REBELS 11.8 後楽園ホール:格闘技を始めたのは?リングネームの由来は?BEN“侍”Y’ZD、中澤良介、麻火佑太郎インタビュー
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REBELS.67(11月8日(日) 後楽園ホール)に出場するBEN侍 Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM)、中澤良介(TRY HARD GYM)、麻火佑太郎(PHOENIX)のインタビューがREBELSから届いた(取材・安村発)。BENと麻火はREBELS初参戦。3人とも子供の時から始めた格闘技のキャリアについて語り、BENと麻火は独特なリングネームについても話している。
第8試合 セミファイナル REDルール 59kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/REBELS-RED&WPMF世界フェザー級王者)
BEN侍 Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/スックワンキントーン・ライト級王者)
第2試合 BLACKルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
中澤良介(TRY HARD GYM)
麻火佑太郎(PHOENIX)※清水佑太郎 改め
BEN“侍”Y’ZD「安本選手は僕には勝てないと思います。絶対に勝つ自信があります」
BEN“侍”Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM) Ben “Samurai” Y’ZD
1993.5.5生/タイ・イサーン出身/27歳/164cm/オーソドックス/66戦50勝(11KO)11敗5分
スックワンキントーン・ライト級王者
――今回REBELS初参戦となります。ムエタイを始めたのは何歳からですか。ムエタイを始めた理由も教えて下さい。
「3歳下の弟がムエタイを先に始めていて、練習相手がいなかったので僕も10歳から一緒にムエタイをするようになりました。得意技はパンチで、ファイトスタイルは首相撲が嫌いなフィームー(ムエタイ用語でテクニシャンタイプのこと)です(笑)」
――ラジャダムナンとルンピニーの二大殿堂スタジアムでの戦歴、有名選手との対戦経験などがあれば教えて下さい。
「田舎での試合が多く、ラジャダムナンスタジアムでは10試合して6勝4敗でした。日本のファンがわかるような有名な選手との対戦経験はありません」
――戦績を見ると66戦50勝(11KO)11敗5分とありますが、タイ人にしては少ないのはなぜですか。
「練習が嫌いで遊んでいたからです……。というのは冗談で実は勉強が忙しくて試合が少なかったです。大学に進学したのですが、大好きな日本でムエタイトレーナーの仕事をしたくなり、大学を辞めて6年前に今のY’ZD GYMに来ました」
――リングネームに“侍”が付いているのはなぜですか。
「タイで日本の映画を見ていて、侍の姿を見てかっこいいと思ったから自分のリングネームに付けました」
――今回対戦する安本晴翔選手の印象を教えて下さい。
「テクニックもあって強いと思います。彼の攻撃で警戒しているものはハイキック。自分はパンチで負ける気がしないので問題はない相手です。安本選手は現在タイ人に3連勝中なんですよね? 僕には勝てないと思いますよ」
――どういう勝ち方をしたいですか?
「KO勝ちを狙います。絶対に勝つ自信があります」。
――ここで安本選手に勝てばかなり知名度が上がります。今後は日本でどういう戦いをしていきたいですか?
「BEN“侍”Y’ZDを日本のみんなに覚えてもらえるように戦っていきます。今年9月に日本でベルトを獲ったので、これからもベルトをいっぱい獲れるように頑張ります」
――日本で稼いだお金で夢はありますか? 将来的に使いたいことなどがあれば教えて下さい。
「子どもが生まれたばかりなので、子どもを幸せにしたいですね」
中澤良介「僕はキック一本の生活。キックで成功してどんどん名前を上げていきたい」
中澤良介(TRY HARD GYM) Ryosuke Nakazawa
2001.3.23生/東京都町田市出身/19歳/170cm/オーソドックス/9戦5勝3敗1分
――格闘技はいつから始めたのですか?
「元々は母が格闘技好きで、僕も山本KID徳郁さんが好きになって、幼稚園の年中の時にレスリングを始めました。東日本の18kgで2位を取ったことがあります。その後、近所にTRY HARD GYMができたので小学5年生のときから通い始めました。アマチュアは10試合ぐらいやって戦績も負け越していたんですが、プロデビューしてからは新人王トーナメントで優勝して、だんだん自信がついてきました」
――キックボクサーでレスリングベースの選手はなかなかいませんが、レスリング経験がキックに活きていることはありますか?
「身体と身体をぶつける競技なので、身体が頑丈になった気がします。あと、レスリングをやっている人はバク転ができたり身体能力が高い人が多いですが、僕は特に何もできません(笑)。ちなみにレスリング時代の得意技は両足タックルでした」
――今回の対戦相手の麻火佑太郎選手についてはどういう印象がありますか?
「試合映像が1試合ぐらいしか見つからなくて、印象は特にありません。警戒すべきことも特にないですね。コロナの影響でずっと試合ができなかったと聞いたのでかわいそうだなと思ったぐらいです」
――REBELSでの目標はありますか?
「9月にKNOCK OUTで試合をさせてもらったとき、61.5kgのRED初代王座決定トーナメントで優勝したスアレック選手が、『61.5kgのBLACKルールのベルトが欲しい』と言われていた記事を読んだので、まだベルトはありませんがそこを目標にしたいと思います。今回の試合ではBLACKルールらしく打ち合いを見せた上で、倒して勝ってアピールしたいと思います」
――TRY HARD GYMは龍聖選手や宮崎姉妹など若手選手の活躍が目立っていますが、刺激になっていますか?
「僕も19歳で若手の部類に入ると思うので負けていられません。ライバルは、同じREBELSを主戦場にしている龍聖ですね。勢いで負けているので悔しい。彼は挑発キャラでも目立っていますが、僕は根が良いやつなのでああいうことはできません」
――今は現役大学生?
「いや、大学は行ってなくてキック一本の生活です。常にキックで強くなることを考えていて、僕はキックだけしかできない人間なのでここで生き残らないとなと強く思っています。キックで成功してどんどん名前を上げていきたいと思います」
――最後にファンにメッセージをお願いします。
「9月のKNOCK OUTでは負けたのですが、いい勉強になりました。その前にも負けていて今は2連敗なんです。きっと今回が、今年最後の試合になると思うので、最後は笑って終わりたいです」
麻火佑太郎「僕と対戦した相手からはやりづらいと言われる。自分の独特なスタイルで魅せる」
麻火佑太郎(PHOENIX) Yutaro Asahi
1999.8.20生/長野県上田市出身/21歳/174cm/スイッチ/12戦7勝5敗
――選手に独特なリングネームを付ける風潮のPHOENIX GYMに所属しているだけに、“麻火佑太郎”というのは当然リングネームですよね?
「そうですね(笑)。本名は清水佑太郎と申しまして、リングネームはジム代表の前村さんが命名してくださいました。麻火にはどういう意味があるのかはわかりませんが、いくつか候補を頂いた中から選んで、個人的にはとても気に入っています。今回は改名して初の試合で、僕は長野から4月に上京してきてPHOENIX GYM所属としても初試合なので、どれだけのパフォーマンスができるのか凄くワクワクしています」
――なせ上京を?
「地元の長野では、まず6歳から12歳まで空手をやっていて、14歳のときにキックボクシングに興味を持ち始めて、近所にあったClub TOSHIというジムに入りました。そこでキックとテコンドーを学んで、アマチュアで30戦ぐらい行ってから、17歳でプロデビューしました。2017年のK-1甲子園では-60kgトーナメントでベスト4になっています。ただ、長野だとキックの競技人口が少ないし、東京で挑戦してみたい気持ちが湧いてきて、今年3月に上京しました。プロ選手が揃っているところに魅力を感じてPHOENIXに入って、今は仕事と両立しながらやっています」
――今回REBELS初参戦が決まりました。
「日本のトップ選手が集まっていて、個人的に凄く好きな小笠原瑛作選手が活躍されているし、憧れのリングでした。あと、ジムの先輩の雅駿介選手がタイトルマッチに挑戦したのを見ているので、自分もいつかベルトを獲りたいと思っています。3月から相手のケガやコロナの影響で5回も試合が流れていて、モチベーションが上がったり下がったりで大変でしたが、今回やっと試合ができます」
――対戦相手の中澤選手にはどのような印象がありますか?
「試合映像を何度か見たところ、パンチが凄くうまいなと感じました。強い選手が多いTRY HARD GYMで練習しているので、当然強いと思っています」
――試合ではご自身のどういう持ち味を活かして戦いますか?
「僕は空手時代から蹴り技が得意で、テコンドーもやって、さらに蹴りに磨きをかけました。回転蹴りもをたくさん練習していて、自分の独特なスタイルでお客さんに魅せる試合ができると思います。PHOENIX GYMではムエタイも学んでいるので、色んなものを融合した戦い方を今回どれだけ出せるのかワクワクしています。今までも、ガツガツくる印象があった対戦相手が、いざ試合になるとそうでもなかったことがありました。僕は独特な間合いには、相手の良さを消しつつ自分のペースに持っていく力があるのかなと思います」
――今後の目標を教えて下さい。
「REBELSのリングに上がるからには最終的にはベルトを巻きたいです。先輩のハチマキさんがライト級とスーパーライト級の二階級を制覇しているので、自分もそれに続くような選手になりたいです。あと、REBELSで一度も試合をしていない自分が言うのもなんですが、スアレック選手と試合がしたいです。そこまでの位置に行った時にスアレック選手がまだチャンピオンにいるかはわかりませんが、そこに辿り着くことも目標です」
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
第9試合 メインイベント BLACKルール 女子47kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/REBELS-BLACK女子46kg級王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
第8試合 セミファイナル REDルール 59kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/REBELS-RED&WPMF世界フェザー級王者)
BEN侍 Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/スックワンキントーン・ライト級王者)
第7試合 REDルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
北川“ハチマキ”和裕(PHOENIX/元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級&ライト級王者)
第6試合 REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
宮元啓介(橋本道場/元WPMF世界&WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
第5試合 REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/元BCムエタイ日本統一&INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
KING強介(team fightbull/元REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者)
第4試合 BLACKルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
康弘(ゴリラジム)
第3試合 BLACKルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
久保政哉(フリー)
第2試合 BLACKルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
中澤良介(TRY HARD GYM)
麻火佑太郎(PHOENIX)※清水佑太郎 改め
第1試合 REDルール 70.5kg契約 3分3R(延長1R)
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
小原俊之(キング・ムエ/J-NETWORKミドル級3位)
概要
大会名 REBELS.67
日時 2020年11月8日(日) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 TwitCasting(ツイキャス)(生中継/3,300円)
チケット料金 SRS席¥30,000 RS席¥20,000 S席¥15,000 A席¥9,000 B席¥7,000 ※全席種完売 ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料)
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