K-1 7.17 福岡国際センター:日本武道館大会から4か月間隔で再戦、高梨knuckle美穂「二度とやりたくないと思わせたい」、MARI「それは私も同じ」
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K-1 7月17日(土) 福岡国際センター大会で女子ミニマム級(48kg)で対戦する高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級王者)とMARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級王者)が各所属ジムで公開練習を行った。両選手は3月の日本武道館大会で対戦し、高梨が延長判定2-1の接戦を制し勝利しており、完全決着が期待され再戦が組まれた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 会見写真:(C)K-1)
高梨knuckle美穂、威力と危険度が増した拳でMARIを完全KOする!「パンチでぶっ倒してKOするのが理想。完全決着をつけてもう二度とやりたくないと思わせたい」
高梨とMARIは今年3月「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会で対戦し、延長判定までもつれる接戦の末に高梨が辛くも勝利を収めた。
あれから約4カ月、ダイレクトリマッチが決定した高梨は「(MARIは)他団体のチャンピオンでしたし、自分が一番いい勝ち方をしたら自分の強さを見せ付けられると思ったのですが、なかなかそうはいきませんでした。相手のうまさもあって、試合中に混乱していた部分もあったと思います。思うように自分の攻撃が入らずに相手のペースに持ち込まれて、延長戦になってラッキーいう感じでした」と自分の不甲斐なさを悔み「前回の試合からちょっとモヤモヤしていたのですぐに再戦が決まって嬉しいです」と再戦は望むところだという。
試合内容については自分のやりたいことができなかったと猛省し「原因は色々あったと思うのですが、最初にタイ人と対戦予定だったのが流れてしまって、それでMARI選手との対戦になって気持ちが落ちていたのかもしれません」とモチベーションの低下も理由の一つに上げる。
実際、手を合わせたMARIの印象については「目が良くてパンチも速くて打ち合いができる選手だなと。それだけじゃなく、蹴りもできるし、器用な選手だと思いました」と高評価。K-1初参戦のMARIが元Krush女子アトム級王者の高梨と接戦を繰り広げたことで相手の評価を上げることになったが「強い相手であることは間違いないので、もっと再戦に向けて気持ちが高まりました」とリマッチに燃えている。
「正直なところ、同じ相手に負けたらどうしようという不安はちょっとあるのですが、その怖さがあるから練習も気を引き締めてできています」と気合いは十分。この日の公開練習では3分1Rのミット打ちを披露し、左右ミドルに得意の左ボディ、右ストレートと強打を披露し、仕上がりの良さを見せた。
対戦相手のMARIからは「試合で見せたあのパンチじゃ私は倒れないです。逆に私が倒します」と挑発的なコメントも出ているが、それを伝え聞いた高梨は「それで私が倒したら、私のパンチが強いということが証明されるので、倒してやろうという気持ちが出てきたので楽しみです」とニヤリ。「前回以上のパンチを見せられる自信はありますし、そのために今は練習していますから。前回よりも速くて強いパンチが打てると思います」と自信をみなぎらせる。
以前から指導を受けていたタイの元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者シラー先生が帰国したために、今は日本人トレーナーと別のタイ人トレーナーから指導を受け「シラー先生に教えてもらったことと今教わったことが良い感じでミックスされてパンチも強化されています」と高梨。
どのような決着を臨んでいるかとの問いには「やはりパンチでぶっ倒してKOするのが理想。完全決着をつけてもう二度とやりたくないと思わせたい」とMARIとの3度目の対戦はないと言い切った。
初めて九州・福岡での試合をすることについては「実は去年のK-1福岡大会を龍野会長と一緒に観にいっていました。今回私の試合がなくても、タイトルマッチをやる朝久泰央選手のファンなので観に行こうと思っていたんです。一緒の大会に出られるのは光栄です。本人には私がファンだというのは伝えてあります(笑)。私がKOで勝って朝久選手につなげるのが理想です」とKO勝利のバトンを朝久に渡したいとも語った。
MARI戦後については「やはりベルトが欲しいので今回いい勝ち方をして私の階級でもベルトが新設されるように頑張りたい。そのためにも今回も必ず私が勝ちます。KOします」と高梨。宣言通りのKO勝利でMARIに完全決着をつけ、K-1女子ミニマム級のベルト新設に近づくつもりだ。
MARI、完全決着で高梨knuckle美穂にリベンジする!「二度とやりたくないと思わせたい? それは私も同じ。高梨選手の得意分野のパンチで倒します」
MARIは今年3月「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会でK-1初参戦。高梨knuckle美穂と対戦し、延長判定までもつれる接戦の末に惜しくも判定で敗れた。
MARI自身も「思った以上に練習したことが出せたと。ペースは握ったと思うんですけど、決定的なダメージを与えてないので、負けてはないけど勝ってもいないと思った」と話すクロスゲームで「いずれ再戦すると思ったんですけど、ダイレクトリマッチとは思っていなかったんでオファーが来た時はうれしかった」と今回の再戦に胸を躍らせる。
敗れはしたものの手応えを掴んだ。「映像を見直して『もっとここでいけたな』と思う部分があった」と反省点をあげつつ「自分の距離を保てて戦えたと思う。これまで色んなルールをやってきて、蹴り足を掴む癖が出ちゃったんですけど、組み・掴みが一切ない打撃だけのK-1ルールはすごく好き。自分に合っていると思いました。今はK-1ルールで勝つためにパワーもスピードもどちらを強化しています」とK-1ルールでの戦いにも自信を持っている。
今回は高梨との完全決着戦というテーマもあり「前回が不完全燃焼だったので、高梨選手は次で(調子を)上げてくると思います。私が必ず勝つんですけど油断はしていません」とMARI。
高梨が自身の公開練習で「パンチでぶっ倒してKOするのが理想。完全決着をつけてもう二度とやりたくないと思わせたい」と発言したことを伝え聞くと「それは私も同じ気持ちです。高梨選手の得意分野のパンチで倒したいです」と不敵に語った。
今後の目標として「まだK-1の女子ミニマム級にはベルトがないですけど、いい試合を続けて、もしベルトが新設されれば狙っていきたい」とK-1ミニマム級王座新設を掲げたMARI。さらに「過去に違うルールで敗れているMIO選手とK-1ルールで再戦したい」とMIOへのリベンジにも意欲を見せた。
最後にMARIは「負けてばかりの私を変わらず応援してくれるみなさま、次は必ず勝って、みなさんを喜ばせるので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。高梨との再戦に完全決着で勝利して、K-1での未来を切り拓くか!?
対戦カード
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者、元Krush王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)※初防衛戦
朝久泰央(朝久道場/挑戦者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1 WORLD GPフェザー級王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
幸輝(インタージム/KPKB(九州プロキックボクシング)スーパーウェルター級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPライト級&スーパー・フェザー級王者)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1 WORLD GP&Krushクルーザー級王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
竜樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)※ウィラサクレック・フェアテックス九州から所属変更
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
田村陽典(PURGE TOKYO)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
中野滉太(POWER OF DREAM)
マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
NOZOMI(TAD)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
丸山公豊(宮田ジム/KPKB&激突ヘビー級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
髙橋直輝(若獅子会館/ACCELバンタム級王者)
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
紫苑[しおん](KIZUNA田川本部道場)
プレリミナリーファイト 51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシング(KPKB)バンタム級王者)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)
雄大(スクランブル渋谷)
概要
大会名 ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~ライト級タイトルマッチ~
日時 2021年7月17日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 福岡国際センター
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 アリーナSRS席 60,000円 アリーナRS席 35,000円 アリーナS席 18,000円 スタンドS席 18,000円 スタンドA席 10,000円 ※当日500円増し
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス BEA K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/