K-1 3.28 日本武道館:木村ミノル包囲網の行方は?アビラル・ヒマラヤン・チーター「フィジカルを強化しているのでパワーは負けない」、MIKE JOE「木村選手の発言を聞いても、感情的にはならない」|チケット販売再開
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~(3月28日(日) 日本武道館)に出場するスーパー・ウェルター級のアビラル・ヒマラヤン・チーター、MIKE JOEが公開練習を行った。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。なお、延期・会場変更となった今大会のチケットは、K-1.SHOPにて販売再開しており、各プレイガイドでも2月28日(日)午前10:00より販売が再開する。(公開練習・会見写真 (C) K-1)
アビラル・ヒマラヤン・チーター、フィジカル強化で攻撃力アップだ!「『K’FESTA.4』で組まれている同じ階級の試合の中で一番インパクトがあるKOを見せる」
愛知・HEAT24中川店にて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]で小鉄と対戦するアビラル・ヒマラヤン・チーターが公開練習を行った。
昨年12月K-1両国大会でのK-1デビュー戦で、K-1スーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルと対戦したアビラル。最終的には木村のパンチで目尻をカットし、ドクターストップによるTKO負けに終わったものの、木村から先制のダウンを奪うなどビッグインパクトを残した。
木村戦では目尻のカットも含めてダメージが大きく「試合が終わった3週間ほど休んでから練習を再開した」。木村戦での経験を踏まえて、休んでいる期間にトレーニング内容を見直し、今回の試合に向けてフィジカル強化に着手した。
「木村選手と戦って、簡単に言うとパワーだったり、テクニックだったり、試合経験だったりが足りないと思いました。そのなかでも休んでいる間に色々と考えて、一番大事だと思ったのはフィジカル。怪我が治ってからはフィジカル練習を増やして、通常体重も2~3kgは増えました。ミットを持ってもらっているコーチから『パワーがついた』、スパー相手からも『攻撃が重くなった』と言ってもらえるようになりました」
対戦相手の小鉄はK-1 JAPAN GROUPのスーパー・ウェルター級戦線で活躍を続ける実力者。アビラルは「去年のK-1福岡大会の試合とK-Jee選手に勝った試合を見たんですけど、パワーもテクニックもある選手だと思う」と分析しつつ「今自分はフィジカルを強化しているのでパワーは負けない自信がある。テクニックもムエタイの先生に教えてもらっているから、テクニックでも負けないです」と自信をのぞかせる。
対戦カード発表会見で「KOショーを見せる」と宣言したアビラル。主戦場のHEATでは6連続KO勝利中で、ここまでの戦績も11戦9勝(8KO)2敗と高いKO率を誇る。両国では見せられなかったKOを見せることが小鉄戦のテーマだ。
「前回は負けちゃったけど、次はHEATで見せてきたようなKO勝利・KOショーを見せます。『K’FESTA』にはミノル選手も出るし、『K’FESTA.4』で組まれている同じ階級の試合でも一番インパクトがあるKOを見せます」
これからのK-1での目標について聞くと「僕は格闘技を始めて3年でHEATのチャンピオンになって、その数カ月後にK-1に出て、ミノル選手と戦いました。次の目標はK-1のベルトを獲ること。今回は新しいアビラルの姿を見せてKOで勝ちます」とアビラル。K-1再出撃で衝撃のKO勝利を見せ、ベルトへの道を突き進むつもりだ。
MIKE JOE、木村“フィリップ”ミノル戦に向けて不敵な自信「木村選手の発言を聞いても、感情的にはならない。やってみれば分かりますよ」
2月22日(月)千葉・BATTLE FIELDにて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K’FESTA.4 Day2」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]で木村“フィリップ”ミノルと対戦するMIKE JOEが公開練習を行った。
MIKE JOEはBigbangを主戦場に戦い、第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王座を獲得。昨年8月のKrush後楽園大会で藤村大輔を下し、今大会でK-1初参戦を果たす。公開練習として行ったミット打ちでは、しっかりと動きを確認するように重いパンチを打ち込み「(試合に向けての練習は)順調に、プラン通り進んでます」と話す。
対戦カード発表会見では木村から突っかけられ、一触即発のムードとなった。また木村からは「レベルが違う」などの言葉もあったが「あんまり変な風には思ってないですよ。彼なりに頑張ってアピールしたんだなと。木村選手の発言を聞いても、そんなに感情的にはならない。やってみれば分かりますよ」と落ち着いた様子。
会見では木村から「しっかり対策をした方がいい」との言葉もあったが、「今まであまりプランとか組み立てるタイプじゃなかったんですけど、会見でああ言われたし、大一番ということで、今回は初めてプランを組んで準備してます。あとは試合当日、リングに上がっていろいろ変化していくと思います」と木村対策も万全だ。
木村の一番の強みをどこに感じるかと問われると「圧倒的なフィジカルじゃないですか。当たれば倒せるパンチが最大の魅力ですよね」と返答。それに何で対抗するつもりかとの質問には「それはプランの中に入っているので」と言葉を濁すと「秘策は用意しているし、勝つイメージはできてます。ラウンド中にプランが実行できれば、勝機は見えるかなと思います」と、自信の表情を見せた。
木村は昨年12月のK-1両国大会でアビラル・ヒマラヤン・チーターに先制ダウンを奪われるなど苦戦。同じ長身ファイターとしてアビラル戦が参考になるかと問われると「いい試合でしたよね。チーター選手はサイズ感が僕と似てますけど、彼だからああなっただけで、僕とやったらどうなるか分からない。多少参考にしてはいますけど、最終的には自分のやり方でいくので」と答えた。
MIKE JOEは日本とフィリピンのハーフで日本育ち、中学生時代にボクシングを経験した。「一番学んだのは、諦めない心です。技術や体力などある中で、メンタル面が一番」という。自身のインタビューで「格闘技を競技としてはとらえていない。自分の中では戦い」と発言しており、記者から「リング外での“戦いも”?」との質問が飛ぶと「非公式で……って感じですかね」と、意味深な表情を見せた。
当日、何よりも見せたいのは「KOするところ。そのために日々仕上げているので」と語るMIKE JOE。10連続KO中で「K-1 AWARDS 2020」でもMVPを獲得した木村をKOすれば一気に世界が変わりそうだが「ここがゴールというわけじゃない。大事なデカい試合だけど、その先をもっともっと見据えて、上を目指してます。今、僕は他団体のベルトを保持してるんですけど、2本目のベルトもほしいので、お話をいただいた時はチャンスだと思ったし、獲るつもりでK-1 JAPAN GROUPに入ってきた。そのベルトをたまたま持ってるのが木村選手というだけで、何よりベルトがほしいです」とK-1のベルトを見据えている。
MIKE JOEの“秘策”は木村戦で見られるのか? 終始落ち着いた話し口調から覗く自信がどう出るのか、木村戦に注目だ!
対戦カード
【本戦】
K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元スーパー・バンタム級&フェザー級王者)※2度目の防衛
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者、Krush王者)
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/王者、元Krush王者)※初防衛戦
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/挑戦者・前王者)
スーパー・ウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/K-1 WORLD GP王者、元Krushウェルター級(67.5kg)王者)
MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/Bigbangスーパーウェルター級王者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者)
プライチュンポン・ソーシーソムポン[Phlaychumphon Sor. Srisomphong](タイ/GTジム)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
京太郎(フリー/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※藤本京太郎 改め。角海老宝石ボクシングジムから所属変更
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
松下大紀(BELIEVE MAN)※K-1ジム川口TEAM SIRIUSから所属変更
56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/Krush女子アトム級(45kg)王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krush王者)
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)
女子46kg契約 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATキック・ミドル級(70kg)王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
横山朋哉(リーブルロア)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
弘輝(team ALL-WIN)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019・2020 -65kg優勝)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
寧仁太[アインタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
【プレリミナリーファイト】
フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
髙橋直輝(若獅子会館)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
女子ミニマム級(48kg) 2分3R
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
美伶(WARRIOR OSAKA)※TEAM ONEから所属変更
ライト級(62.5kg) 3分3R
羽鳥 仁(TEAM BARD)※ポンムエタイジムから所属変更
鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~
日時 2021年3月28日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 日本武道館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 8,000円 ※武尊応援シート、レオナ応援シート(スタンドB以外)も販売 ※プレイガイド販売は2月28日(日)午前10:00~
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ M-1スポーツメディア 03-6450-5472 https://www.k-1.co.jp/contact/