KHAOS 9.4 新宿フェイス 一夜明け会見:鵜澤悠也、KHAOSガールズとの食事会&バンタム級戦線での活躍プラン語る。森川侑凜「一緒に盛り上がる、一緒に喜べる試合が理想」
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9月6日(日)都内にて、昨日開催された「KHAOS.11」新宿FACE大会の一夜明け会見が行なわれた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 会見写真: (C)K-1)
DREAM KHAOSバンタム級優勝・鵜澤悠也が語る夢と目標!「KHAOSガールズとの食事会」とKrushバンタム級での活躍
会見には見事に「DREAM KHAOS」の男子バンタム級トーナメントを制した鵜澤悠也が出席。一夜明けての心境を語った。
鵜澤は第27回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝という実績を引っさげて、4.4「KHAOS.10」でプロデビュー。この試合ではKO負けを喫していたが、それから5カ月が経った今回のトーナメントで、その成長ぶりを見せつけた。準決勝で小島卓也を、決勝戦では大石和希を共にKO。理想的な勝ち方でトーナメント制覇を成し遂げたのだ。
この「DREAM KHAOS」を制したことで、夢を叶える権利を得た鵜澤だが、その夢とは試合前から話題になっていた「KHAOSガールズとの食事会」だった。自ら「女大好き」と公言する鵜澤らしい夢だが、昨日はリング上でそのKHAOSガールズと実際に対面。「凄い可愛かったですね」と鼻の下を伸ばすと、「中村(拓己K-1プロデューサー)さんが用意してくださるということなんで、それは凄い楽しみにていますね。そういうオフがあって、また練習がんばろうと思えるんで」と、美女たちとの食事で次の試合に向けての英気を養うつもりだ。
心配なのは、中村プロデューサーが「食事で終わってくださいね」と釘を刺すような、女好きという性格。「レディファーストなんで、おしゃれなお店でいろいろお話をしたい」と、健全なプランを述べていたが、果たしてどうなるか?
しかし、今後の選手としての展望を語る時には表情がガラリと一変。先日発表された、10.17「Krush.118」で開催される第6代Krushバンタム級トーナメントへの出場も「今回いい勝ち方をして優勝すれば、ワンチャンあるんじゃないかなって淡い期待をしていた」と狙っていたことを明かす。トーナメントへのエントリーはならなかったものの「あそこに出場している選手はみんな強いので、もっともっと強くならないといけないなと思いますし、一人ずつちゃんとしばいていって、少しずつ上に登っていけたらいいなと思います」と、バンタム級戦線での活躍を誓っていた。
◆鵜澤悠也
「昨日は結果的に2試合ともKO勝ちで締めることができて良かったなと思っています。(一夜明けての心境は?)一夜明けてオフモードになったんで、今日はどこの焼肉行こうかなとか考えてます、肉食系なんで。(試合の映像を見ていたら、その感想は?)2試合とも見たんですけど、決勝戦はわりとリラックスして、いつもの練習の成果を出せて良かったなと思います。(2試合KOして『俺ってカッコいいな』とか思った?)まあ、『俺ってカッコいいな』はいつも思っていることなんで、別に試合でどうとかではないです(笑)。昨日の試合はあまり『倒す、倒す』っていう意識はしてなかったんですけど、それが結果的に倒せたんで凄い良かったなと思っています。(1日2試合を短い時間で終わったことについては?)ワンデートーナメントは初めてで、相手も同じことだったと思うんで、結局最後は気持ちだと思ってたんで、気持ちを意識してやってました。
(KHAOSガールズとの食事会の夢が叶うが、昨日実際にリング上で会ってみてどうだった?)凄い可愛かったですね。中村さんが用意してくださるということなんで、それは凄い楽しみにしていますね。そういうオフがあって、また練習がんばろうと思えるんで楽しみにしています。(食事会はどんな所に行って、どんなことをしたい?)僕はレディファーストなんで、本当は焼き肉とか大好きなんですけど、そういう所よりはおしゃれなお店でいろいろお話をしたいですね。(そこも盛り上げられる自信はある?)そこは大丈夫です。楽しんでやれたらなと思います。(夢を発表した時の周囲の反応は?)周りの人間は『お前だろう』っていうのは、みんな口を揃えて言ってましたね(笑)。しらばっくれていましたけど、みんなわかってたんじゃないですか?
(今後の目標は?)Krushのベルトが懸かったバンタム級のトーナメントが行われると思うんですけど、やっぱりあそこに出場している選手はみんな強いので、もっともっと強くならないといけないなと思いますし、一人ずつちゃんとしばいていって、少しずつ上に登っていけたらいいなと思います。(Krushのバンタム級のトーナメントで人数が揃っていなくて、今回のトーナメントで優勝したら入りたいという希望はあった?)正直、トーナメントがあるなとは思っていたんで意識していて、今回いい勝ち方をして優勝すれば、ワンチャンあるんじゃないかなって淡い期待をしていて。そうしたら、試合の4日前ぐらいに発表されちゃったんで、『マジか』っていうのはあったんですけど、早くベルトに絡んでいきたいなとは思っていますね。
(今後どういう選手になっていきたい?)ファイトスタイルとかじゃなく、たくさん人間を引きつけられるような。アンチであり、応援してくれる人であれ、たくさんの人間が自分を意識してくれるような、巻き込んでいけるような、そういう選手になりたいですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)前回4月に1RKO負けして、それから5カ月経ちましたけど、あんな負け方したにも関わらず、信じて応援して、昨日も会場に来てたくさんの大声援をくれて、本当に感謝しています。これからも信じてついてきてくれたらと思います。ありがとうございます」
DREAM KHAOS女子アトム級優勝・森川侑凜、夢の「一日ラウンドガール」実現!目標は「会場を盛り上げて、印象強く戦える選手」
女子のアトム級で開催された「DREAM KHAOS」のワンデートーナメントを制したのは、デビュー2戦しか経験していない森川侑凜だった。森川は準決勝で1Rに加藤りこにダウンを奪われるも、持ち前の気合いで盛り返して、延長戦にもつれ込みながら判定勝利。決勝ではデビュー戦で引き分けた相手である豊嶋里美を相手に1Rにダウンを奪うと、その勢いのまま3Rを戦い抜き、判定勝利でトーナメントを制してみせた。
「勝ちたいという気持ちが強い選手が勝つと思っていたので、それが実行できたかなと思う試合になりました」と試合を振り返った森川。加藤戦でダウンをもらった時にはジムの代表から「魔娑斗だったら、ここで前に出るぞ! 行け!」という檄を飛ばされたことで気合いが入ったという。自身でも、「これで逆転したらおもしろいだろうなと自分の中でインターバル中に思ってたんで、もう前に行くしかないと思って、それでどんどん前に行って勝つことができました」と、普段の練習から培った強い気持ちがトーナメント制覇につながったようだ。
そして、森川が実現したかった夢は「一日ラウンドガールになりたい」というもの。「きれいなお姉さんたちと並べたらうれしいですよね。自分も隣りにいたら輝けるというか、女性らしい感じでいきたい」と、女性らしい一面も見せた森川。中村拓己K-1プロデューサーによると、衣装のフィッティングなどから行ない「皆さんにアナウンスもするんで、是非注目していただけたらと思います」と、どこかのタイミングで森川のラウンドガールをお披露目する意向のようだ。
もちろん森川は夢とは別に選手としての目標もしっかりと持っている。現在Krushでは第3代女子アトム級王座決定トーナメントを開催中だが「もっともっとアトム級で上に行きたいと思っているので、それは自分の力で行こうと決めている」と森川。さらに「お客さんもそうですし、たくさん応援してくれてる人たちとかコメントしてくれている人たちのために、『凄くいい負け方だった』とかでもいいし、『凄くいい試合だった』と思ってもらえて、一緒に盛り上がる、一緒に喜べる試合を一番理想としています。会場を盛り上げて、印象強く戦える選手になっていきたい」と、将来理想とする選手像を語っていた。
◆森川侑凜
「昨日はトーナメントということで、勝ちたいという気持ちが強い選手が勝つと思っていたので、それが実行できたかなと思う試合になりました。(一夜明けての心境は?)今日一睡もできてないので、それぐらいアドレナリンが出た1日になったかなと思います。(全体的な身体の感じはどう?)顔はもう見て分かる通り痛いです(笑)。でも、本当に今回の試合、準決勝も決勝も加藤選手も豊嶋選手も打ち合ってくれたので、かなりおもしろい試合になったかなと思うので、相手の選手にも感謝の気持ちがあります。(スタミナと根性にビックリしたが、どのように養われた?)グレスの代表から根性と気合いというのはずっと言われてきたことなんで。練習内容も1回の練習で、トータルで10分ぐらいしか休憩もらえないんですよ(笑)。それぐらい詰めて詰めてスタミナ強化と根性論が強い練習をしてきたので、それが出た試合になったかなと思います。
(試合中どのような感情でラッシュかけた?)準決勝は1Rで初っ端ダウンもらったじゃないですか? そのインターバル中にセコンドの代表に『魔娑斗だったら、ここで前に出るぞ! 行け!』って、それだけ伝えられたんです(笑)。そう言われたら行くしかないじゃないですか? 自分でもこれで逆転したらおもしろいだろうなと思ったんで、どんどん前に行って勝つことができました。(魔娑斗ファン?)ウチの代表が大ファンです(笑)。
(夢が『ラウンドガールをやりたい』とのことだが、それはなぜ?)この試合の発表の会見の時に、中村さんに『夢が叶えられるけど、何がいい?』と言われたんで、パッと思いついたのが『ラウンドガールになりたいな』だったんです。夢はラウンドガールですけど、目標と夢は違うじゃないですか? 目標はもっともっとアトム級で上に行きたいと思っているので、それは自分の力で行こうと決めているので。で、夢ならラウンドガールになれたらなと思って、ラウンドガールを言いました。(どんな衣装がお好み?)え、衣装ですか?(笑)。でも、きれいなお姉さんたちと並べたらうれしいですよね。自分も隣りにいたら輝けるというか、女性らしい感じでいきたいです。顔がボコボコなんで(笑)。
(選手としての今後の目標は? Krushで女子のアトム級トーナメントも開催されているが?)今回のアトム級のトーナメントに私が呼ばれなかったのは実力もありますし、今強い選手がいても、その次にもっと強い選手が出てくることもあると思うので、私がドンドン上にいった時に一番強い選手と対等に戦えるような、おもしろい選手になりたいです。
(勝つことより試合が盛り上がることを重要視している?)私は自分のために戦っているわけじゃなくて、自分が好きで戦っているわけじゃないです。やっぱりお客さんもそうですし、たくさん応援してくれてる人たちとかコメントしてくれている人たちのために『凄くいい負け方だった』とかでもいいし、『凄くいい試合だった』と思ってもらえて、そこの記憶に残って、一緒に盛り上がる、一緒に喜べる試合を一番理想としています。もちろん、ドンドンドンドン強くなって勝ち続けたい気持ちもありますけど、やっぱり会場を盛り上げて、印象強く戦える選手になっていきたいと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日も応援ありがとうございます。もっともっとおもしろい試合をしていくので、これからもサポートスクール・森川侑凜の応援をよろしくお願いします」