Krush 4.23 後楽園ホール:女子フライ級王座決定戦 真優「やっと自分でつかんだチャンス。モノにしないと意味がない」、壽美「私の今までの全部を出してチャンピオンになります」
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Krush.124(4月23日(金)後楽園ホール)の第5代Krush女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝・真優(月心会チーム侍)vs. 壽美(NEXT LEVEL渋谷)の両選手の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真:(C)K-1)
試合順も決定。東京都の新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に沿い、開場時刻は15分早い16:45、試合開始時刻は30分早い17:30に変更された。
真優、悲願のベルト獲得まであと一つ!「やっと自分でつかんだチャンス。モノにしないと意味がない」
大阪・月心会にて、4月23日(金)東京・後楽園ホール「Krush.124」の[第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R]で壽美と対戦する真優が公開練習を行った。
「Krush.121」1.23後楽園大会で行われたトーナメント準決勝でNA☆NAと対戦した真優。1Rこそ動きが硬かったものの、試合が進むに連れて得意の蹴り技が冴え、2Rに鮮やかな顔面前蹴りでNA☆NAからKO勝利を収めた。インタビューでは「1Rは自分の動きができなかった」「まだまだ自分の動きになっていない」と反省点をあげつつ「得意の蹴りで倒して勝てたことは自信につながった」と振り返る。
決勝に向けては「リング上で師範から『このままじゃベルトは獲られへんぞ』と言われたので、その言葉をしっかり意識して毎日練習しています」。これまで対戦相手の対策よりも自分の動きの精度をあげることに重点を置いて練習してきたが「今回はベルトも欲しいし、絶対にチャンピオンになりたいので、対戦相手の壽美選手のことだけを考えている」と壽美対策にも余念がない。
真優と壽美は2019年12月のK-1名古屋大会で対戦して、真優が判定で敗れている。その後、壽美は昨年11月のK-1福岡大会で現K-1女子フライ級王者のKANAをスーパーファイトで撃破し、1月のトーナメント準決勝では芳美を終始圧倒したうえでの判定勝利も収めている。
真優自身「気持ちも強くて前に出てくる選手。KANA選手に勝った試合も生で見ていて、壽美選手が対策を練っていい勝ち方をしてすごいと思った」と壽美のファイトスタイルを評し、「前に出てくる選手に対して、自分がどういう戦いをするのか。そこを考えて練習している」と壽美攻略のビジョンは見えている。また「前回壽美選手と対戦したときと比べて、一番変わったところは気持ち。格闘技や試合に対する気持ちの面を見てほしいです。2年前の名古屋大会の時の自分はもういてないんで」と自身の成長にも手応えを感じている。
真優にとって今回が格闘技人生初のタイトルマッチで「今年4月でデビューして5年目。今までなかなかベルトに絡むチャンスがなくて、やっと目指しとったタイトルマッチが実現して、ベルトにかける気持ちは自分の方が強いと思います」と気持ちも燃えている。
また「自分にとって本当にいいお兄ちゃん」という同門の椿原龍矢がK-1フェザー級王座になったことも大きな刺激になった。「試合後に龍矢に『おめでとう!』と伝えたら『次は真優の番やぞ』と言われて、その言葉もしっかり自分の胸の中にあるし、自分も周りの人たちをを笑顔にしたいし、うれし涙を流してほしい」
理想のチャンピオン像は「華があって強さもあって輝けるチャンピオン」という真優。「やっと自分でつかんだチャンスなんで、モノにしないと意味がないと思っています。最後まで集中して勝って、ベルトを巻く姿を楽しみに待ってもらえたらと思います」と王座獲得を誓った。
壽美、イメージトレーニングでは真優に100戦100勝!「今回の試合は私の今までの全部を出してチャンピオンになります」
4月13日(火)NEXT LEVEL渋谷で4.23(金)に後楽園ホールで開催される「Krush.124」に出場する壽美が公開練習を行なった。公開練習では2分1Rのミット打ちを披露。「追い込みの真っ最中で疲れている」という壽美だが、切れ味の鋭いパンチや蹴りを連発し、着々と試合に向けてコンディションを整えていることを見せつけた。
今大会では第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメントの決勝戦を真優と争うことになった壽美。今年の1.23「Krush.121」で行なわれた準決勝では芳美に勝利。本人曰く、「本能剥き出しみたいな感じで冷静さに欠けてしまいました」と納得の行く戦い方ではなかったようで、「逆に決勝の前に今の自分が見られたので、そこから学ぶことが多かったので練習につながりました」と、課題の克服に取り組んでいる。
「いつものように練習をこなすだけじゃなくて、しっかり頭を使ってやる練習もしてます。結局、気持ちが凄い大事だと思うし、どれだけ自分に厳しくできるかがリングに立つ時の自信につながると思っているので、本当に妥協のない毎日を送っていますね」と、決勝戦に向けて厳しいトレーニングに日々を費やしているようだ。
対戦相手の真優とは2019年12月のK-1名古屋大会で対戦し勝利している。その当時の真優の印象を「気持ちが強くて前に出て、前蹴りが嫌だなと印象がありましたね」と語った壽美。しかし、「1年以上前なので別人の真優選手が来ると思っているので、新たな人と戦うような気持ちです」と気を引き締めている。逆に自分も「全部成長しています。あの時の自分はいません」と、別人のつもりで真優との再戦に挑む。
Krushのベルトにはアマチュア時代から憧れを抱いていた。「真優選手のことを一番に思っているんですけど、常にベルトのことも考えています」と、ベルトを巻きたいという想いも強い。「チャンピオンって強いだけじゃなくて、人としてもキラキラしているというか、暖かくて優しくて、『壽美と話すと元気もらえるよね』とか、『壽美を見ると勇気もらえる』とか、そういうふうに思ってもらえるチャンピオンが理想とするチャンピオン」と、既にチャンピオンの理想像も出来上がっている。
「私は毎日走っている時にいろんな勝ち方を凄いイメージしています(笑)。イメージってきっと大事だから、負けるイメージは絶対にしないんですよ。勝ってインタビューを受けているイメージとか、喜んでいるイメージばっかりしてて、多分100戦100勝はしているんじゃないですかね?」と、イメージトレーニングも万全だ。
昨年は女子K-1の第一人者であるKANAから大金星をあげた。そのKANAがかつて巻いていたKrush女子フライ級王座の奪取まであと一歩のところまで来ている。「元々格闘技を本気でやるって決めた時から、絶対にチャンピオンになるって決めてたし、ずっとずっとずっとチャンピオンになりたいって思ってやって来たので、本当に今回の試合は私の今までの全部を出そうと思っています」と、夢の実現のために全力を注ぎ込む。
対戦カード
第8試合 ダブルメインイベント2 Krushウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/王者)※初防衛戦
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
第7試合 ダブルメインイベント1 第5代Krush女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
真優(月心会チーム侍)
壽美(NEXT LEVEL渋谷)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
小嶋瑠久(PURGE TOKYO) ※K-1 GYM横浜infinityから所属変更
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
第5試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
幸輝(インタージム/KPKBスーパーウェルター級王者)
第4試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/元WMC日本ヘビー級王者)
中平卓見(北眞舘)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
迅也(北斗会館浅科道場)
昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)※K-1 GYM横浜infinityから所属変更
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
マーク・バード・ジェームス(イギリス/K-1五反田チームキングス)
概要
大会名 Krush.124
日時 2021年4月23日(金) 開場・16:45 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/