UFC 6.19 ラスベガス：村田夏南子、UFC 2戦目は魅津希にも勝ったブラジルの柔術家・ジャンジロバと。勝てばランク入りへ

　村田夏南子が「UFC Fight Night: The Korean Zombie vs. Ige」（6月19日（土/現地時間）米国ネバダ州ラスベガス・UFC APEX）でUFC 2戦目を行うことになった。村田と同じくインヴィクタ女子ストロー級王座を獲得した実績のあるビルナ・ジャンジロバ［Virna Jandiroba］（ブラジル／UFC女子ストロー級13位）と対戦する。

　村田はRIZINで活躍後、19年11月にはインヴィクタの王座を獲得。昨年7月にUFCと契約し、11月のUFC初戦ではランダ・マルコスを寝技で圧倒し、ジャッジ3者とも27-30で支持し、幸先の良いスタートを切った。
　ジャンジロバは試合時の年齢は33歳。ブラジリアン柔術の黒帯を持ち、13年にMMAデビュー後はUFCに上がるまで14戦全勝。18年3月には魅津希に判定勝ちし、インヴィクタの王者になった。同年9月に初防衛に成功すると、19年4月にUFCに初参戦するが、カーラ・エスパルザに判定負けしキャリア初黒星を喫した。続く2試合はマロリー・マーティンに2R裸絞めで、フェリス・ヘリッグに1R腕十字で一本勝ち。ヘリッグ戦はわずか1分44秒で勝利し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得した。だが昨年12月にマッケンジー・ダーン（現在5位）に判定負けしたため、UFC戦績は2勝2敗の五分に戻っている。

　　
　ジャンジロバの通算戦績は18戦16勝（13一本）2敗。KO・一本負けはまだ無い。村田は寝技主体で勝って来たが、寝技勝負となると厳しい戦いになる恐れが大きく、打撃もうまく活かして戦いたいところ。現在UFC女子ストロー級13位に位置するため、村田が勝てばランキング入りすることは確実だろう。