Krush 9.26 後楽園ホール:玖村将史×軍司泰斗、スーパー・バンタム級王座戦で19カ月ぶり再戦。スーパー・フェザー級で西京佑馬×横山朋哉、山本直樹×中島千博、島野浩太朗×佐野純平の3試合
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Krush.117(9月26日(土)後楽園ホール)の第1弾決定カード5試合が発表された。Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史が、元同バンタム級王者の軍司泰斗を相手に2度目の防衛戦を行う。両者は昨年2月のスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝戦で当たり、玖村兄弟の弟・将史が判定勝ちしている。7月29日のカード発表会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(会見写真:(C)K-1)
Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ(55kg) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※2度目の防衛戦
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krush王者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
横山朋哉(リーブルロア)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
中島千博(POWER OF DREAM/極真会館2017年全日本軽重量級優勝)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krush王者)
佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2017 -65kg優勝)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
まさに壊しの最高峰!スーパー・バンタム級王者 玖村将史「軍司選手とはレベルが違う。見ている人が驚く試合をする」vs挑戦者・軍司泰斗「ここで結果を残さないと意味がない」
Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチとして、王者・玖村将史vs挑戦者・軍司泰斗の再戦が決定した。玖村と軍司は昨年2月のKrush後楽園大会でのKrushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝戦で対峙。そのときは玖村が判定勝利で王座戴冠を成し遂げた。玖村はその後、同年6月のK-1両国大会でのK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに出場し準優勝。今年3月の「K’FESTA.3」では金子晃大との技術戦に判定勝利を収めた。
挑戦者の軍司は元バンタム級王者で、2018年からスーパー・バンタム級に転向して王座決定トーナメントに出場。昨年2月の玖村戦に敗れる&怪我を負うも、復帰戦となった同年10月のKrush後楽園大会で、玖村の兄である玖村修平に判定勝利。今年2月のKrush後楽園大会では、現K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹を苦しめたムエタイの強豪スリヤンレック・オーボートー.ガムピーに勝利を収め、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。
中村拓己K-1プロデューサーも「約一年半前に対戦したあと、それぞれ進んできた道が違うが、しっかり結果を出してタイトルマッチで再戦することになった。お互い成長した姿、Krushのタイトルマッチにふさわしいハイレベルな試合が期待できる」と熱弁。玖村へのリベンジ、そしてベルト返り咲きを狙う軍司は「相手はパンチが巧い選手なんで、打ち負けないようにバチバチに打ち合っていきたい」と臨戦モード。すると、玖村は「打ち合いにならない、一歩上をいく」と王者の貫禄を見せ、さらに「今年はK-1のチャンピオンになると決めている」と、先を見据えたコメントを残した。
◆軍司泰斗
「こういう形でリベンジの舞台が整いました。一年半前に玖村選手に負けてしまって、そこから怪我があって、試合に出られないときもあって、そういう悔しい思いをずっとしてきました。今回はいい機会なので『ここで勝とうかな』って思います。(対戦相手の印象は?)パンチが巧くて、コンビネーションも巧くて。受け返しもちゃんとできる。パーフェクトな選手かなとは思ってるので。そこを意識して練習して、対策を練ろうと思ってます。
(対戦後に見た相手の試合で、印象に残ってるのは?)最近の試合だったら金子選手とやった試合です。自分も金子選手と戦ったことがあって負けてるんですけど、その金子選手に圧倒的な差で勝ってるんで、そこはさすがかなと思いますね。(玖村選手の対策は?)パンチが巧い選手なんで、そのパンチを意識して打ち負けないような感じで、バチバチに打ち合っていこうかなと思います。(減量は問題ない?)減量は大変なんですけど(苦笑)。試合がなかった分、そんなに意識していなくても、徐々に体重が落ちてるんで、そこは大丈夫かな、と思います。(王座返り咲きもかかっているが?)初めてチャンピオンになったのは3年前くらいで、久々というか普通に勝って、チャンピオンになりたいなっていうのはありますね。
(K-1王者の武居選手との戦いも見据えている?)そうですね。武居選手はこの階級で頭ひとつ抜けてるかなと思うので。この試合でいい勝ち方をしたら、『(武居戦が)あるんじゃないかな』っていうのはありますね。(ファンにメッセージを)ひさびさの試合というのもあって、コロナ期間、いろいろ練習してきました。こういう形でチャンスをもらえて、ここで結果を残さないと意味がないと思うんで。しっかり結果を残してチャンピオンになりたいと思います」
◆玖村将史
「今回はKrushのチャンピオンとして、しっかり防衛して。次はK-1のベルトも獲りたいなと思ってます。(対戦相手の印象は?)ボクシングテクニックが上手い。最近の試合を見ても成長してるなって思うんですけど、一年半前より、どのくらい強くなってるかなって。自分はその成長の差を見せたいと思ってます。
(対戦後に見た相手の試合で、印象に残ってるのは?)スリヤンレック戦は、どっちが勝つかわからなかったんですけど、しっかりダウンを取って『成長してるな』と思いました。(軍司選手が『バチバチに打ち合いたい』とのことだが?)いや、打ち合いにならないです。一歩上をいこうかなと思ってます。(どんなことに集中して練習してきた?)今年はK-1チャンピオンになると決めてたんで、そのためにずっと相手がどうこうじゃなく、自分の戦いを試合で出せるように練習してました。
(防衛戦ということにはどのような意識を?)Krushのチャンピオンなんで、防衛することは当たり前です。挑戦者として結果を残してる選手が来たら、その選手を倒して防衛するだけかな、と。まあ、レベルが違うと思ってるんで、チャンピオンとしてしっかり見せたいです。(K-1王者の武居選手との戦いも見据えている?)いつでも準備はできてるので。そのときまでしっかり勝っていくだけだと思っています。今回勝ったら、武居選手と試合できるんじゃないかなと思ってるんで、次やりたいですね。(ファンにメッセージを)『前の試合のときより、こんなに強くなってるのか』ってみんながビックリする・驚くくらいの試合をするんで。で、今年中にチャンピオンになるんで楽しみにしててください」
スーパー・フェザー級注目の一戦!西京佑馬「この選手は一味違うなってところを見せて次につなげる」vs横山朋哉「西京選手にはKO勝ちしないと気が済まないので、立てなくなるまで殴り続ける」
西京佑馬と横山朋哉がKrushスーパー・フェザー級で初対決だ。西京は昨年3月に島野浩太朗を下して、Krushスーパー・フェザー級王座を獲得。9月の初防衛戦でレオナ・ペタスに敗れてタイトルを失った。その後は腰の怪我もあり長期欠場を余儀なくされたが、9月のKrush後楽園大会で約1年ぶりの復帰戦を迎えた。
一方の横山は思い切りの良さが持ち味のファイターで、今年2月のKrush後楽園大会では中島千博とKrushらしいノンストップの打ち合いを繰り広げて勝利。激戦区スーパー・フェザー級で存在感を示した。
両者ともい試合時に20歳という若い2人で、横山の兄・横山巧が西京とプロ・アマ通じて2度対戦して、2度とも敗れたという因縁もある。所用のため会見を欠席した横山は主催者を通じて「西京選手にはKO勝ちしないと気が済まないので、立てなくなるまで殴り続ける」という挑発的な言葉も。
これに対して西京は「特に何もないですが、相手がそう思っているなら、しっかり自分も気持ちを入れて勝とうと思います」と静かに闘志を燃やした。
◆横山朋哉
「みなさんこんにちは!僕のこと覚えてますか?
今日は会見に参加できず申し訳ございません。自粛期間で体が成長しすぎてスーツが着れなくなってしまいました! まず、このようなご時世の中、試合ができることに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
西京選手の印象は強いより上手い。パンチだけだと思いきや蹴りもあり、上手いなーという印象です。西京選手は兄と試合をして勝っていますが、差はないと思いました。あの時の想いは今でも僕は忘れていません。ここは僕がしっかり倒して兄の敵討ちをします。
西京選手にはKO勝ちしないと気が済まないので、立てなくなるまで殴り続けます。もちろんベルトのことも意識していますが、今は西京選手しか見ていません。この試合は絶対に負けられないので、応援よろしくお願いします!」
◆西京佑馬
「去年9月にレオナ選手に負けたあと、腰を痛めたりして、練習もそんなにできなくて、辛い状況が続いていました。今年9月21日に20歳なるのですが、僕としては10代のうちにもっと活躍したかったので、それで悔しい想いもあります。次の試合でしっかり取り戻せるように頑張ります。
(対戦相手の印象は?)だいぶ前から知っている選手なんですけど、アグレッシブで瞬発力がある。攻撃力もあって強い印象があります。(横山からは挑発的な言葉もあったが)特に何もないです。そう思っているならしっかり自分も気持ちを入れて勝とうと思います。
(タイトルを失った時の気持ちは?)悔しかったんですけど…もう一回やれば(勝てる)というところもありました。今後どうなるか分からないですけど、次の試合に集中したいです。(この一年間はどう過ごしていた?)試合が終わって数カ月間は腰が痛くてパンチも蹴りもまともできない状況でした。できることをやって、できる部分を強化していました。
(復帰戦でどんな姿を見せたい?)この選手は一味違うなってところを見せて、次につなげたいです。(今後の展望は?)体重的にスーパー・フェザー級がきつくなってきたので、もし次の試合で減量がきついようだったらライト級に階級をあげようかなと思います。(ファンへのメッセージは?)しっかり再スタートした姿を見せられるように頑張るので注目お願いします」
次のチャンスをつかむのはどちらだ!? 山本直樹「勝つのは当たり前。3Rまでに決着をつける」vs中島千博「試合のアグレッシブさでは負けない」
スーパー・フェザー級の一戦で山本直樹と中島千博が対戦する。山本は昨年12月のKrush後楽園大会で、レオナ・ペタスのKrushスーパー・フェザー級王座に挑むもKO負け。しかし今年3月のKrush後楽園大会では佐野天馬に延長判定で勝利を収め、復活の狼煙を上げた。
一方の中島は空手で数々の実績を残し、昨年5月のKrush後楽園大会でプロデビュー。今年2月のKrush後楽園大会では、横山朋哉に判定負けを喫するも、キャリア3戦ながら確かなポテンシャルを見せた。
この一戦について中村拓己K-1プロデューサーも「山本選手はまたタイトルを狙っていくという部分で、今回の試合がスタート。中島選手は前回の試合で学んだことがあると思うし、ここからスーパー・フェザー級戦線をかき回していくか、今回の試合が楽しみ」と見どころを語る。
パンチを効かされた前戦を反省し、パンチをもらわないように練習してきたという中島は「山本選手はすごい戦績も多く、僕は戦績が少ないが、自信を持って勝ちにいきたい」とコメント。対する山本は、中島について「まだ3戦しかしてないが、強いっていうのがわかる」と称えつつも「自分はやっぱりベルトを獲ることを目標にやってきているので、この試合はしっかり勝つ」と必勝を宣言した。
◆中島千博
「こんにちは、POWER OF DREAMの中島千博です。前回、2月に横山選手に判定で負けてしまって、最後もダウンのようなパンチをもらってしまいました。まず、パンチをもらわないことを練習してきました。対戦する山本選手はすごい戦績も多く、僕は戦績が少ないですが、自信を持って勝ちにいきたいと思います。
(対戦相手の印象は?)キャリアが多くて、パンチもできて、蹴りもできて。あと、よけるのもうまいなと思いました。僕は蹴りが得意なんですが、こないだもパンチばかりしか出なかったので、しっかり蹴りも出しつつ、戦っていきたいと思います。
(前回の試合を振り返ってよかった点、悪かった点は?)前回の試合でよかった点はとくにあまり思い浮かばないです、すみません(苦笑)。でも、昔からグローブ空手をやっていて、顔面(パンチあり)の経験がたくさんある選手と戦えたことで、僕自身、もっとやっていかなきゃいけないなってわかったのが、よかった点です。悪かった点は、なんていうんですかね、単純に自分の動きが出せなかったんで、そこは何でか?を考えて、練習をしてきました。
(山本選手にこれだけは負けないというところは?)そうですね、これだけは負けない……。顔のかっこよさも負けてますし、言葉がスラスラ出るのも負けてるので(苦笑)。試合でのアグレッシブさでは負けないようにしたいと思います。
(この試合を踏まえて、今年下半期の展望は?)コロナのこともあって、だいぶ試合が延期になってしまいました。下半期は試合をさせていただくことでも、すごい光栄なんですが、あともう一試合、しっかり勝って、11月や12月にまた試合に出られたらいいなと思っています。
(ファンにメッセージを)前回、負けてしまった分、しっかり勝って。POWER OF DREAMは(武居)由樹くんや江川優生くん、中野滉太くん、佐々木洵樹さん、シナ(・カリミナン)さんだけじゃないんだぞっていうのを、見せたいです」
◆山本直樹
「優弥道場の山本直樹です。こんなたいへんな時期に試合を組んでくださってありがとうございます。前回の試合は延長までいってしまって、グダグダだったんで、今回は3Rまでに決着をつけて、しっかり勝ちたいと思います。
(対戦相手の印象は?)中島選手はまだ3戦しかしてないんですけど、強いっていうのがわかります。身体も大きいですし、パンチも蹴りも、いろんな技がたくさん出せるいい選手だと思います。
(前回の試合を振り返ってよかった点、悪かった点は?)よかった点は最低でも勝てたことですね。悪かった点はいっぱいあるんですけど、効いてないパンチでもアゴが上がっちゃって、印象が悪かったところです。
(前回の試合を踏まえて、どういうところを意識して練習してきた?)自分は最初からもらわず、自分だけ当てて勝つっていうのを目標にやってきたんですけど、やっぱり打ち合いの場面とかあるし、そこで負けないように今はしっかり練習してます。
(この試合を踏まえて、今年下半期の展望は?)自分はやっぱりベルトを獲ることを目標にやってきているので、この試合はしっかり勝って。次もまた呼びたいと思ってもらえるような試合をして、結果を出したいと思います。
(ファンにメッセージを)勝つのは当たり前で、こういう時期なんで、見てもらえるみなさんに少しでも元気を与えられるような試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」
這い上がる剛腕・島野浩太朗「Krushは魂がぶつかり合うリング。簡単には喰わせない」vsビッグチャンスに燃える佐野純平「熱いファイトで喰ってかかる」
Krushスーパー・フェザー級で島野浩太朗と佐野純平の対戦が決まった。島野は昨年3月に西京佑馬に敗れて、Krushスーパー・フェザー級王座陥落。しかし年末12月のKrush後楽園大会ではSATORU成合を相手にダウンを奪い合う壮絶な打ち合いの末に下し、“野生の剛腕”ぶりを見せつけた。あれから約9カ月、再び破壊のリングに戻ってくる。
対する佐野はK-1カレッジ2017-65kg王者で、プロではスーパー・フェザー級でキャリアを積んできたファイター。ここまでプロ戦績は8戦3勝(2KO)3敗2分のイーブンながら、今回は元Krush王者の島野と対戦するチャンスが舞い込んできた。
記者会見では佐野が「この試合はビッグチャンスだと思いますし、前回負けてこんな大きな試合を組んでもらえると思っていなかった。喰ってかかりたい」と“島野超え”を予告すれば、島野も「Krushは魂がぶつかり合うリング。簡単には喰わせない」と譲らず。互いに闘志を燃やした。
◆佐野純平
「この試合の話をいただいた時はすごくうれしかったです。絶対にこの試合は、なにがなんでも勝ちます。(相手の印象は?)すごいタフでずっとパンチを振り回して相手を倒す印象があります。(佐野選手にとって大きなチャンスだが?)僕もビッグチャンスだと思いますし、前回負けてこんな大きな試合を組んでもらえると思っていなかったので、喰ってかかりたいと思います。(激闘派の島野に対して)僕も熱いファイトで喰らいついていきたいです。(ファンへのメッセージは?)こういう状況でみなさんもなかなか試合を見ることが難しかったと思うんですけど、僕はしっかり盛り上げて島野選手を倒したいと思います」
◆島野浩太朗
「昨年12月ぶりのKrush参戦となりますが、期間が空いた分、大きく溜めたものをすべてぶつけられると思います。(対戦相手の印象は?)K-1カレッジの-65kgで王者になって、そこから-60kgに階級を落としてプロのリングでもタイトルを目指している選手だと思います。
(この期間はどんな練習を?)自分は菅原会長の指導もと、一週間前のオファーでも常に戦えるきるように、準備しておくようにというスタイルで練習しています。だからいつでも試合をやりたい気持ちがありました。それで試合が9月に決まって、改めて溜めていた気持ちや思いをすべてぶつけられるなと思います。
(溜めた想いとは?)ファイターは試合に出て、一つ結果を出すことが一歩前進することです。また自分のストーリーや現役生活を進める唯一の方法が試合をすることです。その点において試合をしていないと、ファイターとして前に進むことはできません。だから試合が決まること=ファイターとして前に進む唯一の道だと思っています。
(ファンへのメッセージは?)Krushは魂がぶつかり合うリングです。簡単には喰わせないよという気持ちです。当日勝って一歩ずつ這い上がっていくので注目お願いします」
連敗脱出を狙う小倉尚也と更なる飛躍を狙う吏羅が激突!「試合をしていなかった期間が無駄じゃなかったことを試合で証明する」(小倉)vs「相手が何戦していて格上だとか、まったくどうも思ってない」(吏羅)
スーパー・バンタム級の一戦で小倉尚也vs吏羅が決定した。2017年からK-1 JAPAN GROUPのスーパー・バンタム級戦線で活躍してきた小倉は、昨年10月以来、約1年ぶりの試合となる。対する吏羅は今年3月の「K’FESTA.3」で“狂拳”迅にKO勝ちを収めて以来の出場を果たす。。
中村拓己K-1プロデューサーはこの試合について「小倉選手は久々の試合になるが、この期間でどれだけレベルアップしたかが試される。吏羅選手はキャリアで差のある小倉を超えて、トップ戦線に食い込めるかがテーマになる」と見どころを語った。
格上に挑む形の吏羅が「相手が誰とか、何戦していて格上だとか、まったくどうも思ってない。いつもどおり、楽しく戦うことがテーマ」と意気込めば、小倉は「(相手は)テコンドー出身なので蹴りが早い印象があるが、相手のいいところを潰しながら、自分のいいところを出せれば」と語った。
◆吏羅
「KRESTの吏羅です。今回も好きに戦って、自分の得意な蹴りをいっぱい出して。しっかり勝って、スーパー・バンタムのトップ戦線に食いついていけるようにがんばりたいと思います。(対戦相手の印象は?)タフでずっとコンスタントに攻撃を3分3R、続けてくる選手だと思っています。しっかり策を立てて、戦っていきたいと思います。
(格上の相手と対戦することについては?)自分的には相手が誰とか、何戦していて格上とか、まったくどうも思ってないんで。いつもどおり、楽しく戦うことがテーマです。(今年下半期の展望は?)ここで勝って、延期になっていたK-1福岡大会が発表されて、自分は地元が九州なので、そこにつなげられるような、いいアピールをしたいなと思います。
(ファンにメッセージを)試合までの期間、しっかり追い込んで最高のパフォーマンスを見せるので、みなさん応援よろしくお願いします」
◆小倉尚也
「スクランブル渋谷の小倉尚也です。今回は約一年ぶりの試合になってしまったんですけど、この一年が無駄じゃなかったことは、試合でしか証明できません。いい試合をして、勝って次につなげたいと思います。
(対戦相手の印象は?)テコンドー出身なので蹴りが早い印象があるんですけど、まだ時間があるのでしっかり対策を練って。相手のいいところを潰しながら、自分のいいところを出せればと思っています。しっかり対策を練っていかなければと思います。
(現在連敗中だが、この期間にどのあたりを強化した?)自分の持ち味は攻撃力だと思っています。もちろん、ディフェンスも磨いてきたんですけど、Krushは攻撃力が魅力の選手が目立てると思っているので、ディフェンスをしながら、持ち味の攻撃力をいかせればなと思っています。
(今年下半期の展望は?)やっぱりKOで勝つと、K-1 JAPAN GROUPは印象もかなり違います。KOで勝って、大きい大会もチャンスをいただければと思うんですけど、Krushのタイトルマッチにつながるような活躍ができればと思っています。それを視野に入れて、試合に臨もうと思います。
(ファンにメッセージを)しばらく格闘技ができない、見られない状況が続いてたんですけど、格闘技ができる喜び、見られる喜び、そのおもしろさを自分自身も楽しみながら、ファンのみなさんに伝えていければと思ってますんで。格闘技がおもしろいってことを、自分自身が体現したいって思ってます」
概要
大会名 Krush.117
日時 2020年9月26日(土)開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(9月27日(日)13:00~17:00)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円(前売り完売) ※通常よりも席の間隔を空けております ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/