NJKF 11.15 後楽園ホール:NJKFフライ級王座決定戦 誓×EIJI インタビュー|平塚洋二郎の相手がマリモーに変更
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NJKF 2020 4th(11月15日(日)後楽園ホール)では前王者・松谷桐の返上により誓(ZERO)とEIJI(E.S.G)の19歳同士によるNJKFフライ級王座決定戦が行われる。両者はまだともに17歳であった昨年2月大会で対戦し、この時は誓が1R TKO勝利。誓の返り討ちか、あるいはEIJIのリベンジか、10代での戴冠を果たすのはどちらとなるか。(記事提供:NJKF)
■誓
――10月4日、「BOM」での試合は残念でしたが(士門・P.Kセンチャイジムに判定負け)、振り返っていかがですか?
誓 負けちゃったんですけど、前回もその前も試合のペースは結構短くできているので、練習の密度をしっかり上げて、試合までにバッチリ作れるかなと思います。
――学んだことや教訓になったのはどんなことがありますか?
誓 普段キックボクシングの大会にメインで出ているので、ムエタイの奥深さだったり難しさがあって、それが試合にも出たんじゃないかと思います。キックボクシングとは判定が違う感じがしたので、ムエタイにも少し対応できるようになったかなぁと思います。
――誓選手は今年の春に高校を卒業だったんですよね?
誓 はい、今年卒業して社会人1年目でZEROで働いています。自分のジムなので練習も差し支えなくやらせてもらっていて、社会人としても練習としても大丈夫です。
――EIJI選手とは昨年2月に対戦し勝利しています。あの試合を振り返っていかがですか?
誓 前回は自分がTKOっていう形で勝ったんですけど、内容的には少し自分も危ない場面があったので、今回も前回勝っているからって油断はせず、前回より圧倒して内容もよく勝てるといいかと思っています。
――たしかに誓選手が3度倒して結果的には圧勝でしたが、EIJI選手のパンチをクリーンヒットでもらう場面もありました。
誓 そういう危ないシーンがあったので、今回はそういうシーンなく圧倒して勝てればと思っています。
――ZEROからは過去にミネルヴァ暫定王者が生まれていますが、今回勝てば男子では初のチャンピオンとなります。こちらについてはどう思っていますか?
誓 ZERO最初の男子のチャンピオンとしてふさわしい試合をしっかりして、誇らしくいられるよう頑張りたいと思います。本当に前回勝っているからといって油断はせず、あとは後楽園ホールのメインイベントに選んでもらったので、メインにふさわしい試合をして、なおかつ圧倒して勝って気持ちのよい試合をしたいです。
■EIJI
――タイトルマッチが近づいて、調子はいかがですか?
EIJI 順調に練習もできていて、不安もあるんですけど勝てるよう、新しいヒデ(鈴木英由)会長さんと頑張っています。
――試合はいつぶりとなりますか?
EIJI 3ヵ月ぶりぐらいで、そんなに期間はあいていないです。前回は判定負けになってしまったんですけど、もったいないなっていうところがたくさんあって、いいところもあったんですけど自分のダメなところも出てしまって、その反省点を今回活かせればいいなと思っています。
――誓選手とは昨年対戦していますが、前回の試合を振り返っていかがですか?
EIJI パンチをもらって1ラウンドKO負けっていう形になってしまい、とても悔しい気持ちでいっぱいです。今回はそのリベンジも兼ねてチャンピオンになりたいと思っています。
――ですがダウンを奪われた後、EIJI選手がパンチを当ててスリップダウンを奪う場面もありました。
EIJI いいところは出ていたと思うんですけどまだ倒せるパンチっていうのができていなかったと思うので、今は倒せるようパンチを強化して頑張っています。
――今はそういった強化が進んで去年とは違う?
EIJI そうですね、去年とは全然パワーも違うと思うので、そこを見てもらいたいと思います。
――EIJI選手はもう早くからこちらのE.S.Gに通っているそうですね。
EIJI はい、小6からです。今は家の基礎を作る基礎屋をやっていて、仕事が終わってから夜練習に来ています。朝は5時半からとかで(苦笑)毎日は練習できないんですけど、できるだけジムに来るようにはしています。
――それでは改めて、試合への意気込みを聞かせてください。
EIJI 連敗中の中でこんなチャンスをもらえたことがすごく嬉しいので、このチャンスを絶対逃さないようチャンピオンになりたいと思います。
なお、J-NETWORKスーパーウェルター級王者・平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク)を相手に1年9ヵ月ぶりの復帰戦を行う予定であった元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者のYETI達朗(キング)だが練習中のスパーリングで右手首を骨折。今大会を欠場する運びとなった。
代わりに出場し平塚と対戦するのはYETIの同門でNJKFスーパーライト級4位のマリモー(キング)。25日には新日本キックでNJKF同級王者の畠山隼人がWKBA世界スーパーライト級王者の勝次を破り、存在感を発揮したばかり。マリモーは他団体王者を破り、畠山に続くことができるか。
対戦カード
第試合 ダブルメインイベントII S1レディース バンタム級ジャパントーナメント決勝 2分5R
☆SAHO☆(闘神塾/ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
YAYAウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム幕張/J-GIRLSスーパーフライ級王者)
第試合 ダブルメインイベントI NJKFフライ級王座決定戦 3分5R
誓(ZERO/1位)
EIJI(E.S.G/4位)
第8試合 ダブルセミファイナルII 70kg契約 3分3R
マリモー(キングジム/NJKFスーパーライト級4位)
平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/J-NETWORKスーパーウェルター級王者)
第5試合 ダブルセミファイナルI フェザー級 3分3R
前田浩喜(CORE/元NJKFスーパーバンタム級王者)
久保田雄太(新興ムエタイジム/NJKFスーパーバンタム級王者)
第4試合 60kg契約 3分3R
琢磨(東京町田金子ジム/元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)
羅向(ZERO/NJKFライト級4位)
第3試合 70kg契約 3分3R
vic.YOSHI(OGUNI GYM/NJKFスーパーウェルター級5位)
雄也(新興ムエタイジム)
第2試合 60kg契約 3分3R
宗方888(キングジム)
ちさとkissMe(安曇野キック会)
第1試合 ライト級(肘無し) 3分3R
水本 伸(矢場町BACE)
木村郁翔(BIG MOOSE)
概要
大会名 NJKF 2020 4th
日時 2020年11月15日(日) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 B席 5,000円 ※当日500円アップ
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール 出場選手所属ジム
お問い合わせ NJKF事務局 046-205-9350 njkf2019@gmail.com http://www.njkf.info/