K-1 7.17 福岡国際センター:安保瑠輝也、YouTubeスタッフの紹介で和歌山のボクシングジムで練習「すごく細かい部分から強くなっている」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
リバーサルジム久喜WINGS
未経験者でも大丈夫!様々な年代の方がキック 柔術 MMA等を楽しくトレーニング!今なら入会金等無料!
和歌山・CLUB esにて、7月17日(土)福岡国際センターで開催されるECO信頼サービス株式会社PRESENTS「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1ライト級タイトルマッチ~」の[第10試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]に出場する安保瑠輝也が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
安保は2020年9月「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~」の山崎秀晃戦、KO負けで王座陥落して以来およそ10ヶ月ぶりの復帰戦を迎える。当初、安保は今年1月のK-1代々木大会で復帰戦を戦う予定だったが、大会そのものが延期。それに合わせて痛めていた右拳の手術を決断し、戦線離脱を余儀なくされた。試合ができない期間、安保は拳の怪我と周囲の活躍に不安、葛藤を抱え過ごしたと話す。
「自分が思うように練習ができなかったり、自分の階級の選手、他の格闘技団体の選手が活躍しているのを見て、悔しい気持ちもありましたし、俺だったらこの立ち位置にいるべき存在なのにって思ったりもしましたけど、拳が治ってきていい感覚というか、いい状態になってきています。自分で言っちゃうんですけど、今の自分は強いですよ。自信があるのでここから巻き返してやろうかなって思っています」
今回、安保が公開練習に選んだのは和歌山にあるボクシングジム「CLUB es」。安保の地元、そして主宰するALL WIN GYMから車でおよそ2時間はかかる遠方にあるジムだが、半年前から週3日ほどこのジムへ足を運びボクシングを練習しているという。きっかけは安保のYouTubeチャンネルのカメラスタッフがこのジムでキックボクシングの練習をしていたところから始まる。
「自分のYouTubeのカメラマンをしているスタッフがもともとキックボクシングをしていて、その叔父さんがこのジムやっていたんですよ。自分が昔、大阪でグローブ空手をやっているときに大会を総なめにしていたジュニアの子がいるのがこのジムで、プロや大人の選手を育てているわけじゃないんですけど、ボクシングの指導力がすごく高いということで、『1回行ってみてほしい』と言われました」
最初は半信半疑だったという安保だったが「YouTubeがバズったのはそのカメラマンのおかげでもあるし、そうやって彼は一度結果を出している。それを信じてみる価値はあるということで」和歌山まで足を運んで「CLUB es」での練習をスタート。パンチの技術向上はもちろんディフェンスや足の立ち位置など細かな部分の指導も受け、「将棋で例えたら詰めながら相手を倒せる感覚」を得たと言う。
「僕の強みといえば攻撃力、技のキレ、殺傷能力。誰もがそれは怖いと思うんですけど、弱点で言えばディフェンス。足の立ち位置やそういった細かいところから指導してもらっています。感覚としてはすごく細かい部分から強くなっているなっていうのがありますね。あと僕はピンチな状態でも相手を一発で形成逆転できるパワー・展開力があるんです。でもそれは自分からのアクションで、リアクションが弱かった。今はリアクションの弱い部分も突き詰めているのですごくいい感覚ですね。
それは次の試合に限らず、僕はここから先を見ているので、倒せる安保瑠輝也を楽しみにしていてほしい。倒せる倒せない関係なしに無理くり勝負を終わらせに行くというのはもともとできる要素なので、今回は練習でやったことをちゃんと出して、勝ちにこだわりながら倒します。去年・一昨年はKO勝ちできなくて悔しい気持ちがありましたし、勝ち続けてはいましたけど、倒すという意味では『自分はトップレベルに通用しないんじゃないか?』という気持ちもありました。でも今は練習の内容を出せれば100%倒せると思うし、『CLUB es』に来てよかったと思います」
安保が迎える復帰戦の相手は地元九州出身の幸輝。今年4月のKrush後楽園大会でK-1 JAPAN GROUP初参戦、初参戦をKOで飾った注目株の選手だ。しかし安保は「舐めてはないけどやってきたレベルが違う」と、幸輝を一蹴する。
「九州の選手で、地元でK-1。今までそんな大舞台に立ったことがない選手だと思うので燃えてる気持ちもわかるんです。僕自身そういう時期があったのでね。ただ、それで燃えたからって勝てるようなレベルでこっちはやっていないんですよ。だから試合で叩きのめすだけです」
また今回はスーパー・ライト級からウェルター級に階級を上げての初戦となる。安保は「ウェルター級のベルトは俺が巻かないとダメ。他の選手が獲っても盛り上がらないですよ」と断言。対戦が期待される野杁正明に対しては「階級を上げると決めた直後は野杁選手に勝てるかなって思ってましたけど、今やっていることも含めて勝てないと思ってたら勝てないと思うし(野杁に)勝つ準備をしてますし。楽しみにしていてほしいです」と語った。
最後にファンへのコメントを求めると「復活した倒せる強い安保瑠輝也を見せるので、僕のことが嫌いで負けてほしいと思っている方にも楽しみにしてもらいたい」と安保。10カ月ぶりのリングでどんな衝撃を起こすか?
対戦カード
第14試合 K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者、元Krush王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)※初防衛戦
朝久泰央(朝久道場/挑戦者)
第13試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1 WORLD GP&Krushクルーザー級王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
第12試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPライト級&スーパー・フェザー級王者)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
第11試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1 WORLD GPフェザー級王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第10試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
幸輝(インタージム/KPKB(九州プロキックボクシング)スーパーウェルター級王者)
~休憩~
第9試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
第8試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
丸山公豊(宮田ジム/KPKB&激突ヘビー級王者)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
竜樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)※ウィラサクレック・フェアテックス九州から所属変更
第6試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
中野滉太(POWER OF DREAM)
マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)
第5試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
第4試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級王者)
第3試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
NOZOMI(TAD)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
髙橋直輝(若獅子会館/ACCELバンタム級王者)
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
田村陽典(PURGE TOKYO)
プレリミナリーファイト第3試合 51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシング(KPKB)バンタム級王者)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
紫苑[しおん](KIZUNA田川本部道場)
プレリミナリーファイト第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)
雄大(スクランブル渋谷)
概要
大会名 ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~ライト級タイトルマッチ~
日時 2021年7月17日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:20 本戦開始・14:30
会場 福岡国際センター
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 アリーナSRS席 60,000円 アリーナRS席 35,000円 アリーナS席 18,000円 スタンドS席 18,000円 スタンドA席 10,000円 ※当日500円増し
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス BEA K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/