Krush 6.25 後楽園 一夜明け会見:新美貴士「Krushのベルトには僕を強くしてもらえた。K-1・中国でベルトを獲りたい」
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6月26日(土)都内にて、昨日開催された「Krush.126」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 会見写真:(C)K-1)
Krush 6.25 後楽園ホール:フェザー級王者・新美貴士、岡嶋形徒を16秒で粉砕「次はK-1に乗り込む」。國枝悠太、1R KO勝ちで新美の王座挑戦表明。寧仁太・アリ、山際和希撃破しプロ5連勝
フェザー級王者・新美貴士、16秒KOでKrushタイトルマッチ最短記録を樹立!「Krushのベルトには僕を強くしてもらえた。K-1・中国でベルトを獲りたい」
メインイベントで岡嶋形徒を挑戦者に迎え、Krushフェザー級タイトルマッチの2度目の防衛戦を行なった新美貴士は、開始早々に右フックを当てると、すかさず左ストレートを炸裂させて、見事な16秒でのKO勝ちを飾った。
会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーによると、Krushのタイトルマッチでは16秒でのKOは最短記録とのこと。チャンピオンとして若い挑戦者を一蹴した上、Krushの最短KO記録も打ち立てた新美は、「試合はやるかやられるかなんで、倒される覚悟を持って、倒されてもいいから自分が最初から倒しに行くって心に決めて、しっかり行けたのかなと思っています」と思惑通りのKO勝ちだったことを告白した。
初防衛戦は斗麗、そして今回の2度目の防衛戦は岡嶋と、過去に敗れてきた選手にリベンジしての連続防衛。「負けた相手にリベンジする機会がすぐ来るだろうなと思っていたんで、それに向けて準備を進めてきたんで、素直に嬉しいというか」と喜びもひとしおといったところだ。家族もこの鮮烈なKO劇には、「凄いって言われましたね(笑)」と驚かれたようで、「久しぶりにあんなに喜んでたんで、僕も良かったなって嬉しさを噛み締めました」と喜びを分かち合うことができたようだ。
昨日の試合後にはK-1出場も口にしていたが、この日も改めて「このベルトには凄い僕を強くしてもらえたんでしっかり守って、K-1と中国でベルトを獲りたいなと思っています」と、今後の目標をコメント。Krush王者で満足することなく、さらに高い目標に向けて突き進むことを誓っていた。
◆新美貴士
「昨日は応援ありがとうございました。いい形で勝つことができて、まずはちょっとホッとしています。(改めて試合の感想は?)試合前から結構プレッシャーもあったんですけど、試合はやるかやられるかなんで、倒される覚悟を持って、倒されてもいいから自分が最初から倒しに行くって心に決めて、しっかり行けたのかなと思っています。(今回の試合のために取り組んできたことは?)前回の試合で痛めたところとか治ってからすぐ、自分なりに毎日ヘロヘロになりながら練習して、それをずっと続けていたっていう感じですね。(秒殺は想定していた?)あんまり想定はしてなかったんですけど、最初から倒してやるっていう気持ちで行きました。
(チャンピオンになって過去に敗れている二人にリベンジしたことについては?)チャンピオンなんで、負けた相手にリベンジする機会がすぐ来るだろうなと思っていたんで、それに向けて準備を進めてきたんで、素直に嬉しいというか。(今後の目標は?)もちろんこのベルトをしっかり守りながら、K-1のベルトもですし、中国のベルトも狙っています。このベルトには凄い僕を強くしてもらえたんでしっかり守って、K-1と中国でベルトを獲りたいなと思っています。
(家族の反応は?)凄いって言われましたね(笑)。久しぶりにあんなに喜んでたんで、僕も良かったなって嬉しさを噛み締めました。(格闘技をやることに関しては前向き? それとも無事でいてほしいという感じ?)無事でいてほしいという感じですね。怪我しないで家に帰ってきてって感じで。(ファンの皆さんへのメッセージは?)いつも応援ありがとうございます。次はどんな相手が来てもいいように、また毎日練習頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします」
寧仁太・アリ、元王者・山際和希に勝利して無傷の5連勝!「どうやったらチャンピオンになれるのか。毎日考えて練習・生活していきたい」
セミファイナルで元Krushウェルター級王者の山際和希と対戦した寧仁太・アリは、判定にもつれる接戦を展開。終盤にラッシュをかけて判定勝利をもぎ取った。
2019年にデビューして以来、4戦4勝4KOとパーフェクトレコードを記録していた寧仁太。連続KO記録こそ途切れたものの、これで5戦負けなしと無敗街道は続行中だ。しかも、今回の相手は今年の1月までチャンピオンだった実力者の山際。「元チャンピオンに勝てて凄く嬉しいと思っております」と、大きな1勝には喜びの表情を見せた。
「もうちょっと早く倒しに行きたかったんですけど、倒しに行けたところとか、蹴り負けないように自分も蹴ろうと思ってたんで、そこで競り勝ったのかなと思います」と自身の勝因を分析した寧仁太。連続KO記録の更新は、「倒そう倒そうと思ってたんですけど、いざ行こうとすると巧く固められたりして行けなかったので倒せなかったんですけど、でも凄くいい経験になったなと思います」と山際の巧さに阻まれてしまった形だが、「勝てたっていうことをポジティブに捉えて、次は倒せるようにもっと練習しようと思いました」と前向きに考えて、次の試合に活かすつもりのようだ。
無敗の快進撃を続ける寧仁太は、「チャンピオンに絶対になりたいと思っているので、どうやったらチャンピオンになれるのかっていうのを毎日考えて練習や生活をしていきたいと思います」と、目標に向かってさらなる研鑽を積むことを誓った。
◆寧仁太・アリ
「昨日は会場とABEMAからたくさんの応援ありがとうございました。元チャンピオンに勝てて凄く嬉しいと思っております。(改めて試合の感想?)山際選手はやっぱり巧さがあって、倒そう倒そうと思ってたんですけど、いざ行こうとすると巧く固められたりして行けなかったので倒せなかったんですけど、でも凄くいい経験になったなと思います。
(今回の試合のために取り組んできたことは?)今回も自分の長所を活かせるような練習をしてきたので、試合でそこを出せたと思います。あと3月のK-1でうまくいかなかったことを修正して、少しでも直せたところはあったんじゃないかなと思います。(競った試合だったと思うが、どこで差がついたと思う?)3Rの最後とかにもうちょっと行きたかったんですけど、倒しに。もうちょっと早く倒しに行きたかったんですけど、倒しに行けたところとか、蹴り負けないように自分も蹴ろうと思ってたんで、そこで競り勝ったのかなと思います。
(連続KO記録は止まったが無敗は更新、これについては?)昨日の大会も僕の前後の選手はKOしてたし、同じウェルター級の選手もKOしてたんで、本当にKOしたかったんですけど、勝てたっていうことをポジティブに捉えて、次は倒せるようにもっと練習しようと思いました。(今後の目標は?)今後はチャンピオンに絶対になりたいと思っているので、どうやったらチャンピオンになれるのかっていうのを毎日考えて練習や生活をしていきたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援本当にありがとうございました。次の試合に向けて、日頃から練習と生活を考えてもっと頑張るので応援よろしくお願いします。次は必ず倒します」
國枝悠太、2連続KO勝利で更なる飛躍を誓う!「僕より上にいるフェザーの選手を全員戦って倒していく。誰でもいいのでどんどんぶつけてください」
第6試合ではKrushフェザー級ワンマッチを國枝悠太と鷹大が戦った。試合は1R終了とほぼ同時に國枝が右ストレートを効かせて、右ボディフック。このダメージで鷹大は試合続行不能となったが、有効打と認められ、國枝のKO勝利となった。
この結果は波紋を呼び、試合後にはSNS上で批判の声も浴びたという國枝だが「その20秒ぐらい前のところでボディを効かせとって、そのあとワンツーから右ボディを流れで打った。僕の中ではラウンド内やと思ったんで、当然の結果だと思っているんで、謝るつもりもないです」と堂々と胸を張る。
これでKrushでは2連続KO勝利という結果となったが「セコンドに言われた通りにしかできなくて、セコンドの言われた通りにやって倒せたので、次もそれを信じて頑張ります」とさらにKO勝利を積み重ねることに意欲的だ。
試合後にはKrushフェザー級王者の新美貴士と戦いたいというコメントも出していたが、当日行なわれたタイトルマッチでの16秒殺のKO劇を見せられ、「新美チャンピオン、おめでとうございます。めちゃくちゃ強くてビビりました(笑)。今の自分では全然勝てないので、もっと練習して頑張ります」とややトーンダウンしてしまった國枝。しかし、「とりあえず新美選手に一歩でも近づくために、僕より上にいるフェザーの選手を全員戦って倒していくので、誰でもいいのでどんどんぶつけてください」と、タイトル戦線浮上に向けて実績を積み重ねていくことを宣言していた。
◆國枝悠太
「昨日は応援ありがとうございました。最後(試合終了のゴングとほぼ同時の)ボディで倒したっていうのでSNSでめちゃくちゃ叩かれて、DMもめっちゃ来ているんですけど、その20秒ぐらい前のところでボディを効かせとって、そのあとワンツーから右ボディを流れで打った。僕の中ではラウンド内やと思ったんで、当然の結果だと思っているんで、謝るつもりもないです。
(改めて試合の感想は?)鷹大選手はもっと大きく振ってくると思ったんですけど、結構内からフック入ってきて、何発かいいのをもらっちゃったんで焦りましたね。(今回の試合のために取り組んできたことは?)前回の試合で2発ぐらいしか蹴れなかったんで、今回は10発蹴ろうと思ったんで、それぐらいは蹴れたかなと思っています。(Krushでは2連続KOになったが、この結果についてはどう捉えている?)僕は巧くないので、セコンドに言われた通りにしかできなくて、セコンドの言われた通りにやって倒せたので、次もそれを信じて頑張ります。
(新美選手のタイトルマッチの感想は?)新美チャンピオン、おめでとうございます。めちゃくちゃ強くてビビりました(笑)。今の自分では全然勝てないので、もっと練習して頑張ります。(今後の目標は?)とりあえず新美選手に一歩でも近づくために、僕より上にいるフェザーの選手を全員戦って倒していくので、誰でもいいのでどんどんぶつけてください。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日の戦いが3戦目ということで、次の4戦目の國枝悠太を皆さん楽しみにしていてください」
FUMIYA、必殺バックブローで復活のKO勝利!「なかなかKrushで勝てなくて、やめたいと思った時もあった。これからベルトを目標に頑張る」
第5試合で絢太とKrushウェルター級ワンマッチを戦ったFUMIYAは、1R59秒にバックブローをヒットさせて見事なKO勝利。Krushのリングでは昨年の2.24「Krush.111」での清水卓馬戦以来となる、久々のKO勝利を飾ることができた。
試合前には右足を負傷し、練習してきたことができなくなったというFUMIYAだったが、その分、「もうバックンハンドしかないなと思って、バックハンドの練習をずっとしていました」とバックブローの練習に時間を費やしたことが功を奏してのKO勝利だった。
試合後には前ウェルター級王者の加藤虎於奈の名前を出したが、実は「虎於奈は専門学校の後輩なんですよ。僕、先輩なんで上下関係の忖度でちょっと力抜いてくれるかなと思って名前を出したんですけど(笑)」とのこと。しかし、ウェルター級の現王者はその虎於奈を破って王座に就いた松岡力だ。「昨日は普通に回転し過ぎて頭の中がおかしくなっちゃって、チャンピオンが誰だかわかんなくなって虎於奈の名前を出したんですけど、チャンピオンは松岡選手ですよね? 松岡選手、すいません。ごめんなさい」と謝る場面もあったFUMIYA。
だが、「67.5kg(ウェルター級)のKrushのチャンピオンになることが目標……まあ僕の中では通過点と言っているんですけど、一応目標で頑張っていこうかなと思っています」と、ウェルター級王座奪取という目標には変わりなく、引き続きチャンピオンを目指す道を突き進む。
◆FUMIYA
「昨日は久しぶりにKrushらしい戦い方ができたかなと思います。(改めて試合の感想は?)試合前に右足を怪我してしまって、ずっと右足の練習をしてきたんですけども、それが使えなくなって、右足使えなくなったら俺に何が残ってんのかなって思って、もうバックンハンドしかないなと思って、バックハンドの練習をずっとしていました。いつも試合直前でバックハンドとか回転系の練習はするんですけども、今回は右足を怪我したということでいつもより早めに長めにバックハンドや回転系の練習はしたかなっていう感じですけども。
(KO勝利については?)僕とジムのイメージでは2R~3RでKOができればいいかなっていう感じで考えてはいたんで、1RでKOできたことにはちょっとビックリしています。自分はなかなかKrushで勝てなくて、やめたいなって思った時もあったんですけど、応援してくれている家族やファンやスポンサーさんとかジムのみんなとかはいっぱいサポートしてくれてたんで、気持ちを入れ直して頑張らないといけないなという気持ちで今回の試合は受けました。
(今後の目標は?)リング上で虎於奈くんの名前出したんですけど、虎於奈は専門学校の後輩なんですよ。僕、先輩なんで上下関係の忖度でちょっと力抜いてくれるかなと思って名前を出したんですけど(笑)。昨日は普通に回転し過ぎて頭の中がおかしくなっちゃって、チャンピオンが誰だかわかんなくなって虎於奈の名前を出したんですけど、チャンピオンは松岡選手ですよね? 松岡選手、すいません。ごめんなさい。目標は昨日も言ったんですけども、ウェルター級のKrushのチャンピオンになることが目標……まあ僕の中では通過点と言っているんですけど、一応目標で頑張っていこうかなと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。僕一人じゃ勝てないので、頭も悪いし、こうやってインタビューされても何をインタビューされたかわかんないような頭が悪いんで、みんなのサポートが必要です。これからも頑張っていくので、応援よろしくお願いします」
憧れのKrushで勝利した安川侑己、K-1で活躍中の同門アビラル・ヒマラヤン・チーターに続く!「格闘技を始めた時。最初に目標にしていたのがKrushの舞台。僕もアビラルに追いつきたい」
第4試合にはKrush初参戦となる安川侑己が登場し、Krushスーパー・フェザー級ワンマッチで提髪和希と対戦。延長にもつれ込む接戦を制し、判定勝利をもぎ取った。
Krush初参戦・初勝利に「僕が格闘技を始めた時、一番最初に目標にしていたのがKrushの舞台だったので、そこで勝てたのが正直嬉しい」と喜びの声を上げた安川。「昨日は正直緊張しすぎちゃって、練習してきたことがあまり出なくて、結果泥臭い試合になっちゃって、もっと練習しなきゃなって思いました」と試合の反省点を述べたが、「テクニックは相手のほうがあったと思うんで、気持ちの強さで勝った感じですかね」と、練習で培った精神力が勝利につながった。
同じジムの志村道場にはK-1で注目を集めているアビラル・ヒマラヤン・チーターがいる。「アビラルに追いつきたいし、僕もK-1に出たいんで、一つ一つ確実に勝って、上のステージに行けるように頑張ります」というのが現在の安川の目標。「僕はこれから強いだけじゃなくて、見ている人に感動だったり夢を与えられる選手に絶対なります」と断言し、さらなる高みを目指す。
◆安川侑己
「昨日はKrush初参戦でまずは結果を出せたことが良かったです。(改めて試合の感想は?)昨日は正直緊張しすぎちゃって、練習してきたことがあまり出なくて、結果泥臭い試合になっちゃって、もっと練習しなきゃなって思いました。(かなり競った試合だったが勝因は?)正直、テクニックは相手のほうがあったと思うんで、気持ちの強さで勝った感じですかね。
(Krush初参戦で初勝利を飾れたことについては?)僕が格闘技を始めた時、一番最初に目標にしていたのがKrushの舞台だったので、そこで勝てたのが正直嬉しいし、今でもなんか『ああ、勝ったんだ』ってそんな感じですね(笑)。
(今後の目標は?)今、僕と同じジムでK-1で活躍しているアビラル(・ヒマラヤン・チーター)がいるんで追いつきたいし、僕もK-1に出たいんで、一つ一つ確実に勝って、上のステージに行けるように頑張ります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)皆さん、昨日は応援ありがとうございました。僕はこれから強いだけじゃなくて、見ている人に感動だったり夢を与えられる選手に絶対なります。昨日僕のことを初めて知った人もいっぱいいると思うんで、良かったらこれからも応援よろしくお願いします」
稲垣柊、約1年半ぶりの試合で勝利も反省の弁「まだまだ直さなきゃいけないところがある。それを一つずつ集めて、一歩一歩ステップアップしたい」
第3試合では稲垣柊がKrushスーパー・ライト級ワンマッチを塚本拓真と戦い、終始リードを保って判定勝利を飾った。
稲垣にとっては、この試合が2019年12月「Krush.109」での瓦田脩二戦以来、1年半ぶりの試合。2試合連続で相手が脱水症状による計量不参加での不戦勝という形で試合が飛んでしまうという不運もあった中での再起戦の勝利だった。
しかし、稲垣本人は、「最低条件の勝利は掴めたんですけども、まだ課題の残る試合だったので、これからどんどんまた成長していかないといけないと改めて感じました」と反省の弁。久々の試合でも「1年半ぶりにしては冷静に試合ができた」とのことだが、「試合中もああすれば良かった、こうすれば良かったというのを考えながらやっていたのでもっと練習しなきゃなと思います」と、口から出るのは反省の言葉ばかりだった。
今後に関しては「まだまだ直さなきゃいけないところがあるので、それを一つずつ集めていって、一歩一歩ステップアップして、強い選手と戦っていきたいと思います」と、トップ戦線への参入を目指す。
「昨日の内容だとまだ全然ダメなので、これから成長する自分を、もっともっと世界に名を広めていけるように注目よろしくお願いします」と気を引き締めていた。
◆稲垣柊
「まずは会場、そしてABEMAからたくさんの応援ありがとうございました。1年半ぶりの試合で、最低条件の勝利は掴めたんですけども、まだ課題の残る試合だったので、これからどんどんまた成長していかないといけないと改めて感じました。
(試合を振り返ってみての感想は?)1年半ぶりにしては冷静に試合ができたかなと思うんですけど、試合中もああすれば良かった、こうすれば良かったというのを考えながらやっていたのでもっと練習しなきゃなと思います。
(久々の試合で動いてみてどうだった?)1年半ぶりだったんですけど、冷静にはできて、2試合空いちゃったんでやっと試合ができて良かったです。(次に向けて考えていることは?)1年半ぶりの試合でやってきたことが全然出なかったので、試合で出ないのは自分の力ではないので、試合で出せるようにもっと考えながら練習をしなきゃなって思います。
(今後の目標は?)まだまだ直さなきゃいけないところがあるので、それを一つずつ集めていって、2試合空いちゃったので、一歩一歩ステップアップして、強い選手と戦っていきたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。昨日の内容だとまだ全然ダメなので、これから成長する自分を、もっともっと世界に名を広めていけるように注目よろしくお願いします」
真美、接戦を制してKrush初勝利!気持ちを引き締めてステップアップだ「一戦一戦勝利していって、そして次のステージに行きたい」
第2試合で行なわれたKrush女子ミニマム級ワンマッチでは、真美がケイト・ウィラサクレックと判定にもつれ込んでの接戦を制して勝利。昨年Krushに初参戦した真美にとっては、嬉しいKrushのリングでの初勝利となった。
「昨日の試合はやってきたことを全然やれず、ケイト選手が自分が思ってた感じと全然違くて、正直焦ってしまいましたね。ただただ前にいくだけになってしまったり、チャンスの時にラッシュをかけられなかったりと、ただただ反省点ばかりが残る試合でした」と反省の言葉を口にした真美。自身では「最後まで前に行って倒しに行くという気持ちだったのかなというふうには思います」と接戦をものにできた要因を分析している。
Krush初勝利に関しては、「やっぱり嬉しいなという気持ちが凄いですね」と語ったものの、「次はもっといい勝ち方ができるようにもっと努力しないといけないと本当に思いました」と気を引き締める。今後に関しては「とりあえず一戦一戦勝利していって、そして次のステージに行きたいと思っております」と、着実なステップアップを目指していくようだ。
◆真美
「たくさんの応援本当にありがとうございました。昨日の試合はやってきたことを全然やれず、ケイト選手が自分が思ってた感じと全然違くて、正直焦ってしまいましたね。ただただ前にいくだけになってしまったり、チャンスの時にラッシュをかけられなかったりと、ただただ反省点ばかりが残る試合でした。
(延長まで行ってかなり競った試合だったが勝因は?)あんまりそこまで大差がないような感じだなというのは自分でも感じてたんですけど、最後まで前に行って倒しに行くという気持ちだったのかなと思います。(Krush初勝利の感想は?)やっぱり嬉しいなという気持ちが凄いですね。ですが、次はもっといい勝ち方ができるようにもっと努力しないといけないと本当に思いました。
(今後の目標は?)昨日の状態だとあまり大きいことを言いたくないので、とりあえず一戦一戦勝利していって、そして次のステージに行きたいと思っております。よろしくお願いします。(ファンの皆さんへのメッセージは?)これからももっと私の試合を見たいと言っていただけるようにもっともっと強くなります。これかもどうぞ応援よろしくお願い致します」
目黒翔太、1年5カ月ぶりの会心のKO勝利「選手をやるからにはチャンピオンが目標。どんどん強い選手とやって、しっかり勝って行きたい」
第1試合では目黒翔大が登場。佐野純平とKrushスーパー・フェザー級ワンマッチを戦い、終始攻め立て、3R目にストレートを叩き込んで見事なKO勝利を飾った。
KO勝利は昨年1月「Krush.110」での鈴木一晴戦以来となる目黒だが、「佐野純平選手に、ああいう相手に3Rのキツいところで勝てたのは凄い良かったなと思っています」と満足げ。「今まで力んで一発に頼るということがあって、それで消耗することが多かったんですけど、昨日はリラックスして連打で巧く組み立てられたかなと思っています」と試合内容も自分の思っていた通りに進められたようだ。
KOできたことに関しても、「リングを広く使えて、自分の持ち味であるフットワークであったり足を使ってできたことが一番の要因なんじゃないかなと思います」と分析した目黒。今後は「まだこんなこと言える立場ではないんですけど、自分も選手をやってるからにはチャンピオンになるのを目標にやっているんで」と、やはりベルト奪取を見据えている。
「そのためにどんどん強い選手とやって、しっかり勝って行きたいなと思っています」と目標に到達するために、さらに勝利を重ねていくことをファンに約束した。
◆目黒翔大
「たくさんの応援ありがとうございました。本当に佐野純平選手に、ああいう相手に3Rのキツいところで勝てたのは凄い良かったなと思っています。(改めて試合を振り返っての感想は?)今まで力んで一発に頼るということがあって、それで消耗することが多かったんですけど、昨日はリラックスして連打で巧く組み立てられたかなと思っています。
(今回の試合のために取り組んできたことは?)優弥代表とミットとか凄いたくさんやってきて、パンチのコンビネーションだったり、あとは対人練習だったりでそれを出せるかっていうのをとことん突き詰めてやってきました。(久々のKOだったと思うが倒せた要因は?)リングを広く使えて、自分の持ち味であるフットワークであったり足を使ってできたことが一番の要因なんじゃないかなと思います。
(今後の目標は?)まだこんなこと言える立場ではないんですけど、自分も選手をやってるからにはチャンピオンになるのを目標にやっているんで、そのためにどんどん強い選手とやって、しっかり勝って行きたいなと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)いつも本当にたくさんの応援ありがとうございます。自分が格闘技をできてるのは家族だったり、支えてくださっているスポンサーさんや、ジム関係者の皆さんのおかげだと思うので、これからもしっかりどんどん強くなって、また勝った姿をお見せできるよう頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」