青木真也、MMAでの次戦が決定「損なのかもしれない。それでも俺はやるんですよね」
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青木真也が7月27日にnoteに掲載したコラムで、MMAでの次戦が決まったことを発表した。試合日、場所、対戦相手などの詳細は不明だが、ONE Championshipと契約中のため、ONEに関連した試合となる模様だ。青木のMMAの試合は昨年10月13日のONE両国国技館大会のホノリオ・バナリオ戦で1R一本勝ちして以来。4月17日に東京で開催された無観客大会「Road to ONE」は、グラップリングマッチの出場だった。
ONE本体は7月31日のタイ・バンコク大会を皮切りに大会を再開するが、新型コロナウイルスの感染予防のため無観客での開催で、渡航規制の影響で、タイの選手が主体となっている。今後の当面のアジア各地でのONEの大会も、開催国の選手同士の試合が主体となりそう。青木の試合はその枠組みの試合となるのか、あるいは違う企画での試合となるのか、今後の発表を待ちたい。
長年DREAM、ONEなどの大舞台で活躍し、執筆業などでも精力的に仕事をこなし、5月に37歳になった青木は、noteのコラムで「僕は止まっていてもいい立場」「幸か不幸か小技足技が効いてしまう」と自己分析しつつも、「でもそれでいいんですかね」「上手くやっていていいのか。凄いのがプロなんじゃないのか」と自問自答。「ファイターとして、レスラーとして、格闘人として、表現者として。無理くりにでも、この先へ行くのがエキサイティングな生き方だと感じました」と考え、MMAの試合オファーを受けたという。「当然お米も下がります(4分の1くらいだろう)」と、ファイトマネーが通常よりも下がることも明かしつつ、「損なのかもしれない。それでも俺はやるんですよね」とも記している。
4月のRoad to ONEの試合直後のマイクで「生きるってのは家の中にいることじゃねえ。目の前にあることと戦うことだ」等とアピールした青木。今回の試合も、青木の高度なグラップリングスキルだけでなく、コロナ禍での青木ならではの鋭いメッセージも堪能できる一戦となりそうだ。