Krush 12.19 後楽園ホール 一夜明け会見:新バンタム級王者・吉岡ビギン「チャンピオンに見合うような動き・破壊力のあるKOを見せていきたい」、斗麗「邪魔するやつは一人ひとり引きずり下ろしていく」
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12月20日(日)都内にて、昨日開催された「Krush.120」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
吉岡ビギン「チャンピオンに見合うような動き・破壊力のあるKOを見せていきたい」
10.17「Krush.118」から開幕した第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント。昨日トーナメントの準決勝と決勝戦を勝ち抜き、見事にベルトを手にしたのが、試合前から優勝候補の呼び声が高かった吉岡ビギンだ。吉岡は準決勝で黒田斗真を3Rにダウンを奪い、判定で勝ち上がると、決勝戦では萩原秀斗を破った橋本実生と激突。本戦から接戦となったこの試合は延長戦に突入。2-1の僅差で制し、王座獲得を果たした。
会見に登場した吉岡は、セコンドに就いていた同じチームの安保瑠輝也から、「このままじゃ本当に強いチャンピオンにはなれない」と厳しい言葉を投げかけられたことを告白。自身でも試合を振り返り、「格闘家らしい姿勢で試合ができてなかった。ワンマッチじゃなくてトーナメントという意識がなかった試合でしたし、もっともっとがむしゃらに立ち向かっていかないとダメだなと思いました」と反省の言葉を口にした。
しかし、トーナメントを制覇し、Krushの王者になったのは事実。吉岡が見据えているのは、K-1での王座獲り、そして世界制覇だ。現状、K-1ではバンタム級のベルトはまだ存在していない。「K-1でバンタムでベルトを作っていただきたい」と希望を述べた吉岡は「内容はどうあれ、形上では日本人敵なしでこうしてチャンピオンになったんで、次は外国人選手を倒していきたいなと思っています」と、世界の舞台へと打って出ることを宣言した。
そのためにはKrush王座の防衛を重ね、チャンピオンとしてグレードアップし、中村拓己プロデューサーらを納得させる必要がある。会見に同席していた中村プロデューサーも、今回のバンタム級王座決定トーナメントに関して「当初バンタム級はそこまで選手が多い階級ではなかったが、トーナメントを見てバラエティ豊かな選手が集まっていたし、レベルの高い階級になってきたと思う。バンタムがKrushの中で盛り上がっていく階級になる」と発言し、手応えを感じた様子。
今後、K-1のバンタム級王座がいつ作られのかはわからないが「日本人最強は証明できたんで、次は僕がバンタム級のK-1の世界を獲れるようにがんばりたい」と意気込む吉岡が、K-1 JAPAN GROUPのバンタム級を牽引していく存在になりそうだ。
◆吉岡ビギン
「まずは対戦してくださった黒田斗真選手、チームレパードの皆様、橋本実生選手、KRESTの皆様、そして応援してくださったファンの皆様、そして何よりも僕のお父さん、お母さん、妹、そして安保洸輝トレーナー、瑠輝也くん、最初の計量でオーバーしたにも関わらず、最後まで寄り添ってくれた松本涼雅選手、本当に皆様のおかげで目の前のベルトを獲ることができました。本当にありがとうございました。昨日の試合は瑠輝也くんにも洸輝くんにも言っていただいた通り、本当に課題が残る試合でしたし、『このままじゃチャンピオンとして、本当に強いチャンピオンになれない』って言葉をかけていただいたんで、本当にその通りだなと思いました。
(昨日の試合を映像で振り返ってみた感想は?)準決勝・決勝と2試合見て、本当に格闘家らしい姿勢で試合ができてなかったですし、ワンマッチじゃなくてトーナメントという意識がなかった試合でした。もっともっとがむしゃらに立ち向かっていかないとダメだなと思いました。(2試合勝ち抜けた大きな要因は?)至って冷静沈着に戦えていたんで、そこで2試合ともパンチを避けたり、そこから落ち着いた攻撃ができたんで、あとは気持ちでしたね。それが一番の要因かなと思ってます。
(同じ階級で防衛戦を含めて、今後戦いたい相手は?)別に誰とは思ってないですし、トーナメント決まる前から思っていたことがあって、トーナメント決まった時は僕が絶対にベルトを獲る前提だったんで、こうして今ベルトが獲れたんで、次はバンタムで(K-1の)世界を獲りたいなと思ってて。今K-1にはスーパー・バンタム級しかなくて、武居由樹選手がベルトを返上されて、次は僕がバンタム級で世界を新しく獲りたいなと思っています。(スーパー・バンタムに上げるっていうこと?)いえ、そのままK-1でバンタム級のベルトを作っていただきたいなと思っています。内容はどうあれ、形上では日本人敵なしでこうしてチャンピオンになったんで、次は外国人選手かなと。これからは外国人選手を倒していきたいなと思っています。
(昨日の夜から朝にかけてはどのように過ごしてきた?)自分の試合を見たり、瑠輝也くんや洸輝くんに言っていただいた課題を見つめ直して、本当に次どうしていくかっていうのを考えながら過ごしてましたね。あとはもう、疲れなのかわからないですけど、全然寝れなかったですね。(手元にベルトがあるのはどういう気持ち?)ひとまず本当にうれしいですし、中学校から見ていた舞台で、ずつと獲りたかったんで、それが目の前にあることはうれしいことです。
(前日計量でオーバーしてから、どうやって落とした?)走って、あとは気持ちです。トーナメントと一緒で気持ちです。気持ちがあればなんでもできるんで。自分、姫路出身なんで、そこから東京に行く移動の時間で落とす時間がなかったんで。まあ、その当日で落とすっていう感じでしたね。(優勝候補と言われていたプレッシャーが試合内容に影響した?)それは本当にまったくなかったですね。一戦一戦用意された相手を潰していくだけだったんで、特にプレッシャーとかはなかったですね。(晃貴戦が凄い鮮烈な内容だったので、ああいう試合を期待されていると思うが、その期待が堅い試合内容にさせてしまった?)晃貴選手の時も……晃貴選手も凄い強いんですけど、自分の中ではやりやすかったんで、ああいう形で勝てたんですけど、今回トーナメントに出てた選手はさらに強かったんで。黒田斗真選手も橋本実生選手も、なかなか自分が思うようにいかせないような選手だったんで、それが凄い悔しい気持ちでもありますね。本当にお二方、強かったですね。
(Krushのベルトはどのぐらい防衛したいという目標はある?)特に何回とか考えてなくて(K-1の)世界王座を獲れるならいつでもやりたいですし、防衛なしでも獲れるなら獲りたいです。日本人最強が僕っていうのが証明できたんで、次は外国人選手相手に世界のトップを目指したいと思っています。(K-1のバンタム級のベルトを作ってもらうためには、自分がしなければいけないことは見えてる?)もちろん今のままじゃ、形上ベルトを獲ってるんですけど、それに見合うような動きができてないんで、言った以上は破壊力のあるKOを見せたりとか、それに見合うような動きをしていかなければいけないと思っています。
(日本人敵なしと言っているが、来年は防衛戦を重ねていくという結果を見せて、中村Pに納得してもらうということ?)そうですね。そういう考えです。(ファンの皆様へのメッセージは?)昨日は会場に来られた皆さんも、ABEMAやGAORAでご覧になられた皆さんも、なんとかベルトを獲ることができました。これも皆さんの声援や支えのおかげで、こうして獲ることができました。本当にありがとうございました。とりあえず日本人最強は証明できたんで、次は僕がバンタム級でK-1の世界を獲れるようにがんばりたいと思います。なので、皆さん、これからも僕についてきてください。よろしくお願いします」
復帰戦で鮮やかKO勝利の斗麗、Krushフェザー級王座挑戦を改めて表明「邪魔するやつは一人ひとり引きずり下ろしていく」
セミファイナルに出場し、Krush初参戦となったK-1ジム沖縄の稲津航大を相手に、Krushフェザー級ワンマッチを戦った斗麗。右手首の病気でKrushフェザー級王座決定トーナメントを欠場し、これが約9カ月ぶりの復帰戦であったが、序盤から飛び膝蹴りを見せるなど絶好調。膝蹴りパンチでダウンを立て続けに奪うと、トドメは二段蹴り式の飛び膝蹴り。1R2分42秒で、鮮やかなKO勝利を飾った。
これでデビューからの連勝を6にまで伸ばした斗麗。3.28「Krush.112」以来の久々の試合にも、「全然問題なかったですね。全然いつも通り動けました」と気負うことなく臨めたようだ。「目指しているのは世界一になること」と豪語する斗麗だが、目先の目標はKrushフェザー級のベルトの奪取。トーナメント欠場により、そのチャンスを一度は逃したが、王者になった新美貴士は、かつて勝利したことがある相手でもある。新美について、「あの過酷なトーナメントで優勝した新美選手は凄いと思う」と評した斗麗は続けて「でも僕はやっても負けないと思うんで。すぐやりたいですね。今回怪我ないんで」と、自信満々に早期の挑戦を表明した。
「とりあえず江川チャンピオンに追いついて、ベルト奪うまで僕は強くなることだけに集中して、邪魔する奴は一人ひとり引きずり下ろしていこうと思っています」と、現在K-1のフェザー級王者である江川優生にも標的の一人。「僕は絶対世界一になるんで、これから上がってくストーリーを皆さん、楽しみにしていてください」と、18歳の超新星は引き続き世界一を目指し、無敗街道を突き進んでいく。
◆斗麗
「まず初めに、昨日、後楽園ホールまでお越しくださったK-1ファンの皆様、対戦相手の稲津選手、こんな状況でもこういう素晴らしい大会を開いてくださったK-1関係者の皆様、あと僕の応援に駆けつけてくださった皆様、本当に応援ありがとうございました。僕は皆様の応援で勝つことができたし、これからもがんばろうと思います。(試合を映像で振り返っての感想は?)昨日は動きができたこともあったけど、ちょっと堅い部分もあったんで、そこを注意して。まあ、そこが次の課題ですね。次はもっと練習したことができたらいいなと思っています。(一番の勝因は?)えっと、勝因ってなんですか?(勝った理由だが?)すいません、勝因の意味がわからなくて(笑)。勝った理由は、ホンマにチームのみんなで練習してきて、その練習通りにできたんで。練習した通りにできたことで勝てたんで良かったです。
(第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントを欠場したが、チャンピオンの新美選手には以前勝ったこともある。トーナメントを見ての感想は?)僕は出てないんでどうこう言うあれはありませんが、あの過酷なトーナメントで優勝した新美選手は凄いと思うし、でも僕はやっても負けないと思うんで。すぐやりたいですね。(具体的にいつ頃タイトルに挑戦したいと考えている?)いや、もう近いうちですよね。すぐ試合したいです。今回怪我ないんで。(復帰戦に向けて心境的にどうだった? 本当に普段の試合と変わらなかった?)それはホンマにいつもと変わらん感じですね。全然いつも通りでした。(試合の間隔も問題なかった?)全然問題なかったですね。全然いつも通り動けました。
(これからどういうふうに自分を作り上げていきたい?)Krushのベルトもそうですし、僕が目指してるのは世界一になることなんで。そこが僕の夢なんで、とりあえず江川チャンピオンに追いついて、ベルト奪うまで僕は強くなることだけに集中して、僕の邪魔する奴は一人ひとり引きずり下ろしていこうと思っています。(自分の評価ではどのぐらいの位置にいると思う?)僕はまだホンマに弱いんで、そんなに強くないんで、レベルがどこにあるかわからないんですけど、負ける気はないですね、みんなに。(あれだけの強さを見せてまだ弱いと思ってるのは意外だが?)いやいや、ホンマに弱いです。やめてください(笑)。
(そう言いつつ、本当は自信満々?)自信は試合前までですね。よくお父さんに『お前は弱い』って言われるんで、弱いです、僕は。(スタイル的にはどんなものを目指している?)なんでも倒せる。それが僕のスタイルだと思っています。(ファンの皆様へのメッセージは?)昨日のリング上でも言ったんですけど、僕は絶対世界一になるんで、僕がこれから上がってくストーリーを皆さん、楽しみにしていてください。あと、昨日は応援ありがとうございました。また僕の応援をよろしくお願いします」
斉藤雄太、会心のKO勝利で2021年はKrush王座挑戦を宣言!「ベルトを口にしてもいい。そんな試合ができたと思います」
第7試合で、寺島輝をKrushスーパー・ライト級ワンマッチを戦った斉藤雄太は、序盤に寺島にボディを効かされてピンチに陥るが、右のフックを当てて形勢逆転。立て続けにダウンを3つ奪い、1R2分30秒で見事なKO勝利を収めた。
K-1 JAPAN GROUP期待の若手に、ベテランの34歳の意地が爆発した試合となったが、勝利の鍵となったのは「効いたけど、盛り返すみたいなのは覚えてきた」という経験値と、絶対的な自信を持つパンチ力。「武器があると自分でも起死回生ができるんで良かったです」と、今回の試合でその自信をますます深めたようだ。
これまでベルトのことを口にしたことがなかった斉藤だったが、昨日の試合後には「2021年は初めてベルトを狙わせてください」とタイトル挑戦もアピールした。「本気の人間しか口にしちゃいけないと思って生きてきた」と、これまでは控えていたとのことだが、「自分の中で口にする合格が出た」と、会心の勝利で次のステップへと進む決意に至ったようだ。
また、斉藤はファイターとして生きる一方で、エステ琥珀を経営する社長でもある。従業員に背中を見せるのも、自身が戦っていく上でのモチベーションになっている。前の会見で三輪裕樹が自分が働くラーメン二郎をアピールしたり、東本央貴が店長を務めるSHOGUN BURGERをアピールしたことに触れ、「ラーメン二郎食べて、SHOGUN BURGER食べても、ウチのエステ琥珀に来たらプラマイゼロかなって。エステ琥珀でゼロカロリーです(笑)」と経営者らしく、エステの宣伝も忘れない。
斉藤の2021年は、Krushのベルトに目標を据えつつ、その王者を目指す姿勢で従業員たちを引っ張っていくことになりそうだ。
三日月蹴りでKO勝利の東本央貴、Krushライト級王座獲りへ!「2020年は全試合インパクトを残せたと思う」
第6試合で鈴木孝司とKrushライト級ワンマッチで対戦した東本央貴は、三日月蹴りを繰り出し、1R2分34秒でKO勝利。パンチが印象的な東本だが、今回は珍しく三日月蹴りでのKOとなった。本人曰く、「昔から変わった攻撃が好きで練習してた」とのことだが、試合で当たったのは初めてだという。
「実際に試合で当たったら気持ちいいですけど、やっぱりパンチで倒したかったなという気持ちが強いです」と語った東本。この三日月蹴り以外にも「何個かあるんですけど、ここでは言えないですね」と、変わった攻撃方法を隠し持っているようで、「パンチを入れるための崩す技を磨いてるんで、それはこれからお見せできたらなと思っています」と、今後も機会があれば珍しい新技を披露していくという。
今年は4試合に出場し、この勝利で3勝1敗という成績を残した。しかも、勝っても負けても全てKO決着。2020年は結果も内容もインパクトを残したことで、次なる目標も見えてきた。東本が目指すのはKrushのライト級王座だ。
Krushライト級王座は現在、ゴンナパー・ウィラサクレックが保持しているが、先のK-1両国国技館大会でK-1ライト級王座も獲得したため、返上する可能性も出てきている。昨日の試合後には東本も、「席があったらチャンスください」と王座挑戦をアピールしていた。
一夜明けたこの日も、自身が店長を務めるSHOGUN BURGERの宣伝を「SHOGUN BURGER、今回もちょっと宣伝させてもらいます。来てください。町田にあります」としつつ、「しっかりインパクトも残せてアピールできたと思う。昨日も全く無傷やったんで、いつでもできるんで、やる気しかないですね」と、Krush王座獲りへのアピールも忘れていなかった。
三輪裕樹、逆転勝利の秘訣はラーメン二郎!?「ラーメン二郎の麺を試合当日に食べたら元気になった」
第5試合のKrushスーパー・フェザー級ワンマッチで伊藤健人と戦った三輪裕樹は、判定にもつれ込む接戦を制して、辛くも勝利を収めた。「厳しい試合だったけど、いつもKRESTのスパーリングでやっているような展開なんで、自分はあれがスタイルなんで、それだけです。だから勝ったのかなと思います」と、試合を振り返った三輪。勝因を「気持ちの部分が一番大きい」と語ったが、もう一つ大きな要因となったものがあった。
実は三輪は、所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTがある相模大野の、ラーメン二郎相模大野店『スモジ』で働いている。そのため「ラーメン二郎の麺を当日食べたんで元気になりました」と、試合前に茹でた麺を食していたことを告白したのだ。
ラーメン二郎相模大野店は元力士が店主で『スモジ』と呼ばれている有名店だ。同店で麺作りを担当している三輪は2年以上働いており、「もう職人だと自分で思います。相模大野の麺はめちゃ美味いんで来てください」と豪語するほどの腕前を誇る。自分で店を開くことまでは考えていないものの、「麺を作ることに生きがいを感じています」と、麺作りに夢中になっているようだ。
会見中「ジロリアンにはまだなれてないですけど、これからなるかもしれないです。ジロリアン裕樹。ジロリアン三輪のほうがいいですか?」と悪乗りしていた三輪だが、「うまく勝つというのは大前提。そっからもっと自分を出していきたいですね」と、ファイターとしても2021年の飛躍を目指す。
赤田功輝、武尊戦という壮大な夢を語る!「僕は武尊選手と戦いたくて格闘技を始めた。今必死に練習
しています」
第4試合で佐野純平とKrushスーパー・フェザー級ワンマッチを戦った赤田功輝は、10月の「Krush-EX 2020 Vol.2」でデビューしたばかり。これが2戦目の新鋭だが、キャリア10戦目の佐野に対しても序盤から臆することなく攻め込み、1R2分20秒、左ストレートでKO勝利を飾ってみせた。
試合後には「僕はライト級からスーパー・フェザー級に武尊選手と戦いたくてきました」と大胆なマイクアピールを敢行。Krush本戦初登場で、大きなインパクトを残してみせた。
武器は佐野をKOした左ストレートだけではない。「自分の持ち味でキックだったり膝だったり、いろいろ引き出しはあるので、今後の試合ではもっと違う引き出しを出して、この選手は何でも強いんだなと思わせられるように見せたいと思っています」と、さらに進化した姿を見せることを約束した。
試合後に口にしたように、目標も大きい。「僕がキックボクシングを始めた理由が武尊選手と戦いたいから」という赤田。「武尊選手が引退しちゃったら、自分も引退しちゃってもいいというぐらいの気持ちでキックボクシングを始めたので、ここ2~3年は自分が本当にがんばらないといけない。まだ21歳なんですけど、同い年ぐらいの気持ちで、時間がないというのを意識して、今必死に練習しています」と、急ピッチで武尊のいるK-1のトップ戦線へと駆け上がろうとしている。