Krush 4.22 後楽園ホール:佐々木大蔵、ゴンナパー攻略に手応え「予想以上の試合をして後楽園を揺らしたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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Krush.87(4月22日(日)後楽園ホール)でゴンナパー・ウィラサクレックを相手にKrush -63kg王座の防衛戦を行う佐々木大蔵、-60kgでレオナ・ぺタスと対戦する西京佑馬が10日、神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP/写真 (C)Good Loser)
-63kg王者・佐々木大蔵、挑戦者ゴンナパーの穴と弱点は見つかった!
「段々と対策をしていくうちに勝てるという実感が沸いている。予想以上の試合をして後楽園ホールを揺らしたい」
3度目の防衛戦で“ムエタイ大魔神”ゴンナパー・ウィラサクレックの挑戦を受ける-63kg王者の佐々木。公開練習では2分1Rのパンチのミット打ちを行い、シャープなパンチを次々と叩き込んで好調をアピールした。
過去最強の挑戦者との大一番に向けて「2月のゴンナパー選手の挑戦者決定戦をリング下で見ていた時は『ああ…強えなぁ』って思いました。あの時に試合をしていたら自信はなかったですが、正式に試合が決まってから2カ月を経て、段々と対策をしていくうちに勝てるなという実感が沸いています」。
対戦カード発表会見では「ゴンナパー選手の穴を探している」とコメントしていた佐々木だが「第三者的に見て勢いや派手さはあるけど隙もある」とゴンナパーの弱点は分析済み。その弱点を突く戦略・対策を十分に練る一方「試合当日に実際に蹴られてパンチを食らってみてどう思うか。試合までの期間にどれだけ自分を作れるか」がポイントになると語った。
「自分と試合が決まる前からゴンナパー選手のことは意識していたので、自分がやったらどうなんだろう?と客観視していました。未だにゴンナパー選手と相対しないと分からない部分がありますけど、いいイメージが出来ています。試合まで残り2週間ないくらいですけど、さらにそこを高めて、確実に勝てるという想いで試合に臨みたいです。
(穴は見つかった?)やっぱり穴はありますよ。ゴンナパー選手は第三者的に見て勢いや派手さはあるけど隙もある。あとは試合当日に実際に蹴られてパンチを食らってみてどう思うか。どんなに対策・想定をしても、実際に戦う相手は違うし、試合当日のコンディションも違うわけだから、試合までの期間にどれだけ自分を作れるかですね。
僕は試合=対策してきたものを試す場だと思っているので、ゴンナパー選手も練習してくるだろうし、試合が決まってからのお互いの2カ月間を見せられればいいなと思います。そこを楽しみに会場に来る人もいるので、そういう人たちの想像を超える試合をしたいです」
ゴンナパーは公開練習で左手のみグローブ着用でスパーリングを行い「佐々木なら片手で勝てる」と佐々木を挑発した。しかし当の佐々木は「本当に右手を使わずに左手だけでやってくれるならいいですけど(苦笑)、そんなものはお客さんも望んでないし、最強の挑戦者を攻略した方が盛り上がると思います。これでイライラしてしまったら逆に相手の思うツボ」と相手にせず。
防衛戦という部分についても「毎回ベルトのことは意識してないですね。試合前に家からベルトを持っていく時に、またベルトを家に持って帰ろうという想いが出てくるくらいです。ベルトよりもゴンナパー選手の対策をして、どうそれを作り上げるかに重点を置いています」とゴンナパー攻略に集中力を高めている。
公開練習後のインタビューにはゴンナパーと対戦経験がある山崎秀晃と卜部功也も同席。2人は「大蔵はしっかリ作戦を立てて緻密に戦うタイプなので、気負わずにやってほしい。いつも通りにやれば問題ないと思うし、必要以上に強く見なくてもいいと思う」(山崎)、「僕も試合前だったので大蔵とはスパーリングをやったんですけど、しっかり戦略がハマっていると思う。普段の練習通りにやれば全然いける相手だと思うし、自信をもって倒しに行ってほしい」(功也)と佐々木の背中を押す。
佐々木も「秀さん(山崎秀晃)が一緒にいると心強いし、毎回セコンドについてもらって、コーナーにいてくれるだけで心強くリングに上がることが出来ます。功也ともサウスポー対策としてスパーリングを重ねて(ゴンナパーは)功也ほどスピードはないと思います。功也のスピードとテクニックになれていれば恐くないと思うので。そういう面でも心強い」と山崎・功也のサポートを受けて勝利へ突き進むつもりだ。
「ゴンナパー選手が作り上げたものと僕が作り上げたものがぶつかり合うのが試合。予想通りに盛り上がったじゃなくて、予想以上のものを見せないとお客さんは満足しないし、僕たち選手も満足しません。僕が勝つことで見ている人たち全員に『うわ!凄い試合だった!』や『しびれた!』と言わせて、後楽園ホールを揺らしたいですね」。タイトルマッチで盤石の強さを見せ続ける佐々木は、今回も周囲の予想を上回る内容でゴンナパーから勝利を挙げることが出来るか?
西京佑馬、レオナ・ぺタス撃破でビッグインパクトを残す!
「高校生でチャンピオンになるためにもレオナ選手に勝つ。下馬評を覆して、皆を驚かせます」
今大会では-60kg王座を狙うレオナに挑む形となった西京。「今までの対戦相手の中で一番強いことは分かっているので、今までで一番追い込んでいます。試合まで2週間を切って疲れも溜まっているのですが、その中でもいい動きが出来ていると思います。体調はばっちりです」と仕上がりは順調だ。
レオナと言えば“石の拳”と言われるパンチを最大の武器にしているが、西京もボクシングジムに通ってパンチを強化。公開練習でも鋭いパンチを繰り出して「パンチの質もよくなったと思うので、それが出れば勝てると思います。それに僕はパンチも蹴りも出来るので両方出していきたいですね」とあらゆる武器を駆使ししてレオナを攻略すると続けた。
プロキャリアではレオナが27戦目、西京が4戦目と大きな差がある試合だ。しかし西京は「僕もアマチュアでは結構(試合を)やっているので、あまりキャリアは関係ないかなと思います。自信を持ってパンチも蹴りも出していこうと思います」とキッパリ。
高校在学中にKrushのチャンピオンになることを目標に掲げている西京は「僕はレオナ選手が一番タイトルに近い選手だと思うので、ここで勝てば一気に上に行けると思うし、逆に負ければチャンスはすぐ回ってこないと思います。ここで勝たないと高校生のうちにはチャンスが巡ってこないと思うので、高校生チャンピオンになるためにも勝ちます」とレオナ戦を王座挑戦への足掛かりにするつもりだ。
「セミファイナルに試合が組まれて緊張はないですけど、うれしいですね。注目されている中でしっかり勝てばデカいと思うので。自分の全力を出し切って、見ているファンの人たちに、誰が見ても僕が勝ちだっていう試合を出来たらベストだと思います。下馬評ではレオナ選手有利だと思うし、周りもそうだと思うので、みんなを驚かせたいですね」と大胆不敵に語った西京。レオナ撃破でビッグインパクトを残すことが出来るか?
対戦カード
第10試合 メインイベント Krush -63kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※3度目の防衛戦
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者、WPMF世界スーパーライト級王者)
第9試合 セミファイナル -60kg Fight 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/中国英雄伝説アジア-60kg級トーナメント’16優勝)※バンゲリングベイ・スピリットから所属変更
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1甲子園’16 -60kg優勝)
第8試合 -67kg Fight 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Bigbangウェルター級王者)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/元新日本キック日本ウェルター級1位)
~休憩(10分間を予定)~
第7試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
神戸翔太(NEOKICK)※POWER OF DREAM/TEAM AKから所属変更
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第6試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
和夢(Gwinds)※KAZUMU 改め
第5試合 -70kg Fight 3分3R(延長1R)
藤村大輔(A-BLAZE×KICK GYM)
林 完(FIGHT LAB JAPAN TOP TEAM)
第4試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
川崎真一朗(月心会ラスカルジム)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
第3試合 -53kg Fight 3分3R(延長1R)
隼也ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/元WPMF日本バンタム級王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第2試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
大川一貴(青春塾)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
第1試合 -63kg Fight 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
竹内悠希(K-1ジムEBISU)
プレリミナリーファイト第3試合 -67kg Fight 3分3R
海斗(ポゴナ・クラブジム)
斉藤雄太(K-1ジムEBISU)
プレリミナリーファイト第2試合 女子-45kg Fight 2分3R
テキサス・アユミ(STURGIS新宿ジム)
福原 優(K-1ジムEBISU)
プレリミナリーファイト第1試合 -53kg Fight 3分3R
璃明武 [りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス)
篠原広耀(優弥道場)※ゴールデングローブから所属変更
概要
日程 2018年4月22日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00 休憩・第7試合後
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(4月29日(日)17:30~22:05)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円 スタンディング・一般 3,500円
※前売り券完売 ※当日16時よりS席、A席、スタンディング・一般を若干枚ずつ発売 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/