渡君も年末に命懸けで戦ったので、僕も命懸けで戦ってチャンピオンなりたいです。今回の試合が格闘技人生の集大成だと思っているので、勝って終わりたいです。
(ハーフガードを取ってからの展開が鍵になるのでは?)前回は上を取った後、パスガードしようと思ったところで返されました。まずは固めてパスですね。上を取れば絶対に固められる自信があります。
(もしフィニッシュに何か1つの技を選べるなら?)僕が最初に覚えた技、スピニングチョークで勝ちたいです。
(暫定王者になったとしても、これで最後ですか?)…それは言わないで欲しいですね(苦笑)。勝っても負けてもこれで最後のつもりです。もう体がついてこないです。
(40歳という年齢は区切りとして意識しましたか?)同級生で頑張っている選手もいるので、僕の場合は怪我が理由です。
(2年前に戦った時と比べて、ハファエルの変化は感じますか)石渡選手との試合の時は強くなっているなと感じました。向こうはあれから試合をしていませんけど、僕はその間に2試合やっているので、僕の方が有利に戦えると思います。
対戦カード
第11試合 メインイベント パンクラス・バンタム級暫定王座決定戦 5分5R
上田将勝(パラエストラ東京/1位、元修斗フェザー級(60kg)世界王者)
ハファエル・シウバ(ブラジル/アストラ・ファイト・チーム/2位)
第10試合 セミファイナル フェザー級 5分3R
田中半蔵(FUN’S/5位)※シューティングジム横浜から所属変更
上迫博仁(チームクラウド/和術慧舟會HEARTS/元DEEP王者)
第9試合 女子ストロー級 5分3R
藤野恵実(FIGHT FARM)
シャロン・ジェイコブセン [Sharon Jacobson](米国/トリプルスレットジム)
第8試合 ライト級 5分3R
トム・サントス(ブラジル/チーム・ブラジリアン・タイ/3位)
冨樫健一郎(パラエストラ広島/7位)
~ 19時まで休憩 ~
第7試合 ウェルター級 5分3R
奈良貴明(パンクラスイズム横浜/6位)
村山暁洋(GUTSMAN/元王者)
第6試合 バンタム級 5分3R
藤井伸樹(ALLIANCE/3位)
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ブルテリア・ボンサイ/9位)
第5試合 ストロー級 5分3R
井島裕彰(GUTSMAN/1位)
北方大地(パンラス大阪稲垣組/2位)
第4試合 ウェルター級 3分3R
高木健太(リバーサルジム川口REDIPS/3位)
中村邦夫(パンクラスイズム横浜)
第3試合 フライ級 3分3R
上田将竜(緒方道場/5位)
倉岡幸平(蒼天塾)
第2試合 バンタム級 3分3R
清水俊一(宇留野道場)
林 大陽(CAVE)
第1試合 ライト級 3分3R
網潤太郎(和術慧舟會AKZA)
小林 裕(フリー)※U-FILE CAMPから所属変更
[プレリミナリーファイト]
第4試合 2018年第24回ネオブラッドトーナメント・フェザー級準決勝 3分3R
亀井晨佑(パラエストラ八王子)
小島勝志(STYLE PLUS GYM)
第3試合 2018年第24回ネオブラッドトーナメント・バンタム級一回戦 3分3R
小川隼也(フリー)
平田純一(DAMM FIGHT JAPAN)
第2試合 ライト級 3分3R
上田厚志(総合格闘術骨法烏合會 矢野卓見道場)
高橋 弘(パンクラスイズム横浜)
第1試合 ストロー級 3分3R
三谷敏生(総合格闘技道場コブラ会/NASCER DO SOL)
杉浦弘幸(NEVER QUIT)
概要
大会名 skyticket presents PANCRASE 296
日時 2018年5月20日(日) ロビー開場・12:00 客席開場・15:30 プレリミナリー開始・16:30 メインカード開始・17:00 第8試合開始・19:00
中継 AbemaTV(16:30~) UFC fightpass(16:30~ 英語実況) TOKYO MX & エムキャス(19:00~)
チケット料金 VIPバルコニー席20,000円 SS席15,000円 A席11,000円 B席8,500円 2F席7,900円 C席6,900円(完売) 立見6,200円
※未就学児無料 ※当日券は一律500円増し。15:15より発売 ※ワンドリンク制(500円)。客席入り口でドリンクチケットをご購入して頂きます。
チケット販売所 パンクラスストア チケットぴあ ローソンチケット イープラス チケット&トラベルT-1
お問い合わせ パンクラス 03-5339-9198 http://www.pancrase.co.jp/